2001年6月の日記です

  • せまりくる甲子園予選
    ぼけ〜っと朝刊を眺めていたら、午後2時から
    「めざせ甲子園、県大会抽選会」というローカル番組があるのを発見した。
    抽選会のテレビ中継があるとは知らなかった。おそるべし、高校野球!

    興味しんしんで、2時からその抽選会を見てみた。
    90校余りの高校から、キャプテンや顧問の先生、マネージャーあたりが代表で来ていた。
    まずは順番に「予備抽選」で「クジを引く順番」を決め、それからやっと本番。
    会場には抽選結果を発表するための大きなボードがあり、
    クジを引いた学校はステージ上で「○○高校、○番です!」と大きな声で言ってから、
    学校名が書かれた大きな札を係の女子高生に手渡し、ボードに掛けてもらう。

    ボードがだんだん、たくさんの学校の札でうまっていき、組み合わせが決まった。
    われらがS高校は、よりによって1回戦、
    「県下一の実力!という評判のピッチャーがいる学校」との対戦が決まり、
    解説者の人に「これは注目ですね〜。あの投手をどこまで打ち崩せるか‥‥」
    と言われてしまった。(笑)

    なんだか「ユニフォームを着ていない高校球児」というのは不思議な雰囲気だ。
    昔とは違って、丸坊主にせずに髪を伸ばしていたり、まゆ毛をきれいに整えていたり、
    制服もちょっとおしゃれな感じで、水色のシャツなんかを着ていたりする。
    それでもやっぱり、どことなく一般の高校生とは違う古風な感じが漂っていた。
    キャプテンたちはみんな堂々と大人っぽく、ケスと2歳しか違わないのが信じられない。

    ケスはきょう7時すぎには帰ってきた。
    県大会の時には、ケスと数人の1年生が県営球場へお手伝いに行くそうだ。
    ボールボーイなどをやるらしいけど、少しばかりバイト料が出るという。
    (さすが、高校野球!)
    のんきな1年坊主のケスには、組み合わせ抽選会で決まった対戦相手のことよりも
    球場のお手伝い(バイト料)のことのほうが、はるかに気になっているようだ。
    S高校が試合の時は、ちゃんとスタンドで先輩を応援しなさいよ、ケス!
2001年06月30日 22時06分24秒

  • マスコットボーイ志願?
    ケスの帰宅時間、9時20分。今までで一番遅かった。
    きょうの部活は応援練習に一段と熱が入ったそうだ。
    メガホンを持って、力の限り叫ぶらしい。
    叫ぶうちにだんだん白熱してくると無茶苦茶に暴れはじめる者もいる。
    メガホンでバシバシまわりの者をどついたりして壊してしまったりするらしい。
    やはり男子校の男子は血の気が多いみたいだ。

    ファースト・セカンド・サード‥‥というポジションの順に、
    選手の名前を呼んでいく練習もあって、
    ケスたち1年をはじめ、レギュラーに入れなかった2・3年の先輩たちも一緒に
    「やぁ〜まぁ〜だぁ!!」などと大声を出していたそうだ。
    そして9人の名前を順番に呼び終えたとき、
    最後になぜか、先輩たちがふざけて「××!」とケスの名前を叫んだという。(?)
    レギュラーでもないのに名前を呼ばれたのはケスだけだ。

    こないだの応援練習の時も、校舎の廊下からひとりずつ
    「1年○組○番、×××です!好きなタレントは××です!」と言わされた時、
    まだケスの順番はずっと先なのに、先輩達が
    「おい、××を出せ〜××を!」とケスをご指名だっという。
    ケスって、ひょっとして「先輩たちのおもちゃ」状態?(笑)

    身体は細いし野球はヘタ、明日にでもやめそうに見えるケス。
    3月、教科書を買いにわたしと2人で学校に行った時だって、
    忙しく新入部員の勧誘をしている先輩達の前を何度もいったりきたりしたのに、
    ケスだけどうしても声をかけてもらえなかったくらい、影がうすい。
    どうがんばってもレギュラー入りは無理なのに、黙々とついていく‥‥
    そんなケスを見て、先輩たちは
    「物好きだなぁ〜、へんなやつだなぁ〜」と思っているのかもしれない。

    のんきなケスは「もしかしたら人気者かねぇ?」と自分で言って、ニコニコしている。
    つくづくしあわせなやつだ。
2001年06月29日 23時25分28秒

  • 久々のバッターボックス
    蒸し暑〜〜い1日だった。
    部活を終えて帰ってきたケスの体は、酸っぱい臭いを放っていた。

    きょうは体育の授業があったそうだ。
    せっかく柔道着を持っていたのにまたもや予定変更、ソフトボールになったらしい。
    (結局、まだ1度も柔道の授業はない)

    ソフトボールは野球とは勝手が違うけれど、やっぱり面白かったようだ。
    ケスは打席が3回まわってきて、最初の打席はセーフティーバント、
    次は高めのゴロ(ケス曰くイチロー風)、最後にサードライナーを打ったと言う。

    ケスがマトモにバッティングをするのはものすごくひさしぶりだ。
    なにしろ野球部では毎日ランニング、ダッシュ、筋トレなどの基礎がほとんどで、
    バットにさわれることはあまりなく、たまに素振りをさせてもらえる程度。
    ちゃんと打席に入って投手の投げる球を打つチャンスなど全くない。
    せいぜい友だちと公園で「野球ごっこ」をしたことがあるくらいだ。

    ケスはたいしてバッティングが得意ではない。
    だけどさすがにきょうは久々の打席とあって「水を得た魚」の状態だったようだ。
    いや〜ぁ、よかったなあ!

    おととい、夏用の練習着が配られて、請求書を見たら2枚で8000円だった。げっ!
    (ユニフォーム型の半袖Tシャツで、ちゃんと袖に番号刺しゅう入りの立派なもの)
    きょうになって、ケスが「あのう。これのお金は‥‥?(もう振り込んでくれた?)」と
    おそるおそるわたしに聞いてきたのでドキッとした。
    「きのうは時間なかったけど、きょうちゃんと振り込んどいたよ」と言ったら安心していた。

    お金のことを心配しているようだ。ふびんなやつ。
    弁当とお金と洗濯は心配いらない!(いや、うん‥‥たぶんね。)
    今はとにかく思うぞんぶん野球を楽しんでくれたまえ、ケス。
2001年06月28日 23時09分10秒

  • 入魂の宿題、みごとに空振り!
    ゆうべは職場の飲み会で、家に帰り着いた時には12時半になろうとしていた。
    まだ部屋のあかりがついていた。

    「先にお風呂入って寝るように!」と言っておいたのに、ケスが起きていた。
    生物のプリントと、細かい字で埋まったノートを見せてくれた。
    プリントは代休の日の自習用に配られたもので、
    内容を全部ノートに書き写して提出しないといけないのに
    部活のためにやる時間がなかったから、留守番の間に必死でやっていたという。
    「あ〜指がいたい!」と言うのも無理はない。本当にびっしり字が書いてあった。

    S高校に入ってからのケスは、やけにまじめくさって無理をしている。
    希望の公立高校に入れなかったことが、
    逆に生活態度や勉強面でケスをふるいたたせているようだ。
    「公立に行った親友Hくんや野球部のYくんに置いていかれないように!」
    「S高校のだらけた空気に染まりきらないように!」
    と気合いが入っているのがわかる。

    結局、「残りは朝起きてやるから‥‥」と言って、ケスは1時頃寝た。
    そして朝、わたしが起きた時には、宿題は終わっていた。
    ケスは4時半に起きたそうだ。そしていつもどおり元気に出かけて行った。

    部活を終えて8時半頃帰ってきたら、ちょっとだけ機嫌が悪い。
    せっかく夜更かし&早起きして済ませた宿題だったのに、
    きょうの授業で先生に「今月末に集めるから」と言われたそうだ。
    「どうせみんなまだ出来てないだろう」と思った先生が気を利かせたみたいだけど、
    ケスとしては、今日さっさと提出して、
    (たぶクラスの大半はまだのはずだから)
    おおいに点数をかせぎたかったようだ。

