• 仲良し5人組、報告会
    ケスの幼稚園時代から仲良くしているお母さん仲間5人でランチにいった。
    ケスたち子供5人は、幼稚園こそ同じだったけれど、
    住まいも家庭環境も通っている高校もさまざま、バラエティーにとんでいるので、
    各々の近況報告を聞くのは楽しかった。

    ヤスくんは最近、自分専用のパソコンを手に入れ、ゲームや音楽を楽しんでいるそうだ。
    (知人が5万円で組んでくれた超ハイスペックマシンをおこづかいで買ったらしい)
    だけどお父さんのマシンしかインターネットにつながっていないので、
    ヤスくんは家庭内LANでのネット接続を切望しているらしい。
    だけどお父さんはドイツに単身赴任中なので許可なく勝手なことができないうえに、
    お母さん(シスアド初級の資格有り)は、LANのことなどさっぱりわからない‥‥
    かわいそうなヤスくんは2台のパソコンを行ったり来たりして作業しているそうだ。

    マジメなタカくんはいまいち洒落っ気がなかったけれど、
    お母さんが気をきかせてムースを購入し、洗面所にそっと置いてみたそうだ。
    狙いは当たり、最近、毎朝ちゃんと鏡をみてムースをつけて学校に行くようになったという。
    タカくんは高1、中1、小4の男3人兄弟の長男。
    テニスばりばりのお母さんの影響で3人ともテニスにはげんでいる。
    ちなみに、将来はお父さんと同じ、お医者さんをめざしている。(はぁぁ〜〜)

    ヒデくんは将来発掘調査をする人?になりたいそうだ。
    これはどうやら映画「ジュラシックパーク」の影響らしい。(-_-;)
    「STAR WARS」を観た年には宇宙開発の仕事にあこがれていたというから、
    これから先も、観る映画によっては別の道をめざすようになるかもしれない‥‥
    (とはいっても、もうそろそろ進路を決定する時期だけど)
    あいかわらず、中学2年のおませな妹とケンカばかりしているそうだ。

    ケイくんは幼稚園時代からぜんそくで苦しんでいた。
    (みんなが遊んでいる時に途中でぬけて、吸入をしている姿を時々見た)
    今は、家からちょっと遠い高校まで、元気に通っているそうだ。

    とうとう、携帯電話を持っていないのはケスとわたしだけになってしまった。
    春に会った時には「まだ早い」といっていたタカくんのお母さんも、
    「友だち関係に支障をきたすようになったからとうとう買ったの」という。
    ケイタイのメールがないと、親子や友だち同士の連絡ができなくて困るらしい。
    高校生たちは通話はほとんどなく、ひたすらメールのやりとりに使っているそうだ。

    それにしても。5人の内の誰1人として、女の子の影がないのはどうしてなんだろう。
    共学に通い、テニスに励んでいるタカくんですら、浮いた話のひとつもない。
    「毎日が遠足!」という、アウトドアざんまいの幼稚園で素朴に育ったせいか?
    元気も好奇心も人一倍だけど、どうも色気に欠けるケスたちだった。
2001年10月31日 22時18分37秒

  • 豪華衣装を揃えて
    きょうやっと「試合用ストッキング」を買ってきた。
    27日の1年生大会1回戦には間に合わなかったけど、2回戦からはこれをはく。

    普通、野球のストッキングというのは紺や黒の、かかともつま先もない形の靴下だ。
    白いアンダーソックス(普通の形のハイソックス)の上から重ねばきして
    土踏まずの部分にひっかける。下の白いソックスが、足元の前と後ろにちらっとのぞく。

    でも、S高校野球部の試合用のストッキングはちょっと変だ。
    「つま先だけがない黒いハイソックス」という感じの形で、
    これでスパイクを履くともう、下の白いソックスは全部かくれてしまう。
    黒いスパイクと一体化して、黒い長靴をはいているように見えて、かなりカッコ悪い。
    でも‥‥これでも1200円もした。

    きょうケスは、先日半強制的に注文させられた冬用グランドジャンパーを持って帰った。
    胸にでっかく入った、学校のマークと練習用背番号「25」の刺しゅうがうるわしい。
    20000円、というウワサだったけど13000円だったのでちょっと安心した。
    とはいえ、この値段のほとんどを刺しゅう代が占めるのでは?
    と疑いたくなるほど、ペラペラであまり暖かくなさそうなジャンパーだった。

    表面はポリウレタンコーティングでテカテカしている。
    ポリウレタンは3年くらいで劣化してボロボロになるので、まさしくこのジャンパーは
    短い高校生活の間だけ着る、「間に合わせ」的なものだ。(それなのに\13000‥‥泣!)

    ケスは度重なる出費にさすがに気がとがめたらしい。わたしの機嫌をうかがうように
    「ね、20000円もするかと思ったけど13000円でよかったよね?」などと言う。
    面白いのでわざと「13000円でも十分高すぎるわい!」と怒ってみせた。

    夕ご飯のあと、アイスを食べた。
    わたしはコーンタイプのアイス、ケスはカップのアイス。
    わたしのアイスが気になる様子のケスに、ひとくち味見させてやったら、
    普段はとってもケチなケスが、「じゃあお礼にこっちのも一口あげるね」と言いだした。
    「ほほぅ。気をつかってるのか‥‥なかなかよい心がけ」と思ったら
    アイスのカップを開けて、フタのうらにこびりついたアイスをスプーンでけずりとって
    「はいっ!あげるね!」

    ケスの、あまりにも邪気のない、キラキラした目に圧倒されたわたしは
    「あ、ありがとう」といってスプーンを舐めるしかなかった。
    あしたはジャンパーのお金、振り込まなくては。(T_T)
2001年10月30日 23時25分14秒

  • やすらぎの場所へ
    きょうは学校は休みの日。(こないだ第4土曜日だけど参観日で登校だったから)
    ケスは朝から部活にでかけ、昼すぎには終わり、家に帰って弁当を食べたそうだ。
    ゆっくりとガンダムプラモに色塗りをしながらしばらくくつろぎ、
    3時半、K中学校の授業が終わるころをみはからって、いざK中野球部へ。

    ケスが中学に行ったら、K中の元エースOくんが来ていたそうだ。
    彼は高校では軟式野球部に入っていて、きょうはユニフォーム姿だったらしい。
    軟式でも硬式でも名の知れた野球の名門校?だけあって、ユニフォームがかっこいい。
    ケスもユニフォームを持参していたけれど、
    Oくんの学校とくらべてS高校のユニフォームがあまりにダサいので、
    とうとう着替えることができなかったそうだ。(そんなに卑屈にならなくても‥‥)

    後輩たちは合唱祭の練習と新人戦に向けての特訓で忙しそうにしていたという。
    合唱祭か‥‥もうあれから1年たとうとしている。
    去年、合唱祭の思い出にと、全学年全クラスの楽譜を集めまくったケス。
    そのことを後輩たちはしっかり覚えていて、中には
    まだ合唱祭も終わらないのに、もう楽譜をくれたやつもいたそうだ。

    今年の合唱祭もきっと楽しいだろう。
    ケスがあこがれる理科のT先生のクラスは、毎年みんなの意表をつくような
    難曲に挑戦して優勝を狙う。きっと今年もすごい歌に違いない。
    きょうはT先生と話はできなかったけれど、職員室の窓から姿が見えたという。
    ケスが「教師になりたい」と思うきっかけになったT先生。
    きょうひさしぶりに先生の姿を見たケスは、あらためて決意を固めたようだ。

    「Aクラスに入ったら毎日勉強ばーーーーかりよ。全然遊べんからつまらんよ?」
    「遊べんでもいい!」
    「毎日宿題もあるでしょ、勉強机も部屋もぐちゃぐちゃで、やる場所ないじゃない」
    「毎日図書室で勉強して帰るから平気!」
    ‥‥何をいってもケスは
    Aクラス → 大学 → 教師 → 母校の野球部顧問
    という夢をあきらめようとしない。(T_T)
    ケスが中学生になったときも
    「野球部なんか無理よ」「ぜったい入る!」と押し問答をした‥‥まるであの時みたいだ。

    中学に遊びに行って、よっぽど楽しかったのか、
    いつもは食欲がないケスが、今夜は夕ご飯が待ちきれず、おやつにダンゴも食べたくせに
    「ねぇ、ごはんまだ?」「きょうのおかずは何?」「ここに置いてあるパン食べてもいい?」
    「ああ、よだれが‥‥」と、やたらとうるさかった。
    毎日部活でがんばり続けているケスにとって、
    K中は、ストレスから解放され、食欲が出る、ふるさとのような場所だそうだ。(笑)
2001年10月29日 21時42分02秒

  • 高校ってなんでたった3年間なんだろう
    きょうは1年生大会第2回戦のはずだったけど、昨夜から降った雨で流れてしまった。
    (わたしにとってはラッキー。次は3日と4日が試合の予定で、ちょうど仕事が休みなのだ)

    ゆうべ、M高校のショウタくんの携帯に「5−4で勝った。そっちはどうよ?」と
    メールを送ったら、「4−3で勝ったよ」と返事がきた。
    燃える少年ショウタくんは、きょうの試合が流れてがっかりしているだろう。
    勝ち進めばそのうちM高校とS高校が対決することになるだろう。楽しみだ。

    2年生たちをはじめ、久しぶりに現われたオニのMコーチまでが
    初勝利をおさめた1年生チームのことをたいして誉めるわけでもなく、
    拍子抜けするくらい淡々と、きょうもいつも通りの練習をしたという。
    そう‥‥まだ、たったの1勝なのだ。喜んでいる場合ではなかった。

    雨でも早朝から昼までみっちり室内練習(階段登りなど)でしごかれ、
    午後1時頃家に帰ったケスは、しばらくひとりでボーっとしていたそうだ。
    わたしが仕事から帰った時にはRPGツクールでゲームをつくっていた。
    こないだ買ったRPGツクールの解説本を片手にわけのわからないことをやっている。

    いままでゲームの攻略本はたくさん読んだケスだけど、今回RPGツクールの本は
    初めてのWindows版だけあって「大人用」という感じ。当然といえば当然だけど、
    漢字に「ふりがな」がないのだ。それに全体的に文字が小さく文章も簡潔。
    漫画とゲームの攻略本しか読んだことがないケスには少々難易度が高そうだけど
    それがかえってプライドをくすぐるようで、すっかり大人ぶって読みふけっている。
    (だけどケス、漢字、ほんとに読めるのか?)

