BGMいかがですか

一行の詩3








久しぶりの
若き日の仲間が
若き日の笑顔と
若き日の言葉と
若き日の目の輝きで熱く語る

今日は存分に語ろう
多分普段は言葉少ない日々の筈だから

そこには忍び寄る黄昏の風さへ
遠巻きにして近寄れず
幸福の時間が過ぎていった

それぞれに背負っている現実も
この時だけはどこかに置き忘れて

朝起きて口ずさむ歌も 花咲く季節はピンク色

今朝も届くステップアップのE-mail 楽しい鼓動が聞こえてきます

確かにそこには極楽がありました
蝶が二匹戯れながら舞い飛び
ウグイスがすぐ手の届くところで心地よく歌い
一面の菜の花が水田を黄色に染め抜き
イチゴは真っ赤な実をつけ
コゲラはせっせと木のウロの中の虫をつつく
それだけでいい それだけでいい
この平和の時間が 少し怖いのは何故

土を起こしてる自分を鳥の目で見てみる ちっぽけな僕が 心のカケラを集めてる

フロッピーにファイルをコピーして別のPCに移す 鍬を持つ手でキーを打つ 精神の均衡

PC PC PC PC PC 僕の時間を侵略 春なのに 春なのに

嗚呼 桜散る 今年も散る 夜散る桜は薄い命 嘆きの声

病と闘う遠い家族に
 水面に届いた睡蓮の初々しさを
膨らむツツジの生命力を
新緑香る空気の束を
天使に託して送ってみよう
神などいないと思う僕だが

ネットで故郷なまりを読みニュースを読む 懐かしいなぁ 恋いしいなぁ 遠いなぁ

50路を 過ぎて学びしPCに 肩を並べて思う昔を

学生の 気分も嬉し友人が PC持ちて 集まる我が家

これほどの 熱意があればと後悔す 代返頼んだ学生時代

濃縮ジュースのような春の一日 楽しみいっぱい 思い出いっぱいの ホリデイ

春の海も 春の景色も 記憶のポッケに詰め込んだ 明日から又 ありふれた日々

2000年の夜明けが来て
桜が咲き 
桜が散り 
ゴールデンウイークが終った
列車の窓の景色のように
僕の歴史が飛んでいく

雨音が聞きたくてテレビのスイッチを切った 静かさの中で規則正しい音 心地よい音

父とも呼ばれず 親とも呼ばれずの人生も 悪かないやって苦笑い

生け垣の刈り込みをした 年々脚立の上り下りが遅くなる 家の瓦も色あせてきた 雨樋も傷んできた

幕張の浜は春がすみ ウィンドサーファーが波を蹴って青春を走る 僕の心も連れていく

故郷の姉から電話があった 気丈な声に少し安心 姉さん つらい時は泣いてもいいんだよ

小山の谷を霧が走る 新緑が目にやさしい 深呼吸一つ 雨蛙一匹

紙飛行機で遊んだヒロシちゃん 笹舟で遊んだミノルちゃん 幼友達元気かな たまには思い出してくれてるだろか

五月晴れの朝は 旅に出たい気分 海を見たい気分 風に乗りたい気分 恋をしたい気分 僕の誕生月

自由に飛び立つ渡り鳥 しがらみと執着心のない軽やかさ 人は荷物を背負って歩く

夜行電車でお父さんの看護に出かける姪 暗闇の車窓に写る君の心模様を 残念ですが想像できません

子供の頃の無垢な心を持ち続けたいけど 無知は罪悪と言った人がいる 無知は戦争をも起こすから

雨 雨 雨 雨 アジサイだけが嬉々として

ワイパーの 音に寂しさ こみあげる

迷い猫が庭先で雨宿り 僕を見て人恋しさに鳴く 雨足が強くなった

雨の盛り場 コンクリートをネオンが染めて 行く宛もなく黙々と歩く

久々に 飲み屋横町来てみたが 身の置き所なく 帰途につく我

いつも会うコテージのお隣さん
柿の木の下をゆっくり歩く虹色のキジ鳥
枯れ木で獲物を狙う孤高のモズ鳥
芝刈りのお供をしてくれるハクセキレイ
竹の枝で縄張り主張のウグイス
巣立ちで親の後を追う子雀
乱舞する2匹の紋白蝶
雨蛙にヒキガエルに縞蛇君に銀色とかげ

