2002・10・31
 最近次から次へと人が殺される話ばかり読んでいて、ちょっと食傷気味なので、ほんわかしたラブ・ミステリーでも読んでみようとサンドラ・ブラウンの「いたずらが死を招く・上・下」新潮文庫 を読む。

 ほんわかしているといえばしているのですが、おい、この設定はどこかで〜とか、こういう内容ならもっとハードボイルドの方がいいんじゃない?なんて思いながら読んでいるのは反則でしょうか?
 本格的な物に飽きて読んでるんだから、それは反則でしょう……と自分で突っ込みいれながら、でも、やっぱ食い足らない……。

 ちょっと内容にふれると……
 <解説・吉澤康子>より
 本書の主人公は、美しい一卵性双生児のジリアンとメリーナです。そっくりな双子の姉妹は、それぞれ仕事を持ち、ひとり暮らしをしています。あるとき36歳を目前にしたジリアンは、結婚しないまま、人工授精で子供を産むことを決意。
ダラス市内の診療所で処置を受けました。精子は、カリフォルニアの精子銀行から取り寄せられ、ジリアンの希望によって選ばれた種類のものですが、だれのものかはわかりません。ジリアンが人工授精を受けた晩、要人エスコートを職業とするメリーナは、ダラスに招かれたアメリカ先住民の宇宙飛行士を晩餐会にエスコートすることになりました。
会ったとたん惹かれあったふたりは、晩餐会のあと、彼のホテルで結ばれます。
 ところが、翌朝、ジリアンの惨殺死体が自宅で発見されたという連絡が、メリーナのもとに入りました。寝室の壁に血で書かれたわいせつな言葉からして、憎しみによる犯行のようでした。誰からも好かれる性格のジリアンが、なぜ殺されなくてはならないのでしょうか?ジリアンが受けた人工授精と、関わりはあるのでしょうか?
 やがて、この殺人事件は意外な展開をみせ、FBIが乗り出してきますが、双子の姉妹の残された方は、殺された方の敵討ちをしようと、独自の捜査を始めます。

 ちょっと気をつけて読むと、ネタバレに近い解説ですが、まあ、こんなお話です。

   う〜〜〜ん。ラブ・サスペンスよりサスペンスの方が自分に向いているのか、やっぱ。
 それもどうかと思うが……。

 現在読書中
 最悪 奥田英朗


2002・10・28
 読了本
  翼ある闇 麻耶雄嵩

 道路工事が我が家の前で行われている状況に辟易する。
 いやなんですよね、道路工事すると雪が降るから……って、なんとなくそんな気がするだけですが、確かに寒いのも事実。
 山だけでなく里近くも昨夜雪でしたし。
 どうして雪国で11月や12月に工事に入るんだろ?それも毎年。まあ、行政というのは効率ばかり考えているのではないということでしょう。
頭悪い。


2002・10・26
 読了本
 和時計の館の殺人 芦辺 拓

 
 髑髏島の惨劇 マイケル・スライド

 よく「新本格バッシング」という言葉を解説の中で見るが、よほどひどいものだったんだろうな。
 私の読書履歴を考えると、横溝正史、松本清張、島田荘司、綾辻行人……と、何の違和感もなく続いているんだけど……。
 タイムリーな読み手とは言えない私にとって、ミステリーはずっとそこにあったものだからかもしれない。

 「殺人喜劇の13人」芦辺 拓 のあとがきから、当時本格物を書いても発表する場がなかったとか。
 今の時代では考えられないなぁ。

 最近パソコンいじってないのでアップが間に合わない。
 髑髏島には一週間かかったし。

 本日購入本
 ブラックジャックによろしく 3 モーニングKC 講談社 

 今回は子供(赤ちゃん)がテーマなので、妙に身近に感じる。多少経験(なんのだ!)もあるし。
 「結局我々は当事者ではありませんから」

 それ言われると、何にも言えなくなるんですが……。


2002・10・21
 今日は給料日嬉しいななんぞと喜んだものだから娘が昼をたかりに来てあっという間に残金五千円。
 でも某掲示板で「髑髏島の惨劇」読むって宣言したから購入。
 税込み1100円はかなり痛いがまあ本が読めるんだから許容範囲かと思いきやこれってちょっとミステリーたっぷりホラーなんですか?  そうですか?私最近ホラーついてます。