    きのうはじつは1年生大会に行く前、朝9時から、普通科の保護者対象に
    2年生からのコース別クラス分けについての説明会があったのだ。
    国公立大学受験をめざすAコースと普通コース、体育コース、国際情報コース‥‥
    ケスたちは半年後にはもう、将来めざす道によって別々に分かれて動き出すのだ。
    こないだ入学したと思ったのに。
    部活についていくのでやっとなのに‥‥
    もう「大学受験」だの「卒業後の進路」だのと考えなくてはいけないとは。(T_T)

    ケスは以前からAコース行きを希望していたけれど、今回説明を聞いてみてびっくり。
    朝の補習、放課後の補習、夏休みの補習が4週間、模擬テスト、英検、漢字検定‥‥
    やめてくれ〜〜!
    くそまじめに勉強するケスなんかあんまり見たくないよう‥‥(T_T)

    勉強なんかしなくていいから、(っていうか、ケスには勉強ムリだってば!)
    野球だけしててくれ、頼む!とケスに言いたい!
    言いたいが‥‥さて、どうしたもんだか。
2001年10月28日 20時47分14秒

  • 記念すべき初めての試合
    ついに1年生大会初日。
    午前9時半、1年生の親たちが集まり、
    キャプテンのお母さんから手順を習いながら、出かける準備をした。
    みんな不慣れながらもワイワイたのしく作業を終えた。
    10時半頃、1年生たちが授業を終え、着替えてグラウンドに集合。
    数台の車に分乗して、郊外の団地の上にあるH高校へと向かった。

    試合用ユニフォームを着た1年生たちは、ちょっとだけ強そうにみえる。
    だけどやっぱり2年生たちよりもはるかに華奢な身体で、初々しくてかわいかった。
    きょうはマネージャー役で1人だけ2年生がついてくるけれど、あとの全員が学校に残った。
    そのせいか、みんなのびのびと楽しそうだった。

    会場に着き、1時からの試合に向けて早めにお弁当を食べ、準備をしながら
    お母さんたちといろいろ話をした。

    先発予定のSくん(あだ名:組長)は、ここ数日間緊張しっぱなしで
    夜、よく眠れなかったらしい。(恐い顔のSくんだけど、じつは繊細なのだ)
    「自分ががんばらなくては!」というプレッシャーでガチガチになっていたそうだ。
    お母さんは「あんたが1人で野球するんじゃないでしょ!舞い上がらずに、
    まわりを信用して、楽な気持ちでやりなさい」とはげましたという。

    ケスと同じくらい背が高くて痩せているKくんは、背番号12。実力いまひとつ。(?)
    「好きな野球ができるだけでいい、レギュラーにならなくてもかまわない」という感じで、
    ケスと似たタイプだ。彼のお母さんもニコニコしながら
    「きょうはあの子はベンチのあたため役です〜」と言っていた。

    性格も実力も、いろんなタイプの部員が16人。
    だけどすごく仲が良いみたいで、やけに雰囲気がいい。
    いままでは先輩の前で緊張してこわばった顔をしている所しか見たことがなかったけど、
    今日はじめて1年生だけのチームをみたら、かなりいい感じだった。

    すでに公式戦でベンチ入りしたことがある数人を除いて、ほとんどの1年生が、
    きょう、はじめて試合。
    はじめてのユニフォーム、はじめての「試合開始のかけ声」、はじめてのベンチ。
    なんだか「みんな、よくここまでがんばったね〜」と思うとかわいくてしかたがない。

    試合が始まってみると、なかなかしっかりしていて驚いた。
    キャプテン役のキャッチャーHくんを中心に、
    ボーイズリーグ出身で試合慣れしたベテランのサード、ソツなくうまいショート、
    黙々と確実に仕事をこなす外野陣‥‥
    ひょっとしたら2年生より上?という感じのバックがピッチャーのSくんを支え、
    いい雰囲気で試合は進んだ。

    ケスはバットボーイとして、打者が投げたバットを拾ってちょこちょこ走り、よく働いた。
    Kくんは、最初ベンチを温めていたけれど、途中からなぜかキャッチボールを始めていた。
    そして5対3でリードして迎えた7回の表。
    監督が突然ピッチャーをKくんにかえた。
    今までほとんどピッチャーらしい練習をしていない彼がリリーフに出たので驚いたけど、
    うれしそうにマウンドに出ていって緊張した様子もなくひょうひょうと投げる彼をみて
    「なかなかやるね〜!」とみんなで口々に言った。

    それからが大変。7回の裏には、素振りもしていなかったケスが
    突然代打に指名され、あわててヘルメットをかぶって打席に立った。
    4ボールで塁に出たけど、すぐ代走で別のやつが出た。
    そんなふうに次々にいれかわりたちかわりで、ひととおり全員が試合に出してもらった。

    最後は再びSくんがマウンドに戻り、5対4で試合終了!みごと初勝利をおさめた。

    子供たちも親たちも皆、うれしくてたまらん!といった感じで
    片付けを終えて学校に戻ってもはしゃいでいた。
    うまい子も、そうでない子も、対等に同じチームの仲間だ。
    試合を振り返り、お互いのプレイを身ぶり手ぶりでマネしながら
    「おまえ、あの時こんな感じでバット振っただろーが!」「え〜?ちがわい」
    などとさわいでいた。

    いいチームだなあ、と思った。
    今までは、半分義務みたいな気持ちでお茶当番に行っていたけれど、
    彼らの試合を見たら、みずからすすんで当番をしたくなってきた。
    この子たちといっしょに甲子園に行けたらどんなにいいだろう。
    (ちょっとそこまで強くはなさそうだけど)
    あすの2回戦、仕事だから試合の応援には行けないけど、がんばって勝って
    3回戦に進んで欲しい、と思った。
    何はともあれ、楽しい1日だった。

    ケスは夕ご飯のあと床に転がったまま寝てしまった。おつかれさん。
2001年10月27日 21時38分50秒

  • 試合前夜
    とうとう明日は、1年生大会。
    きょうは試合用のユニフォームを持って帰った。
    S高校は、普段着る練習用の真っ白いユニフォームとは別に、
    試合用のグレーのユニフォームがあり、全員ズボンだけを購入している。
    上に着る背番号つきのシャツは、試合前に配られるのだ。

    現在1年生は16人。(※最初は28人いた)
    ケスの背番号は15番だ。ビリから2番目だと思ったら大間違い。
    16番をもらったAくんは、実力はトップクラスなのに部活を休みがちなために
    16番にされてしまった、という人物だ。
    つまり、実際に「16番目の実力」なのはケスということになる。(^_^;)
    (正直なところ、残念でしかたない。なぜなら星飛雄馬の背番号が16番だから。
     どうせなら16番をもらってほしかった)

    一応全員試合に出してもらえるらしい。
    でもきっとほんの一瞬だろうから、明日の試合は目がはなせない。
    対戦相手は「まあまあかな?」という感じ。
    落ち着いて普段どおりにやっていれば勝てそうな雰囲気だ。(ほんとかな)

    夜8時頃、K中時代のライバル、ショウタくんが電話をかけてきた。
    ケスに、どこで試合があるのか聞いていた。
    M高校はあす、ケスたちとは別の会場で試合だ。
    M高校の1年生部員はS高校とほとんどかわらない17人。
    ショウタくんの背番号はケスと同じ15番だ。
    ショウタくんは明日、先発で登板するらしい。
    「オレぜったいエースになるぜ」と宣言していたショウタくん‥‥
    がんばってほしい。
    勝ち進んでほしい。そしてショウタくんとケスの対決が見たい。

    何年も先輩たちに受け継がれてきたユニフォームの上着は色あせてクタクタになっている。
    おそろしげな先輩たちにも1年生の時代があり、
    ケスたちと同じように1年生大会に出てがんばったのだ。
    明日はこのユニフォームに恥じないような試合をしてきてほしい。

    ケスは‥‥明日の1年生大会のことはそっちのけで、
    きのうオークションで落札した魔法陣グルグルのCDがいつ届くのか、
    そればかり気にかけている。なんとも頼りない野球部員‥‥(T_T)
    同じ15番でもやる気満々のショウタくんとはえらい違いだ。
2001年10月26日 22時44分23秒

  • 敗者復活オークション
    きのうはオークションで魔法陣グルグルのCDを落札しそこねたケスだったけど、
    あと2人、同じCDを出品している人がいた。まだ望みはある‥‥!
    「帯なし、おまけステッカーなし、送料込み600円」という人のほうに狙いを定めた。

    こんどこそ確実に落札するために、オークション終了の5分前まで待って入札した。
    他の誰も入札してくる気配がないまま、無事終了時間を迎えた。
    これでやっと、グルグルのサントラCDは全部揃ったことになる。やれやれ、おめでとう。
    なにしろグルグルはDVDまで持っているのだから、よっぽど好きなんだろう。

    それにしても月3000円のこづかいでよくこんなに集めたもんだ。
    まあ、部活の帰りにラーメンを食べて帰るとか、女の子とデートとか、洋服を買うとか、
    麻雀をするとか(いや実際、高校生で●●マージャンするヤツがいるらしい)
    ‥‥そんなことではお金を使おうとしない、地味でケチなケス。

    同じマンションに住むわたしの両親がときどきくれる「ごほうび」と、
    孫といえばケスただ1人!というベムの両親のエネルギーの発散場所として
    ケスのお財布はいいぐあいに潤っていて、
    スネかじりのコドモのくせに、欲しいものはたいてい手に入っている。

    オークション経験が、今後のケスに吉と出るか凶と出るか、正直いって不安だ。
    探しあてる知恵、諦めない根気と見送る勇気、見極めるセンスとカン‥‥
    そういうものを駆使して落札するのは楽しいと思う。
    一方で、「こんなモノまであるのか!」というような、貴重な物がごろごろあるだけに、
    いつか分不相応なものを欲しがるようにならないか、それが心配だ。

