帯状疱疹日記
帯状疱疹になってから治るまでを記録した日記をご紹介します。
日付は、朝起きてから翌日の朝起きる前までを1日としています。
2003年6月15日
帯状疱疹のはじまり、はじまりです。
右の胸が痛くなった。
「チクチク」という痛みだ。
どうしたのだろう。
疲れたのかもしれない。
2003年6月16日
帯状疱疹2日目です。
右の胸の痛みが強くなった。
以前、内科の病院でもらった痛み止めの薬が残っているので、その薬を飲む。
2003年6月17日
帯状疱疹3日目です。
痛み止めの薬を飲んでいるのに少しも効かない。
変だ。
とにかく続けて飲む。
不思議なことに痛む場所が移動する。
右の脇が痛いと思ったら、右の胸が痛くなる。
そのうち、お腹が痛くなったり、背中が痛くなったりする。
一体、どこが悪いのだろうか。
2003年6月18日
帯状疱疹4日目です。
夜中に右の胸が耐えられないほど痛くなった。
なんだ、この痛みは?
ぶつけた覚えもないし、見たところ何ともなっていないのに、なぜこんなに痛いのだ。
痛すぎて苦しい。
息ができないほどだ。
それに背中も痛い。
痛くて眠れない。
変だ。
どうしてこんなに痛いのだろう。
2003年6月19日
帯状疱疹5日目です。
右の胸、右の脇、右の背中が異常に痛い。
今晩は会合があるので出席したいが、こんなに痛くて行けるだろうか。
無理をするのはやめよう。
病気が悪化しては大変だ。
家へ帰って服を脱ぐと、痛いところ全体が真っ赤になっている。
これは、ただごとではない。
何か悪い病気に違いない。
まだ、ここで死ぬわけにはいかない。
明日は病院へ行ってみよう。
痛み止めの薬が少しも効かない。
2003年6月20日
帯状疱疹6日目です。
昨夜も痛くてほとんど眠れなかったので、朝から頭がふらふらしている。
一体、どうなっているのだろう。
午前9時、病院の皮膚科へ行く。
外来の受付まで、ひとりで車いすをこいで行くことがつらい。
左手には力が入るが、右手を動かすと右胸、右脇、右背中の痛みが強くなるので、なるべく左手だけで車いすをこいで行く。
誰かに車いすを押していただきたいと思ったが、みんな忙しそうで誰も気づいてくれない。
仕方がないから自力でゆっくりとこいで行く。
体力が弱っている。
「フウフウ」と息をきらせながら、ようやく外来の受付にたどりついた。
順番を待っている間も痛みが強くて苦しい。
こんなに苦しむ患者は急患として先に診ていただきたいと思いながら順番を待った。
「痛み」というのは人からは見えないので、どうにもならない。
1時間以上待たされて、ようやく私の名前が呼ばれた。
中廊下で少し待っていると、若い助手の先生らしい方が検査室に通してくださった。
私の体を見て、すぐに「帯状疱疹ですね。」とおっしゃった。
ひと目見ただけで、検査もせずに病名がわかるなんてすごいと思った。
でも、病名がわかって良かった。
病名さえわかれば、治療法もわかるに違いない。
「これで治る。」と思うと、少し安心した。
1度、中廊下に戻されて、やっと診察室に通していただいた。
医師は私の体を見て、「派手に出ましたね。」とおっしゃった。
「他の患者さんとくらべて、私の症状はそんなにひどいのだろうか。」と思った。
「入院したほうが早く治りますが、入院しますか?」と尋ねられた。
「仕事が忙しいので入院するわけにはいきません。」と答えると、「帯状疱疹が顔に出た場合は必ず入院しなければなりませんが、体の場合は入院でも通院でもかまいません。それでは、通院で治療することにしましょう。」ということになった。
「ご存知ですか・・・帯状疱疹」という小冊子と、塗り薬と、飲み薬をいただいた。
薬は、ロキソニン錠60mg(1日3回 5日分)、メチコバール錠500マイクログラム(1日3回 5日分)、バルトレックス錠500(1日3回 5日分)、アラセナーA軟膏3%(5g)(1日1回)であった。
■「ロキソニン錠」は熱を下げ、痛みを和らげ、炎症をおさえる薬です。
■「メチコバール錠」はビタミンB12です。
末梢神経のはたらきを助けて手足のしびれ、痛み、麻痺などの症状を改善する薬です。
■「バルトレックス錠」はウイルスによる感染症に用いる薬です。
ヘルペスウイルスに作用して増殖を抑えて、ヘルペスや帯状疱疹の治療に用いる薬です。
■「アラセナーA軟膏」はウイルスによる感染症の治療に用いる塗り薬です。
ヘルペスウイルスに作用して増殖を抑えて、ヘルペスや帯状疱疹の治療に用いる塗り薬です。
診察が終わると正午を過ぎていた。
そのまま職場へ行き、昼食後に薬を飲んだ。
病院でいただいた小冊子には次のことが書いてある。
【帯状疱疹が消えるまで・・・】
帯状疱疹が現れてから消えるまでは、ふつう約2〜3週間。まず、水泡があらわれる前に皮膚の痛みや痒みが出ます(人によっては出ない場合もあります)。その後、水泡が出始めて、数日後にはそれが集まって帯状になります。やがて1週間程度で水泡は破れてただれたようになり、潰瘍になったりしますが、次々にかさぶたになって、最後に消えていきます。この時期が長引いたりすると、神経痛のような痛みや水泡の痕が残ることにも。でも最近は、ウイルスを抑える薬があって、症状を重くしない治療も可能になりました。医師の指示を守り、薬や生活にも気を配っていれば、それほど怖い病気ではないのです。
