おっぱい、ばいばい!そして、ありがと!

  ”おっぱいの思い出”、いっぱいあるなぁ。

  初めてちびがおっぱいをくわえて吸い付いてくれたこと。
  教えもしないのにしっかりと自分で乳首を探して、
  まるで動物のように、本能なんだよね。

  初めておっぱいがバンバンに張っちゃったとき。
  あれは痛かったぁ。陣痛よりもお産よりもよっぽど痛かった気がする。
  そしてそのおっぱいがちびに吸われることで張りが引いていくとき、
  一瞬にして楽になっちゃうんだよね。

  不思議だったのはおっぱいの時間になるとちょうどおっぱいが痛くなること。
  その時は気づかなかったけど、ちびが泣き出すと張ってくるの。
  赤ちゃんの泣き声によって母親の脳に刺激が伝わって
  瞬く間におっぱいが作られていくんだって。

  4ヶ月過ぎまでおっぱいだけですくすく育ってくれたちび。
  出産祝いでもらったミルクはまったく必要なかった。
  おっぱいを飲んでうとうとしていくちびの表情が大好きだったな。

  第一の関門、私が学校に復学したとき、保育園に入園。
  ちびはちょうど6ヶ月を迎えてすぐだった。

  学校に行っている時間はたったの3時間半ぐらいだったのに、
  容赦なくおっぱいは張ってくるんだよね・・・。
  休み時間にトイレでおっぱい絞ったこと、絶対に忘れられない。

  でも私が辛いのと同時に、ちびも辛い思いしてたんだ。
  なんてったっておっぱい以外のものは口にしたことが無かったんだから。
  せいぜい薄〜い野菜スープぐらいでそれもスプーンでだったから
  まず哺乳瓶に慣れられなくて、おまけにミルクも受け付けなくて・・・。

  家に帰ってくるとまずはおっぱいタイム。
  お互いにとってすっごく幸せな時間だった。

  少しでもミルクに慣れられるようにって家でも少しずつ練習して、
  でもほとんどダメで、おまけにおっぱいはバンバンに張ってくるし。
  あの悪循環がホントにいやだった。

  学校に戻ってしばらくして、少しずつ試験が始まったんだ。
  でも家の事やって、ちび寝かせてからだったから
  自分のプライベートタイムが取れるのはいつも深夜。1時頃が多かった。

  まだまだちびのおっぱい夜泣きが続いてたから、4時〜5時頃になると
  おっぱい〜って目を覚ますの。
  深夜だからほっとけないし、勉強の手も止められなくて
  毛布に包まり、おっぱいを吸わせながら勉強してたね。
  普通の人じゃ経験できないだろうと私は何気に誇りに思ってたりもする。
  反面、辛かったのも事実。

  1歳の誕生日を迎える前頃にはおっぱいバイバイしようね。って
  言い聞かせてたけど、ぜんぜんまったくダメ。
  おっぱい飲みたがるのを渋ろうものならもう、息が止まっちゃうほど
  泣き叫んでおっぱいを求めたの。
  その姿に私のほうが絶えられず・・・。
  初めての断乳は大失敗に終わった。

  その頃だったかなぁ?”断乳が出来ない”という悩みを抱えた頃。
  いろいろなサイトを飛び回ったり、掲示板で相談にのってもらったり・・・。
  それでどれだけ救われたか、最後にあたった答えは「そのうち断乳できるよ。」
  あとはお母さんだけが焦っててもダメ、子供はもちろんお母さんのほうが
  準備できてからでないとダメということ。
  どこを探しても5歳や6歳になってからまだおっぱい飲んでる子なんて居ないもん。
  それから、のんびり構えるようになったの。
  結局は2歳1ヶ月までしっかりおっぱいくわえてました・・・。

  ちびは保育園に行ってたし、自分も学校が忙しくて一緒にいるようで
  ホントに一緒の時間を過ごしてる時間って少なかったんだよね。
  だからおっぱいが私たちの絆の一つの形だったと今では思ってる。
  あんなに悩んでいたのが嘘のように、今ではおっぱいなんてぜんぜん見向きもしない。
  母親にとってはいつまでも赤ちゃんで居て欲しいなんてわがままだから
  おっぱい離れがすっごい寂しかったりもするんだよね。

  2歳を過ぎた頃から牛乳を積極的に飲ませるようにしたの。
  牛乳だけじゃ飽きちゃうと思ってコーヒー牛乳を牛乳で割って。
  朝保育園に行く前に一杯、夜寝る前に一杯という感じに。
  だんだん寝る前の牛乳が習慣化して、おっぱいバイバイと言うわけ。
  すんなりとバイバイできたので私は大満足。
  もう少しちびが大きくなってきたら”おっぱいありがと!”って言えるような
  子供になって欲しいな。      

  
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