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なあんだ、ノンフィクションライターってこんなおばかなことで悩める才能がある人なんだってことがわかってもらえたらいいな。では、どうぞ。 |
| やれたじゃない。そうよ。やれると思ってたわ。あなた。 |
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苦しかったわね。そうね。たしかに。でも、もう苦しさなんて感じていない。そうでしょ。あなた。 念校を返して、プロフィールも送ったからよ。泣きが入ったのは、ゴール手前で甘えたから。そうよ。あなた、まったく強い人間なんかじゃない。すぐ泣きが入るの。誰も助けてくれないことなんか知り抜いているのにね。いつだって泣きながらゴールを切るのよ。 人に理解されようとなんてするから泣きが入るのよ。ばかね。ほんとに。誰もあなたを理解してやろうなんていう人はいるはずないって、いったいこれまで何回、思い知ってきたの? それで、最終ゴールを切ったあなたは、もう何も感じていない。痛みも苦しみも、孤独も不安も。穏やかな気持ちよ。今、すぐにでも死んでいいくらい。ほんと、穏やか。 あなたがいつもより泣きが入った理由はわかってるわよ。あなた、喧嘩したのよね。あなたの大事な人と。昨日の晩。あなたはその人の頑固さに辟易し、傲慢さに思わず切れそうになり、あたりまえに育った人間がものを書くことに怒りを抑え込むことができず、次第次第に話す口調は、氷のように冷たく、氷の奥に燃え盛る炎のように毒を孕んできたわ。 あなたが過剰に他人に謝るときって、あなたが過剰に相手に怒りを感じているときだわ。あなた、彼にどういった? お時間をおとりいたしましてすみませんでした。お怒りになっていないことをお教えいただきたいので、いつか、お暇がおありのときで結構です。お目にかからせていただけませんでしょうか。すみません。 なに、あれ。 まったく心にもないことを言って。 なぜ、あなたはストレートに怒りを表出できないの? たとえば、本一冊書いただけで、大きな顔、しないでください。なんなら、私の苦痛を100分の1でもおわけしましょうか。地獄に落ちる気があるのでしたら、身のほど知らずに、地獄の縁に足をかけるつもりでしたら、ちょっとばかし小指の先でも焼き落としてごらんにいれましょうか。そしたら、のどかな田舎なんかに帰って平和な生活、なさる気におなりになるのでは。街中で育って、街中の空気に無数の傷を負った私の前から消えてくれない? 目障りなの。はっきりいうと。あなた、って。 ばかよね。そういうぼっちゃんに限って、あなたは弱いの。いいな、って思って。家族があるのっていいなって。田舎があるのっていいなって。 でももうおしまいよ、あなた。またもや、ぼっちゃんは遠くに去ったの。よかったじゃない。ほんの少しでもほのぼのとできて。 泣き顔はやめなさい。カストロ。似合わないわ。悲しくても切なくても苦しくても死にそうでも、カストロ、ね、あなたは苦しむために生まれてきたの。そして、ね、あなたは自分のそんな人生を愛しているでしょう?そう。あなた首をふったわね。そうよ。あなたはあなたの人生を愛しているの。どんなときも。どんな場面でも。そして、あなたには私がいるわ。ね。あなたは一人ではないのよ。カストロカフェ7番地。すぐ泣きが入る、私の弱い弱い人。あなたは一人ではないわ。ね。わかった? |
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2001年03月10日 16時25分04秒
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| さあ、念校よ。呼吸ができないなんてこと気にする暇はないの。あなた。 |
| なにやってんのよ、あなたは。念校ゲラはたったあと数枚じゃないの。こんなときに苦痛に襲わせてはだめなの。終わってからいくらでものたうちまわりなさい。わかった? 今のあなたには苦しむ権利なんてないの。ゲラを終わらせるのよ。あと少しでしょう。全部忘れなさい。すべて忘れるのよ。あなたには、あなたのゲラしかないの。わかった? カストロカフェ。わかった?七番地。あなたみたいに書く人はいないわ。いいわよ、許してあげる。あなたは苦痛には人より強いの。どんな人でも耐えられない苦痛に、あなたは今、ほら、今よ、耐えているの。平気な顔をしなさい。苦しい顔をしたらだめ。ええ、愛しているわ。あなたを。ただ一人になっても。あなたを愛してる。だから、やるのよ。やれるわ。あなた。あなたは他の人と違うのよ。そう。苦しむために生まれたの。それを認めましょう。ね、私の愛しているあなた。 |
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2001年03月10日 15時12分45秒
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| やったわ。ついに |
