レディース&ジェントルマンー
君達は1999年度の大学卒業生である。
サンスクリーンを使いたまえ
君の若さとその美しさを堪能したまえ
いや まて
若さとは失ってわかるものだ
まだ君達には分かるまい
だがな 20年後今の自分を振り返る時
何のことだか理解出来るだろう
君は美しく
未来の可能性に溢れている
君は自分で思うほど
太っていないのだよ
将来の心配をするな
心配は「百害あって一利なし」
それだけ覚えておきたまえ
人生の本当の障害物は、予告なしで
突然君の前に現れるものだ
暇な火曜日の午後に起こるー
そんなものだ
恐れる事を毎日一つやりたまえ
歌いたまえ
人の心を蔑ろにするな
また、蔑ろにされる事を許すな
ブロスしたまえ
嫉妬するな
時には人より優れ
時には遅れをとる
レースは長くー
最後の競争相手は君本人だ
褒められた事は忘れず
侮辱は忘れたまえ
これに成功したら
その秘訣を教えてくれ
ラブレターは大切にしたまえ
銀行の口座明細は捨てたまえ
ストレッチしたまえ
自分のやりたい事が分からなくても
くじける必要はない
22才でやりたい事が分からなくとも
魅力のある人間になれるものだ
自分のやりたい事を分かっていないが
魅力のある40才の人間を私は知っている
カルシウムをとりたまえ
ヒザを大切にしたまえ
なくなった時に泣くのは君だ
君は結婚するか 否か
君は子供を持つか 否か
40才で離婚するのか それとも
結婚75周年をブレイクダンスで祝うか
何を巣るにも 自分を過剰評価したり
必要以上に責めたてるな
人間は誰もが二つに一つのチョイスしかないのだ
自分の体をエンジョイしたまえ
恐れることなく 最大限に利用したまえ
肉体は君が持てる最高の道具なのだ
踊りたまえ
場所はどこでもいい
説明書は読むためにある
ファッション雑誌は読むな
自分をブサイクだと思うだけだ
親孝行したまえ
いつ彼らがいなくなるのか
分からないのだ
兄弟を大切にしたまえ
彼らこそ君の過去の証人であり
未来を共にする人達だ
ありきたりの友人とは
常に変わるものである
しかし 親友だけは手放すな
ギャップを狭めるため
大いに努力したまえ
年をとるにつれ 自分の若き日々を知る人間が周りに必要になるものだ
一度ニューヨークに住みたまえ
しかし心を閉ざす前に町を出ること
北カリフォルニアに一度住みたまえ
しかし堕落する前に町を出ろ
旅をしたまえ
変わらぬ真理を認めたまえ
物価は上がり政治家は腐敗する
そして君は年をとる
年老いた君は若き日々を思いだす
物価は安く政治家は誠実で
自分達は老人を尊敬していたとね
老人を尊敬したまえ
他人に頼るな
君には親の遺産があり
裕福な配偶者がいるかもしれない
でもいつなくなるか分からない
自分の髪を大切にしたまえ
さもなくば40才にして85才の髪になる
アドバイスを鵜呑みにするな
ただ聞く耳だけは持ちたまえ
アドバイスとは哀愁の一つである
過去のあやまちを引き合いに出し
ウソで着飾られて作られるー
そんな無意味なリサイクルなのだ
ただー
サンスクリーンだけは使いたまえ
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