    「きょうまでにやった者と月末までにやった者が同じ点数になるなんて」と、
    納得いかないようすでしきりにくやしがっていた。あまりに真剣そうなので
    「まあいいじゃん、そうムキにならんでも」‥‥とは言いにくかった。
2001年06月27日 22時41分04秒

  • ノスタルジー
    きょうは日曜日の代休だった。(きのうは土曜日の代休だった)
    ケスは例によって朝6時50分、部活に出かけて行った。

    きのうはどしゃぶりになったから途中で帰ったけれど、
    きょうは朝ちょっとだけ雨が降った他はギンギンに晴れたので1日中部活だった。
    9時までは、体育祭用にセットしてあったテント等をみんなで片付け、
    その後お昼まではランニングや筋トレをやり、
    昼からはネットなど出してグラウンドを整備。終わったところで
    J高校(私立男子校)の野球部が練習試合に訪れた。

    J高校のピッチャーは4人にデッドボールを与えるツワモノだったそうだ。
    頭に当てられた先輩もいたそうで、なかなか恐い試合だったらしい。(笑)
    練習試合が終わって6時半頃家に帰ってきた。

    本格的に暑くなってきたので、しまいこんでいた半袖のシャツを数枚出してやった。
    ケスはその中の1枚を着て、
    「このシャツは去年(引退後に)新人戦の応援に行く時着たやつだ‥‥」といって
    遠い目をしていた。
    「こっちのシャツはHくんとボウリングに行った時のだ」
    「これはTくんやKと野球して遊んだ時のだ」などと
    感無量、といった感じで服をながめている。

    高校入学(というか、部活入部)以来、ほとんどの友だちと会っていないケス。
    シャツを見ながらひとりひとりの顔を思い浮かべているようだった。

    なつかしいシャツを着たケスは、なぜか、中学の時友だちが家に持ってきて
    一緒に遊んだゲーム「ダビスタ」(97年の古いやつ)がやりたくなった、
    といって、さっさと中古ゲーム屋に行き、450円の安値でみつけて買ってきた。
    「Iくんとの思い出のゲームがたっ450円とは‥‥」と
    うれしいような、複雑な気分になっているケスだった。
2001年06月26日 20時22分47秒

  • 昼寝の午後
    きょうは体育祭(流れたけど)の代休だったので、授業はなく、部活だけの登校。
    だから、月曜日だけど休日練習用のメニューになり、普段より早い7時半集合だった。

    わたしはうっかり、いつもの月曜日と同じ時間に炊飯器のタイマーをセットしてしまった。
    起きたらケスに「きょうは6時50分に家出るのに」としかられて、初めて気付いた。
    すでに6時35分、ご飯はギリギリ炊きあがっていたけど、おかずが‥‥!!
    「ごめん、きょうは学校行く途中でパンか何か買って行く!?」と言うと、ケスは
    ハッキリ答えず、「う〜〜〜ん‥‥」とうなるばかり。

    しかたがないので、結局ご飯とウインナと卵焼きときゅうりだけの
    すごい弁当を速攻でつくってやると、満足げに持って行った。

    お昼1時すぎ、整体治療を終えて家に帰ったら、もうケスが帰っていた。
    雨がどしゃぶりになったので、午前だけで終わったそうで、
    例の、大急ぎでつくった手抜き弁当を食べているところだった。(がくっ!)

    思いもよらず早く帰れたケスは、気がぬけたように「ほよ〜ん」としている。
    そんなケスをほったらかして、わたしはふとんを敷いて寝てしまった。
    (なんせ整体で無茶苦茶痛い目にあってクタクタに疲れていたので)

    1時間寝て目をさますと、枕元にケスがこっそり置いたカメやなまずのぬいぐるみが‥‥
    「ケス〜」と呼んだらすぐに来て、ふとんの横に座ってぬいぐるみでふざけ始めた。
    かまってほしいのかな?と思ったので、一緒にふとんでゴロ寝してみた。
    しばらく他愛のない話をしていたけれど、眠くてだんだん面倒くさくなったので、
    ケスを寝かせてしまうことにした。

    ケスは小さい頃、まゆ毛やまぶたの上をなでてやると
    魔法にかかったみたいにすやすや寝てしまう子供だった。
    久しぶりに試してみたら、やっぱり寝てしまったので可笑しかった。(まさか寝るとは)

    親子でのんびり昼寝なんて久しぶり‥‥というか、もしかしてこれが最後か??
    などと、デカくなった子供を横目でみながら、わたしも眠りについた。
2001年06月25日 20時49分57秒

  • ざんねん!
    朝起きてもやっぱり雨がふっていた。かなり強く。もう運動会どころではない。
    おまけに日曜日はバスの始発が7時35分。乗り換えてさらに歩くことを考えると、
    野球部の集合時間の8時には間に合いそうにない。
    ベムが急きょ、同じ階に住む実家の父のところに行き、
    「ケスが8時までに間に合うように車で送ってください」と頼んできだ。

    やきもきしながら外を見るわたしと、雨でも強引に自転車で行きたがるケス、
    そんなケスを見て(心配のあまり)不機嫌になるベム、
    そしてのんびり朝刊を読んでいる時にいきなり車で出かけるハメになる父‥‥
    雨がふると、みんなでへとへとだ。

    肝心の雨は、ケスが出かけた直後からやみ、
    その後少々降ったりもしたけど10時頃には完全に晴れてしまった。
    だけど結局、今年の体育祭は、流れてしまった。(泣)
    おとといも、きのうも、準備で忙しかったケスたちにはかわいそうな結果になった。

    嫌味なくらいすっかり晴れてきて、一気に真夏のような暑さになった。
    ケスは午前中は授業を受け、午後は部活をやって帰ってきた。
    制服を脱ぎ捨てるとパンツの上半分がびっしょり汗でぬれている。
    ユニフォームもドロと汗で悲惨な状態だった。ほんとに大変な日だったなあ。

    体育祭は中止になったけど、準備にたずさわった野球部やサッカー部の生徒には、
    ねぎらいの飲み物3缶とメロンパン1個ずつが配られたそうだ。
    (今回は食パン1斤ずつではなかった。ホッ‥‥)

    中学の時にも、体育祭といえば必ず野球部員が準備にかり出されて大変だった。
    でもジュースをもらえたことなど1度もなかったので、
    「さすが高校はいいなあ〜!」と、うれしかったそうだ。
    しかし、配られた飲み物は、よりによって3缶全部、ケスの苦手な炭酸飲料!!
    あ〜あ。
    (ケスがどんなに落胆したか、目にみえるようだ。なにしろ全く飲めないのだから)

    とことんツイてない体育祭だったけど、来年はあるといいな。
    ケスが走るのをこんどこそ見たい。
2001年06月24日 21時48分18秒

  • 魔法のケーキ
    夕方、わたしが仕事から帰って玄関のドアをあけると、妙な空気がただよっていた。
    リビングの奥では、ケスがMacに向かって何か打ち込んでいる。その横では、
    出張から帰ったベムが、しゃかりきになって掃除機をかけていた。
    (何も帰る早々やらなくても‥‥貧乏性だなあ。)
    どうせわたしがいない間、
    「掃除するからどいてくれ!」というベムを、ケスがうっとおしがったりして、
    険悪な雰囲気になっていたに違いない。やれやれ。

    ベムが今回の出張で最後に立ち寄ったのは大阪の京橋あたり。
    作業が午前で終わったので、わたしの尊敬するケーキ職人bubu氏のお店に行って
    チーズケーキを買って帰ってくれた。
    いくら去年わたしと一緒に一度行ったことがあるとはいえ、
    人見知りがはげしく、普段ほとんど女性と喋ることがないベムにとってはすごいことだ。

