
そろそろ左ハンドル&右側通行の運転にも慣れてきた。 最初はどうにも違和感があって、右側に寄り過ぎてたり左側に寄ってしまったりしていたが、今はもうそんなことはない。
すでにカリフォルニア州の運転免許の筆記試験に合格して仮免許も持ってるし(もちろん日本から国際免許証は持ってきてるのだが、アメリカで免許を取っておくと身分証明書として使えて便利なのだ。、そろそろアメリカらしく「車で旅行」というのにも挑戦してみよう。
というわけで、サンノゼから車で5時間ほど北東に行ったネバダ州との州境にあるタホ湖にドライブに行くことにした。
さて、タホ湖へ行くことにしたはいいが、さすがに日帰りするのは無理がある。だから宿を確保する必要があった。しかし日本のガイドブックにはタホ湖周辺の宿なんて載っていない。ここはAAA(トリプルA。日本のJAFにあたる組織)で貰ったツアーブックを頼りにして、電話で予約することにした。もちろん英語だ。
"I wanna make reservation."(私は予約をしたいと思います)
"Do you have a room for 1person on August 20th?"(8/20に1人用の部屋は空いてますか?)
"I have AAA membership."(私はAAAの会員です)
と言うべきセリフをメモ用紙に書き出し、準備万端そろったところでトライ!
1件目に電話したところは留守電が出たのでパス。2件目は2日以上の連泊じゃないとダメと言われてこれもパス。そして3件目でようやく予約ができた。これでOK。あとは地図でタホ湖への行き方を確認するだけだ。
当日、助手席に地図を広げ、眠くならないように日本から持ってきたカセットテープを全部用意して、僕はタホ湖へ向かった。だいたい5時間のドライブだが、一番心配だった「ガソリンはどこで補給するのか?」「トイレに行きたくなったらどうするのか?」という問題は、すぐに片付いた。フリーウェイは日本のようにサービスエリアはないものの、インターチェンジで一旦降りればたいていガソリンスタンドがあるのだ。トイレもそこにある。なにせ無料の高速道路なので、何回でも降りてしまえばいい。

そして5時間後、僕は無事タホ湖に到着した。ここは火山湖らしいのだが、剥き出しになった岩石と湖の青い水面の色、それに岩肌を覆う針葉樹林の緑のコンストラクトが見事だった。湖のまわりにはプライベートロッジがたくさんあり(しかしちゃんと自然と調和した作りにしている)、それらを拠点にして人々は湖畔で思い思いの休日を過ごしていた。湖畔の岩に腰掛けて読書を楽しむ人、海水浴場のように水着姿で寝そべってる人、そして水上でマリンスポーツを楽しむ人・・。ぜいたくな余暇の過ごし方だな、と思った。1日でタホ湖のまわりを一回りして満足して帰る自分が、すごくせっかちで余裕のない人間に感じてしまった・・。
次に来る時は、もっとゆっくりすごそう。そう思って夕暮れの湖面を眺めた。。