ブラジルでの出産について
加入する保険のタイプやドクターの方針、妊娠の状態など違いはあるでしょうが
私の場合でお話します。
私の加入した民間保険(UNIMED)では経膣分娩で1泊、帝王切開で2泊が基本です。
日本に比べると1/7ですね。
『ホスピタルで赤ちゃんを産んできて、その明後日には
スーパーでお買い物。』なんていうパワフルなお話も聞いた事があります。
その理由は、ブラジルでは麻酔なしの自然分娩が一般的では無いからなんですって。
経膣でも、腰椎麻酔をするなど、『無痛分娩』が多いとか。
私の主治医のヨシノ先生は「麻酔なしで産んじゃうなんて事、ブラジル人は絶えられないわ。」
とおっしゃっていました。
んー、想像できそうですよね。

制限が少なそうです。。。
フフーン♪、妊娠したら何をしようかなあ?マタニテイスイミング!
という事で
ドトーラ(女医なので)に聞いてみると
『いつからでも、良いですよ。スポーツジムに行って
「妊娠○か月です。」といってね。プールで何しても良いけど、飛び込みだけはしないでね。』と
言われました。
日本でなら、マタニテイースイミングやクラスがありそうですけどね。
開始時期も「自分で判断?」って事みたいです。
遠出についても、『夜行バスで7.8時間の遠出(ブラジルでは近い方ですけどね)を
しても良いですか?』と聞いても自分の体調が良ければ良いとの事。
ただし、、、『バスから降りるときに
段差が急なので、ピョンと飛び降りないでね。』と。
私は、たいしたつわりも経験せず いたって健康で経過しているので困った事は今のところないんですけどね。

超音波
ブラジルでは、なぜかな?超音波は妊娠期間中で5回ほど受けるのみだそうです。
日本なら、診察毎じゃないですか? ブラジルでは、ドクターのオフィスに大きな超音波の機械を置いていない場合も多くて
街にある検査所に行って受けるんですが、私の場合は初診時は無し。(子宮外妊娠だったらどうなっていたんだろうと
おもいますが)1ヶ月後(妊娠3ヶ月頃でした)にはじめて行い、次は2ヶ月後(妊娠5ヶ月)赤ちゃんの性別を
見るためだって言われました。
そんなーそんなー、毎月赤ちゃん御対面をしたい私は『超音波をして赤ちゃんが見られると
とっても嬉しいので検査したいですけど。。。』と言うと、『それなら、どんどんやりましょ。カルテ指示どんどん出しますよ!』と
いわれ、こちらの意思を伝えれば良いようでした。
検査中の画像もテープを持参すれば録画してくれるのは
日本と同じようでほっとしました。

マザーズバック
赤ちゃんとの外出にはいろいろな小道具が当然必要ですよね。
ちょっと大きめで、
仕切りが多くて、それでいてマザーズバックと一見分からないようなオシャレな物が
日本なら好まれそうですが。。。
ブラジルで見かけるのは、『私は母親です!!』と
すれ違う人達に提示しているかのようなお決まりのバックです。
女の子なら赤、ピンク、黄色で男の子なら青、紺色、薄緑、水色のバックです。
表面はビニール張りでクマかネコか人形かウサギかなんかのイラストが入った
生地で作られていて製造元は一つしかないんじゃないかと思えるくらいです。


腹帯
腹帯はブラジルにはありません。臨月まではけるタイプのデカパンツはあります。
妊婦用下着コーナーにはウエストニッパーのようなタイプの物はありましたが
何だかよく分からないものでした。
街で見かける妊婦さんは『オーバーオール』、
『ワンピース』など妊婦用にデザインされたものをきている人もいれば
臨月でも腹を丸出しでウエストのゴムはおへそのはるか下の方になっていて
おまけにシャツも胸が隠れるかな?っていうくらいずり上がっている格好の人もいます。
「私の腹を見ろ見ろ−!!」って感じ。
だから勿論腹帯どころかデカパンツもはいていない人もいると言うことですね。
私は、只今妊娠5ヶ月ですがややぽこっとでてきたかな?という位でも
デカパンツがなんとも良いはき心地なんですけどね。
ついでに、ブラジャーは妊婦用(産後も使える)のものがありました。
胸のところが授乳しやすいように上の部分からホックをはずして
ぺろっと下げれるタイプ。 日本にもあるタイプと同じです。
それでも、種類は限られていて日本のカタログを見ては
いいなあ。。。と指をくわえている私です。

