台本完成!


            ゆーとぴあん だいありー 主演男優:松本(イブ サックス)一矢

この世の中は選択だらけだ。みんな、分かれ道にぶつかっては、ひとつの道を選ぶ。人は、家庭を選ぶ、将来を選ぶ、人生を選ぶ、人を選ぶ。俺は、選ばないことを選んだ。俺は人間だが名前がない。自分は、とっくの昔に捨てて来た。俺は、全ての人間が嫌いだ、そして、自分も例外ではない。奴らが作る規則、法律、世界、国、全てが嫌いだが、それらを俺に、守らせようとするのがさらに嫌いだ。この頃よく思うんだ、「なぜ俺は、人間に生まれたのだろうと、、」しかし、そんなこといくら悔やんでも答えは出ない。だから思うんだ、いつかこのくそったれ社会から逃げる方法を見つけてやる。俺の世界を見つけて見せる。全てのドラッグをやってみた時、俺は、その可能性を見つけたんだ。でも、薬物は、入り口までしか見せてくれない。分かるんだ、俺の世界はドラッグの世界ではない。そして、そのユートピアへの入り口は、すぐ近くにある。毎日探し物で、日が暮れるけど。それはれで悪くない人生だ。

12月21日 今日も町をうろつきながら、まだ見ぬ自分の世界を探している。新しいドラッグでもなんでも、俺をこの世界から出してくれるものならなんでもいい。そんな時、ふと自分に疑問があった。「愛とはなんなんだ?」それなりに愛の存在の意味と理由を考えてみた。俺なりにすばらしい答えが思いついた。

   「愛とは、ただ男と女がセックスをしたいがための言い訳ににすぎないものだと。」

では、ラブアンドピースは?なにがラブでなにがピースなんだ?この二つの言葉を聞くたび、感じるたびに、悪寒が走る。愛と平和はこの世の中をもっとだめにする。こんなことを考えているうちに、二日前からなにも食べていない事にきずいた。俺は空腹感が大好きだ。餓えは人を欲のままに動かす。餓えこそ、ひとを最も素直にする。餓えは俺をこの世界の住人達から遠ざけてくれる。こんな事を考えていたら、夜になっていた。とりあえず、家に帰り腕に針を刺してゆっくりと、セックスピストルズを聞いていた。やつらこそが俺の世界にふさわしい住人達だ。

12月22日 人生はじまって以来の悪夢を見た。この世の中全てが一つの国になった夢だった。平和を楽しんでいるばかどもの顔があたり一面に映りやがった。あんな地獄みたいな場所は、死んでも行きたくない。こんな、人生最悪のはじまり方をした朝だったので、とりあえず散歩に出た。とある公園に腰を下ろしながら、今日一日なにをしようかと考えた。そんな事をしているうちに、人間観察をしようと考えた。どのバカッ面見ても、面白くも何とも無い人生を送って来ていることが手に取るようにわかる。たとえば、あのおっさん。相当つまらない人生の持ち主だ。きっと、学校で適当の勉強をして、適当な就職をして、適当に結婚して、適当に子供作って、適当に離婚して、適当に死んで、適当に天国に行くに違いない。むしろ、生きていること自体、罪のような男だ。あんな男死んだほうがましだ。あの男は、なにやら人を待ってるらしい。あーあ、あんなにナーバスになってるよ。あれじゃ、薬中だって一発で分かっちまうなあ。相当頭の悪いやつだ。どうやら向こうから来たのが、やつを待たせてる張本人らしい。これまた、ヒッピーっぽいやつだ。しかも、Sを100MG三万で売りやがった。“NEVER TRUST HIPPY、”すばらしい言葉をこの世に残してくれたものだ。ありがとうパンクカルチャー。と、涙しながら、帰った一日だった。今夜もセックスピストルズを聞きながら枕につくのだった。

12月23日

朝起きて、早速散歩に出た。朝が早かったために全然人が居なかった。とりあえず、近くの豚箱の方へと足を進めた。豚箱はきらいだ。どんな時でもルールに従わせる。力ずくでだ。あんな所には、死んでも入りたくはないな。気分が悪くなったので、そのまま帰って寝ることにした。なんにもしなくていい生活は楽である。

12月24日

一年の中で最も嫌いな日が来てしまった。クリスマスイブだ。外は、性欲のかたまりみたいなカップルどもがありんこのようにいやがる。こんな、欲の渦の中にいたら、死んじまう。しかも、明日は俺様の誕生日だ。なんで俺みたいな人間がクリスマスなんかに生まれてしまうんだ。こう言うことの繰り返しが神の存在を疑わせるんだ。本当にそんな者が存在するのなら、俺をこの腐りきった世界から出してくれ。

12月25日 誕生日

神とは、本当に存在するのかもしれない。ついに見つけたんだ、俺の世界の入り口を。簡単なことだったよ。ただ、人を殺せば良かっただけじゃないか。自分達がどれだけ愛し合ってるかと、うざいことをぬかしてたばかどもを殺したかったので、殺した。たったそれだけで、俺は初めて恐怖と言う快感にめぐり合えた。なんて幸運なんだ。スリル、恐怖、身震い、なんと住みやすい世界なんだ。はじめて、感謝と言うものをしてみたくなったよ。か・い・か・ん。

12月26日

早速警察のばかどもが、俺をさがしてるらしい。そんな事は、どうでもいいんだ、早速俺の世界を楽しむことにした。一歩、家を出たら、そこら中に人が立っていて、皆、俺を見ている感じがした。いやな予感がしたので、当分家にこもることにした。一人で楽しむのも悪くない。

12月27日

ふと、気になる事があった。壁があるんだ。まるで、俺をとうさ無くさせているような。どもその壁の向こうにはもっともっとすばらしい世界があることは、手に取るように分かるのだが。どうすればいいんだ。と考えながら、テレビをつけたどうやら、俺の顔は知れていないらしい。あたりまえかもしれない、なぜならおれはただやつらをこの世界から出してやっただけなのに。死とはとても美しく、やさしく、暖かいものなのだから。

12月28日

壁を乗り越えられた、実に簡単だった。ただもう一人殺してやれば良かっただけだったのだ。が、しかし、そこには、もう一つに壁がある。いろいろ考えた結果、全ての壁を乗り越える手段が解かった。簡単なことだ、ただ自分をころせば・・・(バン!)

ああ、か・い・か・ん。

とりあえず読んで感想くれ。


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