第9章 災禍 BGM:花葬(L'Arc〜en〜Ciel)

 リリーナとナヅナの活躍も一時中段。CPを与えることにしました。
 と言っても二人とも、ロクに成長させることができない様子……


:このとき、ナヅナには2CP、リリーナには1CPを与えた。

薄死:……少ないですね。

:何もしてないから。ナヅナはようやくランニングを習得した。が、それだけで終わってしまった。リリーナも結局は魔法のレベルを伸ばすことができんようだ。


 さて、警備兵につかまってしまったリリーナとアインス。アインスはともかく、血塗れの槍を持ち歩いており、しかも死体にある傷と見事に一致してしまうため、もはや言い逃れはできません。と言うか、実際犯人ですし(笑)
 アインスはというと、実際には目撃者もおらず、何よりも物理的に犯行が不可能だった(メイブルの家を一番最後に出たのはアインスですし)こともあり、とりあえずは釈放されました。

GM:
さて、ということでナヅナ。一応、一時的にでもリリーナを釈放するならば、保釈金積むしかないが。

ナヅナ:……何の義理があって。


:……ここからが完全に「分断」となる。

薄死:リリーナの出番は?

:……ない(笑)


GM::リーナはしばらく事情聴取だな。それではナヅナは何をする?

ナヅナ:ちょっと待て。考える。まず、メイブルは死ぬ。

GM: しかし、逆にリーザの行方の手がかりがなくなる、と。

ナヅナ: 他に水霊系を使えるものの情報も無し。

リリーナ:私。

GM:おう、リリーナが使える。

ナヅナ:あの時彼女は別場所にいた。論外。

GM:まあな。

ナヅナ:メイブルの執事、死んだんだっけ?生きてるよね。

GM:死んでない。医者が重症になっただけ。

ナヅナ:訪問する。

 

 ナヅナ、無難にメイブル邸に向かいました。

 

GM/執事:おおナヅナ様、いかなるご用件で?

ナヅナ:少し聞きたいことが。

GM/執事:はあ。

ナヅナ:メイブル様が私を撃ったのは見ていますね。

GM/執事:ええ。

ナヅナ:そのことについて、私には心当たりがないのですが、何か思い当たることは?

GM/執事:いえ、特には……

ナヅナ:ふむ…… 病気にかかったのはいつ頃のことでしたかな?

GM/執事:視察から帰ってきてからのことです。

ナヅナ:視察から帰ってきたのは?

GM/執事:今から……5・6日ほど前です。

ナヅナ:視察って、ナヅナ同伴のあれだよね?

GM:そう。

ナヅナ:視察のその日にあの事件が起こったんだっけ?

GM:視察の日にリーザ誘拐、つい三日ほど前にメイブル刺殺。

ナヅナ:ん? 時間が合わないじゃん

GM:……視察から三日で刺殺だ。(ややこしい)

ナヅナ:あ、3日経っていたか。


薄死:ややこしいですね。

:このあたりの時間の流れについては後に解説する。


ナヅナ:メイブル様はいつも魔法などを使ってお帰りに?

GM/執事:いえ、そんなことはございませんが……ただ、今回は急いでおりました。

ナヅナ:ご帰宅をお急ぎになった?

GM/執事:と言いますか、何でも満月の夜に間に合うかどうか、と……

GM:なお満月の夜は数日後だ。

ナヅナ:ご病気の身で?

GM/執事:病気になる前から言っておられました。

 

 この世界、満月の夜は魔力が濃くなると言う設定がありました。
 ルール的には、マナが濃密にするだけなのですが。

 

ナヅナ:メイブル様は我らが教団以外のものを信仰などしていませんでしたか?

GM/執事:さあ?そこまでは私の方も……

ナヅナ:あけるな、はいるな、と言われているような部屋などございませんか?

GM/執事:特には……敷いて言うなら、旦那様の部屋は掃除などの時以外は入らないようにしていましたが。

ナヅナ:いい付けで?

GM/執事:まあ、常識の範囲としてです。

ナヅナ:まあそうでしょうな。

GM/執事:ただ、余り資料などは触らないように、と言われておりましたが。

ナヅナ:ご拝見してもよろしいか?

GM/執事:何ゆえにですか?