    モノの存在を知らなければ欲しくなることもなかったのに、
    知ってしまったばっかりに欲しくて欲しくてたまらなくなる‥‥
    自分で稼いだことのないコドモだけに大いに危険だ。
    なんせ「不惑の40代」であるはずのわたしだって、ついついうっかり
    「巨人の星」「STAR WARS」「KISS」なんかで検索してしまって
    (これがまた、いろいろ見つかるだけに!)困ったことになるくらいだから‥‥

    悶々とするわたしには目もくれず、ケスは熱心にガンダムプラモを組み立てている。
    部活で疲れているはずなのに、眠気も感じないようだ。
    好きなことに関しては、まっしぐらのケス。
    「わたしに似たなぁ」と思えばかわいい気もするけど、
    マトモな大人になれるのかどうか‥‥やっぱりちょっと不安だ。(-_-;)
2001年10月25日 23時52分10秒

  • 落札ならず
    オークションに出ていた魔法陣グルグルのサントラCDが、きょうの昼頃で終了予定だった。
    わたしは仕事に出ていたのでオークションの終り時間に立ち会うことはできなかった。
    だけど、500円で入札したケスの他には誰1人として入札者がいなかったし、
    念のため1000円まで自動で入札するように設定しておいたので、
    たぶん落札できるだろう、と気楽に考えていた。
    しかし。
    夜8時頃帰宅して確認したら見知らぬ誰かに、1100円で落札されていた‥‥

    帰ってきたケスに「だめだったよ」といって結果を見せたらがっくりしていた。
    服を着替えながら下を向いて何かぶつぶつ言っている。機嫌がわるい。
    グルグルのサントラCDは、この1枚を除いて全部持っているケス。
    お店に注文してももう手に入らないらしい。
    それだけにどうしても欲しかったみたいだけど‥‥

    ごはんを食べてくつろいでいるうちに、ケスの機嫌も元にもどってきた。
    よかった。
    ここ数日、カメのぬいぐるみが落札でいたり、ガンダムが手に入ったりと
    幸せの絶頂にあったケスだから、これ以上よくばってはバチがあたるというものだ。

    きょうも帰ってきたのは9時近くになってから。
    部活が終わっても、みんなで自主トレをしているので遅くなるらしい。
    自主トレといっても特別なことをしているわけではなく、
    友だちとかけっこをしたり、ティーバッティングをしたり、
    というごく簡単なことらしい。
    でも、部活が終わったら一目散に家に帰ろうとしていたケスが、えらく進歩したものだ。
    この調子でやる気を出して、野球部を続けてくれたらいいけれど‥‥(それは甘いか)

    あしたもがんばれ、ケス。
2001年10月24日 23時40分53秒

  • ガンダムが来た日
    きょうは珍しく残業した。マンションの駐輪場に着いたら、もう9時近かった。
    暗闇の中にデカい人が立っているなあ、と思ったら、ケスだった。
    ちょうどケスも帰ってきたところ‥‥ずいぶん遅い。
    2年生の修学旅行、中間試験や雨などで、ここ最近中途半端な部活だったけど、
    きょうはひさしぶりにマトモに練習があったそうだ。
    「9時からのドラマ(さよなら小津先生)に間に合うように急いで帰ったよ」という。

    帰ってみると、玄関にいるはずのぬいぐるみ達が全員片付けられ、
    きれいに掃除されたリビングで、ベムが先にごはんを食べていた。
    修理が終わって届いたばかりのテレビで、日本シリーズを観ている。
    せっかく急いで帰ったのにお目当てのドラマは1時間繰り下げになったらしい。

    ケスは気がぬけたような顔をしてノロノロ着替えを始めたけれど、
    わたしが「ほらっ!」と差し出した段ボール箱をみたとたん、目をかがやかせた。
    ず〜っと欲しくて探し続けていたWガンダムゼロカスタムが、今朝大阪から届いたのだ。

    荷物の送り主はわたしの友だち。
    大阪まで買いに行けないわたしのかわりに、お店まで買いに行って宅急便で送ってくれた。
    おまけにケスが探していたものに加えて、もう一つ、みたことのない新製品も一緒に!!
    ケスはうれしさと驚きのあまり、興奮していた。
    舞い上がっていたせいか、きょうはごはんをいつもの1.5倍くらい食べた。

    自分で買ってきたプラモはすぐに組み立てるのに、今回はなぜか
    まず箱を眺め、ゆっくりと蓋をあけ、中身のパーツや説明書をゆっくりと飽きずに眺め‥‥
    うれしさをかみしめているようだった。

    夕ご飯がすんで、ケスに「お礼の電話かける?」と聞いたら、
    「う〜ん、メールにする。メールのほうがあとで残るから」と生意気なことを言った。
    そのくせ、どんなふうにお礼を言えばいいのかわからないらしく、
    「これでいいかな?」といって見せてくれたメールの文面は
    子どもっぽくてぎこちない感じだった。(^_^;)緊張してるんだな‥‥

    「ケス、すてきな友だちを持ってるお母さんがいて、よかったでしょーーー?!」と言ったら、
    ケスは「うん」と素直にうなずいていた。
    うれしくて、二人でずっとニコニコしながら紅茶を飲んだ。
    今回はいつもより丁寧にくみたてるつもりらしい。完成するのが楽しみだ。
2001年10月24日 00時13分00秒

  • 自称「成績優秀」
    先週の中間試験の結果がほぼ出そろった。(生物だけがまだ)
    現国、英語、数1、数A、現社、物理が66点〜86点の間にかたまっている。
    あれだけ「学校の先生になりたい」とか「授業がうるさい」とか
    えらそうなことばかり言ってる割に、平均72点という微妙な成績、というところが
    なんとものんきなケスらしい感じ。
    とりあえず、補習は受けなくてよいみたいだ。

    きのうの野球部保護者会で、ちょっとびっくりすることがあった。
    2年生から普通科の生徒は文系理系にコースが別れるため、その説明会が27日にある。
    運命の「1年生大会」と同じ日だ。
    説明会は9時50分で終わる予定で、1年生大会の応援に出発する時間は10時半。
    だから余裕で説明会に参加できる、と思っていた。なのに‥‥なぜか、
    「説明会は出ない」とか「途中までで抜ける」という人がほとんどなのだ。

    野球部よりも説明会が優先、と思い込んでいたわたしはとまどってしまった。
    試合の応援準備といったって、お茶の準備とかちょっとしたことなんだから、
    普通科以外の1年生の親と、2年生の親とでやってくれればいいじゃないか‥‥(;_;)

    どうしても大事な説明会を休む気にはなれなかったので、ヒンシュク覚悟で
    「説明会は抜けたくないんで、終わってから参加します」と答えてしまった。
    (ケスが本気で「Aクラス入り」を考えている以上、そうするしかない)

    ケスはいたってのんきそうに、きょう3杯目の紅茶を飲みながら
    「あ〜ぁ、生物のテストがはやく帰って来んかなあ」とカメに話しかけている。
    中学の頃は教科によってものすごくテストの点にばらつきがあったのに、
    今回どの教科もまんべんなく点をとれたのがうれしいらしい。
    「学校の先生になるんなら一応どの教科もできたほうがいいもんね」といばっている。

    ケス‥‥どの教科もまんべんなく「ふつう!」じゃだめなんだよ、
    「成績上位」であっても学校の先生になるのは難しい。ましてや「平凡点」では‥‥(^_^;)
    ほんとにわかってるんだろうか。

    生物のテストが返ってきたらばっちゃん(わたしの母)のところへ行き、
    「成績よかったよ〜〜!」と言っておこづかいをせしめようとはりきっているケス。
    悩みがなさそうなニコニコ顔をみているとどうも全身の力ががっくりと抜けてしまう。
2001年10月22日 23時24分03秒

  • 雨の中で野球
    日曜日なのに雨。朝10時から野球部保護者会なので、ベムと久しぶりに学校へ行った。
    グラウンドでは、1・2年生合わせて27人が3チームにわかれて試合をしていた。
    保護者会のミーティングに参加するよりも、ずっと試合を見学していたかった。

    1年生大会での段取り、夏の麦茶代のやりくり報告、お茶当番の見直し、
    バッティングマシーンの購入について、OB会の試合、3年生を送る会、忘年会‥‥
    些細な議題ばかりなのにいちいちモメて、話し合いが終わったら午後2時になっていた。
    あわててグラウンドにかけつけたけど、試合はほんの少ししか見られなかった。

    ケスはライトを守っていた。
    肩が強くなってきたのか、ボールを投げる時の腕の振り方に無理がなくなった感じだ。
    守備も、長い脚を折り曲げて、ずいぶん低い位置で構えられるようになった。
    ベンチに戻る時の走り方にしても、以前より無駄な動きが減り、ごくスマートで美しい。
    入部から7ヶ月、やっとこさ「硬式野球」っぽくサマになってきた。

    よーーく見たら、ケスは左耳にばんそうこうを貼っていた。
    最初の試合の時に、グローブではじいた球が当たって耳を怪我したらしい。知らなかった。
    朝早くから来て試合を見ていたヤマゲン(エース)のお母さんが、手当てしてくれたそうだ。
    「耳の聞こえ方が変だったら鼓膜が破れてるかもしれないから病院にいきなさいよ!」
    と言われてドキドキした。耳からかなり血が出ていたらしい‥‥‥(-_-;)

    冷たい雨が降る中、みんなびしょぬれ&泥だらけになりながら試合をしていた。
    20日土曜日はいよいよ1年生大会。1回戦で負けたら罰として坊主頭になるらしい。
    ぜったいに負けるわけにはいかない。

    2時半頃試合が終わり、ベムを先に帰らせ、わたしはケスの着替えを待って一緒に帰った。
    帰りぎわ、お母さんたちがケスにいっせいに話し掛けた。
    「耳、大丈夫?」「ちゃんと聞こえる?」「ザワザワ音がしない?」
    「水の中にいる時みたいな変な聞こえ方をしたら鼓膜が破れてるのよ!」‥‥(@_@;)
    ケスはたじろぎながらも、1人1人に「はいっ!大丈夫です」と几帳面に答えていた。

    バス停まで傘をさしてゆっくり歩きながら、喋った。
    きょうの試合で、ケスは送りバントが成功したそうだ。ニコニコうれしそう。
    期待されるような実力派ではないけれど、ケスなりに地道に成長している感じだ。