妊娠中の指導について
ブラジルでは母子手帳はありません。 代わりになるような物もありません。
だからどこかで自分が妊婦だと言う証明をするものがないんです。
妊娠中の記録は検査所で行った検査結果や超音波の写真などです。
そして、妊婦教室、妊婦指導も無し。サンパウロの都会では友達は
「マタニテイースイミングに通った」「ベビー用品の業者がきて
色々サンプルをくれたりした」と言っていましたので
私の街では妊婦に対するビジネスが普及していないようです。
5ヶ月頃からはじめるオッパイマッサージは自分で勝手にするのかな?
と思っていたら
先日の診察時に診察台で医師が「時々こうやって
マッサージすると良いよ。」とほんとに簡単にやって見せてくれるだけでした。
もちろんパンフレットもなし。
旦那さんも来ていましたが、何か旦那に説明するわけでもない。
だから、知りたい事、困った事があれば聞いて 教えてもらうという事のようです。
追加:民間の保険会社主催の『妊婦講習会』が11回講座であり、私も参加しました。
妊婦の解剖、生理学、週数別の特徴、症状、栄養について、検査について、
出産方法、出産直後の処置、ピシコロジー、運動、などなど
内容は充実していました。

診察、検査について
初回(5月21日)
生理が来ないなあと思って、私は市販の妊娠判定キットを使わず
直接診察に行きました。
しかし、その場で尿検査はできない(検査所がするので)
ので、問診(いつから生理が来ないか、年齢、などで特にプライベートな事も聞かれず
さらっとしたもの)をして、診察室で血圧測定、内診(膣、子宮の状態を見るため)をしました。
内診のみで『おそらく妊娠していますよ』と言われました。
教科書で見ても すでに内診で妊娠兆候が見とめられるとの事。
その日の診察は以上でした。
2回目(5月22日:5週)
検査所で行った尿検査(妊娠判定のみの検査でした。 尿タンパク、尿糖、尿潜血などの
検査は無し)を早速持って 診察に。
妊娠判明したので、体重測定、血圧測定、出産予定日の割り出し、次回の診察日の予定、
検査の指示は『血液型、HIV検査(エイズね)、トキソプラズマの検査、
風疹抗体の検査、子宮の疾患の有無の検査、』でした。
検査は後日、自分で検査所に予約して行う。
超音波は2週間の予約で良いとの事。(私の場合は初超音波は7.8週の頃でした。)
つわり対策にと妊婦用のビタミン剤をもらう。
3回目(6月10日:8週)
検査結果を持って診察に行く。検査の指示は無し。
体重測定、血圧測定のみ。
私から、色々質問をするのみで特に たいした事はしなかった。
次回の超音波は9月で良いと言われる。
4回目(7月17日:13週:4ヶ月)
血圧測定、体重測定、子宮底の測定、ドップラーで胎児心音を聞く(まだ聞こえず、
羊水の中で動いている音のみ聞こえる)
超音波をしたいとお願いすると、喜んで指示を出してくれる。(7月29日に行う)
5回目(8月19日:18週:5ヶ月)
血圧測定、体重測定、子宮底の測定、ドップラーで胎児心音を聞く
性別判定のための超音波の指示をもらう。(9月に行う予定)
6回目(9月24日:23週:6ヶ月)
血圧測定、体重測定、子宮底の測定、ドップラーで胎児心音を聞く
9月16日に行った超音波の結果を見せる。
食欲はあるか、変わった事はないか聞かれる。
私の症状(お臍の辺りがよくギュ−ッと痛くなる事)は普通の事だと。
階段を昇ると動悸がするので、一階づつ休憩するようにとの事。
検査の指示は無し。
7回目(10月23日:27週:7ヶ月)
前日にお腹の張りが安静時にもあったので内診をしました。
出産する施設のお勧めを聞いたり、お腹の張ったときの事など
色々聞きました。