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OKが出たわ。ついに。いったいこの間、どのくらいの時間が流れたのかしら。思い出せない。ついでに自分が書いた原稿も思い出せない。いつだってそうよね、あなた。自分の原稿が思い出せなくなるの。書き終えてOKが出ると。 なんだか体の中にできた大きな腫瘍があっというまに溶けていくような感じ。ほんとに何もかもすべて夢の中でやったみたい。思い出せないわ。いったい誰のことを書いたの。なんで書き始めたの。わからないわ、さっぱり。 もうこれで原稿はお客様のもの。私とは縁がない何かに変わったのよ。さよなら、なんとか幸せにでもなってね。私はもう関係ないわ。だってもう思い出せないんだもの。いつか、あなたと顔を合わせてもまるきり思い出せないはずよ。幸せになってね。せいぜい。さよなら。私の原稿。これでおしまいよ。 |
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2001年03月02日 16時45分26秒
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| ようやくゲラを返したわ。これで一段落じゃないことは知っているけど |
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あは。ようやくゲラが出てきたわ。原稿の。で、あなたはそれを今日、かえしたわね。 何が一番問題だった? そう。バーンスタインとコリン・パウエルをたかが70数枚の中で同居させることよね。彼らは似た面をもっているけれども、ねえ、わかる? あなたの原稿はあなたのためにあるんじゃないの。読者のためなのよ。あなたが強く思うことなんて読者はだいたい求めていないことなの。 ゲラが出てきたら、それはあなたのものではすでにないわ。お客さんのもの。だから、そのためにほんとにわかりやすくしなくては。お客さんを惹き付けたこと以外は必要ないのよ。それ以外は全部切って捨てなさい。どうせ、あなたの肉じゃない。惜しがるものでもないわ。それでお客さんが喜んでくださるなら、どんなにでもあなたは自分の体を切り捨てるべきよ。わかった? カストロ。わかった? 七番地。 |
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2001年03月01日 22時00分03秒
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| 書けたわよ。そうよ。いつもどおり。 |
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76枚ね。 書けたわよ。いつもどおり。 これからまた縮めろだの、不備だの、言われるでしょうけど、とにかく書けたわ。そして、いつもどおり、まだ私は生きている。 これを完全に念校でいれるまで、私は生きているわ。誰にもお礼なんていえないわ。バーンスタインにさえ。ただ今は涙をとめられないだけ。どういう涙か知らないわ。どうだっていいの。何を失ったのかわからないけど、とにかく書けたのよ。 そうだ。今、完全に鬱状態にいる友人にメールを送らなくては。穏やかに、そうよ、穏やかに書けましたよ。三月にはお送りしますね、って。そういうことを忘れたら、あなたはただの外道。やりなさい。今すぐにメールを打つのよ。書けましたよって。 |
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2001年02月22日 14時09分12秒
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| 61枚までいったわよ。やるわ。こうなったら。 |
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笑いたいなら笑ったら? 呼吸するのにも努力している私を。 でも61枚までひっぱった事実は、誰も消せないわよ。私が消えてもね。そしてね、悪い報せかもしれないけど、私、書き終わって、ゲラをかえすまでくたばらないつもり。 悪かったわね。 |
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2001年02月21日 12時17分02秒
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| もう50枚よ。私は負けない。 |
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このところ、一睡もできないわ。だけど、今、まだお昼だけど、バーンスタインを50枚までひっぱったわよ。 そりゃ、みじめな姿よ。笑えば、いくらでも。 でも、誰も、私が朝7時にワープロまで歩いていって、今、50枚目を打ったことは否定できない。そうでしょ。 |
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2001年02月20日 12時35分25秒
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| いいえ。まだ私には私のバーンスタインがいるわ。 |
