第6章 致命傷 BGM:Eyes of the tiger

 さて、前回のシナリオで見事に妹をさらわれてしまったネイルとその友人ケヴィン。


:……まさかさらわれるとは予想外だった。

薄死:……

:妹はさらわれない、しかし教団に焦げ臭いものを感じる、ぐらいの脅しとして使う予定だったが、見事に裏切られた。

薄死:どうしたんですか?

:大丈夫、ちゃんと考えてある。こっちのパターンに突っ込んだらやることは1つだしな。しかし……ケヴィンの暴走がどうなるかは想像できん。



 結局、かろうじて手に入れたクリンス・カルツが与えてくれた情報は「最近年頃の娘を集めている男がいる」こと。その男の名は「ナヅナ・グラス」。2人はナヅナ・グラスのいる場所を探し当てました。

GM:ナヅナのいる場所は、ここから3日ほど行った場所の森の中らしい。君達がいるのはフォンベルグの町。なお、3日と言うのは馬車でね。

ネイル:じゃあ、まず教団に休みを貰いに行く。

GM:もらってある。リーザに報告したので、休みは取れている。

ネイル:馬車に乗るとどれ位かかるの?

GM:その場所の近くの駅で降りると1人銀貨100(=1ドル計算)。完全にそこまで行ける馬車ならば、1人500。

ケヴィン値切るか?脅すか?

 脅すな。



ネイル:私は馬車に乗ってナズナとか言う男がいる森までいきますが、ケヴィンはそうする?

ケヴィン:オレにそんな金があると思うか?

GM:なお、ネイルがリーザから資金を受け取っていることを忘れるな。金がないなら、歩きという手段もある。

ケヴィン:受け取った額は?

GM:500。

ネイル:妹のことが気になる。馬車でいこう。

ケヴィン:つまり歩けと言うのだな?まあネイルに任せるか。

ネイル:じゃ、仕度をして乗合馬車に乗る。

 

 乗り合い馬車でナヅナ・グラスがいるとされる場所まで進む二人。ナヅナ・グラスは何かの視察に出向いているようです。その行く先は深い森……特に何かがあるとは聴いたことのない場所です。

 

GM:地図によると、そこから少し森の中に入っていくらしい。……しばらく行くと、森が開ける。村らしきものが見えてきた。

ケヴィン:あの村にでも寄ってくか?

GM:つーか、その村が地図の指し示した場所なんだが。

ネイル:村でナヅナについて、情報を集める。

GM:村の入口。

ケヴィン:検問は?

GM:ある。ところで、今のネイルとケヴィンの装備は?

ケヴィン:無論、槍はいつでも取り出せるようにしてある。

ネイル:ショートボウに矢20本、それに空色ローブ。

GM:では、検問がある。

GM/見張り:止まれ!!この村に何用か?!

ケヴィン:(エラそうなヤツめが…)

GM:なお、見張りの数は3名。なお、相手の武装はライトレザーに槍だ。

ネイル:ナヅナという男を捜しているのですが……

GM/見張り:ナヅナ……ナヅナ様のことか?

ネイル:ってナヅナについては知ってるんだっけ?

GM:知っている。

ケヴィン:オレは?

GM:名前しか知らん。

GM/見張り:空色のローブ……貴方は一体?

ネイル:空の教団の者です。

GM/見張り:ナヅナ様に、何の用でしょうか。

ネイル:私の妹が何者かにさらわれたので、ナヅナ様に力になってもらいたいので、ここまでやってきました。

ケヴィン: オレはその付き添い。

GM/見張り:して……どうやってここに来られた。

ケヴィン:知らん。コイツに聞いてくれ。

ネイル:この地図をみて、歩いてきましたけど、なにか?

GM/見張り:……貴方の名前と階級をお申し付けください。

ケヴィン:ケヴィン・マーガス。名の知れた用心棒。とまあ、こんなとこか。

GM/見張り:貴方ではない。

ネイル:ネイル=ジェラット  空の教団の一般信者です。

ケヴィン:何でこんなに冗談の通じんヤツが多いのか…

GM/見張り:一般信者?!……成る程、それではナヅナ様に伝えておきましょう。今日はお引き取りください。

ネイル:そうですか……。

GM:どうする?帰るか?

ネイル:村の概観が知りたいんだけど。中に隠れれそうな場所があるかとか。

GM:村の外観はわからん。というのは、ここより上で見下ろせる部分がないため。

ケヴィン:(ネイルに耳打ち)なんか怪しいな。

ネイル:ああ。

ケヴィン:勝手に入るぞ。

ネイル:ん?こらこら。

GM/見張り:な、何をする!!

