他人の空似?
 中吊り広告を見上げると、じいちゃんがいた。記憶のなかにはほとんど残っていない、父方の祖父。遺影の白黒写真とイタリア彫刻の鬼才があまりにも似ている。ひとり電車のなかで吹き出しそうなほど……。
 しかし、父と祖父は歳をとるごとに似ていく、恐ろしいほどに。最近、その父に私はだんだん似てくる。ということは、親子3代に渡ってイタリアの鬼才に似ているわけか? もしかしたら、このイタリアの彫刻家も親子三代に渡って似ているとしたら、もっと私に似たヤツもいるはず。
 世の中には、自分に似た人間が3人はいるというが、彼らがそのひとりなのか。それとも親子3代で全員か?
乗り換え
 都市部に住んでいると、電車の乗り換えが多い。職場のある市ヶ谷から、吉祥寺の自宅までは総武線なら乗り換えはいらない。しかし、途中の四谷で中央線の快速に乗り換えると、時間がかなり短縮される。特に土日は、快速の停車駅が変更されるので、倍近く速いはずだ。
 急がば回れと、四谷から乗り換えのためホームを渡る。中央線は三鷹を超えて青梅、高尾まで乗客を運ぶので混んでいる。座ることはできないが、はやく自宅に着けると電車を待つと、なぜか特別快速。コイツは東京郊外直行便なので、中野から先はいきなり三鷹だ。その間にも総武線が2本くらい走っていく。特別快速、青梅特快などが続くと、かなりイライラする。もしかしたら、乗り換えないほうが速いのでは?
サプリメント
 基本的に薬は嫌いである。人生に必要なものは、ジーパンとTシャツくらいだ。お金も携帯電話もあると便利なモノに過ぎない。パンツは嫌いだし、靴は私の貧弱な足の裏では必須。でも、履かなくて済むならいらない! フルチンは粗末な私にはきついのだ
 サプリメントに栄養バランス、本当は憧れている。でも、目が悪いのにメガネもかけられない。毎食後の薬もきちんと飲めない私には厳しい。今日は彼女が買っていた栄養バランスに優れたコーンフレークを食べた。洒落にならないほどうまい。あらためて、私の人生に足りない栄養素がいっぱいあることを実感した。食うとうまいけど、それを用意する甲斐性は私にはない。盗み食いしてごめんなさい。
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写真雑文