    家に帰ったら、ベムがお風呂の準備を整えていた。
    雨でぬれた身体をあたため、遅い昼ご飯を食べたら、床に転がって寝てしまった。
    かなり疲れているのか、ピクリとも動かずにぐっすり寝続けているケス‥‥
    何だかんだと文句を言いながらも、よく続けてるよなあ、といじらしくなる。

    目がさめたら、ケスに話してやらなくては。
    とってもすばらしい知らせがある。
    ずーーっと以前から欲しがっていた(だけどどうしても見つからなかった)
    「SDガンダム/Wガンダムゼロカスタム」を、大阪の友だちが手に入れてくれたことを。

    ‥‥だけどなかなか目覚めないケスだった。夕ご飯、食べないつもりだろうか?(笑)
2001年10月21日 19時00分05秒

  • はるばるやってきたカメ
    おとといオークションで落札したカメのぬいぐるみ‥‥
    親切な出品者さんとの迅速なメールのやりとりで、きのう素早く振り込みを済ませ、
    「入金を確認したので商品を発送しました」という連絡をもらっていた。
    今朝、学校へでかけながら、ケスは
    「カメもしかしたらきょう来るかねぇ?」としきりに気にしていた。

    わたしは飲み会で遅くなり、夜10時ごろ帰宅した。
    Macで何やらつくっていたケスに「どう?カメは来た?」と訪ねると
    だまって笑ってテーブルの上を指さした。「ゆうパック」の包みが置いてある。
    「帰って来るのを待っていっしょに開けようと思った」と言う。(すまんすまん!)
    さっそく開封することにした。

    「ありがとうございました。また機会があればよろしく」
    という、とてもきれいな字で書かれたメッセージカードが入っていた。
    出品者の女性はとても好感のもてる、あたたかい人柄で
    「このたびオークションの出品者の評価の『非常に良い』が140人を超えたので
     記念に140円割り引きしますね」といって
    たった580円のカメをさらに440円におまけまでしてくれたほどの優しい人だ。
    こんな人のところからやってきた緑色のカメ‥‥包みの中から出て来た顔は、
    やっぱり、のんびりとやさしい表情をしていた。

    ケスはうれしそうにカメを抱いて、かめ吉たちに紹介していた。
    「ありがとうございます。末永くかわいがります」と、
    出品者さんにお礼のメールを出した。

    「ケス、カメが来てくれてよかったね。
     工藤の2万円のジャージカード(レア物野球カード)にくらべたら
     このカメは何十分の一の値段だけど、すごくしあわせな気分にしてくれるね」
    と言うと、ケスは素直にうなずいて
    「カードが手に入るよりもっと何倍もしあわせかもしれん‥‥」といってニコニコしていた。
    今夜はカメ吉やミドリガメなど世話役のカメとともに
    この新メンバーの「パーカー」がケスと一緒に寝ることになる。

    しあわせ気分ですっかり忘れていたけど、あすは野球部の保護者会だ。(-_-;)
    うわさでは鬼と呼ばれるMコーチが監督とケンカして辞めるるとか辞めないとか‥‥
    野球部、荒れ模様か?!ドキドキ、わくわく。実はちょっとたのしみだ。
2001年10月20日 23時07分45秒

  • 物欲王
    2学期に入ってから学校に行く機会がなかったけれど、久々におよびがかかった。
    あさっての日曜日、野球部の保護者会があるそうだ。
    27日に1年生大会があるのでそれに向けての打ち合わせ、ということだけど‥‥
    どんな話し合いになるのか、ちょっとこわい。
    (野球部の内状を先生にチクったのがバレていませんように!)

    文化祭は、来月3日にあるらしい。きょうお知らせのプリントをもらって帰っていた。
    2日はS校の生徒たちのみ、3日は外部にも解放ということで、
    親も見に行っていいらしいけど‥‥ほんとに行ってもいいんだろうか??
    (男子校の文化祭ってどんなんだろう‥‥興味しんしん)

    わたしがひそかにあれこれ妄想にとりつかれているスキに、
    ケスはネットオークションの魔物にとりつかれてしまったようだ。
    日課であったゲームもそっちのけでMacにかじりついている。
    思いつくままに色んなものを検索しまくっては
    いちいち物欲をかきたてられて、動揺している。まずい!
    きのうカメのぬいぐるみを落札出来た時の、清らかな心の少年はどこに行った?(-_-;)

    「工藤のジャージカードが2万円で出てる!」と目を輝かせている。
    街のカードショップのバラ売りでもお目にかかれない、レア物だ。
    (※野球カードには、まれに選手のユニフォームの切れ端が張り付けてあるものがある。
      それがジャージカードで、かなり貴重。万単位の価値になるらしい。
      ちなみに削り節のようなバットをはりつけた、バットカードというのもある)

    ぬいぐるみを買う程度ならネットオークションは「お買い物」だけど、
    数百円で買ったカードを何倍もの高値で取り引きする世界は一種のギャンブル、
    少なくとも高校生がやることではないと思うのでケスには売り買いさせないつもりだ。
    まあ、何にしろ、こづかい月3000円では無理だろうけど!

    きょうはテストが何教科か返ってきたそうだ。
    今回はなかなか点数が良い、と満足そう。しかし妙に機嫌が良いとおもって探りを入れたら
    「成績が良かったら、ばっちゃんに何かごほうび買ってもらえるんだ」だと!
    ‥‥ウチの母といつのまにそんな約束を!まったくぬけめのないやつだ。
    ちょっと悲しい。
2001年10月19日 23時30分23秒

  • ぬいぐるみのゆくえ
    朝からソワソワしていたケスは、夜になっていっそう落ち着きをなくしていた。
    カメのぬいぐるみのオークション終了時間が21時25分にせまっていた。
    ケス以外の入札者はたった1人。自動入札をしているらしく、
    こちらが100円から10円ずつ入札価格を上げていくたび、相手も10円上げてくる。

    360円まで来たところでいったん立ち止まり、ケスに言ってみた。
    「ケス、いくらまで出すつもり?
     相手の人がもし1000円とか、高い予算設定してたらそれ以上に払わないと入札できんし、
     ハッと気がついた時にはすごい金額になっていた!という可能性だってあるから
     ここらでもう1回ちゃんと考えよう。グルグルのCDだって欲しいんでしょ?
     なのにここでカメに一気に使ってしまったら‥‥」

    わたしの言葉にケスは黙ってうなずき、財布を開いてしょんぼりしていた。
    (ここで甘い顔をして「お金だしてあげようか」なんて言ってはいけないぞ!)

    「競争相手の人って、安いから買う、っていうより少々高くても買いたい人みたいだから、
     あのカメ、もしも向こうの人に買われて行っても幸せになれると思うよ?」
    といってやんわりとあきらめさせようとしていたら、
    ケスは突然「そうだ!かめ吉が貯金していたよ!」と叫んで、
    「かめ吉のちょ金ばこ」をのぞきこんだ。漢方薬の箱でつくった、古い貯金箱。
    (ケスではなく、ぬいぐるみのかめ吉がコツコツ貯金している‥‥ことになっている)
    「わあ。かめ吉、お金持ちだ!」千円札が入っていた。

    「じゃあもう少しだけ、値段を上げてみよう」ということになり、10円ずつ上げてみた。
    上げても上げても足りない。
    「やっぱりこの人、すごい高値で設定してるじゃないのか?」とあきらめかけた時、
    「あなたが最高額入札者です」という表示が出た。
    580円!残り時間は1時間を切っていた。

    Macの前にかじりついて、ケスは祈り続けた。そして21時25分、
    バッティング用革手袋をはめたケスの左手が高々と上がった。
    「やったぁぁぁ〜〜!」ケスはうれしさのあまり涙目になっていた。

    こうしてケスの初めてのオークションは成功に終わった。
    何日か後には帽子をかぶったカメ(命名:パーカー)がやってくるだろう。
    おめでとう。ケスのがっかりした顔を見ずにすんで、わたしもうれしい。

    きょうで中間テストは終わった。
    部活も早めに終わったので、ケスはK中野球部に遊びに行くことができた。
    ぬいぐるみも落札できたし、きょうもケスにとってしあわせな一日だった。
2001年10月18日 22時32分51秒

  • はじめてのオークション
    朝起きるたら、ケスが興奮したようすで「見て見て見て〜〜!」とわたしを呼んだ。
    「ネットオークションにカメのぬいぐるみが出てる!!たった100円で!」
    あやしい手品師のような帽子を頭にのせたカメで、今までみたこともないようなタイプだ。
    ねぼけ顔で「はぁぁぁ〜〜?」と気乗りしない様子で答えるわたしに
    ケスは立て続けに、次の画面もみせて、
    「魔法陣グルグルのサントラでたった一つだけ手に入ってないCDが出てるしね〜!!」
    目をキラキラさせ、ケスは訴えかけるようにわたしを見た。

    他にもね‥‥といって、ケスはわたしの気をひくために
    「プリズナーNo6の英語版ビデオ」だの「スティングレイの英語版DVD」だのと
    いつのまに探したのか、次から次へと見せて、こちらの様子をうかがってくる。
    まるで訪問販売のおじさんみたいにうまい手口だ。

    じつは、わたしもきのうたまたま、同じオークションサイトで
    「新・巨人の星/雑誌版」だの「キッスフィギュア」だの見つけて
    ひそかに心をザワザワさせているところだった。
    いかに「オークションを利用した」とケスに悟られないように参加するかを考えていた。

    中学時代、野球カードを熱心に集めていたケスは、一時オークションに興味をもっていた。
    高値で取り引きされる貴重なカードたちを目にして、ケスは
    このカードはいくらになるだろうか、欲しかったカードが¥3000で出てる、などと
    少々よろしくない欲望を膨らませるようになった。
    その時わたしは、「中学生のやることではない!」と思い、断固として相手にしなかった。
    あれ以来、オークションのことは避けて通っていたんだけれど。

    100円のカメか‥‥
    「サンダーバードのパーカーが太陽反射鏡のお話のときにかぶっていた帽子と似てるから、
     あのカメの名前はもう『パーカー』って決めてあるんだ」などと言われると‥‥
    魔法陣グルグルのCDか‥‥
    何度も何度もCDショップやネット通販で探して、手に入らなかったやつだな。