さらに、インターネットでも「帯状疱疹」について調べた。
【帯状疱疹】
子供のときになった水痘のウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)が、神経の付け根に残っていて体調が悪いと活性化されて、1本の神経の領域に添って3〜5日で皮膚の表面に現れて、最初は、皮疹を作りますが、痛みの強さは色々です。一般的に激しいことが多く、痛みの範囲は、片側性で帯状なので他の病気と区別することが多いです。治療が遅れたり、高齢者では、皮膚が良くなっても痛みが残ることがあります。帯状疱疹後神経痛と言われています。
2003年6月21日
帯状疱疹7日目です。
「医師の指示を守り、薬や生活にも気を配っていれば、それほど怖い病気ではないのです。」と書いてあったので、薬を忠実に飲む。
入院になくても、薬をきちんど飲んで、無理をしなければ治るだろう。
2003年6月22日
帯状疱疹8日目です。
相変わらず、胸から背中にかけて真っ赤だ。
これが今から破れてただれるのか。
痕が残らなければいいけれど・・・。
【記念撮影】
2003年6月23日
帯状疱疹9日目です。
2度目の診察を受けに行った。
1階の総合受付で、「皮膚科にかかっているのですが、再診の場合は直接、外来の受付に行ってもいいですか。」と尋ねると、「いいですよ。ちょうど私も皮膚科に行きますので、一緒に行きましょう。」といって、ボランティアの方が親切に車いすを押してくださった。
痛くて困っていたので大変助かった。
今回は、ゲンタシン軟膏10g(1日1回)、メチコバール錠500マイクログラム(1日3回 30日分)、ロキソニン錠60mg(1日3回 14日分)をいただいた。
■「ゲルタシン軟膏」は細菌を抑える作用により皮膚の感染を治療する塗り薬です。
医師は、「高齢者は帯状疱疹が治ったあとも痛みが残る場合がありますが、まだ若いので痛みは残らず、2〜3週間くらいで治るでしょう。通院もこれで終わりです。」とおっしゃった。
2〜3週間がまんすれば治ると思うとうれしくなった。
症状が出たときに、すぐに病院へ行って良かった。
2003年6月24日
帯状疱疹10日目です。
「一日も早く治りたい。」
そう思いながら薬を真面目に飲み続ける。
痛みは続いているが、我慢はできる。
それにしても、気持ちの悪い痛みだ。
背中にいきなり、大きな虫が這って行くような「ムズムズムズッ」という痛みが走ることがある。
それは瞬間的なものだから、まだましだ。
ほとんどの痛みは、電気が走るように「ビリビリッ」「チクチクッ」という痛みだ。
その痛みは非常に強く、かなり長い間続いて、少しの間和らぐ。
ホッとしていると、すぐにまた「ビリビリッ」とくる。
昼間、起きているときは、なんとか耐えることができる。
でも、夜中に痛くて何度も起きてしまう。
椅子に座って痛みが落ち着くのを待ち、また横になる。
毎日、この繰り返しだ。
けっこう疲れる。
2003年6月25日
帯状疱疹11日目です。
職場の人たちに帯状疱疹だということは教えてあるが、「痛い」という言葉は口に出さない。
言っても心配をかけるだけで、この痛みはどうにもならない。
ひたすら痛みに耐えながら、何でもないような顔をして仕事をする。
仕事は軽作業なので、体に無理はかかっていないはずだが、少し動くだけでも非常に疲れる。
2003年6月26日
帯状疱疹12日目です。
毎日、通勤する前にガーゼ交換をして家事を簡単にすませる。
家事は最小限のことしかしていないのに、それだけで疲れる。
胸が押さえつけられるように苦しくて痛む。
車を運転しながら「ハアハア」「フウフウ」と唸ってしまう。
頭もクラクラする。
「事故だけは起こさないように・・」と、運転だけに気持ちを集中させて仕事に行く。
2003年6月27日
帯状疱疹13日目です。
今日から私が受講している通信教育のスクーリングなので、東京都国立市まで車で通学する。
相変わらず痛みが続いている。
午前9時から午後5時までの授業を受けることがつらい。
我慢のできる痛さではあるが、頭がボーッとしている。
2003年6月28日
帯状疱疹14日目です。
スクーリング2日目である。
今日も、ハアハアしながら国立まで通学する。
発病後、2週間になる。
あと1週間したら本当に治るのだろうか。
2003年6月29日
帯状疱疹15日目です。
今日は、授業のあとで親睦会がある。
出席したいけれど、とてもじゃないが疲れてしまって体力が続かない。
親睦会はパスして、まっすぐ家へ帰る。
2003年6月30日
帯状疱疹16日目です。
いよいよスクーリングの最終日だ。
国立までの運転にも慣れてきた。
しかし、相変わらず具合が悪くて疲れる。
2003年7月1日
帯状疱疹17日目です。
今日から仕事かと思っていたら、職場が創立記念日なのでお休みだった。
最近は頭がボーッとしているので忘れていた。
良かった。
一日、体を休めることができる。
2003年7月2日
帯状疱疹18日目です。
庭の雑草が気になる。
帯状疱疹になってから、庭の手入れを全然していない。
きれいにしたいけれど、痛くて動き回ることができない。
痛みが治まるまで我慢をしよう。
2003年7月3日
帯状疱疹19日目です。
