三十郎 一刀両断
2012

拙者が2012年に観た映画の五段階評価でござる。
毎年の目標50本を観れなかった年でござった。。。
でも・・・あまり良質なものには恵まれなかったかな。

三十郎ベスト 3 2012
ベスト3の下に2012年に観た映画の評価を載せています。
タ イ ト ル 星 数 コ メ ン ト
のぼうの城 ☆☆☆☆、2 エンターテイメントとしてもこの上ないし、演者の持ち味も十分活かしたこの作品がNo.1でしたね♪
宇宙兄弟 ☆☆☆☆、1 子ども時代の夢を思いださせてフレッシュな気持ちにさせてくれる清々しい映画です! 小栗旬氏の魅力はこういうところだよね。この人は3枚目がいい!また、岡田将生さんの存在感もこういう映画がいいんだよ。
僕達急行 A列車で行こう ☆☆☆☆ 最後まで最高の映画を残してくれた大好きな森田芳光監督。遺作となるとは思わなかったけど、この作品も「君はこれでいいんだよ」と言われたような心温かくなるこの作品はこれから何回も観るんだろうなぁ。
鍵泥棒のメソッド ☆☆☆☆ 内田けんじ監督の映画は前作の「アフター・スクール」から大好き。見逃せない監督の1つとなりました。ラストシーンを何度も観て笑いたい!!
今年も日本映画ばかりになったねぇ♪にハリウッド映画が入っていないというのはポイントだね。
ハリウッドはどうなっちゃったのか・・・。

三十郎ラズベリー
2010年に観た最低映画です。
タ イ ト ル 星 数 コ メ ン ト
エイトレンジャー 関ジャニ∞は好きだけど、この映画は8人を活かせていないし、これからの展開に何を期待できるのか。映画には芸術性やエンターテイメントが欲しいんだよ。TVの仮面ライダーレベルの映像をなぜ映画の画面で観なきゃならんのか!!!


 2012年に観た作品 
タ イ ト ル 星 数 コ メ ン ト
フランケン・ウィニー ☆☆☆ ティム・バートン氏のストップモーションアニメなんだけど、以前はこの映画を撮ったせいでディズニーを追われていたはず。サイド白黒で同じ作品を膨らませて撮ったこの映画はイロイロなキワモノ映画へのオマージュの詰った素敵な映画でした。結構好き♪我が家は息子・娘・僕の3人で観に行きましたが、一般的には親子ではお勧めしません(笑)・・・でも泣けたなぁ。
ヤッパリ「心」ってところ大切ですね♪
人生の特等席 ☆☆☆ やっぱりクリント・イーストウッド氏の監督の映画はいい!! 出来すぎ感はあるものの、親子の思いのすれ違いをうまく、それでいて爽快感もあって描かれていました。ホント大好き!!
ヱヴァンゲリヲン 劇場版:Q ☆☆、4 シリーズをすべて観ているから観るんだけど、やっぱり話が理論的に破綻しているから感情移入が難しい。でも面白くはあったけど、またおたくっぽい絵作りが出てきてしまうと我に戻ってしまうから、難しい映画だった。
ドラマが多くて戦闘シーンが少なかったのもちょっと残念だったけど、それでも映像は物凄かった。
もうこの作品は終結を迎えることが出来なくなってしまっているけど、それはそれでいいのでしょう。次作も観るのでしょう♪
のぼうの城 ☆☆☆☆、2 面白かった。適材適所は役者だけにあらず、演じる役自体もその人が演じることが適切というか、その人が作り上げて完成させた人物に仕上がっていたというか本当に面白くて、史実に基づいているとはいえ、素晴しいエンターテイメントにでした。それでいて時代の切なさもあり。
「人はもちつもたれつ」と「チームとして機能させた集団が重要」というのはこの映画でなくとも、世の中で最も重要なこと。ステキな映画でした。特に今の政治においてはこのようであって欲しいものだ。
犬童一心監督の映画は本当に好き。ネタバレにになるので、どこがそうだったとは言えませんが震災復興へのエールもあって本当に「今必要な物」が詰った映画でした。
お勧めです♪♪
009 RE:CYBORG ☆☆☆ 「サイボーグ009」は本当に好きだから、期待大だったんだけれども、その期待を裏切らない映像とキャラクターを活かす演出は大満足でした。ただ、世界観がちょっと終盤受け入れにくいのと、サイボーグは9人居るのだけれども、その9人ともを満遍なくスポットライトが当っていなかった残念があった。また、神山監督の悪い癖の今回も尻すぼみという予測が当ってしまったけど、それでも満足感の方が多かったから☆3つ♪続編もあるのかな?あればいいなぁ♪
ツナグ ☆☆☆、4 設定はありがちで、その死者と会うルールというところに違和感が最後まで抜けないんだけど、生と死・逝く者と残る者をテーマにそこを思っていた以上に掘り下げてゆく内容の深さには感動しました。心は見えず、事実はどこまでも解らない。・・・その通りだと思いました。
そして20分に1回は大号泣させられます。もう大変さ。バスタオルを持って映画館に行きましょう(; _ ;)
感動しました。皆さんも是非。
また「アメニモマケズ」のような「訓」となるような言葉もあり、それがまた良かった!キーワードのある作品って大好き。
