デジカメ買いました。


寒さ厳しい冬の日にぼくはデジカメを買った。
ずっと欲しいと思っていた。
そして遂にデジカメを買った。
デジカメがあればいろいろなものを撮ることができる。
デジカメがあれば記念撮影できる。
そうおもったからだ。
しかし、ぼくは大事なことを忘れていた。
ぼくに撮るものはなかった。
デジカメを手にいれたとき
僕は何ものも失わずに、全てを失った。
だから、せんちめんたるに鎌倉を彷徨った。
それがぼくのじんせいです。


鎌倉

3月27日僕は鎌倉へ行きました。
友人に裏切られ、一人でした。
その友人はいつも、自分は人を信用しないといっていました。
そして、ぼくもこの友人を信用できなくなったのです。
ああ、変な悪あがきは止めよう。
ただ、ぼくに残された道は自分の撮った悲しい写真を
インターネットという広漠たる空間に浸すことではあるまいか。
さう私は思ひます。
あ、「o-mo-hi-ma-su」でも「思ひます」と変換された。
をかしいと思ひませんか。


  

ぼくが鎌倉を訪れた日、天気は大してよくありませんでした。
だから、おのずからさみしい心はうつくしさを求めるました。
これは建長寺の鎮守、半僧坊の水瓶の写真です。
ちいさな椿の花が一片、水面をさまようように浮かんでいました。
こういう写真を見ても、あの男は、
向こう側の絵馬に書いてある言葉に興味をそそられるのでしょうね。



  

僕はこういう鎌倉が大変好きです。
ずっと奥に見える2つの影は、
この建長寺の別院で御仏に念仏をささげた後、
由比ガ浜にきえました。
ぼくはそういう鎌倉が好きです。



  

鎌倉の西のほうにこの大仏さまはおわします。
西方浄土にわれわれをお導きくださる阿弥陀如来さまです。
この慈悲に満ちたお顔に
どれほどの人がすくわれ、そして裏切られたことでしょう。
更級日記を読みながら、ぼくはそんなことを考えました。



井の頭公園 実を言うとぼくは今住んでいる土地を離れたくないのです。 いくら学校が遠くなるからといって、今の環境は捨てがたいのです。 ほんとうに。 その理由の一つがこの公園がある、ということです。    春にもかかわらず冬の寒さを残しているような池ですね。 まだこのときは、5分咲きくらいでした。    4月初旬の井の頭公園の様子。 4月らしい霞がかった春空に 少しピンク色のさくらばなは、狂ったように咲いています。 ボートに乗っている人々と、それを写真にとる僕とのあいだにあるものにおもひを馳せると、 すこしかなしくなってきます。 静心なく。
靖国神社 「更新履歴」にも書いたとおりです。 4月3日、ぼくたちは靖国神社にいったのです。その証拠写真です。 最近はVGAでなく、XGAというサイズで写真を撮ります。 だから、HPに掲載するときは大変困る。 刺激的な内容でありながら、あまり靖国の写真を載せていないのはそういう理由からです。      肖像権は侵害していないと思ひます。 靖国神社の境内で行われていた猿回しの様子です。 こういう庶民的な芸能でさえも、 吉備路の道の果てよりも、なほ奥つかたにおひいでたるひとには、 珍しいものですね。 猿回し、というよりも、猿回され、という感じですが。      千鳥ヶ淵の様子です。 散り始めた桜花が、堀の隅によどんでいます。
ここまで作って、ぼくはふと思うのです。 はて、これをつくって、いったいなんになるのか。 九段下からの帰り道、ある人が、また時間割を教えてくださいね、といいました。 それをきっかけとして作ったこのぺいじ、 ぼくはこれをどうしようというのだろう。 上のような写真を貼ったままでは、公にすることはできまい。 さりとて、ジオにおいておきながら、ほっとくということも、また、できまい。 ぼくの悩みはまだまだ続きそうだ。



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Last Updated:20 April 2001
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