実は昔「留学」なんていう聞こえの良い事をしてたので。

理由

留学するキッカケは、浪人生の夏にさかのぼります。
その時知り合いの家に交換留学生がホームステイをしに来たのです。
名前はダイアンっていう高校生の女の子。金髪の可愛い子でした。
姉妹都市から10人ぐらいでやって来て、市内の家庭にバラバラにホームステイしていたのです。
それで、地元の友達数人とその留学生達とで良く遊んだのです。
パチンコ屋に行ったり、ビリヤードそしたり、バーベキューをしたりと。
その中でも、そのダイアンって子ととても仲良くなりました。
音楽の趣味が一緒だったので、英語なんか全然分からなかったけど「ガンズアンドローゼス!イエーイ!」
「レッド・ツェッペリン!グレート!」って感じで。テープを交換したりもしました。
あっというまに夏休みも終わり、その子達も帰ってしまう事になりました。それで、市が主催のパーティに呼ばれたのです。
パーティの最後に、会場の前に並んだ留学生達に皆が握手をしてお別れするって事になり僕等もその列に並びました。
すると、僕の番になってそのダイアンは泣きながら僕に抱き付いてきたのです!後からそれはハグっていってアメリカ人の
挨拶だという事を聞いたのですが、自分で言うのもうれしいですがその子がハグをしたのは僕だけだったのです。(^_^)

次の日、友達に「俺はアメリカの大学に行く」と宣言していました。

その後、アメリカに帰ったダイアンから手紙が来ました。
「家に帰って来て、お母さんにあなたの話をしたら、今度遊びに来なさいって言ってました」
って内容の手紙でした。手紙と一緒にTシャツやら、写真やらも送ってくれました。
そして手紙のやり取りが始まりました。

もう止まりません。

留学するぞ!っという勢いでそれを父親に話したら「いいんじゃないか」という軽い返事でした。
日本の大学も受験したのですが、結果は惨敗。そういえば、日本の大学の受験の時に面接があって面接官が
「当大学に入学したら何がしたいですか?」と聞かれ「はい、留学してみたいです。」と馬鹿な事を答えていました。
ある日、父親が「こんな大学があるぞ」と資料を持って来たのが、アメリカの大学の日本分校だったのです。
それで、めでたくその学校に入学しました。
ところが、面倒臭がりな僕はそのうち手紙を書かなくなりました。英語で書くのって大変なのです。

理由その2

その後、TOEFLで500点を取り、彼女も出来、物事に甘んじる性格の僕はすっかり日本校で満足していました。
ところがある日彼女と大喧嘩をして「あのさ〜、もうちょっとマジメに先の事とか考えてよね!
ここで、なんとなく過ごしててどうするわけ?いったい何がしたいの?」なんてキツイ事を言われ、その場の勢いで
「俺はアメリカ本校に行って来るつもりだ!」
と答えたのでした。それで、手始めに”本校編入説明会”ってのを聞きに行って思わずサインして来てしまったのです。
彼女も親もビックリしてたな〜。


ここまで、読んでくれた方はお気付きかと思いますが、動機は不純なのです。
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