ナヅナ:私が殺されそうになった理由を知るためです

GM/執事:(……断る理由もないか)はあ……構いませんよ。

ナヅナ:いろいろと見てまわる

GM/執事:ただ、この屋敷はもう引き払うつもりでいます。それでもメイブル様からは「自分の死後、資料はあるお方へと届けるように」と言われておりますので、持出はご勘弁を……

ナヅナ:あるお方? 教団ですか?

GM/執事:それは……口外なさらないように言われております。

ナヅナ:なぜに?

GM/執事:さあ?

ナヅナ:そのお方を、あなたは知っておられるのでしょう?

GM/執事:知りません。

ナヅナ:では、どうやってそのお方に届けるのです?

GM/執事:お届け先のみ存じております。素性がわからない、ということであって。

ナヅナ:その届け先とは?

GM/執事:申すことはできません。

ナヅナ:ほう……


薄死:……結構苦しい言い訳ですね。

:<嘘発見>を使われたらどうしようかとひやひやしていた。


ナヅナ:資料に目を通す。<調査>は13(コロコロ)どう?

GM:目立った項目が一つ。「時空系魔法」という、新たな魔法の開発なのか、発展なのか、そういったものに関する資料が多い。<神秘学>で判定。

ナヅナ: (コロコロ)おっけ

GM:「時空系魔法」と言うのは、文字通り時空を捜査できる魔法。かなり高度な魔法のようである。で、資料を見ると、救世主のことなども書かれているわけだが……予言では救世主は時空をわたり〜とある為、その当りの関連付けをしている様子が伺える。ただし、メイブル自身も対して習得には至っていない。また、多大なエネルギー消費が必要なことがわかった。その当りか。

ナヅナ:それと自分が殺されることについての関連を考える

GM:思いつくか?

ナヅナ:1.自分の思惑ばればれ

GM:まあばれててもおかしくない。

ナヅナ:2.リーザが必要でナヅナが邪魔

GM:邪魔だな、確かに。必要ならば。

ナヅナ:3.むかつく

GM:むかつくかもしれないね、ライバルと言えばそうだし。

ナヅナ:4.なりゆきで

GM:成り行き……つい殺そうとしたと言うことか?

ナヅナ:5.実は医者を殺そうとした

GM:原因はわからんな。……どれも時空系魔法とは関係ないが……

ナヅナ:1と2があるといえばある

GM:ほう。まあそれ以外には、判定に成功して思い出せる類のものはない。

ナヅナ:贄が必要とか、有効とかいう記載は?

GM:生贄と言うか……まあ生贄だな。有効であるらしい。

ナヅナ:使用法は?あと、贄になるための条件とか。

GM:時空系魔法に関しては、素質がないとつかい辛いらしい。それはごく一部の人間で、多大な消費エネルギーを疲労点ではなく生命力消費で使えば死ぬ可能性はある。そういった意味では、まあ生贄だろう。条件と言うならば、時空系魔法の素質か。

ナヅナ:それはもってるかどうかなんてわからんなあ

GM:不明。リーザが魔法の素質を持っているというのは聞いたことはないが。

ナヅナ:……少し考える時間をくれ。

 

 さて、一方のリリーナはというと。

 

GM:警備兵には、殺した動機などを聞かれるが。

GM/警備兵:なお、君が殺したということで確定しているらしい。

リリーナ:知らないよ。マインドコントロールされてたんだ〜!

GM:本当にそれ、言うのか?

リリーナ:……やめとく。うぅ〜ん〜

GM/警備兵:動機はなんだ!

リリーナ:そんなの知らないっ!気づいたら死んでたの!

GM/警備兵:殺したんじゃないのか?!

リリーナ:わかんないの!

GM/警備兵:何がわからんのだ?

リリーナ:全部っ!なにもかもっ!

GM/警備兵:全部じゃわからん!

リリーナ:だ・か・らっ!ぜ・ん・ぶっ!

GM/警備兵:(こいつは……自白して罪を軽くしようと言う気はないようだな……)

GM:なお、現代日本とは違うので自白がなくとも有罪確定はできるからな。

リリーナ:過剰防衛なのっ!…………多分

GM/警備兵:過剰防衛?

リリーナ:正当防衛だけど相手が死んじゃったから過剰防衛なの。

GM/警備兵:ほう。では過剰防衛で「殺した」ことは認めるのだな。

リリーナ:だってそういってるじゃん。

 

 結局認める事に(苦笑)

 


薄死:思ったのですが……素直に本当のことを話しても良かったのでは?