    ベムが勇気をふりしぼって買いにいきたくなるほど、bubuちのケーキはおいしいのだ。
    ケーキを切り分け、紅茶をいれて、久しぶりに3人そろっておやつの時間。
    それまで不機嫌そうにベムのことを「フン!」と横目でにらんでいたケスが、
    ケーキを食べるうちにみるみるごきげんになった。
    でも、
    「bubuさんのケーキっておいしいね〜」とは言うくせに、
    「おとうさんありがとう」とはぜったいに言わないケスだった。(笑)

    きょうも部活はあったけど、腹筋背筋腕立て伏せ計270回と、
    応援練習だけで早めに終わったそうだ。
    今回はちょっとレベルアップして、メガホンを持って叫ぶ練習。
    「かっとばせー○○○!」と、先輩たちの名前を順番に言うのだ。
    S高校にはブラスバンド部がない。(泣)しかも、男子校だからチアガールもいない。
    県大会が楽しみだ。きっと、ケスたちのダミ声が荒々しくこだまするのだろう。(うわー)

    きょうは雨で流れた体育祭。明日も雨になら今年の体育祭は「なし!」になるそうだ。
    男子校の体育祭というものを、ぜひ見てみたかったのに‥‥
2001年06月23日 22時47分15秒

  • 体育祭前日
    きょうの授業は3時間で終わり、あすの体育祭に備えての準備があった。
    (準備はスポーツ系の部活の生徒が中心で、他の生徒は帰宅したらしい)
    準備が終了したあとは部活があったけど、
    きょうは手短かに「声出し練習」だけで終わったそうだ。

    昨日から始まった野球部の「声出し練習」は、来月にせまった夏の大会の応援準備で、
    校舎の4階に上がり、廊下に並んでひとりずつ背番号順に大声を出すのだ。
    「1年□組□番、□□□□□です!好きなタレントは□□□です!!」というセリフを、
    グラウンドで聞いている先輩たちが「OK」を出してくれるまでくり返す。
    みんな、力の限り大声を出していたそうだ。

    中には
    「好きなタレントは●●●、カッコAV女優、でーす!!」と言って皆を笑わる者や、
    よっぽどすごいファンなのか、タレントの名前を言う時に必死の形相で、
    「好きなタレントは〜〜〜〜ぁぁぁ!●、●、●、デぇぇぇぇぇーーッス!!!」
    と、血管がぶち切れそうなほど叫ぶ者がいたりして、すごく楽しかったそうだ。
    ちなみにケスは「好きなタレントは、志村けんです!!」で、一発OKだったそうだ。

    部活を終え4時すぎに家に帰れたので、ぜひ親友Hくんと遊びたかったけど、
    彼の通うK高校は、金曜日の授業は7時間もあるのでちょっと厳しかった。
    それで、とりあえず懐かしのK中をのぞきに行ったそうだ。
    でも試験週間で部活はお休み。がっかりして家に戻ったところで
    ずいぶん前からタニコに「RPGツクール」を貸しっぱなしだったのを思い出し、
    彼に電話して持ってきてもらい、そのまま2人で遊んだそうだ。(忙しいなあ)

    最初は部屋でおとなしくゲームをしていたけれど、
    いつのまにかタニコを連れて公園に出かけ、野球をしてしまったという。
    (なんだかんだいっても結局こうなる‥‥)

    外が真っ暗になった8時頃、ズボンを泥んこにしたケスがやっと帰ってきた。
    あばれたのか、汗臭いケス。友だちと遊んで、いたって満足なようすだ。
    (タニコは近視なので暗くなってきたらボールが見えなくて苦労していたそうだ)
    あすは体育祭だ。雨にならなければいいけど。
2001年06月22日 22時18分28秒

  • ヒロシくんも教師志望
    夜9時を少し過ぎてやっと帰ってきたケスが、やけにニコニコうれしそうにしている。
    同じマンションの真下の部屋に住む、K中学出身で現在は
    ケスと同じS高校に通う、3年生のヒロシくんと途中から一緒に帰ったそうだ。
    ケスが赤ちゃんの頃からのつきあいだから、一番古くからの仲良し、ヒロシくん。
    久しぶりに話ができて、すごく楽しかったようだ。

    ヒロシくんは1年生の時は普通科の「一般クラス」だったけど、
    どうも物足りなくて、2年からは「特進クラス」に入ったそうだ。
    特進クラスはちょっと上の大学をめざすための、いわば「優等生クラス」。
    ヒロシくんは、なんとケスと同じく教師をめざしていて、
    卒業後は東京に行って東京の大学に進むつもりでいるらしい。
    きょうもケスたちが部活をやっていた時間、ずっと学校で勉強をしていたという。

    ヒロシくんが何気なく将来の夢を聞き、ケスが「教師」と答えたので
    彼はおもわず「ブッ!」と吹き出したそうだ。
    「中学の教員になったらK中野球部の顧問をやって、全国大会に連れて行きたいんだ」
    と、ケスはヒロシくんに熱く語ったそうだ。

    ほんとうは私立のS高校ではなく、公立のK高校に行きたかったケスとヒロシくん。
    めざす道も偶然同じというだけあって、話も合うようだ。
    2人ともK中学の卒業生としてのプライドをしっかりと持っているので、
    S高校のざわついた雰囲気には染まらず、緊張感を持って
    自分なりの節度を持ったふるまいをしようと心掛けているようだ。(まじめ〜!)

    ケスは時々わたしに
    「授業が簡単すぎる」「教師になるためには2年からは特進コースのほうが‥‥」
    などとつぶやいていた。いつも「はいはい!」と笑って聞き流していたけれど、
    実際に身近な(しかも教師志望の)ヒロシくんが特進コースに変更したと知って、
    ケスの希望することがそんなに無茶苦茶なことでもなさそうな気がしてきた。

    来年の今頃、ヒロシくんは東京にいるのかなあ。
    先輩、がんばって!ケスのためにもお願いします。
2001年06月21日 23時43分20秒

  • 走る男
    きょうは1日中雨が降らなかったので、ちょっとホッとした。
    野球のソックスに全部穴があいたので、新しいソックスを買いにいった。
    S高校指定の店は遠いので、久しぶりにK中学指定のスポーツ用品店に行った。
    3年前中学に入学したケスを連れて行き、ユニフォームのズボンのSサイズを買った。
    今のケスは、LLサイズをはいている。すごいもんだと思う。
    (まさかずっと野球を続けているとは想像もしなかったなあ)

    ケスは、夜7時過ぎ、部活を終えて帰ってきた。やけにすっぱい臭いがした。
    洗濯物のカゴに脱ぎ捨てたシャツが、なぜかびしょぬれになっている。

    きょうは、今週土曜日の体育大会に向けての練習日にあたり、
    野球部と陸上部と実行委員会の生徒は、1時間めの授業が免除になって
    練習の準備にかり出されたそうだ。(ラッキーなのか、ソンしたのか‥‥??)
    その時に、時間がなくて大急ぎで着替えをしたので
    どさくさにまぎれて自転車のカギがどこかにいってしまったそうだ。

    きょうは1日中ドタバタと忙しかったので、お昼も食べる時間がなくて、
    夕方部活が終わってから部室で弁当を食べたという。(腐ってなかったのかな?)
    結局、自転車のカギは必死で捜したけど見つからなかったので、
    部活の帰り、カバンを友だちの自転車のカゴに積んでもらって、
    学校から家まで、ずっと自転車と一緒に走って帰ったそうだ。
    (そういうわけで、シャツが汗でびしょぬれになっていたのだ)
    げっ!こういうときはバスで帰ればいいのに‥‥なんてタフなんだろう。

    きょうからベムが出張に行ったので、ケスはごきげん。
    疲れも見せず、今夜もベムのiBookを勝手に立ち上げて魔法陣グルグルのDVDを観ている。
    今朝ケスがみせてくれた、3枚のレポート用紙は「魔法陣グルグルテスト」。
    初級から上級まで、グルグルに関する問題がびっしり、ていねいに書いてあった。
    わたしは知ってるつもりでいたけど、3分の1もわからなかった。むむむ。
2001年06月20日 21時17分05秒

  • 学級日誌を書く
    朝は、まだ雨が降っていなかった。
    ケスは「午後から強い雨が降る」という天気予報を無視して、自転車で行きたがっていた。
    わたしが「今日こそちゃんとバスで行かないとだめ!」というものだから、
    7時25分のバスで行くとみせかけて家を出て、しっかり自転車置き場へ直行していた。

    マンションの3階から下を見下ろして「ケス!」と声をかけたら
    びっくりして一瞬「しまった!」という顔をした。
    でもひるまずに、きっぱりと背中を向けて自転車で行ってしまった。
    (勝手にしろ!もう知らんぞ、きのうみたいにびしょぬれになっても!)