 昨日読了した浦賀和宏の「学園祭の悪魔」はミステリーかと思って一生懸命読んだらホラーだし。… …いや、ホラーでもないか?
 とにかく期待を烈しく裏切ってくれたので感想はアップしません。
 気分悪い本なんだもんなぁ だから当分ホラーはいいって思ってたのに……「髑髏島」がミステリーたっぷりでありますように!

 現在読書中
 和時計の館の殺人 芦辺 拓


2002・10・18
 読了本
 さかさ髑髏は三度唄う 司 凍季

 創元推理21 山野辺若『鬼火』 読了
   よくあるパターンの幽霊もの。
 子供が親には見えない友達を作って、親は不幸に巻き込まれて……という話。
 これだけでもかなりネタバレですか?

 創元推理21 矢口敦子『幽霊の処方箋』 読了
 いつもは薬が出されるとすぐ取りに来るご老人が、その日に限っていつまでも窓口に現れない。
 数日後の新聞で、その前日にはご老人はすでに死んでいた事がわかる。
 ちょっとほのぼのとした、それでもミステリーです。

 創元推理21 伊神貴世『饒舌天使』 読了
 生前に善行を行った人間だけに与えられる『思い残しゼロ特典』で、七歳の時の不思議を天使に解明してもらう……という話。
 設定が面白くて気に入った!
 私も善行してゴールド国民になろう!……でも、対象はキリスト教徒だけだったか。

 創元推理21 氷上恭子『度の過ぎた遊び』 読了
 昨年度の短編賞受賞者の第一作。
 こった設定だが説明がないとよくわからなかった。(私の理解度低いですか、そうですか)
 最後の推理は無理無理だな。もっと伏線めぐらしてくれないと納得できない。

 短編はお話の世界に入り込むのが面倒なのであまり好きではないが、軽く読めるのもたまにはいいな。
 特にお気に入りは『饒舌天使』トリックというほどのものではないけど、直接死者にインタビューして解決できるなんて、ある意味最強の探偵登場でしょう。……あ、もちろん天使も推理してますけどね。

 今日は中距離ドライブしたのでお疲れモード。
 一人暮らしの姑の守りも大変です。

 さ、読書で現実逃避だ!!!


2002・10・17
 創元推理21 創元推理短編賞受賞作 山岡都『昆虫記』 読了
 トリックだけを取り出すとビックリ仰天という訳ではないが、構成が上手い。
 手紙形式と回想で進むお話は、かなり面白く読ませる。

 推理小説以外はあまり読まないので、バルザックやゲーテが出てきてもイマイチピンと来ないのが残念。
 緋文字や風と共に去りぬ、ジャングルブックなんかは読んだけど、私ではこれらの本に込められた思いは伝わらないな、またまた残念。

 創元推理21 青井夏海 助産婦探偵シリーズ『別れてください』読了
 日常ミステリーを書くのなら、助産婦という設定はうまいなぁ。
 初産なんかだったら不安ばかりが大きくて、助産婦さんになら何でも打ち明けてしまいそうだ。
 TVの「家政婦は見た」もこんな感じなのかな?見たことないけど。
 妊婦さんのご主人が愛人をどうも三人もっているらしい……という興味深々なお話。
 そしてこれ「安楽椅子探偵物」でもあるんだな。面白かった。


2002・10・16
 読了本
 夜のフロスト R・D・ウィングフィールド

 本日購入本
 創元推理21 2002年秋号  東京創元社

 第12回鮎川哲也賞発表、第9回創元推理短編賞が発表・掲載になってたので購入。
 鮎川哲也の祝辞が掲載されていたが、今年の受賞者で最後なんだなぁ。コメント貰えるの。 