:……罪を認めるという意味では、最悪の進み方だな(苦笑)


GM:ではナヅナ。

ナヅナ:資料の量は?

GM:量……まあ多いだろうな。

ナヅナ:届けるというのは、馬車輸送と予想できる?

GM:遠くならありうる。近くなら、まあ人一人が運べば十分な量ではある。

ナヅナ:そんなに大量ではないわけか

GM:その距離に関しては知るところではない。

ナヅナ:届けるのは執事、もしくは届け屋。

GM:届屋。執事はそこまで持っていくだけ。あて先を書いて。

ナヅナ:町の外へと届けさせることはあまり考えられない……リーザがつれて来られているならの話だが。

GM:へえ。

ナヅナ:届けさせた後、町の外へ行くことはありうる

GM:で、どうすると言うのだ?

ナヅナ:町の中で馬車を疾走させることはできないので、つくことはできる。幸い、仲間に忍者もいる

GM:それまで待つかね?

ナヅナ:メイブルの上司って、どのくらいいるの?

GM:3人もいない。2人が上、1人が同僚。

ナヅナ:その中に、法王とか含んでる?

GM:含んでいる。

ナヅナ:それは手が出せんな

GM:何故に?

ナヅナ:どう切り込めばいいか難しい

GM:ちなみに、その下に4人ほどいるうちの一人が君だ。

ナヅナ:……最後に、やはり届け先を教える気にはなりませんか?

GM/執事:申し訳ありませんが……それが最後の仕事だと思っていますので……

 

 執事から断られたナヅナ、家を出ることにしました。

 

ナヅナ:資料の行く末をつきとめる

GM:ああ、はい。徹夜かね?

ナヅナ:帰って従者にいっとこう

GM:従者に張らせるわけだな。では翌日。

GM/従者:異常ありません。

ナヅナ:そうか、ご苦労。時間ごとに交代してくれ。

GM:ではしばらくして。そのうち執事が届け屋に出向く。従者に見張らせている間に何をやるのだ?

ナヅナ:人通り多い?

GM:多い。届け屋は町の繁華街にある。

ナヅナ:間に届け屋に行く。届け屋を金でつるか。

GM/届け屋:らっしゃい。ご用件は?

ナヅナ:少し頼みたいことがあるのだが。

GM/届け屋:はあ。

ナヅナ:今執事の名前を考えてた。なに?

GM:決めてなかったが……じゃあ、レーヴェということで。

ナヅナ:もしここにレーヴェというメイブル御付きの執事が届け物を頼みに来たときには、私にその届け先を教えていただきたい。どうか?

GM/届け屋:届け先? ああ、そのレーヴェさんがいいってなら教えてやるよ。

GM:なお、追加料金でそう言ったことの口止めが行なわれる。本当に機密の文章は冒険者が運ぶが、運び屋はあて先を秘匿して送るサービスも料金次第で行なう。まあ冒険者の方が信用できん場合もあるわけだが。

ナヅナ:教えてくれるってこと?

GM:レーヴェが追加料金を払わなければ。払うと思われるが。

ナヅナ:君は仕事に忠実なのかな?

GM/届け屋:ん?まあこれでメシ食ってるわけだからな。クビにはならないようにはするぜ。

ナヅナ:なるほど。良い心構えだ。さて、ここに君がメシを存分に食えるだけの金がある。

GM/届け屋:……ああ。で?

ナヅナ:できれば、無条件に届け先を教えていただきたいのだが。

 

 GM、反応判定を行いました。出目は……6。好印象は与えられません。

 

GM/届け屋:悪いがお客さん、教えるのは犯罪になっちまうんだよ。契約違反だからな。

ナヅナ:それを届けることが、契約違反をすることよりも重い罪になることもある。

GM/届け屋:へえ。なんでだい?

