女ぎらいのまま迎えた高2の夏。ドラマは 起こらないのでしょうか?

  • ひそかに不調?
    もうすぐ2学期。
    髪がボーボーに伸びていたので、がんばって昨夜遅くから散髪をしてやった。

    ケスが「うーん。どんな髪型が似合うと思う?」といって
    わたしに本を差し出すので何かと思ったら、「パワフルプロ野球」の攻略本だった。がくっ!
    (メンズ・ノ○ノを読め!とは言わんが、もうすこしマシなことを考えてくれんかなあ)

    パワプロのキャラクターたちのデフォルメされたマンガチックな髪型を見せられて答につまったわたしは
    テキトーに「やっぱりイカリくんの髪型が似合うかな!」と答えた。ケスはうれしそうだった。

    イカリくんみたいに長めの髪型にしたがるケスが「あまり短く切ったらいやだ〜!」とゴネるので、
    しかたなく長さはほとんど切らずにスキ鋏でていねいに量を減らしていった。
    ぴょんぴょんくせ毛の散髪は結構な手間がかかり、終わったら12時近くなっていた。

    やっと髪だけは切ったけれど、
    ケスの身体は今、かなり悲惨だ。
    顔のニキビが化膿して「とびひ」みたいになっている。
    肩や背中のあせもがひどくて大きくて赤いブツブツがたくさん。
    アトピーっぽく耳の下が切れている。
    足の指の爪が肉にくいこんでちょっと腫れていたりするし、
    無理なバッティングのせいで肘は痛い。おまけに便秘。‥‥トホホ。

    しかしケスは、それをいいことに
    「ここ、どう?」「薬を塗って」「かゆいよ」と、あの手この手で甘えてくる。うーん。(-_-;)
    2学期を前に多少の不安や緊張があるんだろうか。(小学生並み?)
    困ったもんだ。

    夏休み最後の明日、わたしは仕事なのでケスとベムの2人きりで留守番。
    これはちょっとマズいかも‥‥??
    ケスのカラダがこれ以上わやくそになりませんように。
2002年08月31日 23時50分51秒

  • だいじょうぶか、宿題
    ゆうべはベムが出張だったので、ケスがわたしといっしょに寝た。
    小さい頃からずっと、ベムが出張の日はいっしょに寝ることにしていて、ケスはそれを楽しみにしていた。
    しかしまさか、高校2年生になってもいっしょに寝たがるとは‥‥一体何がうれしいんだろう。
    枕元にはケスがならべたぬいぐるみがいっぱい‥‥とほほ。
    世間の誰1人として、ケスにこんな面があるとは想像もしないだろう。(しかし、大丈夫か!?ケス)

    朝、わたしが起きてバタバタと仕事にでかけるしたくをしている間も、
    ケスは部屋いっぱいに敷き詰めたふとんの上を、あっちにゴロゴロこっちにゴロゴロしながら
    だらだらとしあわせそうに寝続けていた。
    そして9時ジャスト。突然「ピンポーン!」とインターホンが鳴り、Yくんが訪ねて来た。
    オヨヨ!そういえば、彼といっしょに宿題をする、とか言っていたような‥‥

    Yくんは、半開きにしていた玄関からいつものようにまっすぐリビングまで入ってきて、
    パジャマ姿でだらしなく寝転がっているケスに「おい、来たぞー」と声をかけた。
    はうっ。ぬいぐるみだらけのふとんを見られてしまった‥‥!( ̄口 ̄;
    しかし彼は気にもとめず、さっさとリビングのテーブルで宿題をやる準備をはじめた。
    ははは‥‥わたしは2人を残して逃げるように仕事に行った。

    夕方、わたしが帰宅したとき、まだYくんがいた。さらにユズル&マサル兄弟も来ていた。
    ユズルは天○大学の入学案内パンフレットを読んでいた。(ユズルの一家は天○教信者)
    マサルは来春高校受験なので、「入れる高校あるかな〜」とケスに相談していた。
    Yくんは耳にラジオのイヤホンを挿していた。広島カープの試合が始まったらしい。

