音声入力要約筆記システムの取り組み
<音声入力ってどんなもの>
パソコンの音声入力機能は年々進んできており、
文字への変換率が向上してきました。
まず、一人の要約筆記者がOHPに書き込む代わりに、
話しを要約してマイクに話し掛けます。
PC上で文字に変換されたものをもう一人が誤字の訂正と文章の整形を
液晶タブレット上タッチペンで行い、
要約文をスクリーンへ投影します。

(徳増氏作成のものを転載しました)
<「ふたば」での取り組み>
全要研での発表事例を聞き、早速ディーラーに講習会をお願いし、
機器をお借りして実際に講演会の要約筆記にチャレンジしました。
2001.8.27.大竹市文化講演会を皮切りに延べ5回の講演会で実施しました。
その間、無償で機器を提供してくださったBig Voice 渡辺さんには本当にお世話になりました。
市で購入していただきたいと、関係者にお願いし、今年6月にようやく念願がかない、
自前の機器での取り組みが可能になりました。
広島県下初ということで、先日、中国新聞の取材を受けました。
今後は要約筆記の強力な道具としてどんどん活用をすすめていく予定です。

<音声入力システムの特徴>
<手書きOHPとの違い>
@作業負担の軽減
2人で3時間にも及ぶ講演会の要約筆記をこなした実績もあります。
A綺麗な文字文章表示
OHPでは、焦ると字が読みにくくなるのが悩みの種でした。
文章の区切りや体裁も読みやすい表示ができます。
<PCキーボード入力との違い>
@高速キーボード入力技能不要
私たちのような小さいサークルでは
高速キーボード入力はとても難しいです。
A要約のし易さ
聞きながら音声入力するのは慣れが必要ですが、
キーボード入力よりずっと楽にできます。
Bスクロールの仕方
3行ずつで少し停止します。
<欠点>
@表示がワンテンポ遅れる
2人の作業が終わって表示されます。
難聴者の意見では支障は少ないとのことでした。
A狭い会場では入力音声が邪魔
入力の音声が結構気になります、
衝立や別室で作業し音声を遮ることが必要となります。
<実践での課題>
@音声入力での要約技術
いかに上手く要約するかが大切です。
A会場や目的による使い分け
会場の規模や目的によりノートテイク、OHP、PC要約筆記
との使い分けが必要です。
B認識率の向上
現在90%程度の認識率ですが、何度も使用していく事で
認識率は向上してきます。
C修正技術の向上
表示の読み易さは修正技術で決まります。