ナヅナ:それは教団内の問題だ。あれがわたることにより、死者が出ることも考えられる。

GM/届け屋:教団?ああ、空の教団の人かいアンタ。

ナヅナ:まあ、法衣を着ていない神官など見慣れないとは思うが、一応ね。

GM/届け屋:まあいいけど……誰にも言うんじゃないぜ。俺がクビになったら困るからな。

ナヅナ:助かる。

GM/届け屋:金はいいよ。その代わり、ニ度と来るんじゃねえよ。

ナヅナ:わかった。


薄死:いいんですか?なんかあっさり引き下がったみたいですが。

:……よくないだろうな。反応が悪い上に、脅しの判定も忘れていたし(苦笑)


 さて、しばらく時間はすぎますが……昼過ぎになってもレーヴェはあらわれません。メイブル邸はとっくの昔に出たはずなのですが。
 と、そのとき。

GM/シェスター:ナヅナ様、レーヴェのじいさんが!!

ナヅナ:どうした。

GM/シェスター:……殺されました。

ナヅナ:殺されるのを黙ってみていたのか?

GM/シェスター:俺も知らなかったんですよ!!さっき、町で殺しがどーのとか言ってたので現場に行ったら……

ナヅナ:付いていたものは?

GM/シェスター:何でも、いきなり黒いローブの奴が氷剣を放ったらしくて……付いていた奴は追跡中です。

ナヅナ:案内しろ。

GM/シェスター:はい

GM:さて、現場だが……レーヴェの死体は片付けられている。なお、目撃者によるとレーヴェは包みを持っていたらしいが黒いローブの奴に持っていかれたらしい。北の方角に逃げた模様。

ナヅナ:とりあえず行ってみよう

GM:ではしばらく行くと……まあ先に付けていた奴が目印を残しているとしよう。どんどん人通りが少なくなる。で、裏路地に死体が一つ転がっている。

ナヅナ:?

GM:……着いて行った、付き人だ。例の如く、《氷剣》かと思われる。

ナヅナ:……進もう。

GM:先に目印はないが?

ナヅナ:裏路地の先を進んでみよう。死体の供養、その他は、誰か残すとして。

GM:進むと……知力判定。

ナヅナ:(コロコロ)いいねぇ

GM:マジか?!……ここはスラム街なのだが、巧妙に隠された、地下への入口がある。

ナヅナ:戦闘できるやつは?

GM:シェスターとアインスか。

ナヅナ:危険な香りがするな。

GM:他2名のもと見張りも戦闘は可能

GM/シェスター:行きますか?

 

 地下の入り口を見つけた一行。シェスター、護衛1、ナヅナ、護衛2、アインスの順に中を進みます。中には……生活感のない部屋が一つ。

 

GM:すると……部屋には6人の黒いローブを着た人間が座っている。ほとんど微動たりせず座っているが、君たちを見つけるとたちあがる。ではイニシアティブ……実質ナヅナ対他全員かよ(笑)

ナヅナ:NPC対NPCか……

 

 なんと、ナヅナ以外が全員NPCと言う惨状(笑)


:実は秘策を用意していたのだが、あっけなく終わってしまった。

薄死:秘策?

:黒ローブは全員、メイブルのクローンだ。《凍傷》の魔法が結構なレベルで使える。俺は当初、腕に組みついて振りほどかせずに腕を殺傷させようと思っていたのだが……シェスターとアインスが強すぎた。

薄死:倒せそうなナヅナも後方援護をしていたようですしねえ。

:後方援護どころか、応援しかしてないぞ(笑) 戦闘の流れとしては、いきなりシェスターがレイピアで1人刺殺、アインスが足を手裏剣で砕く。黒ローブが護衛1・2、アインス、シェスターに組みつく(シェスターは敏捷力の即決勝負で勝ったため、乗りきったが)。護衛は振りほどけず。第2ターン、シェスターが護衛に組みついている奴を刺殺。アインスは組みついている奴を投げる。黒ローブはシェスターに組みつき(またもや阻止される)、護衛2に組みついている奴は《凍傷》に集中。アインスに投げられた黒ローブは姿勢変更。第3ターン、《凍傷》発動で護衛2の腕が使用不能。シェスターが姿勢変更中の黒ローブに重要器官を刺してまたもや刺殺。アインスは足を砕いた奴を刀で斬殺。護衛2に組みついている黒ローブはもう一度《凍傷》に集中。護衛1は護衛2にくみついている黒ローブを殴る。集中が途切れ、護衛2は振りほどく。そしてシェスターが残りの一人を刺殺。

薄死:……何回殺すって言葉が……

:シェスターが強すぎた。重要器官を的確に狙える技量にフェンシング使いにあるまじき体力、そしてここでは使われなかったが、鉄壁の能動防御があった(レイピア二刀流の両手利きで。受けが4回できた)。PCとおなじCPのはずなのだが……


GM:黒ローブの正体なのだが……全員メイブルの顔をしている。

ナヅナ:ゴーレム? いや、キメラか?