    結局、「しゃぁない、入札するか!」ということになった。
    ケスのはしゃぎっぷりは尋常ではなく、もう手に入ったような喜びようだ。
    そう簡単に落札できるものではない、と友だちに聞いたことがあるわたしは、
    ケスのがっかりする顔がみたくないのでちょっとゆううつになってきた。
    しかし、そんなことはおかまいなしにケスはすっかり調子に乗って
    「阪急ブレーブスの帽子が!」「西鉄のピンバッヂが〜〜!」と叫びつづけている。
    ‥‥さて、結果はいかに??(-_-;)
2001年10月17日 22時29分53秒

  • あたたかい雨の日
    午後、風邪ひきのわたしは鼻水をたらしながら家にいた。
    外は雨。昼過ぎから一段と強くなった。ケスは自転車で学校に行っている。
    「このぶんだとめちゃくちゃ濡れて帰るな‥‥」と心配しながら、
    迎えに行けるようなクルマもないのでただじっと待っていた。

    ケスは傘さし運転をしない。
    「危ないからやるな!」と言い渡してあるので、雨が降るたびにびしょぬれだ。
    濡れるのがイヤなら、レインコートを持参するかバスで出かければいいのだけど、
    やっぱりそのあたり大雑把で、よほどのことがないとそんなことはしない。
    きょうも朝こまかい雨が降っていたのに平気で自転車で行ってしまった。

    1時過ぎに、ケスがニコニコしながら帰ってきた。
    「ほら、あんまり濡れてないでしょ?」とやけに得意そうだ。たしかに
    ズボンもアップシューズもびしょぬれなのに、上半身はあまり濡れていなかった。

    ケスはいつものように雨の中を自転車をこいで帰っていた。
    学校を出て3分くらいのあたり、飛行場の入り口近くにさしかかったとき
    ケスのそばに車が停まり、上品そうなおばあさんが傘をくれたそうだ。
    「よかったら使って。もうぼろぼろで要らないからあとは捨てていいから‥‥」と。
    ペパーミントグリーンのビニール傘だった。
    傘をもらったケスは、初めての傘さし運転で、ゆっくりと帰ってきたのだった。

    「ありがたいね〜世の中すてたもんじゃないね」
    「うん‥‥あの人が天使にみえたよ!」
    温かい紅茶を飲みながら、ケスはごきげんだった。

    夕方はのんびりとビデオをみた。
    BABEという、かしこくて純粋な心の豚のお話だ。
    先月、BABEのぬいぐるみをいただいたので、ぜひともビデオを観たかったのだけど、
    ここ最近、ビデオ内蔵テレビが立て続けに2度も壊れて修理に出していたため
    なかなかレンタルビデオを借りて観ることができなかったのだ。
    BABEは心あたたまるお話だった。
    農場のおじいさんのんびりした暮らしぶりや個性ゆたかな動物たちとのやりとりをみて、
    ケスは自分とぬいぐるみたちのくらしを重ねているようだった。

    傘の一件とBABEのビデオのおかげで、
    きょうは(きょうも?)、中間試験中とはおもえない、なごやかな日だった。
    懸念だった物理のテストも思ったより簡単だったそうで(本当か?)よかった。
    あすも楽しい1日でありますように。
2001年10月16日 22時20分39秒

  • 中間試験初日ですが‥‥
    突然、きょうから中間試験が始まった。
    ゆうべ寝る前にお米を研ごうとしたら、いきなりケスが
    「あしたは弁当いらないよ〜!試験だし部活も休み」と言いだして、びっくり。
    まあ、毎度のことなのでもう慣れた‥‥(きのう試験前日なのに昼寝したのか。嗚呼!)

    きょうは数学と生物の試験があったそうだ。(なぜ、たったの2教科?)
    帰宅し、お昼ごはんを食べたら少し物理の教科書を読んで(?)
    それからK中へ遊びにいったという。
    ちょうど合唱祭の練習が始まっていたので、部活の時間は短くて残念だったけど、
    引退した3年生たちと会えたし、ささぽん監督とも話せたそうだ。
    さらに技術の先生や情緒学級の先生もケスを覚えていて、けっこう長時間話しをし、
    楽しかったようだ。

    ケスはきょう、こづかいをはたいて野球用の黒い手袋を買っていた。
    山羊革製のやわらかい手袋で、左手にはめて、バッティングのときに使うものらしい。
    (野球部をやめたいだの何だのとごちゃごちゃ言っているくせに
     今ごろこんな手袋を買ったりするところがどうも変わってる)

    夜は、手袋をはめてゲームをしていた。大きな手、細長い指のケスが黒い革手袋をすると、
    野球選手というよりも何となくあやしい世界の人のように見えてしまう。
    ケスは、ときどき手を握ったり開いたりして手袋の感触にウットリしていた。(^_^;)オイオイ

    夜も更けてすっかりくつろいでいる時、同じマンションの7階に住む●川さんがあわててやってきた。
    「きょうパソコンを買って、インターネットの無料お試しをやってたんだけど
     止め方がわからなくなったから助けて欲しい!」という。
    Windowsのことはさっぱりなので、ケスに「ちょっと行ってきて」と頼んだけど
    行く先が●川さんの家だと知ると、知らんぷりをきめこんだ。
    (しかたがないので、頼りないけどベムに行ってもらった)

    ●川さんちのサッちゃんはケスよりひとつ年下でK中の3年生、葉月里緒菜タイプの美人だ。
    同じ幼稚園だったケスとサッちゃんは、昔はよく遊んでいたし、
    いっしょにお風呂に入ったこともある仲だ。
    ‥‥それだけに今となってはケスにとって「封印したい過去」のようで、
    わたしとケスのあいだでは、サッちゃんの話題はタブーとなっている。
    いやまあ、そりゃかなり恥ずかしいだろうけど‥‥そろそろ
    新たな局面?を迎えるのも面白そうなんだけどなあ。
    ●川さんちのパソコン、またおかしくなったら今度こそ‥‥??(笑)
2001年10月15日 22時26分10秒

  • たまには昼寝
    きょうも朝はやくから部活に出かけていった。
    修学旅行から帰った普通科の2年生たちが久々に顔を出していたそうだ。
    先輩ヌキの数日間のんびりすごしていた1年生部員たちは、一気に緊張して疲れたようだ。
    午前だけの練習で終わって帰ってきたというのにかなりくたびれた顔をし、
    「あ〜!きょうの部活、イヤだった〜〜」とブチブチ言い、
    遊びにも身が入らず、しばらく床でゴロゴロだらけていた。

    となりの部屋に干したばかりの布団がひろげてあったので、
    風邪をひいてぐったりしていたわたしは、ケスをさそって遅めの昼寝をした。
    まくらのまわりにはケスがならべたぬいぐるみたちがずら〜〜っと。
    日なたのにおいのするふかふかの羽毛布団や毛布の山にうもれ、2時間くらい寝た。

    目がさめたわたしは熱をはかった。体温計のピピピという音をひさしぶりに聞いた。
    ケスは中学に入るまでよく熱を出していたから、
    きょうみたいにいっしょに昼寝した。起きたら体温をはかってやって‥‥
    体温計をわきの下に入れるとくすぐったいといってキャーキャーあばれていた。
    汗でぬれた服を着替え、ジュースを飲んだりゼリーを食べたりしていたケスがなつかしい。
    (今にして思えば、あのころはままごと遊びしていたみたいな感じだ)

    中学校に入り、野球をはじめてからそんなこともなくなった。
    「ケスは野球部にはいってからぜんぜん熱ださなくなったね〜」と言ったら
    「いやぁ、熱があってもぜったい部活は休まず出たからね」とすまして答える。
    ケスにとって部活を休む、ということは部活をやめるということと同じことだそうで、
    1日たりとも休んではいけない、と本気で心に決めているらしい。

    きのうの部活はめったにない紅白戦で、
    普通科以外の2年生+1年生の混合チーム同士が戦ったらしい。
    ケスもレフトを守り、打席も3回まわってきたという。
    そんな楽しい日に1年生が2人、風邪をひいて休んでいたというから気の毒でしかたない。
    (鍛え抜いた野球部員でも風邪をひくのか‥‥いや、鍛え過ぎで疲れて風邪をひくのかも)

    ケスが風邪ひいて部活を休まなくてもいいように
    風邪くらい、わたしがいくらでもかわりにひいてやりたい‥‥と思った。
    でもよく考えてみたら、いっしょに昼寝なんかして、うつったりしてないかな。心配。
2001年10月14日 22時06分27秒

  • お金は人の心をかえる
    おととい、テレビが壊れた。ケスは着ないかもしれない冬用ジャンパーを買わされた。
    きのうは、ルーターがおかしくなった。わたしは自転車でコケた。いやな感じだ。

    きょう、とりあえずルーターをお店に持っていき、調べてもらっている間にパチンコ屋に行ったら
    短時間でウソのように勝ってしまった!おかしい‥‥微妙にいつもと違う。(-_-;)
    どれくらい勝ったかというと、
    「ケスのグランドジャンパーを買ってもおつりがくるくらい」なのだ!

    ルーターは初期化して再設定で復活。
    ジャンパー購入代金も、ふってわいたように手に入った。
    帰り道、自転車をこぎながら、もうすっかり気分は晴れ晴れ、元気がでてきた。

    ケスはわたしよりも先に帰宅していた。1時頃には部活が終わったらしい。
    紅茶を飲み、おやつをたべているケスに、ちょっとまじめに話をした。

     あんなに「高校野球は大変だからやめとけ」と言ったのに‥‥好きで入部したんでしょ?
     今までにすでに30万円近くのお金もつぎこんでいるし。なのに「やめたい」と言い、
     しかも着るあてのない冬のジャンパーまで高いお金出して買おうとしている。
     これはちょっと、いくらなんでもいかがなものか??

