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“女子”という言葉の魅力 15から20までの5年間を男のみの学生寮で過ごした私は、寮というものに嫌悪感はあっても憧れはない。しかし、同じ学生寮でも、頭に女子がつくだけで、恐ろしく魅惑的なものになってしまうのだ。 同じように女子高生はなんか楽しそうだけど、男子高校生はニキビ面で湧き出る精子の分泌に困っていそうだ。これを中学生に変えても、女子中学生は悪くない。でも、男子中学生は、声変わりした自分の声をびっくりして、自意識過剰なくせに世界観は狭い。こんなものではなく、私の中で女子寮と男子寮の差は大きいわけだ。 結局のところ、自分自身に女子という言葉が冠されることはなく憧れだけがひとり歩きしているのだろうが。 |
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駅徒歩2時間? 「人生自体が長い散歩みたいなもんだ」と言った知人がいた。隠れ家みたいな喫茶店で、その言葉を聞いてより一層彼が好きになった。 以来、ぶらぶらと散歩をするのが、私の日課。休日出社の日曜も天気がよければ、彼女と2人で駅まで歩く。駅前の繁華街で遅い朝食を購入。気分次第で好きなものを食べられるのもうれしい。繁華街を突き抜けると、井の頭公園。池を囲った柵に腰掛け、思い思いの朝食を食べる。冬は寒いし、夏は暑い、それでも外で食べる朝食は気持ちを豊かにしてくれる。 公園を軽く歩いて駅に戻る、自宅を出て約2時間。「今日も泊まり?」と彼女の声。ホームへの階段がきつい。 |
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トイレでお香 朝起きるとトイレに行きたくなるのは健康な証拠。でも、同居人がいると相手より先に入りたいものだ。いくら「好きでも」「愛していようが」臭いものは臭い。それがわからなくなるのが「あばたもえくぼ」というヤツなのだが、視覚は狂っても、嗅覚までは都合よくいかない。 トイレ争いに負けた私の「臭いからお香焚いて」というわがままに、彼女が置いたお香。ところが狭いトイレでお香を焚くと、煙がこもってすごいことに。 なかば、涙目でトイレから出てきた私に彼女が「きみ、仏臭いよ」と冷たい一言。先にトイレは入りたいが、さりとて早起きは苦手。なんかいい解決法はないだろうか。 |
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