いつ、水泡が破れて潰瘍になり、かざぶたができるのかと待っていたけれど、水泡が破れることも潰瘍になることもなく、赤みが消えて、だんだん茶色になってきた。
私の場合、マニュアル通りではないようである。
2003年7月4日
帯状疱疹20日目です。
会議のために東京都港区虎ノ門まで車を運転して行った。
胸が苦しくて、ハアハアしている。
事故だけは起こさないよう、真剣に運転する。
無事に帰ってきたが、疲れが激しい。
ゆっくり眠りたいのに、痛くてよく眠れない。
2003年7月5日
帯状疱疹21日目です。
発疹が出てから2週間が過ぎ、帯状疱疹の赤みは殆どとれて茶色になった。
そろそろ痛みも治まってきていいはずなのに、この痛みは何だろう。
痛すぎて、ほとんど眠ることができない。
2003年7月6日
帯状疱疹22日目です。
痛みが激しくなった。
ベッドに横になっていると痛みに耐えられないので、夜中に起きて椅子に座った。
椅子に座っているほうが少し楽である。
しかし、眠い。
眠いのに、痛くて眠れない。
2003年7月7日
帯状疱疹23日目です。
今日も相変わらず激しい痛みが続いている。
もしかしたら、一生、こんなに強い痛みが残ってしまうのではないかという不安に襲われる。
何としても治したい。
2003年7月8日
帯状疱疹24日目です。
病院でいただいたロキソニン錠は、これで最後になる。
この薬を飲み終わるころには治る予定だったのに、痛みは少しも治まらないどころか、かえって激しくなった。
まるで気ちがいのような痛みだ。
救急車を呼びたいほど痛くて苦しい。
電気にかけられて拷問されているようだ。
この痛みをどう表現したら良いのだろう。
まるで、大やけどをしたように、焼けるようなピリピリした痛みだ。
このままでは、一生痛みが残ってしまう。
こんな痛みと仲良しになりたくない。
インターネットにペインクリニックのことが出ていた。
ペインクリニックにかかろう。
ペインクリニックにかかるには、どこの病院が良いのだろうか。
夜中にインターネットで病院をさがす。
県内には5ヶ所しかない。
大病院が4つと、個人経営クリニックが1つあるだけだ。
大病院の初診の外来は午前中だけで、個人クリニックは午後も診察してくれる。
あまりにも痛いので、明日の朝、大病院へ行きたい気持ちは山々である。
しかし、明日の勤務体制を考えると行けそうもない。
午後まで我慢して、個人クリニックに行くしかない。
インターネットでは、個人クリニックのページに次のように書かれている。
【ペインクリニック】
「ペインクリニック」は英語で、Pain Clinic と書く。「痛みを治療する」というような意味です。ペインクリニックは、「痛み」を診断し、神経ブロックという治療法を主に応用して病気の治療を行うところです。診療科名では「麻酔科」になります。もちろん健康保険で治療ができます。
【ペインクリニックでの治療】
ペインクリニックでは病気の治療に神経ブロックという局所麻酔の方法をおもに使います。神経ブロックは知覚神経を局所麻酔で遮断(ブロック)したり、交感神経を一時的に麻痺したりして「痛みの悪循環」を断ち切り、悪い部分の血液の流れを積極的に増やし、生命の持つ自然治癒力を強くします。
2003年7月9日
帯状疱疹25日目です。
職場を1時間早く帰らせていただいて、初めて「ペインクリニック」を訪れた。
閉所時間が近かったせいか、患者がほとんどいなかった。
少し待たされただけで、診察室に通していただいた。
「病院で相談なさいましたか?」と尋ねられたので、「病院では、痛みは残らずに治ります。通院も終わりです。」といわれたことを伝えた。
「帯状疱疹になった初期の時点からペインクリニックの治療を受ければ痛みは残りませんでしたよ。」と告げられた。
「失敗した!」と思ったが、「発病後、1ヶ月を過ぎてからの治療は治らなくなる場合がありますが、まだ1ヶ月以内ですので治るでしょう。」とおっしゃるので、多少の不安はあるが、この治療(硬膜外ブロック)にかけることにした。
【硬膜外ブロックについて】
この治療は、頭、胸、腰、仙骨の神経の近くに局所麻酔薬を注入し、部分的に麻酔して痛みをとり、血行を良くする治療法です。ブロック後1時間はベッドの上で安静にしていますから、治療の前にはトイレをすませておいてください。
【治療時の体位のとり方】
普通は右か左の痛い方を下にして横に寝て行いますが、時には座って治療する場合もあります。
後頭部、背部、腰部が十分露出できるようにしておきます。
背部と腰部が丸くなるように体位をとります。
両膝をそろえて、お腹をつけるようにして曲げます。
両手で膝をかかえるようにします。
頭は、自分のおへそを見るように曲げてください。
【治療後】
治療が終わったら仰向けになり、足を伸ばして寝ます。
1時間、ベッドで静かにお休みください。
【治療効果として】
●頭に治療した場合
背部から肩、両手が温かくなります。
両手が重く、力が入らない感じがします。
●腰に治療をした場合
腰からお腹、両足にかけて温かくなり、両足が重く、力が入らない感じと、しびれたような感じがします。
いずれも1時間くらいで取れますので、心配いりません。
【注意】
注射部位のガーゼは夕方には取り外してください。
ブロック当日は入浴しないでください。
神経ブロックの前に、血圧を測り、血液検査を受けた。
