コンクール1
今は1月。もうすぐニューイヤーコンクールが始まる。
今年は例年より寒く、天界でも連日雪が降っていた。
そんな寒さの中もあの一年生クラスは練習を続けていた。
天使が2人。コートにマフラーそれに手袋をして歩いている。
「ついに明日だね、コンクール。」
不安と期待が入り混じった表情のかな。
「うん。…みんな私たちの発表を見たら驚くだろうな。」
さくらの表情はかなと違い自信にあふれていた。
なぜさくらが自身満々なのかというと…。
それは一ヶ月前のこと…
一年生クラスは歴代の優勝クラスの発表ビデオを見ていた。
どの代も優勝しているだけあってとても上手…である。
それを見て一年生クラスは自分たちとの力の差を感じて自信を失っていた。
この力の差はどうしようもないことだった。
素人たちだけで今まで練習して今のレベルまでこれたことの方が奇跡なのである。
これ以上、同等の力を手に入れるのにはまだ経験不足なのである。
ここで出た案が
『ダンス』
なんのである。
「ねえさくらちゃん。歌がすごくうまくなくても審査委員の印象に残れば優勝のか可能性もあがるんじゃないかな。」
「たしかに…。印象に残ることができれば…ね。でも、印象に残る事ってある?」
「フツウ歌で印象に残るんじゃないの?」
他のクラスメート達もかなの意見に耳を傾ける。
「衣装とかは?すごくハデにするの。」
「先輩達の衣装も結構派手だよね。これ以上って難しくないか?」
「じゃーさー、みんなで水着とかは?」
「ぜったい、イヤ!!!!!」
「第一寒くてやってられん。」
「いーと思ったんだけどなー。」
「他に目立つ事ってあるか?」
みんな真険に話し合ったが何時間話し合っても意見は出るもののこれといったものがない。
そんな時クラスでも静かでおっとり系のゆんがこんな意見を言い出す。
みんなが熱く話し合っているとき一人過去のコンクールのビデオを見ていた。
「みんなっ。私、過去5年間のコンクールのビデオを見てたの。どのクラスも力の入った派手な衣装着てた。
私思うんだけど人と同じことをしても目立たないって、目立ちたいのなら人と違う事しなきゃいけないと思うの。
それで考えついたのが…。」
『ダンす〜?』
「うん!今までどの先輩達もやっていないダンスを取り入れれば絶対印象に残ると思うんだぁ。」
ゆんはゆっくりそして笑顔で言った。
それから本番までの一ヶ月間、ダンスのふりを考え、みんなで練習してきたのである。
ダンス踊ることに気を取られて歌に集中できないんじゃないかとぃう意見も出たりしたが
ダンスを練習していくうちにその意見も消えた。
ダンスは歌に二倍も三倍もの力強さを与えていたのである。
そのことを一年生クラスも肌で感じていた。
ふう〜。すごい久しぶりの更新となりました。
実はこの話を書いていたノートが紛失してしまい
新しく書き直したりしていたらこんなに遅くなってしましました。
腹の立つ事に新しいの書き終えたら出てきたんです!
なくしたノートが…。
モドル