• 時 間
  • 君がくれたもの
  • ピース
  • 季 節
  • 手 紙




  • 時 間


    沈黙を決め込んだ僕を見て
    たわいも無い話を切り出す君は
    やさしいの?つめたいの?
    無邪気な瞳で話す君は
    僕をよく分からない世界に連れて行くんだ

    普段よりアクセルを強く踏み込み
    やり場のない気持ちはスピードに変わる
    その分だけ君とのさよならが近づくというのに

    友達、恋人・・・ホント何なんだろう
    二人過ごした短い時間
    けど、それはとても楽しく
    素敵な時間だったはずなのに
    この1年の僕と君は
    まぎれもなく違う時間、違う空間を生きていたんだね

    僕のちっぽけなポリシーは
    時間という壁に阻まれ
    それを飛び越えた想いだけ
    一人歩きを始めた
    よろめきながら、君の面影も消せないままに
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    君がくれたもの


    君と出会ったのは2年前
    路頭に迷っていた頃だった
    沈みがちな毎日に
    君の笑顔はとても優しくて
    僕はそれをカテにしたんだ

    夢と現実の狭間で
    人はいつも苦しむもので
    それでも先を目指すのは
    自分自身を確かめたいから

    きっと叶う
    そう信じて追いかけた夢は
    ふとした時にすれ違い
    姿を消してしまうけれど
    何の意味もなかったなんて思わない

    今の想いが未来の思い出になっても
    あの時くれた君の笑顔は
    時が流れても色褪せることなく
    僕の中で意味をもち続けるだろう

    そしていつかまた会えたなら
    僕は君に負けない笑顔で
    君の前に立てるように
    自分の夢に 自分の未来に
    全力で向かうことにしたんだ
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    ピース


    初めて手を繋いだ日
    嬉しすぎて、そばの園児にピースした
    はちきれそうな僕の想いは
    ちゃかした笑顔に反射して
    繋いだ手を照らしてた
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    季 節


    「野菜も食べますか?」
    そういって顔を傾けた君に
    「ありがとう」
    そういってうなずくのが精一杯だった春

    初めて誘った映画のあと
    2人でうどんをすすりながら
    ぎこちない会話を交わした夏

    散歩しながら
    止めど無く2人笑いあった秋

    免許取りたての君が
    駐車場で運転席に、僕が助手席に
    危なっかしい運転に
    笑って、話して
    2人の形を確認しあった冬

    どの季節も、とっておきの色を帯びて
    僕らのこれからを祝福しているような、
    そんな気がする
    2人、行く道は違っても・・・
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    手 紙


    落書き帳に書いた近況
    思い切って投函した
    久しぶりのドキドキは
    ポストをいっそう赤くした

    君から届いたお返事は
    時間を超えて 僕の心にほのかに灯り
    みえない明日を明るくてらした

    僕を支える君の手紙
    意味なんてなくっていい
    何でもない文面が
    僕の力に変わるんだ
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