それから、胸椎4番の神経の近くに麻酔薬を注入したようである。
足が動かなくなっていないかどうか心配だったが、動かしてみらた動いたので安心した。
特に、体が温かくなるということはなかった。
人によって違うのだろうか。
まもなく、手の指先がしびれてきた。
右胸をさわってみると、表面が「ビリビリッ!」と電気でしびれるように痛む。
左胸をさわってみると、しびれていて、ほとんど感覚がなくなっていた。
「眠ってもいいですよ。」と声をかけられたが、緊張していて眠ることはできなかった。
帰りに薬局で薬を受け取った。
ロンカム錠4mg(1日3回 7日分)、セルベックスカプセル50mg(1日3回 7日分)、ボルタレンサポ50mg(10個)である。
■「セルベックスカプセル」は、胃の粘膜を保護する薬です。
■「ボルタレンサポ」は、痛みと炎症をとる坐薬です。
家に帰る途中で、神経ブロックをしたところが「ズキンズキン」と痛み始めた。
医師は「毎日、通ってもいいですよ。」とおっしゃったけれど、こんなに嫌な痛みが出ると心配になる。
2003年7月10日
帯状疱疹26日目です。
昨夜は、久しぶりに少し眠ることができた。
4時間くらい眠っただろうか。
坐薬を使えば朝まで眠れるかと期待していたが、痛みで夜中に目が覚めてしまった。
でも、少し眠れて良かった。
神経ブロックした場所の「ズキンズキン」という嫌な痛みは。ほとんどなくなった。
2003年7月11日
帯状疱疹27日目です。
変だ。
坐薬を使っても、痛みがとれない。
それに胸が苦しくて汗が出る。
今までも痛くて胸が苦しかったけれど、その痛みと痛みが違う。
今までの痛みは、電気をかけられたように「ビビビビビッ!」という痛みだった。
今回の痛みは、胸が圧迫されているようで、痛いというよりも強い力で押さえつけられたように苦しい。
それでも、明け方に4時間くらい眠ることができた。
2003年7月12日
帯状疱疹28日目です。
「ペインクリニック」へ行き、2度目の治療を受ける。
今回は、初回よりも痛くなかった。
これなら、また受けに来てもいいと思う。
しかし、坐薬(ボルタレンサポ)は、まったく効かない。
寝汗が昨夜よりもたくさん出る。
胸の苦しみもひどくなった。
苦しくて少しも眠れない。
夜中にボルタレンサポについて調べる。
【ボルタレンサポ】
鎮痛・解熱外用剤
〔処方目的〕
慢性関節リウマチ・変形性関節症・腰痛症・頸肩腕症候群・症候性神経痛の鎮痛・消炎・解熱・外傷ならびに手術後の鎮痛、消炎
参考:ジクロフェナクナトリウム
〔使用上の注意〕
ジクロフェナクナトリウムの坐薬も発売されていますが、幼少児、高齢者、または消耗性疾患の患者の場合には、血圧や体温が過度に低下して、ショック症状があるので、
厚生省は特にそのことを注意するように警告しています。
〔重大な副作用〕
胸内苦悶、冷汗、呼吸困難、四肢冷却、血圧低下などのショック症状、他
どうも私には「ボルタレンサポ」が合わないようだ。
夜中の1時まで眠れず、1時から3時まで眠り、3時に目が覚めて5時まで起きていた。
少し痛みが治まったので、5時から7時まで眠った。
起きると汗びっしょりだったので、全部着替えて洗濯をした。
2003年7月13日
帯状疱疹29日目です。
インターネットで「ボルタレンサポ」について調べる。
「疱疹に伴う痛みをやわらげます。」と出ている。
でも、私には効かない。
痛みを和らげるどころか、痛みはそのままで、「痛みプラス苦しみ」である。
今日から使うのをやめよう。
2003年7月14日
帯状疱疹30日目です。
午後、「ペインクリニック」へ3度目の治療に行く。
医師が「どうしてガーゼを貼っているのですか?」と尋ねるので、「軟膏をつけているからです。」と答えた。
病院でいただいたゲンタシン軟膏がまだ残っていたので、つけていたのである。
しかし、ゲンタシン軟膏は皮膚の感染を治療する薬なので、もうつけても効果がないそうである。
代わりに、痛みをとるための軟膏を出していただくことにした。
「ボルタレンサポ」が体に合わないことも話して、使用を中止することになった。
帰りに薬局で、ベシカム軟膏50mg(1日3回 14日分)をいただいた。
■「ベシカム軟膏」は、湿疹の治療剤です。
帯状疱疹の薬です。
【処方目的】
急・慢性湿疹、接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、乳幼児湿疹、帯状疱疹、尋常性乾癬、褥瘡、放射線潰瘍、熱傷潰瘍
【注意】
ときに潮紅、発赤、痛痒症状の悪化、刺激感が現れることがあります。
家に帰ってから、さっそくベシカム軟膏をつけてみる。
夜中に、だんだん右胸の痛みが強まってきた。
キリで刺されるような痛みだ。
「痛痒症状の悪化と刺激感」が見事に出たらしい。
薬局でいただいた薬の説明書にも、「使用により過敏症状、発赤、皮膚炎等が現れたときは、使用を中止し、医師か薬剤師に相談してください。」とある。
何ということだ。
食欲がまったくない。
午前1時半。
椅子に座って、痛みと闘いながら帯状疱疹についての資料を読む。
恐ろしい1行を発見!
「帯状疱疹の原因の一つに、抵抗力(免疫)低下の原因に癌があることがあるので、高齢者や体重減少・食欲不振などがある場合は注意が必要です。」
もしかして、私は癌?