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クズよ。そりゃ、私は。 しかも歩けもしない。声も出ない。うふふ。それに私のワイパックスはどこ? 自分でしまって自分で忘れた。安定剤はこういうときにこそ威力を発揮するのに。 だけどね、バーンスタインはクズじゃないの。わかった? 私はクズでもバーンスタインはくずじゃない。それを証明してやるわ。明日よ、見てなさいよ。クズがどこまでやるかをね。 彼は、もう私のバーンスタインなの。最後の一字を書くまで、私はくたばらないわよ。おあいにくさま。 |
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2001年02月20日 00時07分13秒
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| なぜ、こういうときに限って。 |
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眠れなくて苦しんでいるときに、やにわに電話がなったわ。ゲラ返してくださいって。440ページもあるゲラよ。そして、私は自分の予定をちゃんと伝えてあったはず。 でもやらなくちゃね。視野が狭くなっても、呼吸が困難になっても、苦しいみたいですね、というだけの相手に同情なんて求めても無駄よ。それで、やりおわったわ。また、私のバーンスタインの予定は狂ったじゃないの。この作業をやって1000万円くれるっていうんならいいわよ。だけど、無給。むしろ、無理な取材を押し付けられて、その会社には350万円の赤字を提出してるわ。それに何も反応はないけど。 いいわよね、7番地。それが人生だわ。あなたが生きているという証拠よ。ありがたく思いなさい。あんたみたいなクズを生かしてくれているこの世間に。ほら、ありがとうございますっていいなさい。いった?なら、いいわ。あとはどうなとしなさいよ。私、もうあんたなんか知らない。死のうが、死にかけで苦しもうが、私はあんたに関係ないわ。あんたみたいなクズ。とっとといなくなればいいのよ。 |
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2001年02月19日 12時35分08秒
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| 今、くいもんを買ってきてやったわ。 |
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今、24時間スーパーにいって、食べ物、とくに肉と野菜類を大量に買い込んでやったわ。うふふ、これって、相当な見ものだわよ。だって、今の私は前歯なし、髪の毛のびほうだい、目は血走りほうだい。 でもいいじゃない。これでまたこもれるわ。大丈夫、これから最後の勝負よ。 |
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2001年02月19日 08時11分56秒
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| 途中で目が醒めた。午前起床は無理だわ。でも、ここで仕事はやりはじめない。 |
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ラボナは3時間くらいの睡眠を私にくれました。今は、目が醒めてしまって、また、薬剤を追加したところ。実は、この状態だと、原稿は書けるけれども、今やると、骨折すると思う。だから、薬が効いてくるまでチャットで少し仕事と違う時間をすごし、また眠る態勢に入るわ。ということは、午前中におきるのは無理。ラボナは朝から午後遅くまで、突然、力を発揮して私を死んだような状態におくから。 肉が食べたいな。たんぱく質を相当、体が要求している。グリコーゲン不足なんでしょう。だけど、それも今、ラボナを飲んだことで実現不可能になったわね。あなたは今日、また廃人のようになって起き上がるしかない。でも、いいじゃない。とにかく休んだわ。あながち、凶の目が出たとは限らない。でしょ。7番地。 |
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2001年02月19日 06時47分36秒
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| 今日は思い切って、仕事やめ! |
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今日は思い切って勝負に出ます。一日、仕事しないで、ラボナで眠って、遅くとも午前中にはおきます。 ここで休むのが吉凶どちらに出るか、わからないけれども、このまま、体力、気力が砂のようにこぼれていく状態を続けるよりは、少し、自分を遊ばせてやろうと思う。 明日、ある程度、書けるようだったら、編集部に電話して、締め切り、週末までのばしてもらえないかと交渉してみよう。とにかく、今回はいつもの二倍のペースで走っているから、最後の最後になって、水の補給を忘れるようなミスをおかしそう。それに、コンビニ以外のくいもんも食いたい。力が出ないから。 ほんとに、これは賭けですけど、人間、賭けなしには生きられないことになってる。休んでも、自分の足が動かなくなっていることはない、ぜったい、また走り出せる、前よりもいいコンディションで、と信じなさい。カストロカフェ。 あなたが賭けられる相手は、あなただけ。信じられる人もあなただけ。賭けは、いつも勝つつもりでやるのよ。カストロ。いいわね。あなたはこの賭けに勝つわ。ぜったいに。 |
