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<作品紹介> 1989年「このミステリーがすごい!」宝島社国内編16位 月光ゲームに続くデビュー第二作 <あらすじ> 推理研の会員であるマリアの誘いで江神とアリスは嘉敷島にパズルを解きに出かける。彼女の祖父が時価三億にも及ぶダイヤモンドをかの島に隠したのだ。パズルに本格的に取り組む間もなく、事件は起こる。 島にあったライフルで二人が殺害されていたのだ。しかも密室で! 司会進行役になった江神をはじめ全員にアリバイがない。人間関係が少しずつ明かされていくあいだにまたしても第二の事件は起こった。 この事件が三年前の事件と関連している事を知った江神は、あのパズルを解かなければならなくなる。 <感想> いやぁ 堪能した! こんな事を書くとファンの方がたにお叱りを受けるかもしれないが、初期作品は面白さの度合いが違う。 どんなミステリー作家にもいえるかと思うが、やはり初期作品はいい! トリック自体はさほど大掛かりではなく、僅かな犯人のミスを見つけて……というものだが、その遊びの多さと個性豊かな登場人物たちの個性溢れる会話がとても楽しい。 ちりばめられたいろんな色のパズルが楽しい。 表現がまずいかもしれないが「若さ溢れる」ミステリーなのだと思う。 |