☆闘病生活!?☆
ちょっとツライ体験談です。重い気持ちになりたくない方は読まない方がいいかも...。
◎ 平成13年の秋...TAIGAが8ヶ月になった頃、妊娠が発覚!
早いうちに2人欲しかった私は検査薬で確認して「やったぁ!」と拳を握った。
早速、病院へ行って尿検査&内診。
「妊娠反応が出ています。しかし、胎のう(袋)の形が悪いので流産の可能性があります。」そう言われた。
TAIGAの時とほぼ同じ週数だったのに、確かに心臓の動きが確認できなかった。
なんとなく嫌な予感がしたけど、病院を後にして旦那と両親へ報告。
「もしかするとダメかもしれない。」そんなふうに話をした。
1週間後の検診を控え、いつもと変わらない生活をしていた。
ところが、6日目出血があってひとりで病院へ行った。
超音波で見てもやっぱり、心臓の動きが見えない。
先生も慎重に話しをしてくれた。「けいりゅう流産」
雅子さまも経験した、子供が育たない状態。
「日本一の医師団をもってしても、どうしようもない状態。誰の責任でもない、赤ちゃんに生命力がなかったんです。」
そう言われた。
「悲しい気持ちを引きずる事が一番身体に良くないです。」とも。
あまりに短すぎた、心臓の動きさえ見る事のできなかった胎児の存在がとっても悲しかった。
◎ 出産の時、人生で始めて入院生活をして同じ年に堕胎手術の為、またまた入院。
妊婦部屋と違って、内科の部屋は年輩の人ばかりで最初は馴染めなかった。
前日の夜9時から禁飲食の生活。
点滴だけで栄養をとって手術は結局夕方5時からだったからお腹が空いて
仕方なかった(笑)
ベットごと手術室に移動して、先生に「お願いします。」と言ったあとすぐに意識がなくなった。
手術中は頭の中で大きなパズルがディズニーのイッツ
ア スモールワールドのBGMと共に動き続けていた。
声をかけられたと同時に、アトラクションが終了!そんな不思議な感じ。
あっという間に手術終了。
夜は麻酔が効いていて、しばらく朦朧としている間に寝てしまった。
◎ 手術後の1週間検診も順調に終え、「年内妊娠も可能です。」と先生の言葉をもらった。
今回は悲しい思いをしたけれど、次にかけよう!そんなふうに前向きに考えていた。
「もう少し、働けよ〜!」ってメッセージということにした。
◎ 1ヶ月後には生理がくるはずなのにそれらしきものがなく、その代わり少量の出血がダラダラと続いた。
堕胎手術後はホルモンバランスが崩れるから、それかなぁと軽く考えていたけど、あまりにおかしいから基礎体温を
付け始めた。妊娠もしてないのに3週間も高温期。とりあえず、手術した病院とは違うあまり待たされなそうな病院へ
行ってみた。
すると「妊娠反応がでています。」との不思議な答え。
内診をして、先生の口から出てきた「胞状奇胎のおそれがあります。」との言葉。
※胞状奇胎とは、妊娠初期の子宮内に将来胎盤になる絨毛という組織が増殖異常をおこしてなる病気。
俗に「ぶどうっ子」と呼ばれ、ぶどうの粒状のものが子宮内にできる。
胎児は育つ事ができない。組織が残っているうちに妊娠をすると再発するので、確実になくなるまで
治療が必要になる。
日本では妊娠500例に対して1例程度発生する。
◎ 最初、全く理解ができなかった。丁寧に説明をしてもらって状況がつかめた。
そして、堕胎手術をした病院の方が情報があるからと紹介状を書いてもらって、時間外にも関わらず、
手術してもらった先生に無理を言って診てもらった。
「取り出してみないとはっきりとは言えないが、胞状奇胎の可能性が高い。」そう言われた。
1度手術して、1週間後に再手術。最低半年、定期的に尿検査をしてhCG数値が下がればまた妊娠も可能。
ただし、再発した場合は手術を繰り返す。
最悪の場合は、子宮を取ることも考えなくてはいけない。その言葉で涙が溢れてきた。
前回の流産の時は、次がある!そう思えた。でも今回は...最悪、子供が産めない身体になる!
正直信じられなかった。「はっ!?」そんな感じだった。でも、現実!