     できればちゃんと部活を続けてほしい。
     どうしてもやめたいのなら、ジャンパー代だけでもバイトして返して欲しい‥‥

     ‥‥と、ケスに言おうと思ってたんだけど!!
     きょう突然、パチンコにいったら神がかり的な勝ち方をしてしまったよ。これは
     「お金にこだわらず、ケスの好きにさせてやりなさい」という天の声かもしれん。
     だから、もうどうするかはケスにまかせるし、ジャンパー代も心配しなくていい。
     そのかわり、たったひとつ約束してほしい。
     部活をやめたあと、ぜったい野球部の先輩や、部に残る仲間の悪口を言わないこと。
     理屈はどうでもいい。とにかく「やめなかった人間」が一番えらいんだから‥‥

    そんなことを話した。ケスは神妙な顔でうなずきながら聞いていた。
    ジャンパーの件は自分でも相当気まずかったらしく、わたしの言葉にホッとしていた。

    「どうしても‥‥今の授業じゃ勉強にならないから、来年からはAコースへ変りたい。
     だから、野球部は続けられない」(Aコースは授業や補習の時間が長い)
    と、申し訳なさそうに、でもしっかりとケスなりの考えを話してくれた。

    「お金はかかるし、麦茶当番やお弁当づくりで正直わたしもしんどかったよ。
     でも。バイクで暴走するわけでもないし、警察のやっかいになるわけじゃないし、
     ケスはすごくがんばってる親孝行モンだよ。だから自分の好きにしたらいい!」
    ‥‥ああ、なんてバカみたいに理解ある母親だろう。甘いなあ。
    ちょっとパチンコで勝ったとたんにもうこのありさまだ‥‥(恥)

    今、ケスはすっかり晴れ晴れした顔で、
    「きょう紅白戦があったよ、楽しかった〜!」と脳天気なおしゃべりを続けている。
2001年10月13日 22時10分09秒

  • 女の子より楽しいこと
    きょうもケスは部活の帰りに友だちの働くコンビニへ立ち寄り、のんびり話をしていた。
    すると、コンビニ近くの商業高校の女の子2人が剣道着姿であらわれたそうだ。
    ケスたちを見て「うわっ、K中軍団!」と言ったという。
    でも、ケスは彼女たちが誰なのか、さっぱりわからなかったそうだ。

    ケスの口から女の子の話を聞くのは何ヶ月ぶりか‥‥
    しかしあいかわらず、まったく関心ないようすで
    あの2人がいったい何組だったのか、卒業アルバムをひらいて調べたりもせず
    コンビニで買った週刊ベースボールを熱心に読みふけっている。
    巻末の「ユニフォーム物語」というのが気に入ったらしい。

    ケスは野球部にいながら、たいしてプロ野球に関心がない。
    テレビの野球中継はほとんど見ない。
    あこがれの選手は村田兆治(とっくに引退した人)だという。
    秋山、清原時代に西武ライオンズのファンになり、いまも
    ライオンズのファンクラブに入っているけれど、試合は1度もみたことがない。
    そんなケスなのに、なぜか
    ユニフォームやマーク、球団名など細かいことは関心をもっている。

    「ユニフォーム物語」執筆者のHP(綱島プロ野球意匠学研究所)があることを知り、さっそくのぞいて大喜び。
    「うわっ、松竹ロビンス、大阪タイガース、西鉄クリッパーズ‥‥!!
     サンケイアトムズのワッペンはほんとにアトムなんだ!」
    と、大昔の球団のユニフォームをみて、興奮しまくっていた。
    (わたしには、何がおもしろいのかさっぱりわからない)

    ごきげんで大騒ぎしたケスも、ベムが帰宅し、いっしょにごはんを食べる頃には
    すっかりクールなケスに戻っていた。ベムがいると口数もちょっと少ない。
    面白くないので、テレビをつけた。「大助・花子」の漫才をやっていた。

    「あなたが死んだらさみしいわ〜」とニコニコ顔で言う花子をみて、ケスが突然ニヤニヤ。
    花「あなたの介護はまかせとき!」
    大「ほんまにできるんか?」
    花「だいじょうぶ、新しいダンナとがんばるから!」
    というキツいやりとりを聞いて、
    「うわっ、うちとそっくりの会話!」といって大ウケしていた。
    しかもわたしに「(花子と)性格がそっくりだ!」とまで言う。
    わたしはいくらなんでもあそこまでひどくはないって〜〜!(泣)

    ケスの女ぎらいは本当にわたしが元凶?‥‥まさかね。(^_^;)
2001年10月12日 22時00分41秒

  • がちょ〜ん
    大ピンチ‥‥ (-_-;)

    きょう部活の時間、1年生たちは、冬用のグランドジャンパーを注文させられたらしい。
    試着用のジャンパーをはおり、各自サイズを決めて申し込み用紙に記入。

    「着てみたら丈はLでよかったけど、袖の長さが足りなかったからXOにしたよ」
    というケスにちょっとカチン!ときた。
    着るつもりのないジャンパーを注文するとは‥‥なんてムダづかいを!(T_T)

    「1年生大会(10月末)がおわったら野球部をやめる!」と心に決めている、
    U君をはじめとする何人かの仲間も、やはり申し込んだそうだ。
    そりゃまあ、そうかもしれない‥‥
    「僕たちはもうすぐやめるつもりなので、冬のジャンパーは要りません!」
    などと、いま言い出せるわけないか。(泣)

    2万円近くするとうわさに聞いたけど、
    「希望者だけ購入すればいいのだろう」とタカをくくっていた。
    ケスも、中学校時代、ピッチャーだったくせにグランドジャンパーはおろか、
    薄っぺらいウインドブレーカーすら着たことはないので、「買わない」と言っていた。
    だけど、甘かったようだ。

    今すぐ注文を取り消したい。だけどそうすると野球部にいづらくなりそうだし。
    一番いいのは、冬になっても部活を続けてくれることだけど‥‥
    それは難しいだろうし‥‥
    「部活をやめたあとバイトして、わたしにジャンパー代を払え!」と言ってみようか。

    ケスはあまり悪びれる様子もなく、いつものように楽しく遊んでいる。
    ゆうべわたしが飲み会に出かけていた時間、留守番しながらつくったという
    RPGツクールのキャラを見せてくれた。
    「今回は手描きをスキャンしてていねいに加工したから手間がかかったよ」と自慢する。

    せっかくの1人の時間なのに‥‥もったいない!(T_T)
    エロサイト巡回をするでもなく、こっそり外出するでもなく、
    ひたすら作業に没頭していたケス‥‥えらいんだか、アホなんだか。
    たまらんなぁ。
2001年10月11日 22時07分10秒

  • ひとりの夜
    きょうも部活が早く終わるか?と楽しみにしていたけど、終わったのは6時。
    友だちと遊べる時間ではなかった。
    ケスは帰り道、久しぶりに友だちが働くコンビニに立ち寄り、
    レジカウンターに並ぶお客さんの切れ目をうかがいつつ、
    友だちと長いことしゃべって帰った。(仕事のジャマじゃないのかな)

    手にはミルクティーといちご味のヨーグルトドリンクが。
    いちご味のはわたしへのおみやげだそうだ。約300円もの出費。
    日頃「お金がない〜!」とぼやいてケチケチくらしているくせに、
    友だちが働く店とあっては、ついついはりきって買い物をしてしまうようだ。

    わたしは、今夜9時から職場の飲み会ででかける。
    (せっかくベムが出張で静かな夜、でかけるのはじつにもったいない気がするけど‥‥)
    ケスに「12時くらいになるかもしれんよ」といったら
    みけんにシワをよせてじっとだまっていた。
    「ちゃんとお風呂入ってはみがきして寝ときィ!」と言うと
    なまずくんが「さみしい〜」「いかないで〜」と泣いた。
    ‥‥けっしてケスがさみしがっているのではない。
    なまずくんが、さみしがっているのだ。(-_-;)

    「帰ってくるまで起きて待っとくね」とニコニコして言うケスがこわい。
    「寝とけ!」とは強く言えず、「早く帰るよ」と答えた。
    とりあえず、いってきまーす。
2001年10月10日 20時32分00秒

  • 平日なのに遊べた!
    きょうから、普通科の2年生が修学旅行に出かけた。
    本当は13日から出発の予定だったのが、米国のテロ事件の影響で
    急きょ行き先をハワイから国内へ変更したために、きょうになったのだ。

    残された普通科以外の2年生数人と、1年生だけの練習。
    しかも雨天とあって、ほんの少しの屋内練習(階段登り)をやっただけで終わりになった。

    思いがけない、ラッキーサービスデー!
    雨の中自転車を走らせ、ずぶぬれになって帰宅したケスは、
    ぼんやりするヒマもなくすばやく服を着替え、濡れた制服を吊るし、
    一番近所のYくん(中学時代の友だち)に電話し、一緒に遊んだ。

    わたしが6時半頃帰宅した時には、Macが2台立ち上がっていて、
    ケスとYくんがRPGツクールのキャラクターをつくっているところだった。
    Yくんは昔からRPG好きで、ケスよりもかなり詳しい。
    パソコンのグラフィック作業には慣れていないけれど、さすがRPG名人だけあって
    1時間足らずのあいだに、ひとつキャラができあがっていた。

    7時ちかくまで遊んだYくんは、「あすから中間試験だ〜」といって帰っていった。
    (おいおい、そんな重要な日に遊んでよかったのか?)
    「あしたももし早く帰れたら、遊べる?」とケスが聞いたら、
    「あしたは弟が入院するからちょっとだめなんだ」と言っていた。
    Yくんの弟は、長いこと登校拒否をして引きこもっている。たしか中学生になったはずだ。
    「入院」というのが気になるけど、Yくんの明るい表情からして心配はなさそうだった。

    Yくんが帰ったあともケスは作業をつづけ、楽しそうに遊んでいた。
    やっぱりケスは、友だちと遊んだ日が一番うれしそうだ。
    (‥‥ところで、ケスの中間試験はいつなんだろう?)

