(5)科学技術情報流通技術基準(SIST)について

       

            <概要>       

 
昭和44年,科学技術会議で出された「科学技術情報の全国的流通システム(NIST)」構想には、情報流通促進における標準化の重要性が指摘されていました。
 
これを受けて文部科学省は、昭和48年,科学技術情報流通技術基準検討会を設置し、科学技術情報の全国的な流通を円滑化するために,科学技術情報流通技術基準(SIST : Standards for Information of Science and Technology)を制定してきました。
 
科学技術振興事業団は、昭和53年より、基準原案の作成、基準案の見直し等の具体的な作業を分担しています。
 現在、13のSISTが制定されており、公開されています。
 

            <内容>

 

(1)抄録作成(1980)

 一次文献の著者、学術雑誌等の編集者並びに二次文献を作成する情報サービス機関の関係者に対して抄録の作成についての指針を示したもの。

(2)参照文献の書き方(1997)

 技術論文の末尾に参照文献を記述する際に記述する個々の文献について、書誌的情報として何を選定すべきか選定したものの表記法、記載順序、句読点使用法等についての原則と指針を示したもの。

(3)書誌的情報交換用レコードフォーマット(外形式)(1980)

 書誌的情報を磁気テープ等に記録したものを、データ処理システム間で交換可能とするためのレコード形式に対する要件条件について規定したもの。

(4)書誌的情報交換用レコードフォーマット(内形式)(1983)

 SIST 03と対をなすもので、SIST03で規定したレコード形式で入力される書誌的情報の表現法及び配列法等の細部について規定したもの。

(5)雑誌名の略記(1981)

 一次資料中に参照文献を記述する場合及び二次資料を作成する場合に、参照した個々の雑誌(その他の逐次刊行物も含む)の誌名の略記法について、原則と指針を示したもの。

(6)機関名の表記(1981)

 参照文献の記述及び二次資料の作成を行う際の要素の一つである機関名の表記について、原則と指針を示したもの。

(7)学術雑誌の構成とその要素(1985)

 学術雑誌を構成する表紙、標題紙、目次、奥付、論文の第一ページ等に記載すべき要素及びそれらの記載要領に対して指針を示したもの。  

(8)学術論文の構成とその要素(1986)

 SIST 07と対をなすもので、主として学術雑誌に掲載される学術論文を構成する標題、著者名、抄録、キーワード等の要素とそれらの記載要領に対して指針を与えたもの

(9)科学技術レポートの様式(1987)

 科学技術レポートを構成する要素とその記載要領について、レポートを作成する際の原則と指針を与え、レポートの編集者、発行者及び執筆者のガイドラインとなるもの。

(10)書誌データの記述(1985)

 学協会、大学、試験研究機関等が開催する学術的会議(研究発表会、シンポジウム等)で、事前に発行する会議予稿集を構成する要素と記載事項及びそれらの記載要領について原則と指針を示したもの。

(11)数値情報交換用レコード構成(1990)

 機械可読型で、数値情報及び関連する情報を交換する際の汎用かつ標準的な構成として、レコード中のデータの識別、表現、配置法について規定したもの。 

(12)会議予稿集の様式(1990)

 学協会、大学、試験研究機関等が開催する学術的会議(研究発表会、シンポジウム等)で、事前に発行する会議予稿集を構成する要素と記載事項及びそれらの記載要領について原則と指針を示したもの。

(13)索引作成(1992)

 単行書、論文集及び単一標題の逐次刊行物などの資料の索引を作成する際の、索引の記載及びその編成方法について、原則と指針を示したもの。

(14)電子投稿規定作成のためのガイドライン(案)

印刷物、CD-ROM,World Wide Web(WWW)等の多様な電子出版物に対応するために、電子原稿による投稿の規定を作成する際の指針を与えるもの。

 

<まとめ>

 

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