    午後からは、予報どおり雨が降った。ときおり、かなり激しく降った。
    仕事が終わって速攻で家に帰ったら、ケスはとっくに帰宅していた。
    きょうは大雨警報が出ていたので部活は休みになり、早く帰らされたそうだ。

    「ちょうど雨が小降りになった時に帰ったから、ほとんど濡れなかったよ!」
    と、うれしそうに言う。
    「朝、なんとなくそういう予感がしたから自転車で行ったんだけど‥‥よかったよ。」
    と、バスで行かなかったことをさりげなく言い訳しているのがおかしかった。
    「びしょぬれになったら叱られるかも‥‥」と少しは心配していたようだ。

    きのうよりもさらに早く帰れて最高に機嫌がいいケスは、
    のんびりとくつろいで、魔法陣グルグルのDVDをみていた。
    夕ごはん前の7時頃、突然担任の先生から電話がかかってきた。

    今週、ケスは週番になった。学級日誌を書く役目だ。
    クラスのみんなは、学級日誌にはほんのちょっとしか書かなくて、
    「ふつうでした」「うるさかった」「よかった」程度で済ませているらしい。
    それなのに、ケスは「授業中マンガを描いている者がいる」などと、
    授業中のクラスの態度について、こと細かに実名入りで書きまくったそうだ。(-_-;)

    担任の先生は音楽担当なので、クラスの日常のようすがなかなか掌握できない。
    だから今日ケスの日誌を読んで、とても参考になったという。
    それにしてもわざわざ電話をくださるとは‥‥なんかやっぱり面白い先生だ。
    ケスは緊張するでもなく、ニコニコしながら先生と5分くらい喋っていた。

    それにしても。暴露日誌を書いたケス、クラスの嫌われ者にならなければいいけど。
2001年06月19日 21時54分18秒

  • 雨のおかげで
    午後から雨が降り始め、だんだん激しくなるにつれて雷まで鳴り始めた。
    ケスは自転車で学校へ行っているというのに‥‥

    5時過ぎ、ケスが全身ずぶ濡れで帰ってきた。
    玄関のドアをあけてケスが開口一番に言ったのは、
    「はやくぬいぐるみたちをあっちに連れていって!」
    今朝でかけるときケスを「お見送り」して、そのまま玄関で帰りを待っていた、
    ナマズくんやカメ吉たちを濡らしては大変!というわけだ。
    (それにしても‥‥こんな時でもぬいぐるみが優先するとは。)

    制服のズボンどころかパンツまでびしょぬれ、靴にも水がガボガボたまっていた。
    シャワーをあびて着替えたケスは、紅茶を飲んでやっと落ち着いたようだった。

    お昼休み、雨を警戒して野球部員が召集され、グラウンドの「土あげ」をしたという。
    内野に入れた貴重な黒土が雨で流れてしまわないよう、土を盛ってせき止める作業だ。
    (そのおかげで紅茶を飲みにいく時間がなかったとぼやいていた)

    きょうの部活は、普段どおりに屋内練習メニューの「階段登り」から始まったけど、
    あまりに雷や雨がひどくなったので打ち切りになったそうだ。
    せっかくみんなで土上げをしたけれど、帰る時に見たら、
    グラウンドはすでに水没(水たまり、というよりグラウンド全体が水に浸かる)状態
    だったそうで、あれでは黒土もどうななったかわからない‥‥と心配している。

    S高校は海岸近くで土地が低いので水はけが悪いそうだ。
    台風でグラウンドが水没した翌日、マウンドにカレイがいたこともあるらしい。(笑)
    雨がやんだら、きっとグラウンド整備するのが大変だろう。

    だけど、そんなことよりとりあえず、
    きょうみたいに早く帰れる日はめったにないので、ケスはご機嫌だった。
    ゆっくりとおやつを食べ、紅茶をおかわりし、
    インターネットで魔法陣グルグルのサウンドトラックCD(1)を注文し、
    「コナン」と「世界まる見え」をビデオにとらずに観て、満足げだった。
    あすも午後から激しい雨になるらしい。また早く帰れるかな?と、そわそわしている。
2001年06月18日 21時25分22秒

  • あいかわらずの父と子
    きょうが父の日だということが、まったくアタマにない様子のケス。
    いつものように、まるでベムを父親とは思ってような態度だった。

    ベムが「このプリントあっちに持って行っとけ」と言った言葉にムッとして
    つべこべと屁理屈を並べて逆らっている。
    すでにそれより少し前に、わたしからも同じことを注意されていて、
    ちょっと気にかけていたけれど、ちょっと後回しにして遊んでいたところを
    タイミング悪くベムに指摘されたので、とっても気に入らないのだ。

    ベムはベムで、まるで
    「母親にかわいがられている弟がねたましく、自分も母親の気をひきたいために、
     弟の欠点を探し出してはコソコソつげ口をする、せこい兄」のようだ。
    ベムがケスに向かって小言をいっている時というのは、じつは
    「ほらほら、おかあさん!コイツって、こんなにいけないんだよ!?」
    と、しっかりわたしに聞こえるように言っている。

    それがあまりにミエミエなので、ケスはしらけてしまって、
    素直にベムに「ごめんなさい、すぐやるよ」と言うことができないのだ。
    「も〜。あいかわらず仲が悪いねえ!」と茶化したら、
    「ふん!別に仲良くなんかなりたいとも思わんね!」と憤慨していた。

    ベムのほうはちょっとフクザツで、ケスのことをライバル視しているけれど、
    嫌われたくはない‥‥というか、父親としてもっと尊敬されたいらしい。
    ケスがわたしとは仲良くしているものだから、
    「あんなにいつもハチャメチャな母親に比べて、
     自分は仕事も家事(掃除・皿洗い・風呂洗い・洗濯物や布団干し)も
     真面目にやっているのに、なぜ尊敬されないのか?!」と気にくわないようだ。

    かくして父の日は「おとうさん、ありがとう」どころか、
    ひとこと、「フン!」だけで終わってしまった。やれやれ。
    どうにかならんものか‥‥
2001年06月17日 21時18分22秒

  • 自称、複雑な男
    夜。のんびり嘉門達夫の歌を聞いていたケスが、
    「男は単純」というフレーズに少しムッとしていた。
    「そうかね〜?あいつとあいつと‥‥それからあいつはかなり単純だけど、
     少なくとも、自分とHくん(親友)は、ぜんぜん単純じゃないよ!」
    などと、友だちの名前を挙げてムキになって力説するのがおかしかった。

    まったく唐突に
    「中学までの人生に、ぜんぜん悔いがないよ。 ほんとに楽しかったしね」
    と、遠い目をしてつぶやいたりするケス。
    そうかとおもえば、ニコニコしながら
    「もし将来、教育実習でK中に行けたら、T先生のクラスがいいな」
    「野球部の顧問になったら、Hくんや後輩の子供たちを入部させてしごきたいな」
    などと、うれしそうに夢(妄想?)を語ったりする。
    無邪気で単純で、今のところとても「フクザツ」には見えないケスだけど、
    ひょっとしたら、ひそかに考えていることはあるかもしれない。(?)