    K中やK中時代の友だちが大好きで、S高校をボロかすに言うケスだけど、
    高校でもそれなりに友だちづきあいは広がっているようだ。
    野球部をやめていった友だちとも、あいかわらず話をするそうだ。
    もと野球部のMくんが紹介してくれた写真部のヤツとも話すようになり、
    今ではすっかり友だちになって、しょっちゅう廊下や階段で立ち話をしているらしい。

    家に来てくれるほど親しい友だちはなかなかできないけれど、まあ仕方ないか。
    もう少しみんなの家が近かったらもっと行き来できるのになあ、と残念に思う。
2001年10月09日 22時51分41秒

  • これでいいのか‥‥(わからない)
    朝起きたらアメリカ空爆のニュースをやっていた。(ゆうべは早く寝たから知らなかった!)
    世界が緊迫した事態になっていても、ケスたちはいつものように部活。
    わたしも、ベムを置いて仕事へいった‥‥ごくごく平凡な日だ。

    夕方、家に帰るとケスが熱心にプラモを組み立てていた。
    Wガンダムに登場する2つのガンダムで、しかも
    いつもの2頭身SDタイプではない、リアルなタイプのほうだ。

    夢中になっているケスのそばで、ベムがはにかみながら「きょう買ってきた」と言った。
    1人でおもちゃ屋をうろついているうちに、気がついたら買ってしまったという。
    2体で2000円近い出費は、こづかい5000円のベムにとって痛いはずだ。
    (本当は月20,000円だけど、そのうち15,000円、iBookのローンにあてている)
    どういう風のふきまわしだろう。

    ベムがビールを買いに出ていったスキに、ケスに
    「ね??いっつもガミガミうるさくてマヌケで暗くて面白くないオトーサンだけど、
     ほんとはケスのことが好きなんよ‥‥ちゃんとありがとうって言った?」と聞いたら
    「うん、ありがとって言った。でもまたあとで言うよ」と、めずらしく素直だった。
    夜、ベムとケスは仲良くテレビをみてくつろいでいた。
    「コナン」にツッコミを入れてみたり、
    「世界まる見え」をみてゲラゲラ笑ったり、いつになく平和なひとときだ。

    「まる見え」の後半では、アマゾンで暮らす子供たちをみた。
    小学生くらいの子供が、いまにもひっくり返りそうな小さなボートを操り、
    アマゾン川を高速で突っ走るフェリーに近付いてロープを引っ掛けて乗りうつり、
    船の乗客たちに果物などを売り歩く、行商の仕事をしているという。
    丸一日働いて夜遅くフェリーから降り、ボートで家に帰るともう明け方‥‥
    ロクに寝るヒマもない。学校へいく時間もない。そうやって
    家族のために命がけで働いて、1日のかせぎがやっと500円程度とは、やりきれない。
    500円‥‥ケスが1日グラウンドでボールボーイをやって、もらう金額と全く同じだ。

    最初は「うわ、すごい!」とか「危ないね〜」とか言いながらみていたケスだけど
    だんだん口数が減ってゆき、くいいるように子供をみていた。
    だけど番組が終わればすっかりいつものケスに戻ってしまった。
    のんびりと紅茶を飲みながら完成したプラモを眺め、MacでRPGの作成に情熱を燃やし、
    「豊かで平和な国ニッポン」を満喫する子ども、ケス‥‥
    楽しそうな笑顔を見ながら、ちょっと後ろめたいような気分になった。
2001年10月08日 22時48分20秒

  • しんぼう強く‥‥
    きょうのケスは、朝6時50分に部活に出かけていった。
    最近ずっと、県大会のおかげで休日の長時間練習がなかった。そのせいか、
    久々の通常の休日練習メニューをこなして夕方帰宅したケスはすっかり疲れていた。
    漬かりすぎたきゅうりのぬか漬けみたいに、発酵したようなすっぱい臭いがした。
    厚手のアンダーソックスが足の裏から足首あたりまでびっしょりだったので
    グラウンドで水まきする時に濡れたのかと思ったら、ぜんぶ汗だった。(@_@;)

    ぐったりしたケスは、おやつを食べたあともいつもより不機嫌で、
    「ヤマゲン(2年のエース)からグローブにクリーム塗れっていわれた」といって、
    しぶしぶグローブにクリームをつけて磨きはじめた。
    「使い込んで革の黒い色が薄れてくるのがいいのに!」と、かなり不満そうだ。
    入部当初は手がやっと入るくらい、カチンカチンに硬かったグローブが、
    何年も使い込んだみたいに、すっかりクタクタになり、ヒモも伸びてていた。

    グローブの手入れが終わってやっとホッとしたのか、気をとりなおしてMacを立ち上げ
    RPGツクールで使うキャラクターのグラフィックを描く作業をはじめた。
    3分もたたないうちに没頭しはじめ、機嫌よくなってきた。

    幻想水滸伝1のマクドール、FF7のヴィンセント、ドラクエ4の主人公、
    ロマサガのジェラール、ガンダムWのヒイロ、という、
    有名ゲームをパクったキャラクター5人に加えてオリジナルのキャラが2人‥‥
    きのうまでに、計7人を描きあげている。
    あと1人を誰にしようかさんざん悩んで、幻想水滸伝2のフリックにきめていた。
    (スーパーロボット大戦なみに豪華なメンバーだな)

    前・後・歩く姿など、1人あたり12種類のポーズを根気強く描く必要がある。
    24×16ドット程度の、じつに小さな絵なので、
    うまくデフォルメして衣装などの雰囲気を出すのが難しそうだ。
    野球とは正反対の緻密な作業で大変そうだけど、ケスは
    「あ〜っ!むずかしい!」といいながらもがんばっていた。
    ひとつポーズが描けるたびに「すごいよ、これ見て見て!どう?」と
    いちいちわたしを呼ぶので、そのたびに晩ご飯のしたくの手をとめて駆けつけた。

    中学時代RPGツクールのプレステ版で友だちとよく遊んだことを思い出すらしく、
    「ああ‥‥あいつ今どうしてるかな〜」と、ケスは遠い目をしていた。
    思い入れたっぷりなこのゲームが、無事完成するのはいつのことだろう。
2001年10月07日 20時27分28秒

  • さらば(?)県営グラウンド
    きょうは県大会決勝&3位決定戦の日。月末に1年生大会が控えてはいるけれど、
    今シーズンの公式戦としては、きょうが最後になる。
    先週とはうってかわって秋晴れのいいお天気。
    わたしは、日焼けがこわくて家でじっとしていたけれど、午後になると
    「これが見納めか」と思うといてもたってもいられなくなり、
    自転車をとばしてひそかに県営グラウンドへ行った。

    試合はまだ3回の表だった。レフト側応援席に立っていたUくんを発見、
    ケスがライト側担当なのを聞き出して、さっそくこそこそ移動した。
    ケスはAくんと2人でライト側へ飛んでくるファウルボールを監視していた。
    さっそくコンビニで買った使い捨てカメラで後ろ姿を撮影した。

    数枚撮ったあと、他のボールボーイズも撮ろうと思い、ぐるっとスタンドを歩いて
    バックネット近辺など各所にちらばっている1年生を見つけてはこっそり撮った。
    「この中の何人が、来年ここで試合に出られるのかなあ‥‥」(T_T)
    などと感傷にひたって歩いていたら、
    レフト側応援席にS高校野球部軍団が勢ぞろいしているのに出くわした。
    全員制服姿。どうやらきょうの練習はナシで、試合見学に来たようだった。
    普段見慣れたユニフォーム姿ではなく学ラン姿だったので一瞬ビビった。
    「魁!男塾」(※ジャンプ連載の、すさまじく男っぽい漫画)を思い出した。(笑)

    スタンドをぐるりと一周するあいだに、わたしはすっかりケスに見つかっていたらしい。
    「変な人がむこうを歩くのがしっかり見えたよ」と言ってあきれていた。
    別に叱られなかったので、ケスと一緒にしゃべりながら試合を見た。
    ケスはもうすっかり両校の応援歌のパターンや校歌を覚えていて、
    一緒に歌ったりしていた。
    たまに突然ファウルボールが飛んでくるので、試合から目が離せなくて大変だけど、
    ボールボーイの仕事もなかなか楽しそだった。

    試合は予想外の大きな点差で終わった。続いて閉会式があった。
    ライト側にいたボールボーイたちは、トンボ持参でホームベース寄りに集合した。
    会長のあいさつや表彰式の間、くつろいだ様子で立っているみんなをよそに、
    ケスだけが背中をピッと伸ばして直立不動だった。拍手の仕方もスキがない。(笑)

    夕方、帰って来たケスを「王子様みたいにキレイに立ってたね〜」とからかったら
    「K中の卒業生には、あれが『普通』の態度なの!プライドがあるからね」
    といってすましていた。へぇ、そうですかい‥‥(-_-;)

    なぜか、わが県出身の元プロ野球選手のサイン色紙をもらって帰っていた。
    引退した3年生Kくんのお父さんというのが、じつは某球団の投手だったらしい。(初耳)

    きょうは、閉会式のあと、野球部顧問のM先生の引退セレモニーもあったそうだ。
    なぜかS高校だけでなく●●工業高校とか○○商業高校の生徒たちまで
    花束を持ってかけつけていたという。(はて?M先生って一体何者なんだろう)

    きょうはなかなか面白い日であった‥‥
    「もうじきやめるであろう野球部、縁遠くなるであろう野球」に対して、
    今ごろになって愛着がわいてきたわたし。(遅いって!)
    来年も県営グラウンドのスタンドに行きたいなあ、と思ったりする。
    いざそうなったらどうせ「暑い!しんどい!」と文句ばかり言うんだろうけど。
2001年10月06日 21時45分39秒

  • 本日の部活
    2年生たちの早めの中間試験も明日でおわり。来週は修学旅行だ。
    きょうはどういうわけか、普通科の先輩たちだけ練習が休みになったので、
    たった4人の2年生プラス1年生、という変則的な部活となった。

    キャプテンも普通科なので練習には来ず、
    きょうはショートのH先輩がリーダーをつとめた。
    気にくわない先輩が多いS高校野球部のなかで、ケスはHくんのことは尊敬している。
    「ショートをで、4番打者」というところにあこがれているらしい。
    野球選手にしてはちょっと長めの髪を練習後にきれいにシャンプーして
    大急ぎで彼女のもとへかけつける‥‥
    とても面白くて優しい先輩だけど、
    たまにものすごく機嫌が悪くてこわい日があるそうだ。(もしや彼女とケンカとか?)