もうすぐ死んでしまうのだろうか。
血液検査の結果はまだ出ない。
もしも癌だったら、早く治療を受けよう。
入院する必要があったら、仕事は辞めても仕方がない。
いつもなら椅子に座っていれば痛みが和らぐのに、右脇の痛みは一向に治まらない。
「キリキリキリ」とえぐりとられるような痛みが続いている。
まるで地獄だ。
ベシカム軟膏のせいだとしたら、今頃になって軟膏を落としても皮膚に浸透してしまって手遅れかもしれないが、落としてみよう。
お風呂に入るのは大変なので、とりあえず消毒スプレーを吹きかけてタオルで押さえ、新しいガーゼをあててみる。
不思議なほど、痛みが治まってきた。
やはり、ベシカム軟膏が合わなかったのだ。
もう少しして、夜が明けたらお風呂に入ろう。
お風呂に入れば、ベシカム軟膏の副作用がなくなるかもしれない。
右脇の痛みが和らいできたと思ったら、今度は右胸が痛み出した。
帯状疱疹は、安静にして栄養・睡眠を十分にとらなければならないのに、少しも体が休まらない。
何か食べて栄養をとりたいけれど、少し食べるとお腹が痛くなり、具合が悪くなったので食べたくない。
今日は、あまり食べていないから、お腹がすいているはずなのに、空腹感がまったくない。
午前4時半。
また、右胸の痛みが強くなってきた。
でも、1時半に起きたときの痛みよりは、まだましだ。
外がだんだん明るくなってきた。
少し眠っておきたい。
まだ痛いけれど、とにかく横になってみよう。
2003年7月15日
帯状疱疹31日目です。
午前7時半まで眠ってしまった。
起きてすぐにお風呂に入った。
ベシカム軟膏の副作用がきれてきたのか、神経ブロックの効果が出てきたのか、痛みが和らいでいる。
午前11時。
「ペインクリニック」へ行き、4度目の治療を受ける。
慣れてきたのか、治療を受ける恐怖感がなくなった。
麻酔の注射をし、薬を入れていただくと、「ああ、今から1時間は痛みのない状態でいられる。」という安堵感があった。
薬は、すぐに効いてくる。
初めに両手の指がしびれてきて、そのうち胸全体がしびれてくる。
初回は、右胸をさわると「ビリビリ」として痛かったけれど、2回目、3回目には、だんだん痛くなくなり、今回はまったく痛みを感じないようになった。
左胸と同じように、しびれているだけである。
そのうち、両手のしびれが強くなり、両腕が重く感じられるようになり、眠くなった。
うとうとしていると、医師が「大丈夫ですか。」と声をかけてくださった。
「大丈夫です。」と答えて、また眠ってしまった。
治療を受けてから45分たって目が覚めた。
もう麻酔がきれてきたらしく、胸が痛くなり始めていた。
途中で買い物をして、家に帰った。
神経ブロックをする前に比べて、痛みは少しずつ和らいできた。
ボルタレンサポとベシカム軟膏が合わなかったために苦しんだけれど、神経ブロックをしたことは正解であった。
今買ってきた半袖の下着を着てみる。
「これはいい。」
右脇にソフトにフィットするので、多少は右腕を動かしても、それほど痛くはない。
半袖の下着の上から、これも今日買ってきたものだが、留め金のないブラジャーをつけ、服を着る。
今までは、軟膏をつけてからガーゼをあてていたので、直接ブラジャーが帯状疱疹のところにあたることはなかったが、ガーゼをあてずにブラジャーをつけると痛いので考え出したアイデアである。
今日からは当分の間、このスタイルでいくことにする。
治るまでには、まだ時間がかかりそうであるが、きちんと治るまでがんばる!
2003年7月16日
帯状疱疹32日目です。
5回目の神経ブロックを受けに行く。
少しずつ良くなってきた。
家へ帰ってから、パソコンでレポートを書き始める。
右脇だけは、まだかなり強い痛みが残っているので、レポートを書くことに神経が集中できない。
ひじ用のサポーターを取り出してきて、右腕から肩にかけてカバーしてみる。
圧迫感があるが、痛みが軽減された。
食欲も出てきた。
この調子なら、今晩は朝までぐっすり眠れるかも・・・。
と思っていたが、そんなに甘くはなかった。
午前0時半に、痛くて目が覚める。
どうにも我慢ができない。
何というしつこい痛みなのだろう。
2003年7月17日
帯状疱疹33日目です。
焼けるようなビリビリした痛みから、ズキンズキンという疼くような痛みに変わってきた。
しかし、痛みは一定しているわけではなく、ビリビリしたり、ズキンズキンしたり、そしてまた、ビリビリとズキンズキンを足して2で割ったような痛みだったりする。
眠る前に、背中にロホクッションを当てて寝てみる。
もしかしたら、これで朝まで眠れるかと期待したが、午前2時に目が覚めてしまった。
3時まで、痛みと闘って、薬を飲んで寝た。
2003年7月18日
帯状疱疹34日目です。
痛みは相変わらずだが、食欲が出てきた。
しかし、痛い!
