Game Review No.1 心に残ったゲームを紹介します   HOME

(5) 2003/3/23 JSRF

Xbox

 DCにてヒットしたゲームがさらにパワーアップしてXboxで蘇りました。私はDCを持っていないので、初代のJSRを遊んだことはないでのすが、店頭デモで見たときの印象は「なんだかよく分からないけど、面白そう」といったものでした。
 そして、ついにXboxと同時発売ということで、Xboxで最初に買ったゲームがこのJSRFです。
 はっきり言って、素晴らしい出来です。(私は遊んでいないのですが)前作の難しい操作をなくし、操作を簡単にして、アクションを増やし、ストーリーを膨らませたことが成功に繋がったようです。マップもDCの数倍に広がりました。ストリート系の音楽(詳しくは分からないんですが・・・)のノリのよさと、ストーリー、アクション、パズル、個性的なキャラ、全てが魅力的です。舞台は、ショウワ99年 トーキョー という仮想の街が舞台です(シブヤ、ドーゲンザカ等聞いたことのある地名も出てきます)。近代的なビルと雑多な街がごちゃ混ぜになった架空都市トーキョーで繰り広げられる、アクションゲームです。
 このゲーム、街中にスプレーを使って落書き(グラフィティ)をするというよろしくないゲームです(笑)。トーキョーを支配しようとする財閥、ロッカクグループのロッカクコウジと財閥に買収された警察、腐敗した政治に半ば絶望したトーキョーの人々・・・ そんな中、ルーディーズと呼ばれたストリートにはびこる若者達が街中をグラフィティで埋め尽くそうとします・・・
 軍隊だか警察だか分からない連中を相手に、スプレー片手に暴れまわります。キャラクターはローラーブレードを履いているのですが、これがすごい!ガードレールや電柱やビルの壁を登ることができます。非常に自由度の高いアクションと、レールに乗っているような規則的なアクションを組み合わせた、JSRの独特の操作性が素晴らしいです。
 これは、ちょっと文書では使えることが出来ませんが、今までのアクションゲームとは違う面白い操作が特徴です。
 ゲームの難易度も高くありませんので、楽しく落書きできます(笑)
 とにかく、ゲームに関係のない細かい作りこみがされていて、Xboxと同時発売されたほかのタイトルと比べて圧倒的に完成度の高いゲームになっています。
 どこか現代日本の縮図が、この架空都市トーキョーに表現されているようです。トリッキーな世界設定の中に、プロデューサーの静かなメッセージが込められているように感じました。最後には爽やかな感動があります。
 オススメです(^o^) ついでにサントラもオススメ!

 

