夜が明けて早起きの鳥達がさえずり始める頃、俺の隣りで眠っている君も目を覚ます。

「あふ・・・」

君の可愛らしい口から欠伸が漏れる。

目を閉じていても君の仕種がはっきり見えるよ。

いつも見ているから。

こんな風に同じベッドで眠るようになっても俺は君から目が離せないよ。

「おはようございます、ランディ様」

アンジェリークが小声で挨拶をして、そして・・・

サラサラとアンジェリークの髪が頬をくすぐる。

くすぐったさに笑いたくなるけど我慢。

起きている事はバレちゃいけない。

頬に柔らかな感触。

アンジェリークが毎朝してくれる日課だ。

君は気付いていないかもしれない。

俺が本当は目が覚めていて君のくれるキスを待っているって。

キスをくれた後アンジェリークは朝食を作るためキッチンへ消えて行く。

そしてやっと俺は目を開ける。

ベッドの上に起き上がって着替えをしているとパタパタという可愛らしい足音が聞こえてきた。

「ランディ様朝ですよ」

「おはようアンジェ」

笑顔で挨拶を返してアンジェの頬にキスを一つ。

真っ赤になった君が可愛くてクスクス笑ってしまう。

さっきはアンジェからしてくれたのに恥かしいの?と、

ちょっと意地悪なことを言いたくなるけど我慢しよう。

その代わりに今度は唇にキス。

「もう、ご飯が覚めちゃいますよ」

恥かしそうに身体を離して逃げていく。

扉の向こうから漂う良い匂いにますます幸せな気持ちになりながらシャツに腕を通した。



〜fin〜


鯖虎:

ランディ様の朝は・・・ランディ様らしく、ものすごくさわやか。

年少組は、可愛い朝にまとまってますね。

キスの回数が多いのは、オスカー様症候予備軍になっているからなのね(笑)

しかし・・・血圧高そうですからね、目覚めも良いのでしょう(爆)