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よいこのサッカー観戦講座
  
サッカーはただ観るだけじゃもったいない。観戦マナーを守って気持ちよく観戦しましょう。
初心者がよいことして楽しく観戦するための「よいこの心得」について説明いたします。 

はじめに... 

1.サッカーを観よう! 
2.反則もプレーのうち 
3.非紳士的プレーと紳士的プレー 
4.戦術を知ろう 

TV観戦の心得 

1.よく聞こう! 
2.一人より二人、二人より三人 
3.セットプレーは要注意!
 
スタジアム観戦の心得 

1.当日の荷物 
2.会場にはなるべく早く行こう! 
3.周囲の迷惑をよく考えて行動しよう! 
4.座席の位置について 
5.ボールだけを追うな! 
6.サポーターとフーリガン 


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解 説

 はじめに... 1.サッカーを観よう! 
 
サッカーを知るには本、雑誌でルールなどを覚えるよりも、まず試合を見た方が手っ取り早く、より楽しみながら覚えることができます。はじめはTV観戦が無難です。TV観戦だとフィールド全体の状況はつかみにくいのですが、いろんな角度から見られたり、解説が入るのでサッカー自体を覚えるには手っ取り早いはずです。
 
 はじめに... 2.反則もプレーのうち 
 サッカーはスポーツである以上、守るべきルールが存在します。そしてそのルールに違反すると反則となり、試合は中断します。
 反則やボールが外に出る度に試合が止まって、その度にじれったく感じるのですが、これもサッカーのプレーのうちなのです。
 特にフリーキックなどのセットプレーでは直接ゴールを狙うことがあり、両チームとも各選手のポジション取りのために再開が遅くなりますが、そういったポジションの取り合いもサッカーの見所のひとつなのです。
 もちろん反則は行けない行為なのですが、反則もプレーのうちと考えて下さい。

 はじめに... 3.非紳士的プレーと紳士的プレー 
 サッカーは身体と身体がぶつかり合い、一瞬にして攻撃と守備が入れ替わる激しいスポーツです。その激しさゆえに、時には熱くなった選手が非紳士的な行為を行ってしまいます。
 世界最高峰のW杯の試合でも、後方からの悪質なタックルをする選手や相手につばを吐きかけたりする選手がいるのです。それはサッカーが激しいスポーツゆえの仕方ない一面でもあるのです。
 しかし非紳士的なプレーだけではありません。ある選手が突然怪我などでフィールド上に倒れたりした時に、その選手がどちらのチームであっても、治療の時間をとるために、わざとボールを外に出しプレーを止めます。その後、試合を止めたチームとは逆のチームがプレーを再開しますが、そのボールを試合を止めたチームへパスしてあげます。また、試合終了後は激しくぶつかり合っていた選手たちがお互いを称え合い、ユニフォームの交換などをします。これはグラウンドだけでなくロッカールームなどでも行っているそうです。
 このように、サッカーには非紳士的側面と紳士的側面があるのです。

 はじめに... 4.戦術を知ろう 
 サッカーは極端に言ってしまえばより多くのゴールを奪えば勝ちとなる単純なスポーツです。そこで、いかに効率的にゴールを狙えば、相手より多くのゴールを奪えるのかが重大な問題となってきまです。その時、重要となるのが戦術です。サッカー観戦では戦術を意識した観戦の仕方をぜひともお勧めします。
 では戦術とはどういったものなのでしょうか?これは、例えば選手の配置のしかただったり、それぞれの選手の動き方だったり、パス重視なのかドリブル重視なのかだったりと、いろいろあります。以下に主な戦術の紹介をいたします。