私のほかにも、こんなに苦しんでいる方がたくさんいるのかと思うと、気の毒に思う。
私は、何度も大きな手術を経験しているので、痛みに負けない力を持っているはずであるが、それでもこの痛みにはマイッタ。
私は神経ブロックで治すとしても、神経ブロックを受けなかった方は一生、こんなに痛い思いをするのだろうか。
この「帯状疱疹日記」を読んでいる皆さんが帯状疱疹になったら、ぜひ神経ブロックを受けることをお勧めしたい。
今晩もまた、夜中に起きるにちがいないと思って寝る。
午前3時にトイレに行きたくて目が覚めた。
不思議なことに、我慢ができないほどの痛みではない。
トイレをすませて、また横になったら朝まで眠ることができた。
どうにかこうにかであるが、1晩眠れたのは本当に久しぶりだ。
2003年7月19日
帯状疱疹35日目です。
昨夜眠れたので、これからは毎晩眠れるかと期待していたが、期待はずれだった。
以前のように、耐えられないほどの痛みではないが、火傷が治りかけているときのように、痛くて痒い。
仰向けに寝ると背中が痒いので、横を向くとさらに痛くて痒くなる。
仕方がないからうつ伏せになると、もっと痛くなる。
結局、一晩中、あっちを向いたり、こっちを向いたりして、午前4時になってしまった。
これ以上、横になっていても疲れるだけなので起きる。
2003年7月20日
帯状疱疹36日目です。
昼間、起きている間は、それほど激しい痛みではなくなってきた。
以前は、ときどき、息ができないほど痛くなることがあったが、今は、その痛みに比べれば軽くなった。
神経ブロックの効果が現れてきたのだろう。
しかし、夜はつらい。
暑いのでエアコンをかけたら、急に痛みが強くなった。
胸のところだけ夏掛け布団を1枚多くかけてみた。
少しは痛みを防いでいるようであるが、気のせいかもしれない。
エアコンを止めたら少し楽になり、またうとうとしては目が覚め、という感じで午前5時になり、起きてしまった。
2003年7月21日
帯状疱疹37日目です。
やはり、夜になると痛くなって夜中に目が覚めてしまう。
どうして夜だけ、こんなに痛くなるのだろう。
「夜は静かだから、痛みに神経が集中する。」ということではないと思う。
昼間は背中があたらないように気をつけていられるが、夜は仰向けに寝ると布団に背中があたるし、体の重みもあるから痛いのだと思う。
それに胸も、椅子に座っている状態よりも、横になると胸が広がった状態になるから痛いのだ。
なぜなら、昼間、起きているときでも、両手を横にのばして胸を広げると、急に「ビリビリビリッ」と痛くなる。
火傷でただれているような感覚だ。
2003年7月22日
帯状疱疹38日目です。
6回目の治療に行く。
痛みは弱まってきたが、痒みが強くなってきた。
2003年7月23日
帯状疱疹39日目です。
7回目の治療に行く。
2003年7月24日
帯状疱疹40日目です。
8回目の治療に行く。
医師が、「治療を始めたころの痛みが10だとすると、今の痛みはどのくらいですか。」とおっしゃったので、少し考えて、「3か4です。」と答えた。
痛みは一定していないが、平均すれば確かに、そのくらいの痛みになった。
ペインクリニックの治療を受けて、本当に良かった。
2003年7月25日
帯状疱疹41日目です。
昼間、仕事をしていても、痛みはほとんど気にならなくなった。
昼間の痛みは「2〜3」くらいだ。
しかし、相変わらず、夜中になると痛み出す。
椅子に座って、1時間くらい休んでいると楽になる。
夜中に起きたときの痛みは「6〜7」くらいで、1時間休んだときの痛みは「4」くらいである。
そしてまた、日中の痛みが弱いときには痒みが強く、夜中の痛みが強いときには痒みが弱まる。
2週間前には「10」の痛みがあったことを思うと、よくここまで回復したと思う。
2003年7月26日
帯状疱疹42日目です。
エアコンの風があたると、急に痛みが強くなる。
風があたらないようにすると、痛みが和らぐ。
暑いのに、困ったものだ。
2003年7月27日
帯状疱疹43日目です。
夜中の3時に、痛くて目が覚めてしまった。
火傷をしたところが、引きつっているような痛みだ。
起きたら眠気もなくなってしまったので、そのまま朝を迎えることにした。
2003年7月28日
帯状疱疹44日目です。
帯状疱疹になって、6週間が過ぎた。
「痕は残らないでしょう。」といわれたが、まだ消えない。
治れば消えてしまうかもしれないので、夕方、記念撮影をした。
これがすっかりきれいになるまでは、毎晩、苦しむのだろうか。
今晩も痛くて、夜中に目が覚めてしまった。
【記念撮影】
2003年7月29日
帯状疱疹45日目です。
ペインクリニックがしばらくお休みだったので治療を受けずにいたら、5日前よりも痛みが強くなったようだ。
治療を受けに行ったが、今週から火曜日の午後は神経ブロックがお休みになったので、明日、出直してくることにした。
2003年7月30日
帯状疱疹46日目です。
9回目の治療を受けに行く。
今日は、初診日(7月9日)に行った血液検査の結果を教えていただいた。
「癌ではありませんように・・。」と思いつつ。
結果は、何の異常もなかった。
糖尿病もないし、肝臓その他、すべてに異常はないそうである。
それでも心配だったので、念のため、「帯状疱疹になる原因のひとつに癌があるそうですが、心配はありませんか。」と尋ねると、「大丈夫です。心配ありませんよ。」と答えてくださった。
良かった!