    楽器屋で働いていたころ、高校生の男の子たちが毎日入れかわり立ちかわり、
    学校の帰りに遊びに来て、わたしと話をして帰って行った。
    彼女にふられた、親に叱られた、バンドをやめたい‥‥
    中には「死にたい」といって、長い手紙を何度も書いてきた子もいた。
    わたしは彼らにとって「親には言えないことを何でも話せる、おネエさん」だった。

    今は「おネエさん」ではなく、「親」の立場になってしまった。
    ケスがいくら無邪気といっても、わたしに何から何まで話せるはずはないだろう。
    辛いことや親に言えないことが出来たら、彼らのように話しに行く場所があるだろうか。

    知人のイトコが手首を切ったらしい。(大事にはいたらなかったけど)
    それを聞いて、ちょっと考えこんでしまった。
    いつかケスに辛いことがあったら、誰かがきっと助けてくれますように。
2001年06月16日 23時06分09秒

  • 無情の晴天
    夜、9時を過ぎてから、ケスはやっと帰宅した。
    きのうが雨のために屋内練習&早あがりだったので、きょうはそのぶんまで
    一段と激しい練習だったようだ。

    夕ご飯を食べようとテーブルについたら、ケスが‥‥‥くさーーーい!
    汗が発酵しているのか??なんだか酸っぱいような臭さだ! (-_-;)
    ユニフォームを洗濯機に突っ込もうと手にとると、汗を吸ってずっしり重い。
    あまりの臭さに気分が悪くなりそうだった。

    「も〜〜っ!きょうは朝から晴れてグラウンドがすっかり乾いたせいで
     外での練習になったよ〜〜!雨がふればよかったのに‥‥」
    よほどキツかったのか、ケスはさかんにぶつくさ言っている。

    きょうの練習の前に、3年生の先輩が、ケスたち1年に向かって
    「あ〜〜〜〜〜あっ!外練習はしんどいのぅ〜!おい、おまえら
     ちゃんとグラウンドに水まいて、水たまりたくさん作っとけや!」
    と文句を言ったそうだ。顔は笑っていたというけど、半分マジで言ったのかもしれない。
    1年生だろうが3年生だろうが、やっぱりグラウンドでの練習はキツいのだろう。

    本当はしんどい、1時間でも早く帰りたい‥‥
    だけどサボらずしっかり練習し、さらに1年生が帰ったあと自主トレする3年生たち。
    すごいなあ。(3年生になるまでよく続けたもんだなあ)
    彼らの引退まであと1ヶ月あまり‥‥
    今、どんな気持ちで練習しているんだろう。
    8月中旬に引退する中学とちがって、高校生の最後の夏はあまりに短い。
    悔いなくがんばってほしいと思う。
2001年06月15日 23時43分44秒

  • 心配のタネが
    きょうは雨だった。夕方、ケスが部活を終えて帰る時、
    学校の正門前にあるバス停から出る、貴重なバス便には乗り遅れてしまい、
    傘をさし、重いカバンを持って、トボトボと少し先の通りまで歩いていたら、
    後ろから車で通りかかった人が、「乗せてやろうか?」と言ってくれたそうだ。
    身体を鍛えなくては、と思っているケスは、乗せてもらわずに、
    「ありがとうございます」とお礼だけ言って、丁重におことわりしたという。

    なにげなく聞いたケスの話だけど、だんだんあとから恐くなってきた。
    S高の近くには大きな工場と小さな飛行場があるくらいで、人通りは昼間でも少ない。
    バスはS高前がちょうど終点になっていて、そこから先は
    海に向かって少し行ったところにマリーナがあるだけの、行き止まりの道だ。
    つまり、S高のそばを走るのは、先生の車か、マリーナから戻ってくる車くらい‥‥

    先生の車ならいいけど、うっかり知らない人の車に乗ったりすると、
    人通りの少ない道だけに、ちょっと恐い。(たとえ男の子といえども!)
    ‥‥などと心配してしまう、こんな時代が情けない。

    ケスは、きょう声をかけてくれたのはS高の先生に違いない、と思っている。
    「カバンを見たら野球部の生徒だって気付いたと思うから、
     乗せてもらうのを断った理由もちゃんとわかってくれたとおもう」
    などと、のんきに言っている。
    でも本当に先生かどうかはよく判らないのだ。(まだ顔を覚えていないから)
    う〜〜ん。どうしたもんだか。

    自転車で事故らないか心配し、雨に心配し‥‥ただでさえくたびれるのに、
    そのうえさらに「知らないおじさん」の心配をするなんて、いやだなあ。
    中学までのほうが、よっぽどのんきだった気がする。(笑)

    わたしのひそかな憂鬱をよそに、マイペースのケスは今夜もごきげん。
    出張に出ているベムの帰宅予定が伸びて、あさってまで帰れなくなったのだ。
    「わーい、わーい」とぬいぐるみといっしょに万歳して喜んでいる。
    う〜〜ん。どうしたもんだか、本当に。
2001年06月14日 22時57分52秒

  • あきもせず野球。
    きょうは午後から雨だった。
    予定より早めに仕事を切り上げて急いで帰宅すると、
    びしょぬれになったケスがちょうど帰ってきたところだった。

    きょうは練習中、地元の新聞社が取材にきていたそうだ。
    県大会(夏の甲子園の予選)が近いので、各校まわっているらしい。
    最初「せっかく取材なので」と、普段通りの練習をさせていた監督も
    途中であまりにも雨がひどくなってきたので
    さすがに「撤収〜〜!」の指示を出し、屋内でのトレーニングに切り換えたそうだ。
    (でもすでもユニフォームはずぶ濡れ状態‥‥)

    泥と雨でぐちゃぐちゃのユニフォームを洗っていると、ケスが
    「あんねぇ。半袖の練習用のTシャツ、申し込んどいたよ。2枚‥‥いい?」
    と、遠慮がちに言う。わたしが
    「そりゃまあ、1枚じゃあ足りんよ。とちゅうで着替えるから毎日2枚は要るでしょ」
    というと、ホッとしたようだ。
    ずっと長そでのアンダーシャツ+上着で暑苦しく練習をしてきたケスたちも
    やっとそろそろ半袖を着させてもらえるらしい。よかった。
    (‥‥というより、ケス。きみは真夏になっても野球部を続けるつもりなのか〜)

    「髪を切ってほしい」とせがむので、夕食後に切ってやった。
    ハサミでゆっくりゆっくり切ってやりながらおしゃべりを聞いた。
    切り終わったらこまかい髪の毛をシャワーで流すためにお風呂へ。
    お湯に入浴剤を入れておいたのが、ちょっと赤っぽい色(濃いピンク)だったので
    ケスはさっそく「おっ、LCL!血のにおいがする‥‥」などと言い、
    エヴァンゲリオンの気分になって、歌い始めた。
    元気だなぁ、少年。わたしはくたびれてへとへとですよ。
2001年06月13日 22時01分13秒

  • いっぱいいっぱい
    夜9時まであと5分、「人気者でいこう」が始まる時間にやっとケスは帰って来た。
    今日は一段と帰宅が遅かったうえに、制服のズボンがかなり汚れていた。

    練習が8時で終わっても、レギュラーの先輩たちはさらに残って自主トレをやる。
    1年生たちは、みんな一応帰宅しようと制服に着替えて部室を出るんだけど、
    自主トレする先輩とうっかり目があったりすると「お手伝い」をするはめになるそうだ。
    きょうはケスが帰ろうとしたら、ちょうど目の前で
    先輩がティーバッティングを始めたので、制服のまま
    しばらく球拾いなどして手伝ったという。

    要領が良い1年生だと、先輩につかまらないように
    タイミングをみはからって上手にこっそり帰っていくらしい。
    ケスは、なるべく自主的に先輩のお手伝いをするようにしているけど、
    疲れすぎて早く帰りたい日だけは、
    木のかげにチョロチョロ隠れるようにしてうまく帰ってしまうそうだ。
    (まるで残業する上司に気をつかうサラリーマンのようだ)

