観劇日誌

結構マメに劇を観ているイチ演劇ファンとしての感想です。
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劇団カムカム・ミニキーナ公演

「サイエンス・ジャンボ・ヨーグルト」

作・演出・出演 松村武

近鉄小劇場

出演/八島智人、山崎樹範、藤田記子
    松田洋二、楠見薫、康喜弼 他 

8月11日(土)1:00PM 開演

ココリコ・ミラクルタイプに出演中の八嶋さんを見に行った公演。

しかし、主役(?)の博士のよく通る声と顔・・・どっかで・・・?

と思っていたらなんと!あの「もののけ姫」のアシタカ役、松田洋二さんだった!

家に帰って一週間くらいして気が付いた(^_^;)生アシタカー!

肝心の内容は・・・セットとかはポップな感じで、超巨大ロボ完成間近な研究所とその周辺が舞台。

女の子になることを拒む少女、その父と母、過去に子供をひき殺された夫婦、

火星人襲来をでっち上げ金儲けをたくらむ裏商人、火星人を演じる劇団員、

その商人に脅されてロボの開発を邪魔する女研究員、

ロボ完成に燃える若き科学者、その弟でできそこないの自分に悩むチンピラ・・・と盛りだくさんな人間関係。

・・・しかし盛りだくさん過ぎて結局何が主題だったのか不明・・・。見た後の感想がまとまらず、

「八嶋さん・・・忙しいんだね」とか意味の分からないことをつぶやく私であった。

北区つかこうへい劇団公演

「新・飛龍伝〜私のザンパノ〜」

作・演出 つかこうへい

シアター・ドラマシティ

出演/内田有紀、春田純一、小川岳男 他

8月30日(木)2:00PM 開演

かの有名な北区つかこうへい劇団!そして主演は内田有紀!!なんてメジャーな・・・!!

つかこうへいといえば「高校生のための演劇教室」みたいな本を愛読していた私。

どんな劇が観られるんだろうと期待していきましたが、期待したかいあった!すっげえ!!

開幕直後、かつての機動隊員と学生のやり取りの後、舞台上下からとんぼ返りで(!)役者が登場、

大音量のノリのいい音楽に乗って白タキシードに水着の内田有紀がかっこよく登場。

最初何かと思ったエンターテイメントな導入でした。

全体に役者さんの台詞は絶叫にちかく、それでもすごいのに要所要所でマイクを使用し、

まるで拡声器で割れた声みたいに響いて、気迫と音量で圧倒する、という感じ。

内田有紀以外は全員男性で、まるで応援団のようだった(^_^;)

ダンスも男くさい。でもかっこいい!!

泊機動隊員の神林美智子への愛の告白がかっこ悪くって、でもなんかぐっと来るものがありました。

ラストは学生と泊、神林、桂木全員で歌とダンス。

紙ふぶきもとび「スッゲー!!」感動しました。

10月19日(金)

学園座 秋公演

「なつざんしょ・・・〜夏残暑〜」

作・内藤裕敬

演出・セクシーっ子
学園座のりさりさ先生(芸名です)に頂いたチケットで行った公演。

一言でいうと、すがすがしいっていうか、若さっていいなっていうか(笑)

どうしても学生演劇は元・作り手の目で見てしまうので、

照明や音響にも目が行きがちで、作品としてちゃんと見れないんだけど、

この舞台は客として面白かった!

最後にはキャラクターたちが大好きになってしまった、

いいホンでもあったとおもいます。

あと、個人的にファンな「パプリカプリーナ」さん(芸名です)が、

ちゃんとでてて、ちゃんとかっこよかったので、

一ファンとして大満足でした(^-^)

・・・でも16:30開演(予定)で、終わったら19時回ってたのはお尻痛かった^^;

演劇ファンなら鋼鉄のお尻をもたんならんなあとおもいました。ほんとに。


11月11日(日)
「おやすみ、母さん」
作・マーシャ・ノーマン 訳・酒井洋子
演出・鈴木裕美
近鉄小劇場

出演・白石加代子 渡辺えり子

インターネットで予約して、払込でもめにもめたんですが、^_^;
さすがに良い席でした!F列21番!
ストーリーは・・・ストーリーが凄いんです。チラシから引用しますね。

「母と出戻り娘のジェシ―は二人で暮らしている。なんだかんだと言いながら、母親にとって娘は便利な存在である。買い物、掃除、洗濯は娘が全部やってくれる。淡々としたこの共同生活はうまくいっているように思えた。
『ジェシー、カップケーキはこれで最後。買い物リストにつけといて』いつもと同じリビングでのいつもの夕べ、いつもの会話。
しかし、娘の一言でそれは一変する。『自殺するのよ、ママ』リアルタイムの母と娘の会話はおよそ90分。驚き、翻意させようと努力する母親と、家中の事柄を整理し母に教えつつ、目的に突き進む娘。『何が悲しいの?』『今の状態。予備の電球は廊下の棚よ』