死なずにすんだ。
食欲もあるし、もう大丈夫だ。
神経ブロックをしていただくと、精神的にも安心する。
治療のあと、いつもなら静かに寝ているのだが、今日は麻酔がどのくらい効いているのかを確かめてみた。
治療後、5分くらいから帯状疱疹の位置の感覚が鈍くなってきた。
10分たったら、完全にしびれてきた。
触っても、痛みが全く感じられない。
25分たった。
触らないと痛くないし、押さえても痛くない。
しかし、押さえた手を離すと痛みを感じるようになった。
痛みは、「チクチク」「ビリビリ」「ズキンズキン」など、いろいろだ。
ずっと痛みが続くのではなく、花火が上がって散っていくように短い時間時だけ痛くなって、すぐに痛みは消えた。
治療後45分たつと、手で押さえなくても少し痛みを感じるようになった。
特に、右脇が「ズキンズキン」とする。
それでも、あまり強い痛みではない。
「3」くらいだ。
帰りに薬局で、ロルカム錠4mg(1日3回 14日分)と、セルベックスカプセル50mg(1日3回 14日分)をいただいた。
2003年7月31日
帯状疱疹47日目です。
神経ブロックをしていただいたせいか、ぶり返した痛みが元に戻った。
2003年8月1日
帯状疱疹48日目です。
10回目の治療に行く。
帰りに薬局で、メチコバール錠500マイクログラム(1日3回 7日分)をいただいた。
2003年8月2日
帯状疱疹49日目です。
昨日よりも少し痛みが和らいだような気がする。
しかし、相変わらず夜中に痛みのせいで目が覚めてしまった。
2003年8月3日
帯状疱疹50日目です。
今夜も痛みで目が覚めたが、背中の痛みと痒みがずいぶん軽くなった。
胸と右脇の痛みはかなり強いが、起き上がるほどではなく、横になっていても、どうにかこうにか我慢ができる程度だった。
2003年8月4日
帯状疱疹51日目です。
11回目の治療に行く。
今晩も、夜中に起き上がるほどの痛みは起こらなかった。
しかし、同じ姿勢で寝ていることができず、仰向けになったり、右を向いたり、左を向いたりして、痛みを分散させる必要があった。
2003年8月5日
帯状疱疹52日目です。
夜中に起きないようになったので、心身ともに楽になった。
まだ、右胸、右脇、右背中の痛みは続いているが、この程度の痛みなら、あまり苦にならない。
しかし、完全に治るまでは治療を続ける。
2003年8月6日
帯状疱疹53日目です。
12回目の治療に行く。
麻酔の注射をして薬を入れていただいたら、すぐに両手がしびれてきて温かくなった。
こんなに温かく感じたのは初めてである。
両腕が重くて、だるくなった。
胸をさわっても、手がしびれているので、手のひらの感覚がない。
胸、脇、背中も痛みを感じない。
1時間たったら、手のしびれは大体とれたが、まだ少ししびれていた。
看護士さんが、「薬がよく効いているのですね。」とおっしゃった。
2003年8月7日
帯状疱疹54日目です。
夜、寝付くまでは痛みを感じていたが、眠ってしまったら朝までぐっすり眠ることができた。
2003年8月8日
帯状疱疹55日目です。
朝起きると、「ピリピリッ!」という少し強い痛みがあった。
しかし、起きて30分たつと痛みは軽くなった。
2003年8月9日
帯状疱疹56日目です。
昨夜も比較的、よく眠ることができた。
しかし、相変わらず火傷のあとのように「ヒリヒリ」と痛む。
2003年8月10日
帯状疱疹57日目です。
昨夜もよく眠れた。
夜中にエアコンの風があたって痛くなり目が覚めたが、夏掛け布団を1枚多くかけたら痛みが和らいで、そのまま朝まで眠ることができた。
起きてから、ホームページ開設を申し込んだ。
幸い、すぐに登録ができた。
ところが、ファイルを転送しても画像が表示されない。
そのまま職場へ行き、ホームページに詳しい方から教えていただき、ようやく公開することができた。
帯状疱疹が治ってから公開する予定だったが、完全に治るまでには、まだ時間がかかりそうなので、思い切って公開することにした。
今、帯状疱疹にかかっている方、これから帯状疱疹にかかる方の参考になれば良いと思う。
2003年8月11日
帯状疱疹58日目です。
朝起きて、ホームページにカウンタをつけてから、13回目の治療に行く。
さっそく、ペインクリニックの医師に「帯状疱疹日記」を見ていただいた。
帰りに薬局で、ロルカム錠4mg(1日3回 14日分)、セルベックスカプセル50mg(1日3回 14日分)、メチコバール錠500マイクログラム(1日3回 14日分)をいただいた。
家に帰ってから、検索サイト(Yahoo!Japan と goo)にホームページを登録した。
2003年8月12日
帯状疱疹59日目です。
ホームページに掲示板「ふれあい広場」を設置した。
2003年8月13日
帯状疱疹60日目です。
さっそく「ふれあい広場」に書き込みをしていただいた。
うれしくて、痛みを忘れてしまいそうだ。
2003年8月14日
帯状疱疹61日目です。
今日で帯状疱疹の発病から2ヶ月が過ぎた。
もう、痛みと痒みは、かなり弱まってきた。
それでも時々、急に「キリキリキリ」と強く痛むことがある。
普段は、やかんのお湯が皮膚にかかったかのように「ヒリヒリ」とする程度である。
体をあまり動かさずに、じっとしていれば、それほど気にならない痛みだ。
今までが、あまりにも痛すぎたので、この程度なら気にならないのだが、火傷したような痛みが続いているということは、まだまだ治ったとは言えない。
無理をして動きすぎると、胸が苦しくなって「ハアハア」と唸ってしまう。
しかし、5分間くらい静かにしていれば、すぐに治まる。
2003年8月15日
帯状疱疹62日目です。
昨夜は、久しぶりに夜中に痛みが強くなった。
びっくりするほどの痛みではないが、少し痛みがぶり返したようだ。
ペインクリニックがお盆休みなので、治療を受けることができない。
痛みが軽くなってからペインクリニックがお盆休みになって良かった。
2003年8月16日
帯状疱疹63日目です。
今朝は昨日ほど痛くはない。
相変わらず「ヒリヒリ」しているが、体調はとてもいい。
ホームページを開くと同時に音楽が鳴るようにBGMの設定をした。
2003年8月17日
帯状疱疹64日目です。
昨日、調子が良いと思っていたら、また元に戻ってしまった。
気候や体調により変化するのだろうか。
2003年8月18日