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2001年02月19日 01時22分39秒
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| いつ、休めるのかしら |
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今日はたくさんの人と話しすぎた。最後の義務の末期の患者さんとはメールを出した上に、電話をしなくてはならないくらい、もう、私はだめ。 ここからは、私の手に負えないわ。でも、精神科医が追加の薬をちゃんと送ってくれた。それはとっても安心なこと。あとはね。。。もう望みすぎだわ。 |
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2001年02月18日 10時46分59秒
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| やったわよ、とにかく義務は。 |
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ラボナの副作用に絶望的な気分になったときもあったけど、夜中に何度かおきて、課題本を書評かかけるまで読んで、今、書評を送ったところ。昨日のうちには無理だったけどね、あなただって、昨日のうちに、私がワープロにむかえるとは思っていなかったでしょ。ちがう? 今日はとてもいい天気よ。あなた。私のほうからあなたに喋りかけることって、まずないけど、そうね、今日はいい天気だということを報せたかったの。太陽は磨きたてのトタン屋根みたい。風はすでに春めいているわ。そして、私は義務を負えたの。今日、バーンスタインにもどれるかどうかはわからない。そんなこと、約束もできないし、わからない。でも、あなたが昨日、私の義務だといったことはしたわ。ほんとうよ。 もちろん、薬剤はハルシオンにかえたの。そして、朝、また精神科医に、ラボナとハルシオンの併用についての意見をたずね、両方の薬剤の追加を再度頼んだわ。私は、あのスーパーエゴともうまくやるつもり。私を知ってもらうわ。私の普通が、どれほど普通とはかけはなれているか。そして、こういう時期にかかったときの私には、もう誰も触ることができないということ、私自身でさえね。 さびしいわ。ええ、こんな言葉、私にふさわしくないと思ってた? いう権利がないとも。でもね、さびしいの。私にはかわいい人がいるのよ。とてもかわいい。だけど、私が好きになる男性って、判で押したように、大事なときには役に立たないの。自分のことには敏感だし、自分にふさわしいと思っている、綺麗でかわいい女の子に対しては敏感だけど、私にはとても鈍感。しかたないわね。彼らには、私が女性だということがわからないのだし、日本人の男性って、繊細すぎて、綺麗すぎて、頼りなさすぎて、自分を抑えることを知らない人しか、女性だとみなさないのだもの。しかたない。その基準でいえば、私は10代のはじめから女性ではなかったわ。 だからいまさら、一声だけでもいいわ、声をきかせて、って言っても、彼ら、怖気ずくだけよね。いやあ、そんなによく事情知ってるわけじゃないし、あの、よくわかんないんだ、言ってることが、どうしてほしいわけ? それに、なんかしなくちゃいけないようなこと、俺、した覚えないんだ。じゃ、俺、風呂にも入らなくちゃいけないし、それからすぐ仕事。風呂がさあ、わいちゃってんだよ。 何度もきいたせりふよ。たとえ、その人の子供が私のおなかにいたとしてもね。私は彼らとは無関係らしい。相手がそういっているのだもの。しかたがないわ。私の苦しみにも、痛みにも、さびしさにも誰も手を触れられないように、私も誰かに助けを求めるなんてことはできないのよ。 そのかわりに書くわ。書いているときの孤独だけが私の一番の友人。わかちがたい人よ。その友人に義務を果たすためだけに、私は生きるの。でも、よかったわ。こんな綺麗な日に、義務をひとつ終えられるなんて。ありがとう。誰かしらない人。今日、力が残っていることを願ってるわ。 |
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2001年02月17日 10時36分36秒
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| やっぱり、ラボナはだめだわ。 |