1.フォーメーション
 フォーメーションとは選手の配置のしかたのことです。サッカーは各選手のポジションや役割が決まっていて、その配分方法でフォーメーションが変わってきます。 
@3−5−2システム
 現在最も一般的なフォーメーションで、GK1人、DF3人、MF5人、FW2人の配分となります。最近の組識サッカーではほとんどがこのフォーメーションです。
 DFはフラット3の場合、3人が横一線に並び、ゾーンディフェンスを行ないます。また、通常の3バックでは、DFのうち1人がスイーパーもしくはリベロとなり、守備を固め、残りの2人がセンターバックとなり相手のFW2人をそれぞれマンツーマンでマークするストッパーの役割となります。
 MF5人のうち両端の2人はそれぞれウィングバックと呼び、攻撃時にタイミングよくサイドを駆け上がる役割と、相手のサイド攻撃に対して備える守備的な役割を持ちます。残りの中央3人は守備的MFと攻撃的MFとに分かれますが、ここに関しては微妙な分かれ方となります。最近よく耳にするダブルボランチの場合は守備的MFを2人配置しますし、攻撃重視布陣では攻撃的MFが2人となります。通常は相手からのサイド攻撃に備えて守備的MFが2人の体制が多く取られます。また、3人は横一線と言うわけではなく、むしろバラバラに配置されます。
 FW2人は中央左右に配置されツートップと呼ばれます。この2人もより前に位置する選手とそうでない選手とに別れることもあります。また、ゴール前でもう1人のFWに最終的なパスを出すポストプレイヤーとなる場合もあります。
 以上が3−5−2システムの概要です。 
A4−4−2システム
 前述の3−5−2システムと共に現在の主流となっているフォーメーションで、GK1人、DF4人、MF4人、FW2人の配分となります。
 DF4人のうち、中央2人はセンターバックで3−5−2システムと同様の役割となりますが、3−5−2システムにはいたスイーパーもしくはリベロがいないためセンターバックの内の1人がその役割を兼ねることがあります。その時、センターバックの2人はリベロ的センターバックとストッパー的センターバックとに分けられます。また、残りの両端の2人はサイドバックと呼ばれ守備を重視しつつも、積極的なサイド攻撃への参加という役割を持っています。
 MF4人は3−5−2システムの中央MFと同様、微妙な配置になります。普通は守備的MF2人と攻撃的MF2人となります。味方サイドバックのオーバーラップ時にボールを奪われ、逆に攻め込まれた場合、この守備的MFのフォローが非常に重要となります。
 FW2人は3−5−2システムと同じと考えてよいと思います。
 以上が4−4−2システムの概要です。

Bその他のシステム
 上記3−5−2システム、4−4−2システムの他にも3−6−1システム、4−5−1システム、4−3−3システムなど、多くのフォーメーションがあります。これ以上は説明してもきりがないのでこの辺にしておきます。

2.守備の戦術
 サッカーは相手のゴールを狙うだけでなく、相手が狙っている自陣ゴールを守るのも重要なことです。ここでは守備に関する戦術について紹介いたします。 
@3バックシステムと4バックシステム
 フォーメーションによる分類に似ているのですが、ここではDFの人数により分類されています。DFが3人の時は3バックシステム、DFが4人の時は4バックシステムです。
 3バックシステムは3−5−2システムの説明でも触れましたが、大きく分けるとフラット3と通常の3バックシステムに分かれます。フラット3では、3人のDFが横一線でゾーンディフェンスを行ないます。通常の3バックシステムでは、1人がスイーパーもしくはリベロで、2人がストッパー役のセンターバックとなります。サイドの守備についてはMFのウィングバックやボランチなど守備的MFに任せることになります。
 4バックシステムでは、4−4−2システムの説明でも触れましたが、2人がサイドを守るサイドバック、1人がリベロ的センターバック、1人がストッパー的センターバックです。1人がリベロ的センターバックとなるため、相手FWを確実にマンツーマン守備できないので、それを守備的MFに補ってもらいます。 
Aマンツーマンディフェンスとゾーンディフェンス
 守備の戦術として、もう一つの分類がこの方法です。
 マンツーマンディフェンスは相手FW1人にDF1人がマンツーマンで守備する方法です。DF人数がFW人数以上であれば有効な方法です。しかし、相手FWの動きによっては守備に穴があく可能性もあり、予想外の選手のオーバーラップなどには弱いという側面を持っています。
 一方のゾーンディフェンスは、各DFが守る範囲を分担し、自分の守るべき範囲についてはきっちり守るという方法です。これは、相手FWより少ないDFでも対応が可能なのですが、1人のDFの範囲に複数のFWが入ってきた場合に対応しきれないことがあります。
 以上の二つの守備戦術はそれぞれの長所と短所が明確に別れているため、守備陣のリーダー(通常はリベロ役の選手)が各場面の状況に応じた戦術に切り分けて対応します。 

Bフラット3
 3バックシステムの特別な形のフラット3ですが、こちらは前述の通り、3人のDFが横一線でゾーンディフェンスを行ないます。ここで横一線となっているディフェンスラインを巧みに動かすことで、ディフェンスラインの裏にあるスペースを相手に利用されないようにします。元々3人でのゾーンディフェンスというのは危険性が高く、このライン操作がこの戦術の成功の鍵を握っているといっていいでしょう。通常、中央のDFがライン統率にあたりますが、守備的MFとの連携も重要になってきます。「フラット3」とは言っても決して3人で完結する戦術ではないのです。


3.攻撃の戦術
 サッカーで最も重要なのは、点を取ること、すなわち攻撃です。ここでは攻撃に関する戦術について紹介いたします。 
@2トップと1トップ
 フォーメーションによる分類に似ていますが、ここではFWの人数により分類されています。FWが2人の時は2トップ、FWが1人の時は1トップです。
 2トップでは、FWが2人前線でプレーします。フォーメーションの部分でも触れていますが、2人の内の1人がより前線にはりついてゴールを狙い、もう1人が下がり気味でポスト的な役割などを受け持つパターンが多いようです。相手のDFからマンツーマンでマークされている場合は、それを逆手にとって相手DFの動きをコントロールし、相手の守備網に穴をあけるようなことも行います。 
 一方、1トップは2通りのパターンが考えられます。一つは強豪チーム相手に守備を重視してカウンターでゴールを狙う消極的な戦術で現在はあまり使われていません。もう一つは、強力なストライカーを擁するチームがそのストライカーに有効なパスを集めるために中盤を厚くする戦術です。しかし、2人のストッパーのマークを1人のFWで振り切るのは容易ではなく、こちらもあまり使われないようです。

AMF、DFの攻撃参加
 相手ゴールを狙うのはFWだけの仕事ではありません。時にはMFやDFの選手もゴールを狙うことがあります。
 FWは通常、相手DFにマンツーマンでマークされていることが多く、これを振り切ってゴールを狙うのが難しい状態にいます。そこで、マークされているDFを逆にコントロールして、相手守備網にスキを作り、そこにMFの選手が飛び込むといったことがよくあります。これを俗に「二列目の攻撃参加」などと言います。
 またDFも同様に、攻撃時にタイミング良く攻撃に加わることでゴールを狙うことがあります。特にサイド攻撃時のサイドバック(3−5−2システムではMFのウィングバック)や中央からのリベロなどがこれにあたります。

 TV観戦の心得... 1.よく聞こう! 
 TVでのスポーツ中継ではサッカーに限らずアナウンサーや解説、時にはゲストなどいろいろな人が好き勝手なことをしゃべっています。一時期、アナウンサーのしゃべり過ぎがやり過ぎなのではないか?という非難などもありました。しかし、TV画面ではどうしても目が届かない部分が多く、そういう部分まで見えている人間の言っていることは、結構重要なものなのです。もちろん、彼らも人間なので好き嫌いもあれば、考え方に偏りがあったりもします。そういうことも考慮して聞いてみると意外にも画面だけでは見えないものが見えてくるのです。
 例えば、選手交代前のウォーミングアップはその一例です。カメラが気を利かせてそちらの方に回せばいいのですが、必ずしもそうとも限らない。そういう時はたいていの場合、アナウンサーが「〜がウォーミングアップを始めました。」とか「〜が監督に呼ばれています。」などと教えてくれます。また、主審の判定などにも画面だけでは分からないことがあり、そういう時には解説の言葉も重要になってきます。せっかく見ていたのに何があったのか分からないのはもったいないですからね。また、実は画面には映ってないところで小競り合いなどあったり、微妙な反則が続いて試合が険悪ムードになっている場合などには、主審がちょっとした反則にもイエローカードを出したりします。そういう画面外の情報は耳で聞くしかないのです。
 また、もう一つ重要なことがあります。応援やブーイングなど、観客の反応です。これはTVスピーカーだけでは本当の迫力を味わえないのですが、そういう観客の反応を楽しみ、いざスタジアムに見に行く時の参考にすると、今後のスタジアム観戦がより充実したものになります。
 とにかく、音を出してよく聞きましょう!ただし周囲の迷惑をよく考え、音の出し過ぎには気をつけて下さい。

 TV観戦の心得... 2.一人より二人、二人より三人 
 スタジアム観戦はもちろん、TV観戦もできれば大勢で見た方が楽しいでしょう。特にそれぞれのプレーに対する意見を言い合ったりできるのがいいと思います。いいプレーを見たのに、一人で興奮しているのはフラストレーションがたまってしまいます。
 ただし、人数が集まると周囲の迷惑を無視してしまう傾向にありますので、それだけは注意して下さい。

 TV観戦の心得... 3.セットプレーは要注意! 
 TV観戦というと自宅での観戦が多いこともありますが、トイレなどで気軽に席を外すことも多くあります。そしてインプレー中は席を外すタイミングが見つからず、ついプレー中断時などに席を外してしまいます。一見、得点シーンに続かなそうな中断シーンですが、実はそういう時こそ要注意なのです。得点シーンの大半がセットプレーからのシーンであり、それを見逃すのは本当に大損なのです。
 トイレはスタジアム同様、ハーフタイムに行きましょう。スタジアムと違って自宅ならハーフタイムでも混んだりしません。また民放ならCM中も狙い目です。スポンサーには怒られてしまう発言ですが...

 スタジアム観戦の心得... 1.当日の荷物 
 さてスタジアム観戦では、いったいどんなものが必要になるのでしょうか?
 まず当然のことながらチケットが必要です。おっと、馬鹿にしているあなた!これが意外と忘れやすいのです。チケットは当日会場に着くまでは絶対必要にならないものなので、たいていの人が会場で初めて気がつき、そして大パニックに陥るのです。会場での当日券購入やダフ屋相手の交渉など、しなくてもいい面倒なことが増え、しかも余計な出費となります。前日までに財布やバッグなどの必ず持っていくものと一緒にしておくのが無難でしょう。
 また、会場で意外と重宝するものと言えば、ビニール袋です。ビニールは汎用性のあるものなので、いざという時にいろいろなものの代用品として重宝するのです。会場で出たゴミなどを入れる袋にもなりますし、突然の雨にも大事なものを濡らさずにすみます。またタオルやレインコートも雨の時には非常に頼りになります。雨でも会場では傘を差すのが非常に迷惑になるので、レインコートが絶対必要になります。
 そして、もう一つ試合を楽しむための重要アイテムとして、選手名鑑などの出場選手情報が掲載されたものがあると便利です。せっかくの観戦でどんな選手が試合に出ているのかも分からないのは悲しすぎます。ある程度の出場選手は予想できるのですが、当日突然出てくる選手がいるかもしれません。
 また、これはみなさん一番入念な準備をすると思うのですが、サポーターグッズも忘れずに用意しましょう。自分が応援するチームカラーのものをなるべくたくさん持っていくと会場が盛り上がります。レプリカシャツを持っていなくても、チームカラーと同じ色の服を着ていけば十分ですし、帽子なども同系色のものでも十分代用できます。ただし、浦和レッズの赤いグッズを鹿島アントラーズの応援に使うといった、同じリーグで別チームのグッズは避けたほうがいいでしょう。
 以上が当日あったほうがいいアイテムです。その他人それぞれ必要なものがあるかと思いますが、余裕ある観戦のためにも、その場で慌てて用意するのではなく、なるべく家から持っていきましょう。

 スタジアム観戦の心得... 2.会場にはなるべく早く行こう! 
 スタジアム観戦を余裕あるものにするためには早めの会場到着が必須条件です。特に多くのスタジアムが鉄道駅前にはなく、駅からバスに乗ったりします。当日の会場近辺の道路は非常に混み合いますので、バスなどは予想以上に時間がかかるものになります。また時間ギリギリでバスなどに乗ろうとすると、超満員のバスに無理矢理押し込められ、会場に着いた頃にはボロボロに疲れてしまいます。
 しかし会場に早く着き過ぎても暇になってしまうのでは?などと思ったりもするのですが、会場ではサポーターグッズの販売や、選手達のグラウンドでのアップ(室内練習場があるところでは見られませんが)、当日のスターティングイレブンの発表アナウンスなど、なかなか飽きないものなのです。
 まあ、あまり早く着き過ぎてもどうかと思いますが、目安はキックオフの1時間前ぐらいだと思います。

 スタジアム観戦の心得... 3.周囲の迷惑をよく考えて行動しよう! 
 当日やってくる人はあなただけではありません。みんなお金を支払って楽しみにしてやってくるのです。あなたを含めた全サッカーファンが楽しめるように、周囲の迷惑を一人一人が再確認し、気持ちよいサッカー観戦にしたいものです。
 例えば、座席での喫煙はもちろん、座席での傘の使用なども後方の人への迷惑となります。また試合展開を考慮せずに座席を立ったりするのもよくありません。
 「他の人がやっているから私もやってもいい」などという言い訳は通用しません。みんなで楽しく観戦しましょう!

 スタジアム観戦の心得... 4.座席の位置について 
 これはチケットを取る段階にも関係するのですが、座席位置の違いに関する話です。スタジアムの座席は大きく2種類の分類が出来ると思います。

@前方と後方
 普通の人なら当然フィールドにより近い座席を好みます。しかし、必ずしも前方がいいかというとそうとも限りません。
 前方の座席の長所はフィールドに近いため、迫力あるシーンを肉眼で堪能できることです。選手の表情や神業のような個人技、そして選手達が激しくぶつかり合う凄まじい音など、挙げたらきりがありません。その一方でやはり短所もあります。それは自分の近くでのプレーしかよく見えず、試合全体の流れ、フィールド全体の動きがつかみにくいことです。
 では後方の座席はどうでしょうか?これは当然のことながら前方の座席と全くの逆です。つまり、細かいシーンは見えにくい代わりに、フィールド全体に目が行き届くことです。 
Aフィールド横とゴール裏
 これは大きく意見が分かれるポイントです。では、それぞれの長所を見ていきましょう。
 まずフィールド横ですが、こちらの長所は両チームの動きを客観的に観戦できることです。特に中盤でのボールの支配や攻守の切替えなど、試合全体の動きを見ることが出来ます。
 一方のゴール裏はというと、選手達と同じ視点で観戦でき、選手になった気分で観戦できるのが長所でしょう。また、サッカーの一番の醍醐味とも言えるゴールシーンも間近に見られます。しかし片方のゴール裏なので、偏った部分しか見られず、試合全体をつかみにくいという短所があります。特に逆側のゴール付近でのプレーはほとんど見えないでしょう。また会場全体の中でも特に熱の入った応援が繰り広げられるのも、このゴール裏付近なので、応援を楽しみたい方にお勧めかもしれません。


以上のように、座席の種類もそれぞれ一長一短であり、どれが良い悪いとは言い切れないのです。料金が高いから必ずしも満足いくかというとそうでもないのです。よりいろいろな種類の座席で観戦し、自分に合った場所を見つけましょう。 
 スタジアム観戦の心得... 5.ボールだけを追うな! 
 試合中はボールを持った選手に目がいってしまいがちです。もちろんこれは当たり前のことです。しかしせっかく会場での生観戦をしているのですから、TVでは味わえない観戦を心がけましょう。
 例えば、前述の” はじめに 4.戦術を知ろう ”でも説明した戦術を意識した観戦などがいいかと思います。フィールド上22人全員がどのような動きをするのかを見るのも楽しいですし、ボールの後を”追う”のではなく、その先を読んで観戦するのも楽しいものです。特に自分の読みが当たった時は最高ですし、外れた時もまたそれなりに思うところがあって、ただボールを追うだけの観戦より何倍もの楽しみとなります。
 また別の例として、険悪ムードの試合などでボール以外の場所での小競り合いがあったり、選手交代などのベンチでの動きなど、TVでは見られない貴重な場面が見られます。
 せっかくのスタジアム観戦をいつものTV観戦と同じものにしないように気をつけましょう!

 スタジアム観戦の心得... 6.サポーターとフーリガン 
 「サポーター」と「フーリガン」、この2つの言葉は共にサッカーファンを指しているということでは似たような言葉なのですが、その中身は全く違ってきます。
 「サポーター」は、その名の通り、試合をしている選手達を”サポート”する人達です。スタジアムでの彼らのサポートが選手達のプレーにも影響を与え、試合をよりよくしていきます。サポーターは一人一人が「12番目の選手」として、選手達のサポートをするのです。彼らは心からサッカーを愛しています。
 対する「フーリガン」は「サポーター」とは対照的に試合をしている選手達を脅迫するかのような勢いで応援をします。自分の応援しているチームが勝った時には喜びを、負けた時には怒りを、それぞれ破壊行為などで表現します。試合中にフィールドに向かってものを投げたり、発煙筒や花火などを応援に使用したり、時には試合そっちのけでケンカをしてしまうような人達です。
 日本にはまだまだフーリガンはいないと思いますが、今後サッカー文化が発展していくとヨーロッパ各国のように凶悪なフーリガンが出現しないとも限りません。ヨーロッパではこのフーリガンのせいで、女性や子供が安心してスタジアム観戦をできないとも言われています。Jリーグはサッカー技術ではまだまだ世界の一流とまでは言い切れないと思いますが、スタジアムでの観戦マナーは超一流と言っても過言ではありません。
 今後もこのような環境を守るためにも一人一人が「サポーター」の精神を持って観戦しましょう。






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