なんとなく、あてもなく車を走らせ
なんとなく、どこかに行ってみたくなる。
落ち込んだり、泣きたくなったり、
自分が見えなくなった時、
ふと気がつけば、車を走らせている。
走る道はいつもだいたい 海に面した国道。
真夜中の道を 南に南に海岸線を下る。
何かが見えるかも知れない。
何かが見つかるかも知れない。
ただそれだけの思いで
あてなくただ走る。
心の中の深い深い所にある
悲しみや苦しみや憎しみや・・・
たくさんの邪念を
忘れる事が出来るかも知れない。
それだけの思いで
あてなく走る。
やがて紫の朝の香りに、
あたしは、もう一度夢の中から覚醒する。
02月2日
05時03分45秒
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