GM:槍を構えるが。

ネイル:止めたはずだけど……

GM:とめる?敏捷力の即決勝負。

 

さて、二人してダイスを振りますが……ネイルがファンブル。止まりそうにもありません。

 

GM:ネイルの出目のこともあり、とめられん。

ケヴィン:だから何故入れんと訊いている。

GM/見張り:う、うるさい!!

GM:見張り、笛を鳴らす。村の中が騒がしくなる。

ケヴィン:うるさいのはお前だ。

GM:問答無用、と言ったところか。

 

 さて、戦闘が始まりました。不意打ち扱いなので、見張りからの行動となります。
 見張りは前にいるケヴィンに攻撃。ケヴィンはよけを試みますが……

GM:(コロコロ)5点刺し。

 いきなり大ダメージ(爆) そして次のターン。

ケヴィン:ネイル、殺していいのか

ネイル:殺すのはまずいだろ。



 この後に及んでまだ虚勢を張るケヴィン(笑)


:正直、ここは戦闘と言えるほどのものではなかった。

薄死:は?

:ガープスの戦闘は普通長い。が……秒殺だった。


 次のターン、見張り3人のうち2人につつかれていきなり地に突っ伏すケヴィン!
 そして、《透明》に集中していたネイルも……

 

ネイル:転倒。

GM:転倒だな。集中が途切れた。更に朦朧。まだ逆らうか?

ケヴィン別に逆らった覚えはないが?

 

 ……嘘をつくな。

ネイル:降参します。

GM:それでは……奥につれていかれる。とりあえず、ケヴィンは目が覚めたら洞窟の中。ネイルは目隠ししてつれていかれる。洞窟の部屋の一つ。扉は頑丈そうで、外には見張りがいる。

ケヴィン:カラダの具合は?

GM:包帯がまかれている。ダメージ1点回復。

ケヴィン:さて、どうする?

ネイル:しばらく様子を見る。ついでに傷の手当てもする。

ケヴィン:この傷で動き回れるかい!

ネイル:ケヴィンに《大治癒》(コロコロ)成功。ここで16分の休憩がはいる。で、自分に《小治癒》。

GM:成功か。では安静にしていると、見張りを従えて女性が入ってくる。

GM/女性:さて、気がついたようですね。あなた方のことについて少々尋ねさせてもらいましょうか……私はミューアといいます。

ネイル:ネイルといいます。始めまして。

GM/ミューア:詳細はききました。貴方達は、ナヅナ様を探してこられたとか。

ネイル:はい。

GM/ミューア:理由は妹を探して……何故です?

ネイル:ナズナ様が年頃の女性を集めていると聞いたので、何か知っておられるのではないかと。

GM/ミューア:年頃の女性?どこでそのようなことを聞きました?

ネイル:わすれました。

GM/ミューア:……忘れた、ですか。そんな理由が通じるはずもないのに……教えるつもりはないのですか?

ネイル:こんな場所に閉じ込めるような方々にあの方の名をお教えするわけにはまいりません。

GM/ミューア:成る程。まあいいでしょう。言わないのならば、私達も動かないだけです。

ケヴィン:それと見張りの教育もなんとかな。

GM/ミューア:何か不都合でも?

ケヴィン:武器も構えていない人間にいきなり襲いかかるか?

GM/ミューア:話によると、いきなり侵入しようとしたそうですが?まあ見張りの技量が低いことは認めます。それゆえ、手加減などはできないもので。

GM:そういうと、ミューアは去る。

 

 さて、そして翌日から……数日間の間はミューアが誰に教えられたかを聞きに来ることになりました。

GM:拷問とかではないので、判定の必要はないのだけど……黙秘する?

ケヴィン:する。

GM: それではそのまま、1日、2日、3日、4日、5日とたったある日。6日目にして、ミューアは来なくなります。

 さて、ミューアがこなくなったことには理由があります。その訳は……コウのパートで知らされることとなるでしょう。


:さて、第6章終了。やはり「ストーリー」として考えないと、何が起きても対応できるのが救いだな。

薄死:……対応してるかなあ……

:戦闘が起こって捕らえられるくらいは予想通りだ。しかし……このパターン、なんのフォローも考えてない(苦笑)

薄死:どうする気ですか?

:どうもしない。他のキャラクターとの兼ね合い次第だろう。だいたい、俺は何も狂うようなことはしていないぞ。ネイル・ケヴィン共にミスをし過ぎだ。ケヴィンはあそこで押し通るつもりなら、最初から武器を持って問答無用で襲い掛かるべきだった。ネイルも、《透明》というアイデアはいいが、敵の前で集中するな(笑)

薄死:まあ確かに(笑) で、次は?

:次はナヅナとリリーナ(一部、コウが混ざる)のパートだが……これがまた(苦笑)


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