| 不景気 | |
| 本官の友人のお店にいった。 なんの店かは、突っ込まないでね。(健全な店であることは断言する) お友達、電話中。 しばし、待つ。 電話が終わり、ご主人がこぼした。 「いや、まいったよ。泣き言ばっかりでさ、不景気だから、仕方ないって。」 そう、このテキストを書いている2002年3月現在、 バブル崩壊後の不景気風は止む気配が無い。 リストラ 失業 デフレスパイラル 金融危機 ニュースでは、必ず出てくる単語だな。 その帰り道、本官は古本屋に入った。 100円均一コーナーが充実しているので、しばし物色。 すると1冊の本が目に止まった。 戦後詔勅集 詔勅とは、端的に言えば 天皇陛下のお言葉 である。 もちろん、ここの本では昭和天皇のことである。 昭和20年8月14日の詔書 つまり、8月15日の玉音放送の 終わりの部分を、この本から抜粋する。(口語体) 国中が皆 一つの家となり 子孫に伝え合って かたく神国日本の 滅びることのないのを信じ 責任は重く それをはたす道の 遠いことを考え 全ての力を 将来の建設にそそぎ 人の行うべき 正しい道にあつくうちこみ、 節操をかたくし、 ちかって 国体の精華を あげあらわし 世界の進歩向上の方向にある成り行きに 後れないように決心せよ 日本国民は、陛下のお言葉を忠実に実行し、 戦後復興を果たしたではないか。 なにが、不景気だ。 バブル崩壊がなんぼのものだ。 原爆を落とされた国が ここまで、成長したんだぞ。 こんな不景気くらい 俺達が立てなおしてやる! という、気概にならないかな? 今、社会で活躍しているのは だいたい本官と同年代くらいだろう。 つまり 戦後民主主義教育 高度経済成長時代 の、親に育てられた人々だ。 だから、どん底を知らない。 もちろん、本官だって戦後のどん底は、知らない。 だが、本官は ホームレス まで、落ちている。 しかし 家族の助け 医療の助け 福祉の助け そして、 自分の努力 で、現在の生活を維持している。 物質的には豊かではないが、 精神的には満足している。 戦後復興に努力した人々は 耐えがたきを耐え 忍びがたきを忍いだ これくらいの不景気を耐えられずに、どうする。 もう1回、アメリカに 原爆を落としてもらうか? 政治に責任をなすりつけるな。 政治が悪いということは、 民主主義社会においては 国民が悪いのである。 本官だって、借金さえしなければ ホームレスにならなかった。 これは自己責任だ。 未来は必ずある。 立ちあがれ!国民! |