楽しく生きる

「あなたは今、生きていて楽しいですか。」この質問に対してはっきりと楽しいと答えられる人がこの中に何人いるでしょうか。もちろん僕はみなさんに質問するくらいですから楽しいとはっきり答えることができます。しかし、一体どんな時、人間は楽しいと感じるのでしょうか。

 僕の場合、一番身近に楽しいと感じるのは、友達とふれあっている時です。一緒に話したり遊んだりしていると、なぜか心がうきうきしてくるのです。そして、イライラしたり、気分が落ち込んだりしている僕を元気づけくれるのもまた、この友達という存在です。だから、もしこの友達という存在が僕の身の回りから消えてしまったら、楽しいという言葉を僕の口から語ることもできなくなってしまうかもしれません。そういうことを考えると、学校は友達とたくさんふれあうことのできる場として、とても大切なもののように思えてきます。

 しかし、学校と聞くとみなさんは、友達とふれあう所というより、勉強する所というイメージが強いと思います。そして、勉強=だるい、だるい=つまらないというふうに考えて憂鬱になりがちです。でも、つまらないなら、つまらないなりに考えて少しでも面白く授業を受けられるようにすればいいのです。そのためには、時には友達とおしゃべりすることもあっていいと思います。これは僕の意見ですから、先生達に言わせれば、授業中のおしゃべりなんて全く必要ないと言うかもしれませんが…。

 それでも、やはりつまらないことをずっと続けているより、少しでも楽しい方がいいと僕は考えます。だから、普段もつまらないことや嫌なことはなるべく考えないようにして、楽しいことばかり考えるようにしています。そしてまた、嫌なことがあったら、きっと次はいいことがあるというふうに自分に言い聞かせて何でもいいほうに考えていきます。何故そんなふうに考えるのかというと、何でも楽天的に考えた方が人生は楽しくなると思うからです。

 こんなふうに思っている時、ふと昔、今井中にいた先生の言っていた言葉を思い出します。それは、

「私は、十個嫌なことがあっても、一つでもいいことがあれば、それで嫌なことなんてどこかに吹き飛んでしまいます。」

という言葉です。みなさんはこの言葉に聞き覚えはありませんか。僕はこの言葉を聞いた時、はじめは、何を言っているんだろうこの先生と思いました。しかし、後でよくよく考えてみると、とてもすごい言葉を言っていたんだなあということに気づきました。そしてまた、この言葉はたくさんの辛いことや苦しいことを乗り越えてきた人だからこそ、言えたのだなあと思いました。今おもうと、この先生の言った言葉は僕の考えに少し似ているような気もします。だから、僕はけっこうこの言葉を気に入っています。

 さて、みなさんは今まで述べてきた僕の考えについてどう思いますか。同意しますか、それとも反対しますか。どちらの人もいると思います。でも、一度きりしかない人生を楽しく過ごしたいというおもいは、みんな同じだと思います。しかし、現に今の生活を楽しくないと感じている人もいるかもしれません。そんな人は、僕みたいに楽天的な考えを持ち、悩み事などがあったら、信頼のおける友達に相談したりすることが大切だと思います。決して一人で考え込んでしまってはいけません。それが、不登校や死を考える原因になりかねないからです。

 「あなたは今生きていて楽しいですか。」楽しいです。本当に楽しいです。こんなふうにみなさんが答えられるのが理想だと思います。そんな理想どうせ叶いっこないという人がいるかもしれません。でも、理想は叶わぬものじゃない、叶えるものだと僕は思います。

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