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今日はとても書けないみたい。今朝、といっても昼近くだけど、眠れるのかしらと不安になったから、ラボナを一錠だけ飲んだ。たいした変化はなかったように思ったんだけど、事務処理をやっていて、何件か電話をかけなければならなかったときに、こりゃ、まずい、と思ったわ。だって、舌がよく回らないんだもの。 そして、事務処理をやりおえて、眠ってしまい、編集者からの電話でたたき起こされたのが、なんと19時じゃない。眠りすぎよ。あきらかに。ハルシオンだったら、今ごろから、もう気力がわいてきているはずなのに、ゲラを訂正して返して、多少の事務処理をやったところでもう気力が出てこない。誰か、私の背中に銃でもつきつけてよ。命とひきかえだったら、何十枚でも書く人間よ。7番地って。案外、脅しに弱いの。 もうひとつの来週火曜締め切りの原稿、今日、書けたら誉めてあげたいけど、どうかしら、もう一度、本を読み直すだけで、多分、今日の気力は底をつく。 薬ってほんとに厄介。ハルシオンは相性がいいけど、過緊張のときには一日に一時間半くらいの眠りしかくれないから体力が落ちるし、ラボナは律儀に眠らせてくれるけれども、私の仕事を脅かす。なぜ、こんな不自然な仕事を選んだのかしら、なんて、今さら言っても無駄なのはあなたが一番よく知ってでしょ。カストロカフェ。 どんなに自分の中にいろんな自分を作ってみて、対話しながら仕事をすすめていったとしても、現実的に、すべての責任をとるのは、あなたよ。あなたしかいない。ほかの誰も責任はとらない。わかってるわね。 わかったんなら、できるだけのことを、今日やりなさい。確実に、正確に、間違いなく、ぜったい間違いなくよ。わかったわね。 今日はラボナを使わない。だから、明日のあなたはまた違う気分よ。今日、眠りすぎたことなんか考えないで。もうロスタイムに気をとられる暇なんかないのよ。自分ができることをあらゆる力を使ってやるだけ。何もほかに考えないでいいわ。あなたにはその権利があるの。だって、失敗の責任をとるのは、あなた以外の誰でもないんだから。ね、わかったでしょ。私の大事なあなた。わかったわね。 |
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2001年02月16日 21時14分47秒
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| ノーラの作品を見たわ。そして36枚。悪いペースじゃないわよ。あなた。 |
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苦しいのはあたりまえでしょ。いまさら、どうだといってもどうもならない。意味がないんだからやめさない。 ノーラの『心乱れて』(heartburn)を見たわ。メリル・ストリープが主演しているから、あと、ジャック・ニコルソンが制作に関わっているから見られる映画よ。あるいは、バーンスタイン、あなたがあなただっただけに、大当たりをした映画だったのかもしれないわね。 筋なんてないわ。凡作。ストりープがノーラを演じていなければ、見るに値いしない作品。でも、あなたが、少なくともつきあった女からは、気の多い男と思われてたことがわかっただけでもよかったわ。 で、見終わって、36枚。読売の書評を忘れないで、今度こそは。もう、あなたをどうすることもできないけど、だって、あなたは走り始めてしまったんだから、とにかく締め切りを忘れてはだめ。これだけ気をつけなさい。 苦しい。呼吸ができない。それはね、いつものこと。書き終わるまで、その苦痛からは逃れなれないの。だから、書き終わりなさい。もう、走路は半分以上走っているのだから、それがあなたを走らせるわ。 わかるわよ、あなたの今の状態が。あなたは一人ではないの。私がいるわ。一番、最低なコンディションを知っているのは、あなただけではないのよ。ね。あなた。私がいるのよ。ここに。 |
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2001年02月16日 06時43分24秒
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| 30枚はこえたわ。 |
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限度じゃなかったみたいね。30枚はこえた。おめでとう。裏でいろんなことをしてたのは知ってるけど、よかったじゃない。とにかくこれでできることは確かよ。 不安になってきた? それはそうでしょう。だってペースを考えずに走っているんだもの。でもね。多分、大丈夫。いつもあなたは、こうやって峠をこしてきたわ。第二章に何を書いたらいいんだろう、なんて考えなくていいの。考える能力がないんだから。 できるときはできるわ。必ず。あなたは、どんな状態であれ、第二部と第三部を書き終えるでしょう。しかたないわ。これがあなたの人生よ。ごめんなさい、なんて謝らないで。謝らないで、あなた。私はあなたに自分の期待に添って生きてもらいたいと思ったことなどないのよ。あなたが感じるものは違うでしょうけれども。 きっとやりとげるわ、あなた。あなたはもうものを見る気力がないけれども、私はあなたを見ている。やりとげるわ。あなた。きっと、明日もね。 |
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2001年02月15日 06時09分08秒
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