その他の診察事項はおなじ。
来週私の希望にて超音波を他施設で行う予定。
(10月31日:28週:8ヶ月)
超音波:検査所で行うため1人当たりの検査時間は長くみっちり
調べてくれます。
性別も結構はっきりと教えてくれます。
私の場合は『女の子』だそうですが
「絶対に女の子ですよ。
ピンクの服を買っても良いですよ。」と
賭けのような事を言われました。
どうしてそんなに自信満万なんでしょう...
8回目(11月26日:32週:9ヶ月)
1ヶ月ぶりの診察。
ブラジルでは最後の2ヶ月間は月に2から3回の
診察になるだけで
日本のように24週から2週間おきではないようです。
もっとも、何か異常があれば別ですが。。。
診察内容は今までと同じ。
次回は3週間後でその時までに
自分の出産時に使いたいホスピタルを選んで来て
診察の時に
紹介状(というか、連絡状をドクターが書く)をくれるそうです。
だんだん「その時」が本当に近づいているんだなあと感じました。
体重管理も厳しくなく、私はやせ気味タイプですが10〜12キロは太っても良いとの事。
現在、7`増。私としてはこれ異常増やしたくないと思っていますが
ごはんが美味しいんだなあ。 運動しなきゃ。
9回目(12月18日:35週:9ヶ月)
3週間ぶりの診察。
次回は2週間後なのだそうです。 診察も今までと同じ。
血液検査、尿検査ももちろんなし。
出産する病院に提出するための先生からの連絡表(と、いっても紙一枚に
私の名前、血液型、最終月経の日にち、などちょこちょこって書いてあるだけ)
をいただきました。
さっそく病院に予約に行くのかと思ったら
出産の兆候(破水、陣痛など)がはじまってからで良いとの事。
それじゃあ、病院としてはいきなり「お腹が痛い。。。腰が痛い。。。」と
いう私を受け入れる事になるんですね。
まあ、急には産まれないだろうけど 看護婦さんも大変だなあと思います。
私が病院に到着したら、受付から主治医に連絡(通常病院にはいない。産むためにだけ
病院を使うシステムなので)されるそうです。
なんだかおっかないですが、それが欧米でのやり方なので 大丈夫か。
超音波は2週間後の診察の前にすれば良いそうで、1月3日の予定。
もう、かれこれ2ヶ月超音波をしていない事になります。
日本がきめ細かすぎるのでしょうか?
超音波検査(1月3日:37週:10ヶ月)
2ヶ月ぶりの超音波で 逆子発覚。
来週の診察(1月6日)で、主治医と今後の計画を話し合う事でしょう。。。

この先もこのように診察は続くでしょう。。。
尿検査も血液検査(貧血を調べるため)もありません。
まあ、むくみが出てくるなど 妊娠中毒初期症状が出てくる頃には
もしかして 何か検査するかもしれません。
また、出血したり問題があれば その都度対応するでしょう。

レンブランサ(出産の記念品)
ブラジルでは、出産後に家に赤ちゃんを見に来る&お祝いの品物を持ってきていただける(?)の
方に
出産の記念品としてレンブランサ(=思い出)を渡します。
これは、結婚式でも同じようにレンブランサを渡します。
出産の場合は紙粘土のようなものや、マジパンや可愛い布、毛糸などで作られた
小さな飾りです。
その飾りに小さいカードが付いていて赤ちゃんの名前と
生年月日を書き入れて渡します。
内祝などはなくこれだけを渡します。
早々に購入した私の赤ちゃん用のレンブランサと姪のnicoleちゃんの
レンブランサを紹介します。
出産前に買う場合はもしものためを考えてピンク、ブルーは避けるようです。
私もイエローのゆりかご型を買いました。
裏にマグネットがついていて冷蔵庫にくっつけられたり、香水が入っていて
匂い袋式になっている物もあります。