(4) 2003/3/12 ICO

PS2

 面白いの当然として、とっても、とっても美しいゲームです。ため息のでるような映像美に圧倒されます。もし遊んでいなかったら、是非とも遊んで欲しいゲームです。ゲームのジャンルとしては、アクションパズルです。というと、世にはびこる派手でアイテムが一杯しかけ一杯の、端から見てると、なにがなんだか分からなくて、忙しなくキャラクターが動き回るゲームを思いだされるかもしれません。ようするにマリオブラザーズやソニックみたいな・・・
 いやいや・・・このゲームはまったく逆です。とても静かで純粋で知的で美しいゲームなのです。舞台は、海に面した霧深い古城です。まるでラピュタに出てきそうな、豊かな自然に囲まれた古城です(CMで見たことがある人も多いかも)。ここに、いけにえとして少年(ICO)が連れてこられます。村で角の生えた子供が生まれると、13歳(?)の誕生日に、その古城に住む悪魔のいけにえとして手錠をかけられ、生きたまま不気味な石の棺に入れられるのです。ICOもまた、自分の運命を受け入れその棺に入ります。ところが、村人が去った後、地震が起こり偶然ICOの棺が倒れます(普通の棺の形状と違って立ったまま入るため)。
 倒れた棺の石の蓋がくだけ、ICOは命拾いします。城内を歩き回ったICOは巨大な檻に監禁されている謎の少女ヨルダを見つけます。ヨルダは真っ白でゆったりとした服を身にまとい、体も色白です。なんとか、ヨルダを檻から助け出したICOですが、ヨルダとはまったく話が通じません。ヨルダは違う言葉を話すのです。ただ、ICOのことを「イコ・・・」と呼ぶだけです。ヨルダはICOよりも背が高く、おそらく年齢も少し上のような気がします。
 自由になった2人は、この静寂に包まれた、美しく、そして危険な城から脱出を試みます。城内には、ヨルダを捕まえるため、床から影のように染み出てくる真っ黒な悪魔達が待ち構えています。悪魔達は、隙あれば、ヨルダをさらい、床にできた真っ黒な染みの中にヨルダを引きずりこもうと目論んでいます。ICOはヨルダの手を取り、悪魔からの攻撃を避けつつ、時には、ヨルダを安全な場所において、単独で悪魔と戦います。また、ICOはどんなに悪魔に攻撃されても気絶するだけで、プレーヤがICOを失うことはありません。シューティングのように自機がのこり3つ、なんてことはありません。ただ、非常に高い所から落下するとGAMEOVERになります。要するに、高いところから落ちるか、ヨルダが黒い染みに引き込まれなければ、GAMEOVERにならないのです。しかも、時間制限もありません。
 この非常にユニークで洗練されたシステムがこのゲームの素晴らしいところです。ICOは身軽であちこち動き回れますが、ヨルダはICOより高いところからは怖がって降りてくれませんし、ICOよりジャンプできないので、先にICOがジャンプして手を差し出さないといけません。
 したがって、パズル的要素が非常に高く、あれこれ考えながら、仕掛けをクリアします。この仕掛けは、だいたい2、3部屋(あるいはエリア)あり、クリアすると次の部屋に移る形で進んでいきます(広すぎて混乱することがありません)。ゲーム中、悪魔が出てこない限り、BGMは鳴りません。ただただ静かで、城内には、ICOとヨルダの足音、吹き抜ける風の音、小鳥のさえずりが聞こえるだけです。霧と光に包まれた幻想的な古城は、それはそれは、美しいです。
 ゆっくり時間をかけて、仕掛けを解くヒントがないか探し回ります。ときどき、ヨルダが指差してヒントをくれるときもありますが、あんまり役立ちません(笑)。そこをどうにかしたいのは、分かっているんだよ、ヨルダ・・・って感じなので、大抵は自分でなんとかしなければなりません。
 なんといいますか、プレーヤの心理としては、か弱いヨルダをなんとしても守ってあげたくなるんですね。本当によくできています。このゲームのすごいところは、この洗練されたゲーム空間がすべて、精密に設計された実体のある城になっているということです。
 ドラクエみたいな物理的に構築不可能な城でなく、立体的に精密にモデリングされた城に、プレーヤを飽きさせる事のない仕掛けがあり、それが機能したときは、別の部屋に入れたり、屋根に登れたり、新たに、動き回れる場所がキチンと計算され、その上で空間が設計されています。しかも、この仕掛けが矛盾なく均等に城の中にちりばめられている点です。これは、大変な作業になると、容易に想像できます。
 開発したSCEが、城のモデリングに1年半以上かけたと言っていましたが、これには納得できます。単にゲーム性を追及するために、物理的にありえない、部屋や仕掛けを安易に作りこんでしまえば、ずっとカンタンに開発できたはずです。つまり、ゲームシステム自体は面白いので、城のモデリングなんか適当でも問題なかったんだと思います。
 しかし、そうしなかった。ゲーム性と城のモデリングを両方からバランス良く構築していったんです。実際プレイすると、リアルな城の空間を感じ取ることができます。城は、このゲームの世界観そのものであり、一切妥協しなかったことに感動します。長い階段、目もくらむ絶壁、壊れかけた通路などなど・・・それらが、ちゃんと三次元的に正確に配置されているので、思わずジョイスティックを握る手に力がこもります。
 ・・・と、ICOはとても素晴らしいゲームなのですが、実は原型ともいえるゲームがあります。
 「プリンス オブ ペルシャ」というゲームです。今から10年近く前に発表された海外製のゲームで、後から日本のパソコンやゲーム機に移植されました。中でもNECのPC9801版はオリジナルの海外ゲームを越えた完成度で、私も夢中になりました。
 その当時はまだ二次元のゲームでしたが、当時としては動きがとてもリアルでした。話は、城の地下牢に閉じ込められたプレーヤが、悪魔の王にとらわれたお姫様を助けに行くというゲームです。
 このプリンスオブペルシャもICO同様、パズル性が高く、二次元でありながら奥行きと高さがキチンと設計された城の中に存在する、危険なトラップをかいくぐり、敵を倒しながら最上階のお姫様を目指します。このゲームを知っている人は、ICOが出たとき、PS2版のプリンスオブペルシャだと思ったのです。
 ICOはプリンスオブペルシャをさらに発展させ、三次元空間の特徴を非常に上手く利用したアクションパズルゲームなんです。PS2だとカンタンに三次元空間を作り出せるため、ただ三次元にしただけの果てしなくつまらないゲームが乱発している中において、極めて特異な存在なんです。ゲームの後半、ついに悪玉(ヨルダの母?)との対決がまっています。
 是非、遊んでみてください。まとまりのない、長い駄文、ご容赦下さい。
 

 