しかし樹木希林さんの演技はやっぱり良くて、日本の宝だと思いました。松坂桃李さんも生死と向き合う少年の役素晴しかった。また最近よくスクリーンで会う橋本愛さんにはスター性を感じて大期待しています。出てきた時の柴咲コウさんのようだ。
天地明察 ☆☆☆ 角川映画だからかな。ちょっとスター映画に仕上がっている感じもあって、もう少し岡田君とか演技の素晴しいスタッフにしっかり演技をさせたり、ミスキャストに見えるところもあってそこはちょっとと思った。
でも、首尾一貫した一道を貫いた人とその人達がそれぞれ出会い、そこから起こる奇跡から描いたドラマはステキでした。
また「おくりびと」滝田洋二郎監督はやっぱり日本の様式美を描かせたら日本一だから、世界一!!美しかった♪世界に売れる日本映画という点でもこれは素晴しい。
でも出来自体素晴しいので是非皆さんに観て欲しい!
武藤敬司さんの出演にはびっくらこいたケド、適役だった♪
鍵泥棒のメソッド ☆☆☆☆ これは笑った。相変わらずの内田けんじ監督・脚本映画に打ちのめされたという感じで、笑いに笑って心温かくなりました。この方は日本のビリー・ワイルダーさんですね。こんな完成度の高いスクリューボール・コメディーを近年観た事がありません。損は絶対しません!!是非是非ご覧になってください。
ただ、ある程度この監督さんの方程式がわかったから、次からは懐の深さが試されるようになるのだろうケド、贔屓の監督さんの1人になりました。
本当に面白かった!!!多くの方に観て欲しい!!!日本にはこんなにも楽しい映画があるんだぞーーー!!!
夢売るふたり ☆☆☆ 西川美和監督は本当に好きな監督さんで、かなり期待しえ観ましたが、流石にこの監督の方程式が解ってきた今、若干描き方に慣れてしまって、初めて観たけれども、初めて観た気がしなかった点と、やっぱり阿部サダヲさんは阿部サダヲさんとしか見られなくなっているところもあってちょっと難しかったかな。
でもR15にするほどでもないように思ったけど、そのせいか遠慮のない作りと、質はやっぱり最高だった。
ただやっぱりまとまりが名作の「ゆれる」、「Dear Doctor」と比べると無かったかなぁ。やや残念。
あなたへ ☆☆、3 観終わってみると出来すぎていてって感じがするかな。でも反しにはかなり引き込まれて涙も出たし、豪華キャストもとても適材適所で描き方も良かった。何より高倉健さんにお会いできたのは喜びでした。
プロメテウス 映像は凄かったけど・・・ネタバレしてはならないから沢山は語れませんが、驚くべきシーンで驚きもしない慣れのようなものを感じる映画でした。残念。ハリウッド大作の底がこの頃見えている気がします。やはり「HELP」のようなドラマのあるスモール・ハリウッドに回帰すべきではと思わされた。
エイトレンジャー 何なんでしょう。関ジャニ∞の為の映画であることはわかっていたけれども、7人+1人のキャラクターを際立たせるには人数が多すぎたことと、監督の力量の問題もあってだろうケド作品として駄作だった。次作もありそうだけど、痛いわ。よほど傑作を作らないと無理だね。固定客は居そうだからいいのかな。
桐島、部活やめるってよ ☆☆☆、1 これは期待せずに行ったけど、これは良かった、青春の1ページという感じだった。思春期に熱意を注ぐことってこの上ない財産になると思うんですよね♪それとリンクして、また青かった頃の思い出も蘇り、なんだか赤面しながら観ていたような。深さという点ではどうかなとも思うけど、それでも良かった♪お勧めです。
大好きな同じ類の映画「虹の女神〜Rainbow Song〜」をまた見直したくなった。
おおかみこどもの雨と雪 ☆☆、4 映像が美しかった。前作の「サマーウォーズ」が良すぎたので、ちょっと地味というか、物語が十分じゃなく感じちゃったけど、心温まる物語だった。娘と久しぶりに2人で観た♪
トータル・リコール ☆☆、8 約20年前のポール・バーホーベン監督の物が大好きだったから見たけど、映像は凄かった。でももうハリウッド映画に慣れすぎたのかなぁ。ビックリはしなかった。しかし前作へのオマージュ満載だったのは嬉しかったなぁ。
ダークナイト・ライジング ☆☆、8 クリストファー・ノーラン監督の映像は大好きだけど、やっぱり前作の「ダークナイト」の出来が良すぎたんだよ。でも次作を是非出して欲しいと思える内容で、これで3部作終了はもったいなくも思う。しかしベインは怖かった。
BRAVE HEARTS 海猿 ☆☆☆ 面白かったけど、まぁ安心安全なエンターテイメントだよね。もう少し緊迫感が欲しいけど、前作よりずっと面白かった。これは3Dで見たかったかな。
スープ
〜生まれ変わりの物語〜
☆☆☆、6 これは良かった!!!今のところ今年最高!!とりあえず生まれ変わりだから死ぬことは題からわかるけど、その後の展開が面白いの面白いの!!無駄なシーンはないし、甘酸っぱい青春ドラマも味あわせてもらえてもう大満足。しぼるほど泣けもするし!!騙されたと思って観に行ってみて下さい。ハズレなし!!是非!!!
