[弁証法解析・諸例]
量子コンピュータを『弁証法解析』する








[弁証法とは]
『弁証法』は、森羅万象を「内部矛盾の展開」と見るギリシャ以来の哲学です。
弁証法は、

       「絶対矛盾の自己同一」・「自己同一の絶対矛盾」

と要約されます。なぜ、対立2者の統一が可能なのか?

[答え]
第3者・媒介項が存在するからです。対立2者は、『媒介項を通じて相互に作用』、
さらに、2者それぞれが媒介項となることにより「矛盾」を展開させます。
その展開の・・・完全な姿・・・は、『ヘーゲル論理学』の到達点・概念論で、次のように要約されます。

          第一格 『個別』・『特殊』・『普遍』
          第二格 『普遍』・『個別』・『特殊』
          第三格 『特殊』・『普遍』・『個別』

この表現の中には、別の弁証法表現『即自・対自・即かつ対自』が潜んでいます。

[弁証法解析とは]
『弁証法解析』は、弁証法の近代化・アルゴリズム化で、
筆者が提唱、工学技法としての確立を意図しています。
いわば、弁証法の「ε・δ論法」判です。
『弁証法解析』は、理学・工学に潜む未知領域に光を当て、
深部の真理を照らしだします。やって見て下さい。

[解析例]
▼[円]『個(中心)』・『特殊(半径)』・『普遍(円周上の点)』の矛盾を、円 ⇒ 複数円 ⇒ 楕円 ⇒ 円錐曲線群と完備化。

▼[等式]1 + 1 = 2 は、次の矛盾「内容vs形式」です。

     式 (1) + (1) = (2) ⇒ ( ) + ( ) = ( ) ⇒ 1 + 1 = 1 ⇒ 矛盾。

 矛盾の展開は次のように、『単位元』・『逆元』の存在を示唆、数式の背後の媒介者「群論」が顕在化します。

        式 (1) + (1) = (2) ⇒ (1) + (1) = (2) + ( )
          = (1) + (1) = (2) + ( 0 )
          = (1) + (1) = (2) + ( 0 )
          = (1) + (1) = (2) + ( 0)
          = (1) + (1) = (2) + ( 1 − 1 )

 ここに、ゼロは加法の「単位元」、−1はその「逆元」で、いずれも、「群論」成立の前提条件です。

[その他数多の解析例]

▼[作用・反作用の原理]媒介者は、加速度・歪みなどの諸現象。「正vs 反」は、無とならず、「合」を生成。

▼[Lagrange方程式]エネルギー・レベルの作用・反作用原理。対立物は「時・空」。媒介者はエネルギー。

▼[経路積分]関数内のdomain vs codomain 対立の展開、統一です。
 実数・関数・汎関数・定積分・極値・関数形決定・・・として、『即自・対自・即かつ対自』展開します。

▼[カオス・フラクタル]同上、対立物domain vs codomain が、激しく交代、目覚ましい展開を遂げます。
 『パン捏ね操作』も『即自・対自・即かつ対自』の好例です。

▼[圏・関手論]近代的domain vs codomain 理論です。
 『圏』・『関手』・『関手圏』と展開を遂げます。

▼[2重振り子]解析・予測至難の振る舞いは『即自・対自・即かつ対自』現象の典型例です。

▼[円周率・π]小数部分は、宇宙の限界をも遥かに超え、無限の彼方に伸びます。しかし、
 連分数表示にするとヘーゲル的に「2 × 3 vs 全奇数の2乗」で、コンパクトに完結します。

▼[ピタゴラスの定理]≡「中線定理」

       32 + 42 = 52 ≡ (( 3 + 4) 2 + ( 3 − 4 ) 2)/2

▼[江戸・乗り物・京都]
 列車前進 = 時速100km・振り返る・時速マイナス100km。
 列車膨張 = 時速100km・振り返る・時速100km。
 列車回転 = 時速100km・振り返り方により・時速±100km。!!!

▼「Cayley Dickson Construction」二重・順序対構造。
 『多元数発生』。

▼[Shor のアルゴリズム]量子計算機。上掲図を参照。

▼「Groverのアルゴリズム]量子計算機。
 「魚心あれば、水ごころ」の驚異的検索技法です。

詳細は:[閑古鳥幻聴]をGoogle 検索してください。
▼「Sharkovsky の順序」
 カオス理論の中核・・・Sharkovsky の順序・・・生成が、
 2 と 3 の対立として、弁証法解析されました。
 楽しくご覧ください。
                           [終り]

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