第1回・テーマ:『ウルトラ・ゾーン』/スティーヴ=ヴァイ

「おいおい、B’zについて語るコーナーじゃなかったのか?」こう思った方もいるだろう。そう、ここはB’zについて語るためのコーナーだ。ではなぜスティーヴ=ヴァイという人物のアルバムを取り上げるのか?
それは、この『ウルトラ・ゾーン』というアルバムの13曲目にある「ASIAN SKY」という曲が、B’zとの共作・共演だからである。ヴァイと松本のギターの絡み、ヴァイと稲葉のヴォーカルの絡み・・・本当はアルバム『Brotherhood』について書くつもりだったのを急遽変更したのは、この普段のB’zと微妙に違うB’zを楽しめて面白いと思ったのと、この「隠れた最新曲」をまだ知らないB’zファンの人達に知ってもらいたいと思ったからである(余計なお世話かもしれないが・・)。
とはいえ、別に洋楽は聴かないという人にとって、スティーヴ=ヴァイとはどんなアーティストなのか?という人も多いのではないだろうか。実は、かくいう俺もこのアルバムのことを知るまでヴァイのことを全く知らなかった。そこで、この場を借り、ヴァイについていくつか引用しておく。
スティーヴ=ヴァイは、「18才でフランク=ザッパに見出された天才。フランクをはじめ、アルカトラス、デヴィッド=リー=ロス、ホワイト=スネイクと渡り歩き、ギタリストとしてソロ活動を確立しているほか、自身のバンド『Vai』も結成するなど、ソロとしてもバンドとしても成功、今年6月にはロック・ウォークなるロックの殿堂(手形を押し道路に残す儀式)を行い・・・」と、要するに世界でも有数のトップ・ギタリストなのだ。
97年、ヴァイがソロ・ツアーで来日した時、日本のファンからB’zのCDをもらったのが、B’zを知るきっかけだったらしい。その来日の際、ヴァイが松本のラジオ番組に出演、その翌日、ヴァイは自分のショーのバック・ステージにB’zを招待、これが始まりとなり、このアルバムの制作が佳境に差しかかった時、B’zがレコーディングでロサンゼルスにくる(*当時B’zはニューアルバム『Brotherhood』のレコーディングのために東京、大阪、そしてロスを巡っていた。)ことを知ったヴァイの「ジャムしようぜ!」との誘いから実現した凄い共演である。
アルバムそのものについては、これまでのヴァイの軌跡を総括し、発展させたものになっていて、まさにスティーヴ=ヴァイの集大成ともいうべき作品である。ヴァイ自身も「これは俺の足跡でもある」と発言したという。本当にこれまでのヴァイのテイストが全て発展系の形で表現されたアルバムといえるだろう。
ちなみに現在日本に出回っているこのアルバムは、日本先行発売、そして日本盤用にボーナストラックが1曲追加されている。

『The Ultra Zone』/Steve Vai

1.THE BLOOD & TEARS
2.THE ULTRA ZONE
3.OOOO
4.FRANK
5.JIBBOOM
6.VOODOO ACID
7.WINDOWS TO THE SOUL
8.THE SILENT WITHIN
9.I’LL BE AROUND
10.LUCKY CHARMS
11.FEVER DREAM
12.HERE I AM
13.ASIAN SKY
14.SELFLESS LOVE
(*日本盤のみのボーナス・トラック)

この文章へのご意見・ご感想をお待ちしています。メールか、まだ設置してないのですが掲示板(BBS)からどうぞ。なお、第2回への更新は9/24〜25の間の予定。内容は未定です。

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