アメイジング・スパイダーマン ☆、2 息子が字幕映画デビューで一緒に観てきたんだけど、サム・ライミ監督の3部作を越えていない。ノンストップアクションくらいいってほしかったけど、リズムも悪く、スピード感が出ると3Dの効果もよくわからず・・・。何でまた作ったんだろう???
外事警察
その男に騙されるな
☆☆、8 渡部篤郎氏は大好きだけど、彼のスター映画に作られすぎていて、ちょっとその部分で醒めてしまう感じがあった。途中までは面白いんだけどなぁ。締めが残念で残念で。・・・でも骨太で面白くはあったなぁ。人間の本質的なしたたかさは上手く描いていたように思った。
ダーク・シャドウ ☆☆ スウィーニー・トッド以来もうティム・バートンのセンスにはついて行けなくなってしまった感がある。いままでのオカルト映画へのオマージュが沢山詰まっていることはわかったけど、オカルト映画は苦手なのでございます。
メン・イン・ブラック 3 ☆☆☆、2 つじつまが合わないところがあるけど、相変わらずの遠慮のない作りで笑った笑った♪この空気感良いわぁ。
空間を上手く使って、3D映画である必然性もあって映像的にも楽しめた。また映像が綺麗♪
お勧めとは言いにくいけど、お上品な人にはお勧め(笑)
ファミリー・ツリー ☆☆、2 面白かったけし、イロイロな立場から丁寧に描かれて、ミラクルも起こらず淡々と過ぎていくけれども、家族の絆が築かれて行く様子をある程度リアリティーがある感じで描かれていました。
若干長すぎる気がする。
ジョージ・クルーニー氏が好きな方はどうぞ。
でもヤッパリ自然の描き方が日本映画に比べて奥深くないので、残念だった。ハワイの綺麗な景色だったのに、ただ綺麗だった。・・・「わが母の記」のような繊細な描き方も出来ただろうに・・・残念。。。
幸せの教室 ☆☆☆ 最近ハリウッドで流行の大スターを共演させる手法でのハリウッド的に言えば低予算で押さえた映画なのだろうケド、そこは流石演技派の2人!!しっかり楽しく心地よいクオリティーの高い映画に仕上がっていて楽しかった。若手も上手く融合していて本当に良かったんじゃないかな。けっこう思い出しても心温かくなるから本当にいい作品だったんだろう。お勧めです♪
スタートレックの加藤氏に会えたのは嬉しかった。同作品へのオマージュもあって良かったわぁ。
宇宙兄弟 ☆☆☆☆、1 正直どうかなと思って観に行ったんだけど、まぁ良かった良かった!!「男の子」であったことを思い出す作品でした。しかし小栗旬さんの演技があまりに上手くてまぁ魅了されてしまいましたよ。もう日本に欠かせない俳優さんの一人になったなぁと思った。
自信を失った時にまた観ようと思います。でもやっぱり男の子向きかなぁ。
しかし宇宙映画へのオマージュもそこそこあって楽しかった。
宇宙行きてぇなぁ。
わが母の記 ☆☆☆、1 このテーマで映画にする必然性があるのかと思ったけど、山里の映像のダイナミックさと美しさは大スクリーンでなければ表現できそうにない物だった。そして樹木希林さんの演技はもう国宝級だった。脇を固める俳優人も渾身で凄かった!!!日本映画の底力を感じた作品でした。
テルマエ・ロマエ ☆☆ このスケールは映画でしか出来ないだろうから、映画である必然性があるよね。でも内容は予想できる範囲で平凡かなぁ。でも笑った笑った。それだけで満足とも言えるので、笑う為にはお勧め映画ですよ♪
ももへの手紙 ☆☆ ご当地映画でなかったらまず観なかっただろうし、映画的にもストーリーに必然性がないし、予測出来すぎる内容かったり、キャラクターのオリジナリティーに疑問があったりと・・・なんで作ったんだろうね。でもロケ地には行ってみたい気持ちになった。
アーティスト ☆☆☆ 現代技術を駆使したサイレント映画ということで、そこは大満足できる内容だったし、話も面白かった。けど、サイレントからトーキーになる時を描いた作品としては「雨に唄えば」という偉大な作品があるから、それには及ばないなぁ。でもそれへのリスペクトもあったなぁ。