今回新しい珍客にテラスで出会った
黄金色の美しい毛並みの てん
茶色で筋肉質の野うさぎの子供

感激して裸足で後を追った
どうぞよろしく新しいお隣さん

睡蓮をインターネットで公開し その美しさ共有できる幸せ IT万歳

ハクセキレイにシオカラトンボ 僕のすぐ側逃げもせず 威圧の衰え嬉し悲しや

ローカル線の踏切で
錆びた線路を見ていると
線路に耳を付けて
遠くの列車の音を聞いている
少年の僕と目が合った
手を差しのばすと
あの時の夏の匂いがした

故郷より重いニュースが届く 庭の百合の蕾が台風に耐へ 今朝 生命の光を開いたのに

花の生命光を 真昼の月に反射させ 故郷の貴方へ届けよう

ザッザッザッ 足音が聞こえ
父母を連れていった
ザッザッザッ
妻を連れていった
ザッザッザッ
義兄を連れていった
有無を言わさず行き先も告げず
あんなに頑健で大きかった義兄が
こんなに小さくなるなんて
嗚呼!

今朝玄関先の新聞受けに行くと
黒松に止まっていた蝉に
オシッコをかけられた
懐かしいシャワー
久しぶりのシャワー
なんだか嬉しくなり暫く佇んでいた
この世に出てきて
出会った最初の生き物が
きっと僕だったんだ

蚊取り線香の匂いだけで 亡き父母を思いだしている 年をとったな と思う

遠くの花火の音に 幼なじみを思う
遠くの夏祭りの音に 幼なじみを思う

又 夏休みが終わった 秋の気配がしてきたが もう少し夏を感じていたくて 花火を買った

ITのスキルアップは 永遠に続く道 目からうろこの日々 恋さえ置き去りにして

残暑残暑残暑 部屋に差し込む日差しは長くなり エアコンの冷風と闘う

グッドバイ Summer
 グッドバイ 蝉時雨 
庭の縁石の上で蝉が死んでいる
夏の初めにオシッコのシャワーをくれた蝉なのか
ちょっと気になる夏の終わり
明日はもう9月 

リュックとスニーカーだけで旅に出よう 何も持たずに 心を空っぽにして 年さえも置忘れて

涼風を切り取って クリップでページに挟んでみる PCの排気風も涼しくなった

晩夏の旅路の体力作りに 晩夏の花見川を歩いていると 水面をボラが跳ねる 僕もスキップをしてみる

小旅行を終えてみて 沢山の思い出を記憶のキャンパスに書いてきた やはり旅はドラマティックです

今はまだ言葉にするより 繰り返しそっと思い出していたい そんな気持ち

平家伝説の残る深山渓谷 全神経を研ぎ澄まして千年前の人々を思う 大杉は黙して夕闇の中

凪の入り江にぽつんと貨物船が浮かんでる 時間が停止して車のハンドルを握る僕は 夢遊病者になる

高い橋の上から深い谷を見下ろすと 棚田や乾し稲が箱庭みたい 吸い込まれるような妖気に包まれ たじろぐ

彫刻刀で切り取ったような峡谷に落ちる繊細な滝 水はエメラルド色をして落人姫の悲しみに染まる

 心を残しながらも時代の空気を感じ取り 渋谷のお店を閉じます 変わりゆく夢の跡を見届けながら ありがとう

コーヒーショップのウインドウから 街行く若者を見送りながら 怖さ知らずのあの頃を懐かしく思い出している

急な寒気と秋雨に ソファーでの昼寝も膝を抱えて丸くなる 「風邪引くよ」と気づかう人無し

手のひらから 若き日に築いてきた歴史がポロポロこぼれ落ちていく 栄枯盛衰 空にはおぼろ月

北国に初雪が降る そろそろストーブをだしておこう 寒くなると 何となく望郷

秋の夜空の宝石箱 星座から星座へと ロマンを追って暇つぶし 心はいつしか無重力

孤高のモズ鳥が 胸を張り尾っぽをくるりくるりと自己主張 彼のエリアで僕も自己主張のくしゃみする

守られている 支えられている 最近感じる優しい風は 急に寒さを増した季節のせい?