流産手術の時より、事態は切迫していて手術の日は有無を言わさず決められた。
看護婦さんには「流産しちゃった子が、ママに病気の事を早目に知らせてくれたんだよ。」って、そう言ってくれた。
たしかに発見が遅れたら、命に関わる事態になってたかもしれない。
帰りの車でも涙が止まらなかった。昼間だから、「なんだ、こいつ?」って思われたかもしれない。
でも、そんなことかまっていられなかった。とにかく、悲しかった。なんでだ〜!って叫びたかった。
◎ 最初の入院。
大部屋が空いてなくて、しばらく1人部屋にいた。このまま1人部屋もいいかなぁ...と思ったけど、差額ベット料
8,000円はちょっと無理だなぁとやめておいた。1回ならまだしも来週も手術控えてるし。
前回と同じように点滴をうつ。点滴の為だけに、今回は血管にうまく針が入らなくて合計3人、5箇所目にして
やっと針が入った。手術より痛かった(笑)こんなとこで、つまづくなよ〜!!
旦那と一緒に、先生の手術に関する説明を受けた。
結局、何が原因でこの病気になったのか。妊娠(受精)が原因だと聞いていたから、堕胎手術後何もしていない
自信のあった私たちは納得がいかなかった。その時の旦那の「やってないのに...」発言にはちょっとびっくり
したけど。流産の時に病巣があったという事は、ありえない。1週間後の検診でも子宮はきれいだったからと
話していた先生も、完全に否定する事は出来ませんということだった。
今回は、手術の時間が2時頃からだったから、空腹感と闘う時間は少なかった。
手術室に入って、先生に「お願いします。」を言って、それから麻酔を注入された。前回は部屋にいる時点で
麻酔を入れてもらったから、この段階でちゃんと効くの?なんて思ってたけど次の瞬間眠りに入っていた。
なんだか、手術中ってほんと何にもわからないんだから、先生との信頼関係って大切だなぁと思った。
みんなで口裏合わせられたら、ほんと医療ミスも隠せちゃいそうだもん。
何はともかく、無事手術終了。1泊2日だから翌日10時退院。自力で(タクシー)で実家まで帰った。
◎ 1週間後、再手術。
ここまで来ると、慣れたもの。(こんなことに慣れたくない〜!)
前回と全て一緒。今回は点滴の針は一発で入ったけど...。
手術後、爆睡して日ごろの疲れを、思いきりとった。
後は、定期的に検診を受けてhCG数値が下がるのを祈るのみ。
手術後しばらくは、飲酒も避けなくちゃいけないけど、それ以降はこれといって気をつけることはないし。
外見はいつもと変わらないからほんと不思議。
精神面でがんばらなくちゃいけないけど。
◎ 平成13年は、私にとって前厄だった。
TAIGAの出産以外は、悪い事だらけな年だった。
まさか、健康優良児の私が年に4回も入院するはめになるなんて、誰が考えただろう?
落とし穴に落っこちた気分。
やっぱり健康が一番だと改めて考えてしまった。
それと同時に、軽〜く性交渉を考えている人達に言いたい!(誰が読むんだ?(笑))
妊娠することは、幸せな事だけれどリスクを背負うものだから望んでいないならちゃんと避妊するべきだよ。
望まない妊娠で心身ともに傷つくのは女だし、本当に子供が欲しい時にできない体になる可能性もある。
私みたいに、妊娠が原因の病気になった場合、好きでもない相手との間の妊娠だったら本当に後悔するはず。
男はなんだかんだ言ったって、自分の身体を傷つけることなんてないんだよ〜!
だから、自分の身体大切にしようね♪
◎ ここまで書いて、ふっと思った。
芸能人の中に、闘病している事をひとことも誰にも告げないで亡くなっていった人の話。
すごいことだなぁと思う。
私の場合、命に関わることはなかったのに話したくて、聞いて欲しくて仕方なかった。
誰かに励ましてもらいたかった。
でも人間ができている人は、周囲の人に心配かけたくなくて、何も言わないんだろうな。
とてもとても真似できない。きっとそういう人間にはなれそうもない。
◎ 今のところ、順調に数値が下がっている。
でも油断大敵、また上がる事もあるらしい。
さぼらず、ちゃんと検診受けなくちゃなぁ。
とりあえず、TAIGAがいるからがんばれる状態!
それだけは、神様ありがとう!また、ありがとうが言えるように...なるといいんだけどなぁ。