チャイルドシート
チャイルドシートはブラジルでも義務化されているそうですが。。。。
なんせ貧富の差が激しい国ですので、車に乗っていても保険には入っていない
(そんなお金の余裕がない)人も大勢います。
だから(かな?)チャイルドシートなんて買ってられない人も大勢います。
堂々と助手席にだっこで乗せている人も見かけます。
もちろん反則で罰金だそうですが、でもほんとに警察も取り締まってるのかなあ??
と思います。
店でもチャイルドシートは売られていますが、骨組みだけって感じで
安心できなさそうな物から、
日本の物とまではいかないけど
結構しっかりしている(安全マーク付き)もあります。
私は何かがあってからでは遅いので必ず使用するつもりでいますが。

髪飾り
ブラジルでは生まれたときから「そこまでしなくても。。。」って思ってしまうくらいに
女の赤ちゃんにはアクセサリーをつけます。
ピアスは 街の至る所にある薬局で開けてもらえ、「私は女の子です」の目印になるくらいです。
分かりやすくていいねえと思います。
ピアスの裏側は普通の大人用とは違って、丸く短くカットされているので
赤ちゃんが引っ張ったりしないそうです。
それから、髪の毛には0ヶ月の髪の少ない子でも使えるマジックテープでくっ付けるタイプの
髪飾りもありました。
写真のものは、1ヶ月から用だそうで小さい洗濯バサミタイプで髪の毛にはさんで使います。
それからそれから、、、もっとよく目立って最初見たときは「なんだそりゃ」と思ったものが
ヘアバンドです。
もちろん髪をスッキリとまとめるためではなく「この子は女の子です」っていう目印のように見えます。
ヘアバンドには可愛い小さなリボンやら、お花やらが縫いつけてあって
親のおもちゃ状態ですが、
きっと私も同じように おもちゃ状態にするんでしょう。
腕には 赤ちゃん用の18k(に見える)のブレスレット。
少し大きくなるとブレスレットはしていない子の方が多いように見えますが
きっと出産の記念にと新生児用のサイズのブレスレットを親が買うんでしょうか??
良くわかりませんが。
とにかくお姫さま状態です。
男の子には特にないように思います。
女の子の(親の?!)特権ですね。

オムツ
ブラジルでは紙オムツ&布オムツとも有ります。
しかし、布オムツはさらしはなくガーゼ(しかも目が粗いので、オシッコが簡単に通りぬけていきそう。。)
です。
オムツカバーはビニール製なので 赤ちゃんの柔らかいお尻は蒸れ蒸れになってしまいそうです。
紙オムツは 種類は豊富ですがピンからキリまでって感じです。
フギーズ(エリエール社)、パンパース、ジョンソン&ジョンソン、が
高めなので質も良いほうなんでしょう。
聞いたはなしでは、ブラジルの
パンパースは日本のドレミより劣るそうです。。。
また、それらのメーカー品の半額ぐらいで買える物も売っています。
しかし、どれも普通はSサイズは16枚入り、Mサイズは14枚入り、Lサイズは
12枚入りといった感じで,
少しずつ売っていてお徳用でも50枚も入ったパックはありません。
日本なら100枚以上入った物もありそうですが。
私としては紙オムツはお金がかかるなあと思ってしまうほうで
日本から親にベビーネンネのオムツセットを送ってもらいましたので
通常は布で 外出用&夜間用などは紙にしようかな??と今のところ考え中。

ベビーカー
ブラジルのベビーカーは重くて&頑丈です。色は紺色が主です。
ブルトーザーのように大きい作りでタイヤも太くて、
でもちょっとちいさめです。
日本のように軽い&折りたたみ簡単だと 舗装されていない道を歩くときに
でこぼこして良くないと聞きました。
ブラジルに道にはブラジルのベビーカーがあうと言うことでしょうか?
それでも 重量か10キロ前後あるので かなり 大荷物になりそうです。
わたしは日本に住む義理妹達に「日本製のほうが断然良いよ」といわれているので
日本へ里帰りするまでは 我慢して 日本で買って来ようと思います。