    他の3人の先輩も「ベンチの控え選手」レベルの人たちだから全然厳しくなくて、
    1年生たちはのんびりと楽しく練習できたそうだ。
    「いつもこんなだったらいいのに」と、ケスはためいきをついて言う。
    だったら来年の夏までしんぼうすれば‥‥晴れてケスたちの天下になるじゃないか!
    と思うけど、そこまで続ける気はないんだろうなぁ。

    あすは県営グラウンドで先週流れた県大会の決勝。
    ケスたちはボールボーイの仕事があるため、学校を公認欠席する。
    またしても「物理と英語があるのに‥‥ノートがとれんじゃないか!」と憤慨している。

    確かにまあ‥‥、どうして授業のある土曜日に公式戦をするのだろう。
    野球部員は勉強などしなくても野球だけやっていればいいってことか‥‥?
    大会の決勝に出るくらいの選手なら大学も野球推薦でいけるのかもしれないけど、
    ケスたち「一般人」」にはまっとうに授業を受けさせてほしいもんだ。
    (授業料、月3万2千円払ってるんだし)←せこい?
2001年10月05日 23時13分36秒

  • ゆっくり、ゆっくり
    ゆうべ「バカ殿」で大笑いしたケスとベムが、
    今夜は「クイズミリオネア」の芸能人大会をみてムキになっていた。
    K中学時代、担任の先生が授業中この番組をまねて、
    「ファイナルアンサー?!」とやっていたことを思い出したりして、
    ケスは楽しそうだった。
    「カブトムシの脚は何本あるか?」という問題に、
    ベムが「4本!」と答えたのを、おもいきりバカにしていた。

    ここ数日、帰宅が早いのでとても助かる。
    2時間自由時間が多いと、ケスもかなりゆっくりと遊べる。
    夕ご飯をさっさとすませ、インターネット、ゲーム、ゲーム作成、のフルコースだ。
    ずっとこのまま7時帰宅が続けば、もしかして
    「野球部やめたい」とは言わなくなるんじゃないか?と思ったりする。(甘いか)

    きょう朝刊をながめていたら、スポーツ欄の見出しに目がくぎづけになった。
    「不祥事隠ぺい 健全化損なう/高野連が異例の通達」
    高校野球連盟が、今年に入って急増している校内暴力事件等の不祥事について
    改善と防止を呼び掛けたそうだ。
    今年は、例年の倍ペースで不祥事の報告があるらしい。また、
    不祥事を隠して大会に出場し、後で発覚するケースが増えているという。(-_-;)

    「行きすぎた上下関係などをなくすよう、管理指導の徹底を呼び掛けている」
    ‥‥という一文を読んだわたしは、おもわず心でバンザイ三唱した。

    ケスはどっちみち、そろそろ野球部をやめてしまうかもしれない。
    わたしが球場に応援にいくことも、麦茶当番に通うこともなくなるだろう。
    だけど、野球部と縁が切れるにしても
    「あとは残った人たちで好きなようにやってくれ」とは思えない。
    無意味な暴力や、時代錯誤の上下関係、根性だけのトレーニングは
    やっぱりなくなってほしい。
    来年入って来る1年生が野球が嫌いになったりしないように、
    楽しい、そして本当の厳しさがある野球部になってほしい‥‥

    ケスに記事を見せたら、「ふーーーーーーーーーーーん」と言ったきり。
    その目は「そう簡単に変わるもんか」と訴えているようにみえた。
2001年10月04日 22時30分20秒

  • ずっとバカ殿が好き
    きょうも部活が早く終わり、
    ケスは夜7時からの「バカ殿」をみるために、自転車をとばして帰ってきた。
    ベムも、番組開始から15分遅れで帰宅、ケスといっしょにみた。
    2人はバカ殿様が大好きだ。

    番組では毎回、ゲストと殿が腰元たちの入る女湯をのぞこうとしたり、
    ちょっとHな会話をしたり、女性とからんだりするシーンがある。
    ケスは、ハダカのゲストとバカ殿が湯おけで体を隠して右往左往するような場面とか
    Hなコントをみている時にも、ただひたすらゲラゲラ笑っている。

    まるで「うんち」「しっこ」「おなら」という言葉だけで笑える小学生のように、
    天真爛漫で、照れも緊張感も、気まずそうな雰囲気もない。
    ほんとに後ろめたさがないコドモなのか、それともポーカーフェイスなのか‥‥??

    昔、わたしは友人たちから「オレ中学ですでに童貞を捨ててたよ」とか
    「小学校高学年の頃から血まなこになってエロ本をみていたな」とか聞かされていたので
    男の子とはそういうものだ、と思っていたのに‥‥
    いまだエロ本の影すらみえない。(-_-;)
    (まあ、無理にとはいわないけど、肩すかしのような‥‥)

    テレビをみながら、学校のこともしゃべりつづける。
    体育の先生は、生徒には「授業中のケイタイ禁止!」とかいいながら、
    自分は授業時間の半分を携帯メールでついやしているけど、どうなんだ〜!とか
    生徒の茶髪は禁止なのに、先生の白髪染めはどうしていいんだろう、とか‥‥
    話がじつにこまかい。

    高校生の頃のわたしにとって、家は「ご飯」と「寝る」ためのものだったから、
    遅い時間に帰宅して、ずっと自室にこもって音楽ばかり聞いていた。
    家族と一緒の時間なんてなかったけど、オトナってそういうもんだと思っていた。(笑)

    高校生になってもバカ殿をみるために一目散に家に帰ってくる、
    母親にこと細かく学校や友だちの話をしまくる、
    製作途中のRPGのキャラクターを見せようと、大声で呼ぶ‥‥
    そんなケスがすごく不思議だ。
    あんまり「友だち」ノリの親子というのも、あとあと恐い気がするんだけどなあ。
2001年10月03日 23時19分52秒

  • 創作の秋
    きょうは仕事が休みだった。平日に1人静かに家にいるのはけっこう楽しい。
    のんびりMacOSX10.1をインストールしてみたり、ファイルを整理してみたり‥‥

    以前からケスが欲しがっていたWindows版RPGツクール2000を手に入れたわたしは
    ケスが留守のあいだにこっそりMac(バーチャルPC)にインストールして
    「ほ〜ら!これは何だっ?!」と言ってびっくりさせよう、と計画した。
    だけど、Windowsがきれいさっぱりまるっきりわからないわたしには、無理だった。

    きょうは2年生が試験週間のため部活が早くおわったといって、
    ケスは7時頃うきうき帰ってきた。大急ぎで帰ったらしく、汗びっしょり。

    「きのうスーパーロボット大戦αが終わったから、きょうは何しようかな〜♪」
    と張り切るケスに、「こ、これ、何だ〜?」といって
    中途半端にインストールしかけた(ちょっとかっこ悪い)Windows画面を見せた。
    一瞬何のことかわからず「きょとん」としていたケスだけど、
    「わ〜〜!ありがとう〜〜」といってMacにかじりつき、さっそくいじくりはじめた。
    5分後にはもう、体験版でつくりかけていたオリジナルゲームのデータを移して
    作業に没頭しはじめた。(おそるべし)

    「オリジナルRPGができあがったら、みんなにやらせよう!!
     ○○と□□と‥‥あ、△△の家にもWindowsがある!」
    目を輝かせて友だちや後輩たちの名前をずらずらと挙げていく。
    ちょっとまて!「出来上がったゲームの配付や販売は自由」というけれど、
    配付用のCD−Rを焼くのはひょっとしてワタシでは‥‥??(T▽T)

    張り切るケスに長時間Macを占領されたらたまらないので、きょうのところは
    「OSXの設定の続きをするからどいて(嘘!)」といって無理矢理切り上げさせた。

    そういえばきょうは夕御飯のとき、ちょっと衝撃の話を聞いた。
    タバコを吸ったのがバレて停学になっていた空手部員が、きょうから出てきたらしい。

    「野球部でも吸うヤツ何人もみたことあるよ。
     まだ3年生がいた頃、3年の部室に行ったらキャプテンが窓の近くで吸ってたし
     そこに●●や■■(1年生)もいたよ!あいつらもいっそバレたらいいのに‥‥」
    とケスは言う。
    ちょっとまて!「バレたら部活が休みになる」とでも思っているんだろうけど、
    ヘタをすれば公式戦出場停止になるのでは‥‥??(T▽T)

    もう‥‥何がなんだか。気が休まるときがない。(泣)
2001年10月02日 23時34分52秒

  • 10月
    きょうは衣替え。やっぱり詰め襟の制服はイイっ!(〃∇〃)
    朝、学ランマニアのわたしが異常にはしゃぐのをあきれ顔で見て、
    きょうもケスは、ぬいぐるみにスリスリ挨拶をして出ていった。

    1年生大会(=その後、退部者続出の事態へと続くはず)という運命の日まで約1ヶ月。
    まったり、ゆるゆると野球部の練習は続いている。

    きょうケスは、同じ1年生の「ドンヨルくん」を相手に、ノックをしたという。
    1年生が自分たちでノックをするチャンスは、めったにない。
    久々のノックがうれしくて、K中学のささぽん監督をマネして低くバットを構えてみたら
    自分でも「おおっ?!」と思うくらいうまく飛んだそうだ。

    部活はそろそろやめたいようだけど、やっぱり野球は好きでたまらないようだ。
    「もし野球部やめたら草野球チームをつくりたい」などとしょっちゅう言っている。
    わたしは肯定も否定もせず、「ふ〜〜ん」と聞いている。聞いているうちに、
    ケスの思い描く『退部後の理想の生活』が、だんだんはっきりわかってきた。

    学校ではAクラス(大学受験クラス)へ入り、静かに、ストレスなく授業を受ける。
    (早朝授業や夜遅くまでの補習も、塾へ通うことに比べればラクだろうと予測)
    平日は勉強で忙しいだろうから、土日だけはとことん遊ぶ日にする。
    K中学校の卒業生や、S高校野球部を退部した友だちをさそって草野球をする。
    野球ができない雨の休日は、ウチをたまり場にしてゲームやマンガやDVD鑑賞で楽しみ、
    ときにはゾロゾロとボウリングや散歩にでかけたり‥‥

    はぁぁぁぁ。なんだかとてつもなく優雅な生活。(T▽T)
    たまにお遊びで野球をする程度のことは実現できるだろう。
    でも、じっさいAクラスに入ってしまったら、宿題で忙しいんじゃないのかな‥‥
    どうするつもりなんだろう。ほんとに。

    ケスはいたってのんきで、物事をほとんど(まったく)深く考えていない。
    きょうものんびりと紅茶をのみながらゲームの続きをし、
    スーパーロボット大戦αはついに感動のエンディングを迎えた。
    戦いが終わると膝まくらをせがみ、(戦士の休息?かんべんしてくれ〜!)かと思えば
    わたしのおやつをカメに横取りさせて、無邪気に喜んでいたりする。
    こいつ、こんなんで大丈夫なんだろうか‥‥ほんとに。
2001年10月01日 22時27分54秒