・・・もう圧倒されました。約90分間、緊張、怒り、悲しみ、笑い、そして諦め。
いろいろな感情が、たった二人の登場人物の間で激しく交錯するさま。
そして、やはり役者さんの集中力でしょうか。すごい。凄すぎる。
渡辺えり子さんはとちるセリフも多少あったんですが、ただ死に惹かれて、諦観しきった娘の心情が真に迫ってたし、
白石加代子さん!!どんなに感情が激昂した場面でもセリフは明瞭!
いきなりとてつもない事を言い出した娘に怒り、悲しみ、そしてもうなすすべのない心情が、
圧倒的な迫力で、胸に迫ってきました。
そして、舞台装置もアメリカ一般家庭を忠実に再現した、一見地味なつくりなのですが、
微妙に照明が変化したり、壁がすけたり、登場人物の心情をうまくサポートしていて素晴らしかった。
こういうのを真の裏方というんやろな・・・。
そしてストーリーですよね…。しばらく何もいえなかったって言うか。
結局セルマはジェシーをとめることはできませんでした。
ジェシーの気持ち、わかっちゃうんですよね。
でも『何も考えずにただ生きていくしかないじゃない!!』っていうセルマ(母)の気持ちも分かるし。
何とかならないのかなあ・・・とか、こうするよりないよなあ・・・とか、それもいいかなあ・・・とか。

色々な意味でスゴク考えさせられるお芝居でした。
良いものをみました!!


1月27日(日)
「スエサンヤマサンのおもちゃ会議」
作・末満健一
演出・末満健一+保村大和
あべのロクサドンタ

出演・末満健一、保村大和、坂口修一、三谷恭子、山口弘美、近藤ヒデシ

久々の劇〜♪ということでわくわくしながら見に行きました(^^)

それとアプリコット解散の衝撃とともに…
惑星ピスタチオファンで高校時代をすごした私としては淋しいことこの上なしです(;_;)

で、内容なんですが、おもちゃ職人スエサン、ヤマサンと、
実物大・人型おもちゃアフロくんの冒険と攻防(?)、再生そして現代へ…というお話。
なんかよく分からん説明ですけど、ホントにこんな感じでした^_^;
でも末満・保村の男前コンビを間近に見れてよかったです。
あとアフロ君(近藤ヒデシ)がかわいかった(笑)
役者というか、関わっている人が楽しいんだろうな〜…というのがにじみ出てるようです。
そして衣装がかわいいことこの上なし!
センスいいな〜かっわいい〜!…感想としてはこんな感じ。
ただやっぱりサジキ席はツライ!!
年やわ〜(-_-;)


「ヤワラノホシ
-(株)一ツ星電子柔道部物語-」
作・演出 関秀人
HEP HALL

ひさしぶるの立身出世劇場!
座長の関さんに高校時代、批評をしてもらったこともあってこれまた思い入れのある劇団です。

感想としては…やっぱり立身ははずれがないわ〜という感じ(^o^)
もれなくおもしろいんですよね。

あらすじは、70年代高度成長期、会社に柔道部がある一つ星電子の柔道部で起こる人間ドラマ。
それを、主人公の友達が早稲田での学生運動を手紙で知らせるという手法で、時代背景をオーバーラップ。
衣装もそこはかとなく70年代でいい感じ(^o^)
昔ながらのやり方で、トランジスタラジオ製作をしている一つ星が、新たなるIC工場の波にもまれて、
社員の中にも裏切りあり、動揺アリ…
でも一心不乱に柔道に取り組む!
そして主人公の甘酸っぱい(笑)恋アリで盛りだくさん!

見た後気持ちがほっこりする劇でした(^o^)
でもオカマキャラ?の仮屋裕一さんがもうちょい面白くてもよかったのにな〜
あと井之上チャルはシリアスキャラって感じちゃうな〜^_^;


「オペラ座の怪人」

京都劇場

劇団四季

「オペラ座の怪人はすごいらしい…」の劇団四季の。
履修確認をサボってまで見に行った^_^;
確かに舞台装置はすごい!
細かいところまで作りこんであるし、(双眼鏡で確認)
鏡の中に怪人の顔が見えたり…
でもミュージカルといっても歌中心でダンスがあまり無かったのが残念。

その歌が印象的だったのはやはりロイド・ウェバーだなあ…
怪人の声が朗々として聞かせる〜って感じです!
怪人の特殊メイクもビックリした。カツラかよ!

でも劇場広すぎ…っていうか客席狭すぎ。
足の短い私でも足つかえたわ!ぷんぷん!