裁判審理報告
みなさま、ともに森岡さんたちをご支援いただきまして、ありがとうございます。
5月15日の被告側証人尋問から、2ヶ月。
6月5日、7月17日と2回にわたって、和解に向けた話し合いの場が設定されましたが、第2回目の結果は、中外日報が次のように報じています。
「この日は原告の森岡源三、栗林孝充の両氏と、双方の代理人が出席、深堀司教は欠席した。
被告側代理人は「原告側は無条件に提訴を取り下げてほしい。その上で、教会の内部で真の和解のための話し合いを行うことにしたい」との深堀司教の意見が提示された。
裁判長は、「(これまでの審理経過を踏まえての意見表明でなくて)まず訴訟の取り下げありき、では和解でもなんでもない」と不満を示した模様である。
原告側は、「被告側に名誉毀損をしたとの意識があるかどうかの表明もなしに提訴取り下げだけを求め、あとの解決は教会の内部で、ということでは、被告側の誠意は伝わってこない」と述べた。
被告側は、「第三者の( 他教区の)司教か、パオリ教皇庁大使をまじえての(地裁外での)話し合いを」と要望。
原告は、「そのような希望は事前に提示すべきだ」として、同意しなかった。
裁判長は「8月21日午前11時に、もう一度和解するかどうかを話し合いたい」と述べ、被告側は、その席には深堀司教も出席することを示唆した模様である。
この結果、6月5日の第一回を皮切りに和解への話し合いは三度行なわれることになった。
これで和解の成立ができなければ9月ごろ最終弁論。
10月ごろ判決の運びになると法曹関係者はみている。」

ここで理解に苦しむことは、無条件で取り下げるくらいなら、森岡さんたちは、身を捨ててまで訴訟を起こしてはいないという常識がわかっていない、ということです。
自らは出張という理由で欠席し、小教区の一司祭である谷口師を代理人に立て、被告人の立場でありながら一方的に取り下げを求めるなど、まさに信徒の心を理解しようとする姿勢が全く感じられない、ということに、名誉毀損の根元を感じます。 
森岡さんに尋ねました所、上記に記載されているパオリ教皇大使をまじえての話し合いの構想は、司教からの第一回の無条件取り下げの要求以前に持ち上がっていた事実であり、和解の意志ありとの連絡を事前に行うことなく、取り下げに応じない原告に対しての最後の切り札として、当日話し合いの席で提示してきたとのことです。
これは和解の精神までも踏みにじる行為ではないでしょうか。
まさにかけひきばかりで、聖職者として自らの行為を振り返る姿勢が全く見られません。
第三者から見ると、単なる引き延ばし戦術としか感じられません。
森岡さんたちは、この一連の姿勢に誠意が見受けられず、信頼関係が成立していない両者が話し合っても無駄であると、審理打ち切りを主張されましたが、最終的に、和解の意志が提示されたということで、再度協議ということに決まったそうです。
この事実を、高松教区の現実として、しっかりと受け止め、教区の一信徒として、どのように感じ、考えるか、神様が、時をお与え下さったのだと思います。
     2002年 7月18日   森岡さんたちを支援する会 世話人一同