(3) 2003/1/19 HALO

Xbox

 Xboxの最初の100万本ヒットゲーム。ジャンルはFPS。日本では、まだまだFPSが流行らないけど、DOOM時代から遊んでいた私には、外せない作品。
 まさに、映画のようなストーリ展開とアクション、遊びやすさが評価され、世界中でヒットしました(日本ではあまり売れなかったみたい)。全編を通して映画、エイリアン2を彷彿をさせるテイストがあり、その世界観も好きです。
 ただ、現れる宇宙人をいろんな武器を駆使して倒すゲームなので、少年少女には向かないと思います。残酷なシーンもありますし。
 ストーリは、銀河間を自由に行き来できるようになった人類が、他の惑星の宇宙人(以下コブナント)と戦争をしている時代(西暦2300年くらいだったかな?)の話です。この戦争、既に30年近く続いているんですが、ある戦争途中、謎の衛星HALOにたどり着きます。
 で、HALOでも、やっぱり人類とコブナントは戦うわけですが、これだけ科学技術が進歩したのに、人類の武器は、相変わらず薬きょうを使った武器や手榴弾など、現在と変わりません。コブナントはプラズマ系の武器なのですが、やはりプラズマの鉄砲とプラズマの手榴弾、ライトセーバ等で応戦してきます。結局、人類もコブナントも泥臭い地上戦をすることになるんですが、これだけ進んだ技術があるのに、この戦い方はかなり不可解ですね。ゲーム的にはこのシステムの方が面白いのでしょうけど・・・
 コブナントの説明で、「彼らは、大量虐殺が宗教的に意義を持つと考えている」なんてのがあるんですが、ニューヨークで起こったテロと重ねて考えてしまいます。ストーリはその後、人類もコブナントも予想しなかった、新種の敵と遭遇します。またHALOの正体が明らかになり、HALOを作ったさらに別の宇宙人との関係も垣間見え、大混乱に陥ります。
 話はHALOでは終わらず、HALO2が出る予定になっています。

 

(2) 2003/1/19 SEGA GT 2002

Xbox

 PS2のグランツーリモと同じゲーム。一言で言えば、レースゲームのRPG版です。レースをして、お金を稼ぎ、車をパワーアップしてさらに賞金を稼ぎ、別の車に乗換えさらに上を目指す・・・
 レースゲーム好きの私としては、かなり面白いと思っています。PS2のグランツーリスモが慢性的な資金不足に陥り、なかなかパワーアップできなかったのに対して、このゲームでは比較的簡単にお金が稼げるようになっているので、遊びやすいです。車の挙動も、シミュレーションに偏りすぎず、遊びやいです。
 しばらくは、これで遊べそう・・・

 

(1) 2003/1/19 Panzer Dragoon ORTA

Xbox

 パンツァー ドラグーンの最新作。シリーズ4作目です。1〜3作はセガサターンで作られDCを飛ばしてXboxでよみがえりました。
 圧倒的な美しさと世界観がすばらしい、ドラマティックシューティングと称されています。2作目が個人的には好きなんですが、3作目から4作目まであまりに間が空きすぎて、その分期待を抱きすぎたのか、少々残念に感じたところがありました。
 まず、曲ですが、もうすこし過去の作品のテイストを継承してほしかったです。エンディングは良いですけど、ほかのBGMは普通すぎてちょっとがっかり。2作目のように、印象に残る秀逸な曲を3〜4つ容易してほしかったです。
 映像に関しては、色彩が派手すぎてチープに見えます。このゲーム、基本的には映画、ナウシカをモチーフにした世界。栄華を誇った文明が滅びて数千年後、人類は自ら作った兵器「攻性生物」に怯えながら、黄昏の時代をおくっています。「攻性生物」がナウシカの虫に相当するんですが、このような黄昏の時代にど派手な色調が不釣合いなんです。
 2作目、3作目と同じく、世界観の圧倒的な美しさは自然と攻性生物の発する光だけで構成して欲しかったです。しかし、Xboxのパワーを駆使してあらゆるところで派手な色彩や演出が行われ、全体的に抑揚のない変化の乏しいゲームになってます。
 そのうえ、ゲームだけでは全体のストーリが見えません。別立てで、サイドストーリーを読ませるような構成になっていますが、これもあまり関心できません。ミニゲームやサイドストーリがばらばらにちりばめられていて、話が、よく分からないというのが、正直なところです。
 やはり、表現したい部分、伝えたい部分、次に繋がるストーリ展開などは、ゲームの中にちゃんと盛り込んで欲しいです。
 でも、ゲームとしてはもちろん、それなりに楽しめる作品ではあります。ただ、2作目への思い入れが強すぎて、辛口になってます。
 ※今回のドラゴンはあんましかわいくないな・・・

 

(5) YYYY/MM/DD RALLI SPORT CHALLENGE

Xbox

 

 

(6) YYYY/MM/DD MEDAL OF HONER

PS2