
ワシントンD.Cを後にした僕は、DCA空港からアトランタ空港経由でノースカロライナ州ウィルミントンへ向かった。そう、8/1に飛行機を乗り過ごしながらもなんとか行ったウィルミントンへ再び行くことになったのだ。
「今度こそ失敗しないぞ」
と心に誓った僕。ワシントンのDCA空港には飛行機の出発時刻の1時間以上前に着き、「よしよし。アトランタに着いてからもウィルミントン行きの飛行機が出るまでに1時間もあるから余裕だな。順調順調♪」と思ったのもつかの間、チェックインしようとしたら「そのアトランタ行きの飛行機は、メカニカルな故障で欠航になった」と言われてもうビックリ!
幸い、その一便前のアトランタ行きの飛行機の出発時間が遅れていたので、すぐそれに乗れるように手配してもらったが、その飛行機も出発が大幅に遅れ、アトランタ空港に到着したのはウィルミントン行きの飛行機の出発時刻のたった15分前!
到着ゲートを飛び出した僕は、すぐに空港内の案内表示用ディスプレイを探してウィルミントン行きの飛行機の出発ゲートを調べ、「ウソ?!全然違うコンコースじゃん??」と叫ぶと同時に猛ダッシュ!コンコース間の移動用モノレールに飛び乗り、到着と同時にエスカレーターを駈け上がってコンコース内をダッシュしてなんとかウィリミントン行きの飛行機に間に合ったのだった。
どうもアトランタからウィルミントンへ行く飛行機に乗るのは毎回トラブルなぁ・・・。
さて、ウィルミントンでの仕事を終えてフリータイムを得た僕は、ウィルミントン観光へ出ることにした。
ウィルミントンは先日の大きなハリケーンの直撃の後があちこちに残っていて、桟橋は流されてるわ、屋根が吹き飛んでる家はあるわで大変そう。僕はそういった風景を見ながら、バトルシップ記念館というところに行った。ここは第2次大戦中に建造された「戦艦ノースカロライナ号」の内部を記念館としたもので、戦艦の中を見学することができる。
なんとこの戦艦ノースカロライナ、太平洋戦争中に茨城県沿岸までやってきて日立市(僕の日本での住まいがあるところ)を艦砲射撃した船なんだそうで・・・。ちょっと複雑(^^;
戦艦の中って初めて入ったけど、居住スペースやランドリー、医療スペースに郵便局・・とちょっとした街が船の中にあるって感じなんだなぁって思った。日本を砲撃した側も人間で、遠く故郷を離れてきた寂しさを抱えながら太平洋を渡ってきた・・っていう人間らしい部分を感じたような気がする。
艦内の見学を終えてノースカロライナ号の甲板を1人で歩いていると、アメリカ人のおじさんに話しかけられた。
「どこから来たんだ?」
と言うので
「ジャパンだ。この船が攻撃された街から来たんだよ」
と答えると、「ふ〜ん」という顔をされた。
何か話をしなくちゃいかんなぁと思ったので
「この戦艦は大きい。とてもびっくりした」
と言ったら、そのおじさん
「何を言ってる。日本には”ヤマモト”があるじゃないか」
とおっしゃる。
「おいおい、戦艦大和と山本五十六(連合艦隊元帥)の名前がごっちゃになってるぞ・・・」
と思ったが、間髪入れずにおじさんは他の日本の戦艦の名前を挙げてきたのでつっこむタイミングを逸してしまった。このおじさん、なかなかマニアックな人らしい。
もっとこの人と話してても面白かったのだろうが、時間がなかったのでそれ位しか話せなかった。
またどこかで会ったら教えてあげねば。
「今でも世界一巨大な戦艦は大和と武蔵だよ。山本ってのはネイビーのキャプテンの名前だよ」
って・・・。