店閉まい最後の日 電動シャッターの重い音は忘れない
帰り道の落ち葉並木と 頬にあたる冷たい風は忘れない
帰り道のイルミネーション参道の そのまぶしさは忘れない
遠い回り道をしながら ふと リストラ人の悲しみを思う

今年も届く年賀挨拶辞退の訃報ハガキ 書き置いた中から 1枚又1枚と面影忍びつつ外す

20世紀最後の年の最後の月に 戦場を後にするなんて 僕にメリークリスマス

つつつッと時が急ぎ足になる年の瀬 もう少しゆっくり そう ゆっくりと 出来ることなら立ち止まっていたい


ふる里の 悪友の家そのままに インターホンを押すのためらう

初恋の 人と揺られたブランコも そのままの場所に30数年 離れがたし しばしたたずむ

この街で 肩で風切り通った店も 色あせつつ今も川べりに立つ

厳寒の朝 ツクバイにつららが下がり 水面は凍り 水浴び鳥は困惑顔
ふる里では数年ぶりの大雪とのニュース 幼き日の雪合戦 友の顔が懐かしい

喜怒哀楽 怒と哀ばかりの 世相かな

笑顔は自分も周りも幸福にするそうです
鏡に向かって笑ってみる ぎこちない
そういえば長いこと心底からの笑いは忘れてる

雪解けの 大地に春が 楚々として

雪かきに リストラ人が活躍し 無口な人と長話する

エンヤコラ畑の土起こし エンヤコラ春がくる前に エンヤコラ足腰弱くなり

自由な時間を手に入れ 世界を宇宙を空想してるのに 今日も半径3km内のありふれた日常

もっと素直に もっと優しく接したいのに 何故かカラクリ人形みたいになる僕です

日だまりで 白梅見つつ 春を着る

構造不況は構造改革で されば写し鏡で 自己改革現在進行形

白梅の後に桜が咲き 沈丁花の後に白木蓮が咲き 山茶花の後に岩根絞りが咲く 時が駆ける 僕は老いる

バージョンアップにスキルアップ PCライフの大変革は 独り暮らしの応援歌

花びらを 踏みしめ歩く花見川 幸福家族 横に見て

花びらが 浮かぶ川面に身を寄せて 鴨の夫婦の昼寝かな

地べたにしゃがんで目線を下げると 昆虫達の大あくび 大地も負けずに大あくび

友よ やったねホームページ公開 充実感の吐息が タンポポの綿毛に乗って届きました

春眠に 出てくる父母の 若さ嬉しや

普通に 平凡に 今年も 今日ひとつ年を重ねました ありがとう

庭にハーブを植えた すぐ隣で紫色のシランが今にも咲きそう ミントが薫る 木漏れ日の下

老いゆけば 手のシミさえも 父に似て

ささやかな事にも喜びを感じる日々が ことのほか嬉しく ことのほか愛おしい

梅雨入りの中 穏やかな時間が過ぎる 緊張感がないけれど それもいいかなぁ・・・もう

時間泥棒が微笑みながら近づいてきます 幸福なときほど油断大敵 要注意です

そうだ 子供の頃のように 回り道をしよう 見知らぬ道や見知らぬ街や見知らぬ人に会いに行こう

道草を 叱る人無き寂しさも 己が宿命と 仰ぐ月

長旅控え 心は既に 海を越え

雨降らず花は枯れ 愛知らず人は荒む

猛暑の中に蝉の抜け殻 僕も思考力停止 汗と共に想像力が流れ出す 長椅子で抜け殻

旅のために早めた今年の夏休み ソバの白い花は今までになかった景色 奇跡のドアがノックされる

・・・・・・・HPをアメリカ旅行後2.3ヶ月休止・・・・・・・


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