 笠井潔の選評に「21世紀に入って本格シーンは大きく変貌しつつあるようだ。一方ではメフィスト賞系の新人による『壊れた本格』作品が相次ぎ、他方ではカッパ・ワンからデビューした新人による、伝統的本格の継承の試みもある。帰趨の定かでない混沌に一石を投じるような力作を、来年度は期待したいと思う」とあった。

 『こわれた本格』って言うのは上手い表現だ。
 個人的には超本格や伝統本格にはそろそろ飽きてきたが、かといってこわれた本格を読む柔軟性も持ち合わせていないので、若い感覚のミステリーを楽しみたい所。
 じゃあ、どんなんか……というと、具体的には上げられないんだな、これが。
 若い作家の推理を読んでいないんだもんな。
 で、期待するわけですよ、安心して読めるレベルの作品が多い鮎川哲也賞に。

……来年らしいけど。

 上高地に行って来た。
 山の秋はもう深いと思っていたけど、紅葉はたいして深くない。あと二週間は楽しめるかもね。

 ショックだったのは、足が疲れた事。
 わずか二時間歩いただけなのに……。もうだめ。
 二度と山なんか行けない身体になってしまったんだ。←単にトレーニング不足だってば。

 で、私、今月に入ってまだ二冊しか読んでませんか?
 本当ですか?

 本当のようです(^^;


2002・10・8
 乗鞍に初雪が降って、今年の山はもうおしまい……ああ、なんという事だ!
 北アルプス赤牛岳でへばって、次の山に行く気力が回復しないまま……

 本日購入中古本
 和時計の館の殺人 芦辺拓
 さかさ髑髏は三度唄う 司凍季
 死びとの座 鮎川哲也
 翼ある闇 麻耶雄嵩
 学園祭の悪魔 浦賀和宏

 中国の壺 川原泉(コミック) 

 欲しい本を中古で探すのは難しい。
 本当は皇なつきのコミック探しに行ったんだが……。

 まあ、長い間悩んで、結局買ってなかった麻耶雄嵩のデビュー作が買えたのでよしとしよう。 


2002・10・5
 本のなかで「何が楽しくて生きてるんだろうか」なんて書いてあるのを読むと「あ〜〜私も何が楽しくて生きてるんだろう」と思う事が、ままある。
 どっちかっていうと、気分が落ち込んでいる時なんだろうけど、あまりいい気はしないもんだ。
 こんな時、世の中に必要とされる職業についてたらなぁ、とか、真面目に思ってしまう。

 いかん、いかん。マイナス思考だな、こりゃ。

 読了本
 白夜行 東野圭吾

 まあ、こんな本読んでりゃマイナス思考にもなるか。
 いえ、めちゃくちゃ面白かったんですが。

 中古本屋に行く気力もなく、映画見ました。

 ニューヨークの恋人

 これ、本読んでストーリー知ってるんですが、この映画なら娘が付き合ってくれるかな……と、思って。
 本当は「サイン」見たかったんですが。
 いや、これはこれでハッピーな気分になれてよかったです。……本、読まなきゃよかった。


 2002・10・2
 コミックの「リアル」読んで一言。

 ピアノ習って、陸上100m(個人競技)を選択していた人間が、車椅子生活になるとバスケット(団体競技)を選ぶものだろうか?
 その辺りは今後明かされるんだとは思うが。

 感想は 熱い!
 この情熱には脱帽!……長い間スポコンもの読んでなかったなぁ……しみじみ

 こういうスポーツに対する情熱って私にはないんだけど、思えば、春になると「あ〜〜山に行きたい!行かなきゃ!」と脅迫めいた感情に襲われるのと同じなんだろうか?
 ……いや、やっぱ違うだろうな。

 本日購入本
 白夜行 東野圭吾 集英社文庫
 最悪 奥田英朗 講談社文庫

 二冊とも暗そうだ……(^^;
 とても連続では読めないだろうな



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