    さて、今夜はわたしの父(料理教室の優秀な生徒)が
    可愛い孫と忙しい娘のために、料理をつくってくれた。(ベムは今日から出張)
    ちゃんとケスの帰る時間に合わせて運んで来てくれたのだけど、
    少食のケスにとって、いつもの2倍近い量があった。
    (といっても、高校生男子としてはまだまだ少なすぎる量だけど)

    じっちゃんがつくってくれた料理(しかもうまい)なので、全部食べてしまった。
    おかげでケスは、食後に「お腹がいっぱいでくるしい〜」と
    本気でくるしそうな顔になり、たまらず布団に横になり、
    とうとうそのまま寝てしまった。

    「11時からお風呂に入るから」と言っていたけど、どうも起きる気配はない。
    もう朝まで知らん顔で放っておこうか。
2001年06月12日 23時13分00秒

  • 先生の過去
    ゆうべは仕事で遅くなったけど、きょうはケスよりも先に帰宅できた。
    今夜のケスは、きのうしゃべれなかったぶんを取りかえすようによく喋った。
    担任のH先生が「オカマ」と呼ばれている‥‥などと、
    S高校の先生たちの話がしょっちゅう出てくる。

    ケスが一番面白がっているのは、社会科のK先生の話だ。
    「初老のあやしいベテラン教師」といった風貌のK先生は、話好きで
    これまでもしょっちゅう授業中脱線していたけど、こないだはとうとう、
    「じつは昔、学生運動をしていた」という自慢話になったという。

    話の内容はけっこう過激で、ゲバ棒(樫の木でできた棒らしい)を持って
    警官隊(機動隊?)と小競り合いをし、ボコボコにやられて
    腰の骨などを折りながらも、なんとか全力疾走で逃げきった、とか
    仲間はほとんど逮捕され、自分も警察から呼び出しがかかったとか‥‥
    なかなか勇ましい。(あの先生にそんな過去があったとは)

    わたしの高校時代は(公立の共学校)、授業はきっちり、淡々と進められ、
    先生たちの面白い話で盛り上がることなどなかったのでちょっとうらやましい。
    ケスの話を聞いていると、どうもS高校の先生というのは
    生徒たち以上に、人間臭くてひとクセありそうな人が多いようだ。

    教師をめざそうとしているケスは、
    先生のことを、単に自分(生徒)の「先生」というだけはでなく、
    ひとりの人間、ひとりの先輩、として強く意識している感じだ。
    「聖職」とよばれた時代のような威厳ある教師では現代は難しいだろう。
    S高校の先生たちから、悪いことやよけいなこともしっかり学んで、
    たくましい教師になってほしいなあ。
2001年06月11日 23時07分58秒

  • ばらばらの日曜日
    朝ケスはきょうも5時過ぎに起き、6時20分には家を出ていった。
    2校を招いての練習試合があり、3試合の手伝いをして、さらに
    筋トレ、学校の外周ランニンング7周をこなして、
    家に帰ったのは7時過ぎてからだ。毎度のことながら大変そうだ。

    一方わたしは、朝9時から仕事をし、家に帰ったのは夜11時だった。
    ケスとはきょう正味1時間ちょっとしか顔をあわせていない。
    朝ごはんと弁当はわたしがつくったけど、
    夕ごはんはベムがつくったスパゲティーを食べたそうだ。(すまんのう‥‥)
    「ちょっとかわいそうな食事」と思ったけど、たまには許してもらおう。

    きょうある人から、サッカーのナカタ選手はかなりの偏食で、
    なぜか「イシイのミートボール」が大好きなので、
    イシイからイタリアへまとめて直送してもらってむこうで食べている、
    という話を聞かされてびっくりした。
    (※イシイのミートボールとは‥‥レトルト食品。幼稚園児のお弁当の
      人気アイテムで、1袋100円ぐらいだったと思う)

    「ケスにもイシイのミートボールをじゃんじゃん食べさせ偏食させていたら
     もっと体力や運動神経が手にはいったんだろうか??」
    残業で夕御飯をつくれなくて少々後ろめたかったものだから、
    ついついくだらないことを考えてしまった。(笑)

    仕事から帰ったらベムはすでに寝ていて(いつもそうだ)
    ケスがしっかり待っていてくれた。
    遅くなってごめん、あしたはたぶん早く帰れるからね、と約束して、
    いっしょにベッドにぬいぐるみを運び、握手してやったら安心して寝た。

    それにしても‥‥きょう、わたしが仕事をしたのとちょうど同じくらいの時間を
    ケスは炎天下、野球をやって過ごしていたわけだ。信じられない元気さ!
    わたしはもうヘロヘロだというのに。
2001年06月11日 00時01分55秒

  • なんだか元気
    きょうは学校は休みだけど野球部は練習試合。家を6時20分に出ていった。
    対戦相手はとなりの県からやってきたなかなか強い高校で、
    2試合やって2試合ともS高校が負けたという。

    1年生は、練習試合の日というと、たいていボールボーイやスコアボードの係など
    こまごました雑用をさせられるけど、そのかわり
    普段のようなきつい練習がないので、ちょっとだけ息抜きになる。‥‥はずだった。
    なぜかきょうに限って、朝からいきなり1年生だけが
    腹筋と腕立て伏せを200回やらされたそうだ。あちゃ〜〜(T▽T)
    すっかり油断していただけに、かなりこたえたようだ。

    だけど最近のケスをみていると、ナーバスだった春ごろとちがって
    精神的にも肉体的にもずいぶんタフになってきた気がする。

    きょうは友だちと3人で自転車で帰りながら、
    グラウンド横の一本道でいつのまにか競争になってしまい、
    競馬のようにムチを入れるマネをして、おもいっきり走りまくったそうだ。
    「すっごい楽しかったよ〜!」と、まさに天真爛漫というかんじの笑顔だ。
    ‥‥なんて元気なんだろう。

    夜テレビを見ているとき、「高校生クイズ」のお知らせがあった。
    (ずいぶん昔からある番組だけど、今年で何回目なんだろう?)
    ケスは、きのう学校で、小学生の時からずっと友だちのタニコに
    「おい、オレが3年になって野球部を引退したら、高校生クイズに出ようぜ!」
    と誘ったそうだ。もうひとりはチカくんを誘うんだ、とはりきっている。

    うーーーん、クイズに出るのはけっこうだけど。
    ケスは3年生になって引退するまで、ずっと部活を続ける気なんだろうか。
    なかなか意欲的だなあ。
2001年06月09日 21時59分31秒

  • 幼なじみの二人が
    夕方6時すぎ、ピンポーンとインターホンが鳴った。(誰だっ、今忙しいのにっ!)
    出てみたら、K中野球部のもとキャプテンで今は工業高校に通うTくんと
    ケスの仲良しハマジくんが私服姿で立っていた。おお、久しぶりだ〜!

    「きゃ〜〜!元気〜ぃ?どうしたん。ケスは部活でまだ帰ってないよ」と言うと、
    ケスに貸してあったロクヨンのカセットをこれから売りに行きたいんだという。
    探してみたらたしかに「パワプロ2000」があったので、返した。
    (野球はやめたし、そのうえゲームまで売ってしまうのか、Tくん!)

