キュウリ
栽培の環境
ウリ科の野菜の中でも18〜25Cと生育適温はやや低めです。35度C以上になると奇形果になりやすく、15度以下では生育が停止します。有機質を含んだ肥沃地を好みます。
品種
節成り性で、親づるに雌花をつける春キュウリ、とびなり性といって親づるにはとびとびに雌花がつき、子づるや孫づるの一、ニ節に雌花がよくつく夏キュウリ、地面を這わせる地這キュウリなどがあり、各各品種も多く、夏キュウリが一般の家庭菜園向きです。
畑の準備
日当たり、水はけのよい場所を選び、種まき、植付けの二週間前に、苦土石灰を前面に施して土をよく耕し、その一週間後にうね幅60〜75a、株間50〜60aとして種子をまき、植付け位置に30aぐらいの穴を掘り、元肥をたっぷり施して、土を元にもどしておきます。
種子まきと植付け
種子まきは畑に直接まく直まき法と、鉢などにまいてあつで植え付ける法がありますが、栽培本数が少ない時は市販苗を植え付けるほうが、蔓割れ病の発生もないので便利です。市販苗は四月中旬から出まわるが、気温がまだ低いので、四月下旬から五月になって入手し、植えつけるのが無難です。
直まきしたら、発芽までホットキャップをかけて、保温と発芽促進をはかる。四月中に苗を植えつける時も同様にするとその後の育成がよくなります。
市販苗を入手するときは、本葉が四〜五枚で節間がつまっており、根元のぐらつきのないものを選び、さらに、蔓割れ病予防のために、カボチャなどに接ぎ木した苗を選べば、連作にもできるので効果的です。
間引き
七日前後で発芽してくるので、ホットキャップをかぶせたのものはキャップの上部を切り抜いて通気をはかり、本葉の出はじめに奇形苗を間引き、本葉が三〜四枚時にキャップをはずし、一本立ちにします。
追肥
肥料ぎれしないように月二回ぐらい化成肥料を一株に一握り施し、除草をかねて土寄せします。
支柱と整枝
つるがのびはじめたら細竹などの支柱を立て、つるを誘引きし、各々の品種の性質にあった整枝をします。
収穫
大きくなりすぎるまでならしておくと株が弱るので、70〜100cぐらいで収穫します。
病害虫
蔓割病、蔓枯病、ウドンコ病、アブラムシ、ウリバエ、タネバエ、ハダニなどが発生します。