しかし主人公2人の出会いのシーンに撮影上のミスがあるというのはいただけないなぁ。と思った。
ヘルプ
〜心をつなぐストーリー〜
☆☆☆、2 黒人差別を描いていて、遠慮のない映画で良かった。理解してくれる人もいれば、そうでない人もいて、同意したくても自分の環境からそうも出来ない立場もあってと、深い映画でした。
しかし始まりでタッチストーンで、ドリームワークスと知り、ディズニー系とスピルバーグ系が組んで作った映画ということに心底ビックリした。そんなことってあるんだねぇ。
スター・ウォーズ 3D
ファントム・メナス
これは以前観ているので、点数ナシで、でも画面がすばらしく美しくなっていてその点で凄く満足だったけど、ヤッパリ3Dの必然性は感じなかったかな。。もっと宇宙空間を描くのならば3Dの必然性を感じられるのだろうケドなぁ。
僕達急行 A列車で行こう ☆☆☆☆ もうこれで森田芳光監督の映画の新作が観られなくなると思うと、切なくて、終幕が来ませんようにと祈るように観た。内容もとっても楽しくて「誰もが違っていい!!」という気持ちになれるすがすがしさがありました。
勿論、瑛太さんと、松山ケンイチさんの演技のすばらしさも♪
監督のご冥福をお祈りいたします。

久しぶりに「家族ゲーム」を観たくなった♪
ドラゴンタトゥーの女 ☆☆☆、7 いや〜しかし、バイオレンスシーンの苦手な僕としては耐え切れないシーンが多かったけれども、作品としてはこの上なく面白かった。
同じ監督の映画ということで、「ソーシャルネットワーク」に主役の女優さんは出ていたんだけれども、とても最初のシーンに出ている彼女が同じ人とは思えない。この役はナタリー・ポートマンさえオーディションを受けて、勝ち得なかった役とか。凄かった。そして切なかった。
この作品は3部作とか・・・。完全に僕の専門域の特徴を持つ彼女の今後に期待です。
でもこの監督は単発の事が多いからな〜・・・是非続編を観たい!!!
麒麟の翼
〜劇場版・新参者〜
☆☆☆ この映画を観たいが為に、TVシリーズをぜんぶ観た♪面白かった!・・・こんなこと「ガリレオ 容疑者Xの献身」以来だなぁ。
このシリーズは「嘘」と「人のつながり」がテーマで紡がれる。これは人は人と繋がらずには生きられないというテーマを深く掘り下げていて、とても一話一話感動します。今回も例に漏れず。面白かった。
けど、何か腑に落ちないというのがこういうミステリー物の観終わった後のおおかたの感想だよね。どこか無理を感じてしまう。
それを感じなかった映画は今まででは「砂の器」と前述した「容疑者Xの献身」のみ。
しかし東野圭吾さんってこれだけ原作こなされて本当にすごい作家さんですね。
しかし日本のフィルムコミッションのモデルケースのような作品の作りだったなぁ。これぞ地域のあるべき形だとも思った。
ロボジー ☆☆ 矢口監督の映画はどうも回りくどい気がして僕には入りにくいけれども、面白かったことは面白かった。
おじいさんの演技とファッションがたまらなくツボでした。吉高由里子さんの存在感もステキだったし、この女優さん好きだわぁ。「転々」をまた見直したくなった。
そういえば昔、少年ジャンプでおじいさんがアンドロイドになるギャグ漫画があったなぁ。なんだったっけ?
聯合艦隊司令長官
山本五十六
☆☆.2 僕にとって大好きな「名言」を沢山残されている、山本氏の誤解を解くような物語だったけれども、ちょっとまとまりが悪くてわかりにくかったのが残念。
でも人柄はそうだったと伝え聞いている。
今に至っても「外務」という日本の機関が不全であることは早急に改善しなければならないのに、もう戦後60年も過ぎている。これを五十六氏はどう空から観ておられるのだろう。嘆かわしいに違いないでしょうね。
「目と、耳と、心を大きく開いて世界を見よう」・・・また僕の心に留め置く言葉が1つ増えた映画でもありました。


ご意見ご感想はこちらまで。
メール