    Tくんは今、何も部活に入ってなくて、バイトもしてないので毎日すごくヒマだという。
    野球をやめたせいか、顔のあたりがぽちゃぽちゃと太っている。
    Tくんは、もともと小柄なうえ色白でやさしい顔なので、ますますかわいく見えた。

    ハマジくんのほうは、バレー部に入ってがんばっているけれど、
    きょうはなぜかサボってみたそうだ。(こらこら!)
    Tくんに「ハマジを誘ってサボらせたらダメじゃん!」と言ったら、ハマジくんは
    「いや、きょうはボク自分からサボったんよ」とマジメにいうのでおかしかった。

    「部活はサボってもいいけど学校はサボったらだめよ。
     授業をサボったらわたしみたいなアホな大人になってしまうよ!」と脅したら、
    「うーー、サボりたい〜学校いくのタイギ〜」と言ってふざけている。
    大丈夫かいな、こいつら‥‥(^_^;)

    「ケスとFくんはまだ硬式野球部続けてるよ。」「うん、うわさは聞いたよ」
    「土日も練習だし、毎日9時近くに帰ってくるからすごい忙しいけど、
     たまーーーーに突然オフになる日もあるから、電話したら遊びにきてね」
    といったら、Tくんは
    「ふーん。休みがあるのか。ウチの学校の野球部は厳しいから絶対に休みがないよ!」
    と、威張って言った。(自分は野球部員じゃないくせに〜!)
    おかしな2人は「じゃ〜ね〜」と帰って行った。
    また来てね。用事がなくても。
2001年06月08日 22時05分09秒

  • 弁当配達人の反省
    ケスが「久しぶりにホットケーキが食べたい」と言い出したので、
    「このクソ忙しいのにかんべんしてほしい」と思ったけど、とりあえず
    弁当をつくりながら朝食がわりのホットケーキを焼いてやった。すごく喜んだ。

    それから1時間後。ケスは学校でグラウンド整備している時間。
    わたしは、リビングのテーブルの上にケスの弁当があるのを発見してしまった。
    がーーん、まずい。忘れやがった!!
    今すごく仕事がたてこんでいるので、きょうは早出するつもりだったのに‥‥
    学校に届けに行っていたら出勤が遅くなってしまうじゃないか!とあせったけど
    実家の父に頼んで車で連れてってもらえばいいか、と思いなおして電話をかけた。
    母が出て、「いま病院に検査入院中よ!」いわれた。(がっくり‥‥)

    結局、自転車こいで紫外線をふんだんに浴びて、学校まで行った。(泣)
    ちょうど朝のホームルームの時間だった。
    ケスは弁当を忘れたことすら気付いていなかったようで、
    わたしを見て「きょとん」とした顔をしていた。

    夜、帰宅したケスは、夕食がすんだあとで
    「ああ、きょうも朝昼晩ちゃんと手料理が食べられてよかった」とつぶやいていた。

    ここ数日、わたしは仕事が忙しくてしんどくて、「疲れた〜」を連発していた。
    家に帰ってもなんだかアタマが切り替わらなくて、ボーっとして、
    ケスの話をうわの空で聞いていた気がする。

    「足の爪の横が痛い」「つき指に湿布はって」「ニキビを見て」「耳がかゆい」
    「紅茶をもう1杯のみたい」「ホットケーキやいて」‥‥
    ケスが次から次へと口実をつくってまとわりついてくるたびにハッとする。
    夕御飯のしたくを始めたとたんぐずり、抱っこしていないと泣き止まなかったケス。
    「もっとこっちをちゃんと見て」「もっとかまって」のサインは、
    赤ちゃん時代とぜんぜん変わらない。
    それにしても、お弁当を忘れたのは、まさに「とどめをさされた」感じだ。

    仕事は来週木曜日まで忙しい。でも家であまり「疲れた」と言わないようにしよう。
2001年06月07日 22時36分36秒

  • ひたすら忍耐
    きょうは午前中だけ雨だった。
    バスで登校したケスが、家に帰ってきたのは8時半をすぎた頃だった。
    きょうみたいなグラウンドコンディションの悪い日は
    7時ぐらいで練習を切り上げるはずなのに、ずいぶん遅い。
    聞いてみると、「練習のあと30分、正座させられた」という理由らしい。

    きのう「芸術鑑賞」が学校から離れたところにあるYホールであった。
    しかも、野球部はめったにないオフ日!!‥‥
    家と学校の往復だけで毎日が過ぎる部員を、舞い上がらせるには十分だった。
    「このチャンスに街で遊んで帰ろう!」と考えた1年生部員が、
    おしゃれなスニーカーをカバンにしのばせて登校、芸術鑑賞がおわったあと
    野球部員必須のアップシューズを脱ぎ、そっちに履き替えて遊びに行ったらしい。
    それだけならよかったのに、どうもそれがバレてしまったらしい。

    「野球部員はいかなる時でもアンダーソックスとアップシューズと野球部カバン!」
    というおかしな(理不尽な)オキテがある。遠足の時でさえ、そうだった。
    オキテやぶりをした部員とともに全体責任で、ケスたち1年生全員30分間、
    アップシューズをはいたまま、正座させられたそうだ。(泣)

    やっと解放され、いざ帰ろうとしたら、もうバスの便がほとんどない。
    「あと20分も待つのはめんどうだ」と思ったケスは歩いて帰ってきたという。
    シャツをぬいだら、くそ重いカバンがくいこんで、左肩が真っ赤になっていた。
    入学前に、ちゃんと背負いやすいリュックを買ってやったのに、
    野球部のカバンじゃないといけないなんて、なんかハラがたってくる。

    そういえば。
    ハヤシくんというケスと仲良しだった友だちは、今週とうとう野球部をやめてしまった。
    ほんとうはやめたくないけれど、経済的理由で続けられないんだそうだ。
    「でも野球はしたいから、今からしっかりアルバイトして、
     大学の学費をかせいで、大学に入ったらまた野球をするんだ!」
    と燃えているらしい。

    「野球がすき」だけではだめなのか‥‥?(;_;)
    実力もいるし、お金もいるし、黙って先輩に従う根気もいる。
    2軍っぽく、「野球同好会」みたいなのがあればいいのになあ、とつくづく思う。
2001年06月06日 22時44分22秒

  • 落語に感激
    朝、自転車でケスが出かけた後、雨が降り始めた。
    まずい、きょうは午後から芸術鑑賞でYホールまで行くというのに
    これではびしょぬれになってしまう。
    (自転車を置いてバスで行くようなケスではない)
    びしょぬれの制服を着たまま2時間ホールの客席で座っていたら
    風邪ひくんじゃないか、と心配になった。

    夕方家に帰ってみたらけろっとして遊んでいた。
    部活がオフだったのでHくんと遊ぼうとしたけど結局連絡がつかずあきらめて、
    仲良しのカッちゃんに電話したら、すぐに遊びにきてくれたそうだ。

    スーパーロボット大戦とエヴァンゲリオンが大好きで、趣味の合う2人は
    Macでいろいろテーマソングを流しながら大声で歌いまくったそうだ。
    カッちゃんは自分のお気に入りのゲームを持ってきてケスに貸してくれた。
    学校が違うから、こんどはいつ会えるかわからないというのに。

    ケスはきょう、やはり雨に濡れたようだけど、平気だったようだ。
    今回は、ちゃんとカバンの中にタオルを入れていってたらしい。
    (さんざん雨に泣かされたせいか、最近少しはかしこくなってきたみたいだ)

    「芸術鑑賞」は、狂言・手品・落語。ケスはどれもはじめての鑑賞だ。
    狂言のときにはぐっすり寝てしまったという。(やっぱりそうか‥‥)
    でも落語は、すごくよかったそうだ。
    内容が面白かったし、話し方がとにかくうまくて、夢中で聞いたという。
    落語がこんなに面白いとはおもわなかった!!とえらい気に入りようだ。
     ※わたしは落語に全く興味がない。でもベムは、中学〜高校時代
      落語が大好きでレコードを集めていたらしい。(‥‥似たのか??)