    ユズルが「ねえねえ、天○教の有名人って知ってる?」と超大物政治家の名前を挙げると
    ケスとYくんは「おお〜〜っ、すごい!」と、興奮していた。
    ユズルが得意そうに「それからね、松○谷××とか‥‥」と、有名芸能人の名前を次々あげると
    こんどは2人とも「誰、それ?」という冷たい反応だった。(芸能人というとお笑い芸人しか知らない2人)

    次々と、とりとめのない、しょうもない話を楽しそうに続けたあと、3人はなごりおしそうに帰って行った。
    Yくんは、時計が7時をさしているのを見て、
    「うわぁ、10時間もかかって宿題1コしかできんかったよ〜!」とあせっていた。
    読書感想文に手こずったらしい。まだ明日とあさってがある。がんばれYくん。

    ちなみにケスは本の最初の2〜3ページを読んだだけで、感想文を書きあげたそうだ。
    なんとデタラメな‥‥。(そういうのは「感想文」とは言わないと思う!)もう、わやくそだ。
2002年08月30日 22時55分10秒

  • 野球野球野球
    朝6時過ぎ、ケスが出かける音で目がさめて、あわててぬいぐるみを連れて玄関にかけつけた。
    カメやモモンガたちにスリスリあいさつして、いざ出発。
    草野球チームの練習試合というけれど、ちょっと早すぎ。一体どこのグラウンドに行くのやら‥‥

    帰ってきたのは夕方6時過ぎてからだ。(12時間、遊びっぱなし!)
    こんなに長時間使えるグラウンドがあったんだろうか?と思ったら、U中学校にいたという。

    25日に練習試合をした相手は、今年甲子園に行った、野球の名門某学園に通う生徒たちだった。
    「野球部ではなく、一般の生徒」という話だったけど、じつは
    中学時代に野球部だった者や、学園の軟式野球部を途中でやめた生徒など、
    野球経験者もけっこう混ざっていたらしい。オヨヨ。

    その中の1人が、自分の母校U中学校に連絡をとり、野球部との練習試合を企画。
    ケスたち「よせあつめ高校草野球チーム」もなぜか誘ってもらい、
    学校&監督公認で、学校のグラウンドを使用して「本気の練習試合」が実現したのだった。
    (普通は、中学生と高校生を対戦させたりはしない)

    某学園チーム、現役中学生チーム、草野球チーム、の3チームが試合をし、
    草野球チームは2試合とも惜敗!(う〜ん)
    試合のあとも、夕方までずっとみんなで野球をして楽しかったそうだ。
    ケスはセカンドを守り、バッティングもなかなかいい当たりが出たといって満足していた。

    野球がいくら好きだといってもも、現実はきびしい。
    草野球をやろうとしても、練習するグラウンドすらなかなか見つからない。
    お金のない高校生には有料のグラウンドなど借りることはできない。ましてやユニフォームなど‥‥
    そんなアウトローのケスたちが、(中学生とはいえ)野球部を相手に試合ができたなんて
    なかなかたいしたもんだ。

    よっぽど楽しかったのか、ケスは帰ってから2時間くらいずっと野球のことをしゃべりっぱなし。
    夜になり、遊んだゲームはもちろんパワプロ。
    その後テレビで「石橋貴明が40才でフェンス越えに挑戦」を見て、
    バッティングフォームにめちゃめちゃケチをつけていた。
    朝から晩まで野球ざんまいの日だった。
    ケスの顔は野球部員のころと同じようにすっかり日焼けしている。
2002年08月29日 22時25分59秒

  • 映画にいった
    朝寝坊して、起きたら10時をすぎていた。
    ケスとドタバタしたくをして、自転車をとばして映画館へ。
    「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」12時15分からのに間に合った。

    ケスが小さかったころは、映画館での座席の確保が大変だった。
    前の席の人の頭でスクリーンが隠れてしまわないような席、というとすごく限られていた。
    でも今はすっかり座高も高くなったので、どこに座っても大丈夫なのでうれしい。

    映画は、しょっぱなからいきなりトム・クルーズが登場したりして、わやくそだった。
    前作を観ていないし予備知識もないケスも、おかしなシーンの連続にