2階から何度もなげつけられてメタメタになった花束 −−− もう送らないで 篇
1999年 HIKARI

「先生、花束をもらうとどうしても2階の窓からぶん投げてしまうんです」
「階段をみると飛び降りて みたくなるんです」
「お風呂に昨夜ためといた雨水のように冷たくなった水をみるともぐってみたくなるんです」
「じゅうたんにばらまかれた薬をみると全て飲みこみたくなるんです」
 

お願いだからもう花束は贈らないで、むやみに駄目にしたくないから
 

人には必ず別れがやってくる
永遠につづくのはそれぞれの思いだけ
そんなにもつらい別れを創造した神様は残酷だと思う
もう一生、あなたの姿をこうしてみることができない
これから僕はどうやって生きていけばいいってゆうんだ

きみなしではもうやってけないんだよ

電子メールという名の自己精神療法

誰にでも秘密の生活があります
想像するだけで手のとどかない彼、彼女の生活
けどこのメールは彼、彼女のもとへ曲がり曲がって届いてくれます。
その瞬間を期待してこうしてメールを書きます
自分の存在しない空間であなたはどう反応するんでしょう

その瞬間だけはよそみをしないで欲しい。
どれだけの人がその空間を現実にながされずにみてくれるんだろう。

電子メールがこない日には不安になるけど
このPCに君からのメールが届いたら嬉しくなる

だからこれは自己精神療法さ
たとえそれがウソでかためられた言葉であっても......

DAIC