    最近とみに、「バカ殿」とはちょっと違うお笑い(嘉門達夫の「国会議員体操」等)
    を理解して面白がるようになってきたケス。
    落語が気に入ったのもオトナになってきた証拠かな。
    こんどベムの秘蔵の落語レコードを聞かせてやろうか。
2001年06月05日 20時02分37秒

  • 君がいるだけで
    ケスが家を出てから10分たったころ、電話がかかってきた。
    まさか忘れ物?と思ったら、「世界まるみえ、ビデオとっといて」だった。
    1日が始まったばかりという時に、もう夜のテレビの心配をしているとは
    たいした余裕だ。

    ケスはピッチャー志願者グループを抜け、外野手グループで練習をはじめた。
    高校野球は中学よりはるかに厳しい。本人の希望はほんの参考程度でしかなく、
    監督やコーチは、あくまでも「勝つため」のチームをつくりあげるのだ。
    ケスの外野手転向は、「外野手に向いている」という理由ではなく
    「こいつはピッチャーには向かないな」と判断されたからだろう。

    「高校野球とはこういうものだ」と覚悟していたケスは、
    べつにひどくショックを受けているようすもない。
    (そりゃあ、少しは動揺しているのかもしれないけど)
    きょうも「ああ疲れた〜」「きついよ〜ぅ」と言いながら帰ってきて、
    ご飯を食べ、紅茶をのみ、親友Hくんにメールの返事を書いている。

    Hくんはケスと同じく競馬好きなので、
    きのうの安田記念について、感想のメールをくれたらしい。
    ときどきこうしてメールでレースの予想をしあって楽しくやっている。

    「きょうは腕立て伏せの時、あんまりきつくて、もうだめだ〜と思ってね、
     その時なぜか一瞬Hくんの顔があたまに浮かんでね、
     そしたらなんか一気に力が復活して、一気にクリアできたよ」
    などとHくんの話をする時のケスは最高にしあわせそうだ。

    あすは「芸術鑑賞」があるらしくて、めずらしく部活は休みだそうだ。
    さっそくHくんにメールを出していたけれど、平日だから会って遊ぶのは無理かなあ。
    積もる話も山ほどあるだろうに‥‥
    同じ街に住んでいるのに、学校が違うというだけで遠距離恋愛みたいな状態になってる
    ケスとHくんがちょっとかわいそうになってくる。
2001年06月04日 22時51分29秒

  • 激励会
    きょうは野球部保護者会主催で「県大会出場激励、焼肉の会」があった。
    「ごはんだけ持参」とのことなので、幼稚園の頃を同じ、とっても小さ〜い弁当箱に、
    ひとくちサイズ(ピンポン球くらい量)のおむすびを8個詰めてやった。
    ケスはずっと、食べやすいこのサイズのおむすびがお気に入りなのだ。

    炭火コンロは学年ごと、ちゃんと別々にわかれていたそうだ。
    じゃあ、少しは焼肉を食べたのかというと、「野菜をちょっとだけ‥‥」だそう。
    「1年生同士だったら遠慮せずに食べればよかったのに」と言ったら、
    「いや〜。なんかああいう宴会みたいなのは苦手でねぇ」と、すましている。

    校舎と校舎の間に広いスペースがあって、そこで焼肉をしたそうだ。
    カセットコンロではなく、本格的な炭火。道具類一式は使い込まれたもので、
    どうやら焼肉での激励会は、毎年の行事として定着しているものらしい。
    親たちは、ビールを飲み、盛り上がっていたそうだ。
    ケスは、友だちのお父さんの顔が真っ赤になっているのを見て驚いたという。
    (お酒で顔が赤くなるタイプの人間を間近でみたことがなかったのだ)

    ケスのミニミニサイズのおむすびは、友だちにウケたらしい。
    「うわっ、オマエいったい何や、その小さいおむすび!」と言われて
    「うるさい、幼稚園のころからオレのおむすびはこのサイズなんだ!」
    と言い返したそうだけど‥‥可憐な女子高生じゃあるまいし、
    やはり次回からは、もう少しデカいおむすびにしたほうがいいと思う。

    そろそろ焼肉を食べ終えたころ、
    缶ジュースを冷やしていたポリバケツの底のほうに氷が残っていたのをみつけて
    みんなで氷を投げあい、大騒ぎして遊んだそうだ。
    ケスも仲良しのMくんに氷をぶつけられ、仕返しに背中に氷を入れようと
    こっそり背後に近付いたら、気付いたMくんがすばやくとびのき、
    その拍子に焼肉のタレの入った皿の上にダイビングしたので、
    ユニフォームがタレだらけになったそうだ。

    「家庭科ならオレにまかせろ!」といって、
    Mくんのユニフォームはケスがきれいに洗濯してあげたという。
    (家では洗濯などしないのに‥‥まったくもって外ではマメでかいがいしいケスだ)

    ところで「県大会」とは、夏の甲子園の予選のことらしい。(今日はじめて知った!)
    つまり勝ち進めば甲子園に行けるという‥‥うーーーん、まだピンとこないなぁ。
2001年06月03日 21時10分42秒

  • お祭りにもいかずに
    きのうから、初夏のお祭りが始まっている。(あすまで3日間ある)
    街は夕方近くから、ゆかた姿の人たちでごったがえしていて、
    高校生の姿もたくさんみかける。

    ゆかたを着た茶髪の女の子と歩いている男の子は、なんとなくはずかしそうだ。
    ギターを弾き、声をはりあげて自作の歌を聞かせている子もいる。
    街角ライブは初めてなのか、緊張で顔がこわばっている。かとおもえば
    道路のはしっこに集団で座り込み、グループ名が刺しゅうされた
    真っ赤な上着(特攻服?)に着替えて夜にそなえているヤンキー達もいた。

    世間がお祭りでうかれているあいだにも、ケスはひたすらベースボールな1日だった。
    こないだの第4土曜日、参観日で登校したので、きょうはその代休。
    だけど例によって、早朝から部活で出ていった。

    あすは保護者会主催で、「県大会出場激励会」と称して、焼肉パーティーがある。
    保護者会のメンバーも参加する。(わたしは行かないけど)

    お昼は、白いごはん、またはおむすびだけを持参すればいいらしい。
    焼肉があるからおかずは要らない、ということだろうけど、
    ケスは浮かない顔をしている。
    「激励会」といっても、県大会に出る2・3年生ならともかく、
    1年坊主のケスたちがおいそれと肉に手をだせるわけがない‥‥
    「いっそ1年だけは普段どおりお弁当持参のほうがよかったのに」とか
    「学年別に別れて食べるんならいいのに」とかぶつくさ言っている。
    一挙一動、気をつかうんだなあ、部活って。
    焼肉好きなケスだけど、先輩たちの前でじっとがまんするんだろうか。(笑)

    おなかをすかせて帰ってくるかもしれないので、おやつを多めに準備しておこう。
2001年06月02日 23時06分35秒

  • [
    はやいものできょうから6月だ。
    はりつめた3月〜4月が過ぎ、GWが過ぎた頃から徐々にペースにのったケスは、
    5月病にもかからないまま、元気に6月を迎えることができた。

    きょうケスは、廊下でK中出身の友だちと楽しくしゃべっていた。
    その時、いきなり見知らぬやつに名前を呼ばれ、話しかけられたそうだ。
    ケスはびっくりして「なんだこいつ!」と思い、
    「オマエ、誰や?こういう時は、まず名乗れ!」と言ったらしい。

    彼はK中出身で、ケスのことを知っていたそうだ。テニス部だったという。
    テニス部といえば、校庭で野球部のとなりで練習していた部だ。
    ひょろひょろと目立つケスのことを知っていてもおかしくはない。
    さらにクラスもとなりだったとう。

    親し気に話しかけてきた相手に、
    いきなり「オマエ、誰?」と言ってしまったえらそうなケスだけど、
    とりあえず2人はすぐに打ちとけて友だちになったそうだ。

    部活では、相変わらずきびしい練習が続いている。
    でもかなり慣れてきたようで、緊張のなかにもゆとりが感じられる。

    練習のあと、よく3年生に「ジュースを買ってきてくれ」と頼まれるらしい。
    校内のちょっと離れた場所にある自動販売機まで自転車で買いに行くのだけど、
    きょうは、おつかいに行こうとしたら自転車のカギがみつからなかったので、
    自転車に乗らずに走って買いにいったそうだ。
    そしたら運悪く先輩のリクエストしたジュースが売り切れだったので、
    またダッシュで戻って、もう一度買いに行ったらしい。(ご苦労なことだ)

    先輩は「お礼に」と、ケスにジュース代をおごってくれたそうだ。
    先輩におごってもらった「ママグルト」の紙パックを
    捨てずに家まで持って帰ったケス。(うれしかったのか?)ちょっとかわいい。
2001年06月01日 22時54分08秒


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