2004.6.4 読了本 シェルター 終末の殺人 三津田信三 東京創元社 読了本 狐罠 北森鴻 講談社 東京創元社のミステリ・フロンティアの刊行ペースはこのところすごいです!ついて行くのが大変です。 現在読書中 貫井徳郎 「修羅の終わり」 西村京太郎 「殺しの双曲線」 泡坂妻夫 「乱れからくり」 中井英夫 「虚無への供物」 超有名な本や、人気作家の人気本や、傑作と言われている本ばかりなので、あっちをよんだりこっちをよんだり。 私のHPはデータベースとしてとても不完全だ……と言われた 確かにそうだよね(まあ、書評が下手なのが一番の理由だろうけど) だって有栖川の本は一冊、綾辻に至っては一冊も無い 理由は簡単 「このHPを開く前に読んでしまった」 でも我が家にある本くらいもう一度読み直して感想アップするのも悪くないかな、と考えてます この先何年生きられるか考えて、再読は最小限にしようと思っていたんですが……(なんちゃって) |
2004.4.11 読了本 人喰い 笹沢佐保 徳間文庫 ☆☆☆ 日本推理作家協会賞受賞作 1960年の作品 ……どんな賞でも賞を受賞する作品というのは一読の価値があると思う ただ、残念ながら”ミステリー”という分野は「積み重ね」の文学と聞いたことがある つまり、端的にいって”謎解き”のみの小説は時代が変わると非常に古臭い印象を受け、しかも肝心のトリックさえ「読んだことがある」ような印象を持ってしまう やはり少し古すぎたようだ 読了本 消失! 中西智明 講談社文庫 ☆☆☆★ 1993年発行だから、11年前の作品 この作家さんはこの一作しかないそうです かなり「騙された!!」感が残ります でも「え〜そうだったの??」感の方が強いんですよね(この表現は微妙だ) おまけにこの本は正しくは未解決なんですよね(真犯人が指名されて逮捕あるいはそれに順ずるなにかがない)でもミステリーとしての面白い仕掛けが散りばめられていて、すごく贅沢な本です ミステリーマニアが「もしこういう作品があたら……」と夢想するような仕掛けを実際書いてみた……という本 読了本 ウエディング・ドレス 黒田研二 講談社 読了本 完全犯罪に猫は何匹必要か? 東川篤哉 光文社 つらつら考える よく古いミステリーを読むが、どうにも面白くない もちろんトリックに穴もなく、全部芥川賞を取れるくらい「破綻していない」 「人物が書けていない」とも思わない それなりのストーリーもちゃんと存在する でもそこにあるのは「ミステリーの為だけの舞台と登場人物」それがどうもひっかかるらしい 古いミステリーでも感動して「読んでよかった!」というものも存在する 最近では「奇想、天を動かす」がそうだ そこには「ミステリー以外のなにか」があり、もちろん舞台も登場人物もミステリー中心で書かれているハズなのに、もう一本の線(?)が生きていて、単なるミステリーだけでは終わっていない ミステリー談義を誰かとしたことはないので自信がないが、その「なにか」を持っている作家さんの代表が「伊坂幸太郎」ではないだろうか?謎は謎としてある(ミステリー小説である)……しかし人間として生きている上で感じる哀愁や寂寥や、あるいは喜び、また矛盾や成長……そういったものが普通の青春小説や恋愛小説よりもっとダイレクトに胸に迫る本になっている いいよね、こういうの(ちょっと青さが気になるけど) ……普通の青春小説を読めばいいのか?でも、ミステリーが好きなんだもん ああ、そうとも言い切れないか……本当に「ミステリーのみ」の小説だってすっごく面白く読める本が沢山ある 有栖川の「双頭の悪魔」とか古処の「少年たちの密室」だとか……古いので言えば島田の「占星術」だとかクリスティの「そして誰も」とかクイーンの「Y」だとか…… じゃあ、古いミステリー読んで時々感じる「物足りなさ」はいったいなんだろう? 自分が思っている(だろう)事を言葉にするっていうのは難しいなあ |