GM:また、奥に行く扉もある。

ナヅナ:まあ、奥へ行くか。何もないよね? ここには

GM:他には何もない。奥の部屋。どうやら研究室のようだ。様々な資料などが山積みにされている。

ナヅナ:例の執事の持ってたのは?

GM:ある。

ナヅナ:まだ奥はある?

GM:ある。奥に行く部屋には、内側(今いる場所)からかける鍵がかかっている。

ナヅナ:手近なとこにある資料を次々と手にとって、中身を確かめる

GM:資料は大体は見たのと同じ資料だが、少し見た事のない資料がまざっている。

ナヅナ:どんなもん?

GM:一つは、キメラ・ゴーレム・ホムンクルスなどの魔法生物に関する資料。メイブルが自分のホムンクルスを作っていたと言う記録もある。ホムンクルスはオリジナルより多少弱いらしい。具体的には、全ての能力値が−2。

ナヅナ:他には?

GM:女性を触媒にして時空魔法を使用したという記録。

ナヅナ:いつ?

GM:1年ほど前からだな。色々な女性の名前が記されており、リーザの名前もあるが、結果は書いてない。まだ実践してないようだ。あと、リーザは素材としてはつかえるような記述もある。

ナヅナ:次の満月にか……

GM:それもあったな。あともう一つ。地図を見つけた。

ナヅナ:見る!

GM:ここと教団の神殿建設地の真中より向こうぐらいに印がうってある

ナヅナ:覚えておこう。

GM:他にめぼしいものはない。

ナヅナ:扉は覗き窓とか無し?

GM:ない。

ナヅナ:じゃあ行くしかないか

GM:入ると……順番はさっきと同じでいいな? 中にはいくつか牢屋がある。キメラが閉じ込められている。

ナヅナ:失敗作? ……わからんか。一応、リーザを探す。

GM:<神秘学>で判定。

ナヅナ:(コロコロ)普通の出目だが。

GM:失敗作かどうかはわからん。では探すと……キメラは君たちを見て牢屋を乱暴に揺らす。そのうち一つが開いてしまった……

ナヅナ:う〜ん、ありがち(笑)

 

 やかましい。

 

GM:で、戦闘なワケだけど……またNPCか……

 

 結局、ここでもNPC戦闘(苦笑)。
 結果として、護衛一人が死ぬものの、キメラは倒すことに成功しました。

 

ナヅナ:結局……リーザはいないと。

GM:いない。なお、今倒したキメラの牢屋に何か光るものがある。

ナヅナ:見ると?

GM:ペンダントだ。

ナヅナ:拾うか。

GM:拾った。何のことはない、普通に市販されているペンダントだ。で、他の牢屋も突き破られそうだ。

ナヅナ:さっさと帰ろう

GM:……気付いたことが一つある。キメラの死体だが……人間の女性に見えんこともない。で、気をつけてみると、キメラのほとんどは人間の女性を材料に使っている。時空魔法の発動と失敗した奴を使っている、と判断していい。

ナヅナ:まあ、ペンダントからも推測できるな。となると、残された手掛かりは……


:次はコウのパートだ。ある意味、この話全体の山場であるわけだが……致命的な失敗をしたまま進んでしまっていた。

薄死:致命的な失敗?

:まあそれは、第11章まで現れないが。また、ここで倒したキメラだが、実はこれがネイルの妹のセーラである。

薄死:…………

:惜しかった。セーラがさらわれるかどうかという流れがあり、誘拐を阻止すれば(探す分の時間が不要な分)コウたちとも合流できる手はずだった。また、合流できずとも助け出すこともできた。そして、誘拐されるがこの場で合流という可能性もあった。実は一番最後のを狙っていたが。

薄死:この場で?

:ナヅナ達もネイル達も、地下アジトを見つけて鉢合わせし、キメラ化してしまった妹を前にネイルがどういう判断をするか見物だったのだが。

薄死:……鬼。

:もっとひどいパターンも考えていたぞ。

 

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