その20 5回目の夏(2005.12.13)
 前のコンピューターが9月についに壊れたのをきっかけに、更新をさぼってしまいました。新しいコンピューターを買い、この際だからとADSLに代えることにしたのが10月のこと。この国のネット環境は日本よりずっと遅れていて、ようやくADSLの価格競争が昨年あたりから始まったところなのです。最大手の電話会社テレコムに申し込んでから、業者がなかなか来なくて(電話回線と接続しているセキュリティを入れているので、自分ではインストールできなかった)、何度もカスタマーサービスとやりとりした挙句、「もうほかと契約する!」と切れて最終通知メールを送ってから、さらに2回ほどやりとりして、ようやくつながったのが11月でした。
 ニュージーランドのいい加減さには慣れたつもりでしたが、どうしてADSLを引くのにこんなに時間と労力がいるのでしょうか。分かりません。慣れません。でもとにかく今は、快適にネットが使えるようになってやれやれです。
 そうこうしているうちに、今年もあとわずかとなりました。更新がストップしている間に、11月には娘の初めてのバイオリンの発表会(私もピアノ伴奏で出演。手に汗握って見守る夫と共に、親の方が緊張)、その後、知り合いの結婚式に出席するためにクライストチャーチまで出かけ(娘と私には初めての南島)、月末にはオークランド恒例のサンタパレードを家族3人で見物し、12月に入って日本人の子供のプレイグループのクリスマス会が終わり(娘のグループは、今回は九九の歌と、「クラリネットがこわれちゃった」の合唱と、まつけんサンバを披露)、日本へのクリスマスカードも送り終わりました(カードの購入から送付までほとんど夫が担当)。やれやれ。


10月の快晴に誘われて出かけたミッションベイ。

 こちらではクリスマス前になると、学校や習い事の先生にも、クリスマスプレゼントを贈る習慣があります。といっても日本のお歳暮と違って、高価なものではなく(だから難しいということもあるが)、もっぱらチョコレートが多いようです(なので、スーパーの店頭には、サンタ型の安いものからヨーロッパの輸入品まで、あらゆるチョコレートがずらりと並ぶ)。
 我が家は毎年、クッキーを焼いて贈ることにしています。クリスマスツリーやお花の型抜きクッキーを焼くのは私の仕事、チョコレートやアラザンなどで飾り付けをするのは娘の仕事です。これをラッピングして、今日、学校の担任の先生と、ESOL(英語が母国語でない子供のための英語の授業)の先生に娘が渡してきました。日本ではあまり学校の先生に生徒が物を贈らないように思いますが、感謝の気持ちを込めたクリスマスならではの習慣です。


 先生によっては、受け持ちの子供たちにプレゼントをくださる場合もあります。娘が1年生の時には、全員にサンタからのお手紙が来ましたし(先生が言付かってきたとのこと)、2年生の時には、キャンディーを配ってくれました。
 私も、昨年に引き続き参加していた英語のボランティアで担当した3人の子供たち(アフガニスタン、中国、韓国出身)に、今年のレッスン最終日だった今日、クッキーを渡してきました。とってもうれしそうに受け取ってくれて、こちらまで心がほんわかしてきました(開けてがっかりしていなければいいけれど)。
 教えるといえば、1月にサッカー選抜チームとして日本へ行くという6年生の男の子に、11月から5回ほど日本語も教えましたが、これも昨日が最終レッスンでした。とりあえず、ひらがな、あいさつ、数字などを教えて、最後に娘をまじえてカルタをしたら、とっても盛り上がることができました。「日本語楽しい?」と聞いたら、「うん、coolだと思う」とのこと。日本語は、外国語として中学で教えるところが多いです。もっとも日本語学習は、日本が好景気だった90年代が全盛で、今はフランス語に戻る傾向のようですが(子供たちの教育にも、経済は影響する)。ちなみにcoolというのは、もちろん冷たいという意味ではなくて、かっこいいという感じです。

クライストチャーチ2泊3日の間、ずっと快晴で、とても気持ちが良かったです。
 昨日、その彼からもらったクリスマスプレゼントは、クリスマスケーキです。でも日本の生クリームを使ったものとは違い、こちらでは洋酒に漬け込んだフルーツを入れて焼いたどっしりと重いもので、日持ちがします。頂いたケーキを量ってみたら、2キロありました。いくら日持ちするとはいえ、絶対食べ切れません。どうしましょうか。
 それにしても今年は、夫の起業から始まり、娘が花粉症であることが発覚(こちらでは9〜12月ごろがシーズン)まで、なんだかいろんなことがあった年でした。それでもこうやって無事、クリスマスを家族で迎えることができることに、心から感謝です。
 どうか皆さんにとって、2006年が素晴らしい年でありますように。そして、来年もよろしくお願い申し上げます。

偉大なるマンネリ、クイーンストリートにある本屋の巨大サンタ。ちゃんと今年、撮影したものです。

やっぱり締めは、サンタパレードのサンタさん。今年も家族3人で楽しく見れてよかった(ひょうがちょっと降りましたが)!

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