日本の狂気6
悪魔が操る“スパイ防止法”と霊感商法
荒井荒雄・著
(C) Arao Arai 1987
#著者および出版社の承諾を得て、抜粋をネット上に掲載いたします。
目 次(略)
まえがき(わが遺書として)─ (8)の小見出しまでは本文略 ─
(1)朝日新聞支局襲撃事件と「霊感商法」・「スパイ防止法」
(2)相次ぐ「霊感商法」批判者の遭難
(3)「霊感商法」報道のNHK、TBSにいやがらせ電話、
いやがらせビラまき、押しかけも
(4)「霊感商法」被害担当弁護士にいやがらせ続く
──被害者相談会を妨害──
(5)脅迫電話・勝手にスシ注文などなど
──ついに岡山弁護士会が告発──
(6)朝日新聞社になんと46,226件のいやがらせ、脅迫電話
(7)「ほかにも起きていた『凶弾』発射」
──「朝日ジャーナル」ルポ──
(8)本書を出せば、こんどは私の番である
(9)私がひるむことができない理由
とにもかくにも、殺されようとも私は、ひるんでいられないのである。本書を出すに当たっては、
仰々しくオーバーな表現だが、前述のように私は死を決しているのである。──
─中略─
「自由にものが言えない時代」がどんなに、国民にとって不幸な時代であったかを、私は身をもって体
験してきた。だから私は前述のような反省から、現在の「自由にものが言える時代」を、生命を賭けて守
ろうと決意しているのである。
しかるに日本は、その「いつか来た道」を歩もうとしている。その兆候が朝日支局襲撃事件でありスパ
イ防止法制定の動きであるが、これは戦前よりもっと質の悪いものを感じる。朝日襲撃事件はまだ犯人像
が定かではないから措くとしても、スパイ防止法については、その促進運動を支えているのが、韓国生まれ
の謀略団体「勝共連合・統一教会」とは呆れて、ものも言えぬではないか。しかもその資金源は、究極の
悪「霊感商法」によるものと思量されるのである。これこそ「日本の狂気」以外の何者でもない。
戦前には、良い悪いは別として「大日本」という民族意識があり、軍国主義と自由主義勢力とが激突し
ても、同じ日本人同士ということでやってきた。例えば帝国議会における民政党の斎藤隆夫氏の粛軍演
説、政友会の浜田国松氏と寺内陸相との腹切り問答などがそうである。だからドイツ、イタリアといえど
も外国勢力が日本の政治に直接的に介入することはなかった。しかし、こんどのスパイ防止法は韓国生ま
れの謀略団体のしかも邪教と目される新興宗教の直接的介入である。外国勢力の手先である。文一派の
内政干渉である。しかもこの謀略団体「統一教会・勝共連合」の資金源がなんと「霊感商法」なのである。
「スパイ防止法制定促進国民会議」と「スパイ防止法制定促進議員・有識者懇談会」はこの汚れた資金の提
供を受けているのである。
しかもその「統一教会・勝共連合」は韓国を本国(母国、祖国)と呼び、日韓の関係は韓国が夫であり、
日本は妻である。故に日本は韓国に隷属しなければならぬと説く団体である。スパイ防止法こそまさに売
国的法律ではないか。まさに国辱的ではないか。
私が「戦前より質が悪い」というのは、このことを言うのである。その売国行為を言うのである。本来
は斎藤隆夫氏、浜田国松氏の流れを汲むべき自民党が堕落してしまったのである。「霊感商法」で自民党
は汚染されてしまったのである。もうダメである。
─中略─
そして日本の危機、具体的には、「統一教会・勝共連
合」→「霊感商法」→「スパイ防止法制定促進」によって日本が汚染されている危険を訴え、それを日本
を愛する皆さんと共に考えたい。そうして、どうすれば日本が良くなっていくのか、その道を探りたい。
それが本書を世に出す目的である。
─後略─
昭和六十二年初秋 著者