整形外科病棟

世の人は「整形外科」にどのようなイメージを持っているだろうか。
大抵そこに入院している患者というのは腕やら足の骨を折ってギブスの白さが痛々しい、でも他は別に故障さえなければ思い切り飯も食えるしタバコだって吸いまくる、というようなイメージではないだろうか。
入院初日、婦長に案内された病室は6人部屋。たったひとつ、予想し忘れていたことは、全てのルームメイトが婆さんだった、ということぐらい。
そうだよな、年とったら骨も折れやすいでしょう。
多分、見た目の平均年齢は60近かったと思う。夏休みシーズンゆえの子供の患者も数人、同じ病棟にはいたものの、そのお子らはほとんどが先天的な疾患の治療だそうで。
こりゃ入退院のサイクルも遅いだろうよ、と思いつつ入室のご挨拶をして明日の手術に備えるため、一日だけの元気な入院患者となる私であった。

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