帯状疱疹65日目です。
ペインクリニックへ14回目の治療に行く。
クリニックがお盆休みだったので、1週間ぶりの治療である。
医師が「夜は眠れるようになりましたか」とおっしゃるので思わず「はい」と答えたが、実は昨夜は少し痛くてよく眠れなかった。
でも、以前の強い痛みと比べれば眠れないほどの痛みではない。
2003年8月19日
帯状疱疹66日目です。
治療を受けたせいか、昨日よりも少し痛みが和らいだ。
神経ブロックをするようになってから急によくなることはないが、確実に少しずつよくなっている。
2003年8月22日
帯状疱疹69日目です。
ペインクリニックへ15回目の治療に行く。
最近は、それほど強い痛みを感じることはなくなった。
薄紙をすこーしずつ、すこーしずつ、はがすように良くなっている。
もう、毎日、日記をつけるほどの変化はみられなくなってきた。
特に朝はあまり痛みを感じなくなった。
でも、右腕をのばして動かすと、そのたびに「ビリビリ」という痛みが走る。
また、仕事が終わって家に帰るころには疲れが出てくるせいか少し痛みが強くなる。
2003年8月24日
帯状疱疹71日目です。
夜、エアコンをかけて寝ても、あまり痛みを感じないようになった。
夜中に痛くて目が覚めるということもなくなった。
朝起きたときも、少ししか痛くない。
腕を動かさなければ、ほとんど痛みを感じないくらいになった。
しかし、痛みは弱まったけれども、痛みの範囲は相変わらず右胸、右脇、右背中に残っている。
2003年8月25日
帯状疱疹72日目です。
朝、ペインクリニックへ16回目の治療に行く。
神経ブロックをした後、休んでいたらカーテン越しに他の患者さんの声かした。
患者さんは「先生、痛みというものは、こんなに長く続くものなのでしょうか。」と尋ねた。
すると医師は、「長いですよ。一生、痛いですよ。治療するのが遅れましたからね。」と答えた。
それを聞いて、とても気の毒に思った。
人ごとではない。私も、そうなるところだったのだ。
だからこそ、患者さんの気持ちが良く分かる。
帰りに薬局で、ロルカム錠4mg(1日3回 14日分)、セルベックスカプセル50mg(1日3回 14日分)、メチコバール錠500マイクログラム(1日3回 14日分)をいただいた。
その後、買い物をしていたら日差しが強くなってきた。
車の運転をしていると汗が出た。
汗は痛みを強くする。
特に、でこぼこ道を走ると、車が大きく揺れるたびに「ビビッ!」という痛みが走る。
じっとしているときの痛みは「1」くらいになったけれど、汗をかくと「2」、そして車が揺れると「3」近くまで痛みが増す。
でも、平らな道になると「2」に戻る。
そして、家に帰り、こうして静かにしていると痛みは「1」になる。
ということは、帯状疱疹後神経痛というのは、仕事もしないでゴロゴロしていれば痛くないのに、仕事をすれば痛くなる病気なのか。
この痛みのせいで「なまけもの」扱いされている人は本当に気の毒だ。
2003年8月29日
帯状疱疹76日目です。
ペインクリニックへ17回目の治療に行く。
2003年9月1日
帯状疱疹79日目です。
ペインクリニックへ18回目の治療に行く。
2003年9月2日
帯状疱疹80日目です。
ようやく日常生活に支障のない生活ができるようになった。
今までは、疲れると痛みが増すので家事も手抜きをしていたが、やっと何でもできるようになった。
しかし、相変わらず汗をかくと痛くなり、汗をふき取ると痛みが和らぐ。
また、動き過ぎると痛みが増す。
2003年9月6日
帯状疱疹84日目です。
ペインクリニックへ19回目の治療に行く。
2003年9月8日
帯状疱疹86日目です。
ペインクリニックへ20回目の治療に行く。
帰りに薬局で、ロルカム錠4mg(1日3回 14日分)、セルベックスカプセル50mg(1日3回 14日分)、メチコバール錠500マイクログラム(1日3回 14日分)をいただいた。
2003年9月14日
帯状疱疹92日目です。
帯状疱疹になって3ヶ月が過ぎた。
もう、ほとんど痛くなくなった。
全く痛くないわけでもないが、弱い痛みしか残っていない。
2003年9月29日
帯状疱疹107日目です。
ペインクリニックへ21回目の治療に行く。
治療は2週間ぶりだ。
この間、忙しかったせいもあるが、痛くなくなってきた。
一日のうちで全く痛みのない時間が増えてきた。
完治とまではいえないが、ここまで快復して本当に良かった。
もっと長引くことも覚悟をしていたので、うれしい。
帰りに薬局で、ロルカム錠4mg(1日3回 14日分)、セルベックスカプセル50mg(1日3回 14日分)、メチコバール錠500マイクログラム(1日3回 14日分)をいただいてきたが、もう薬を飲む間隔をあけたほうが良いそうだ。
2003年10月22日
帯状疱疹130日目です。
日記を書くのは3週間ぶりである。
この間、薬は1日1回くらいしか飲んでいない。
ペインクリニックへも通っていない。
まだ少しだけ「ピリピリ」とした軽い痛みが残っているが、ほとんど気にならなくなってきた。
2003年11月12日
帯状疱疹151日目です。
帯状疱疹になって5ヶ月が過ぎた。
もう全然痛くなくなった。
でも、完全に治ったわけではなく、むず痒さが残っている。
痛くないので薬は飲んでいない。
2003年12月31日
帯状疱疹200日目です。
2003年も今日で終わり。
痕がなかなか消えなくて、かなり残ってしまうのかと心配していたが、ほとんど目立たなくなってきた。
(写真だと分からないが、よく見るとかすかに痕が残っている。)
ほんの少し残っている分、むず痒さがちょっとだけ残っている。
寒いときにはむず痒さが少し気になるが、暖かいときは気にならなくなった。
完治する日が、ゆっくりゆっくりと近づいてきた。
振り返れば帯状疱疹になってから、なんと200日が経過している。
おかげさまで良い年を迎えることができる。
ペインクリニックの先生、看護士さん、そして心配してくださった皆さん、ありがとうございました。
【記念撮影】
 |
 |
| 右胸 |
右脇 |
2004年4月23日
帯状疱疹314日目です。
2004年になって初めての日記である。
この間、ほんの少し良くなった程度で、ほとんど変化がない。
もう少し良くなることを期待していたのだが…。
でも、日常生活に差し障りはない。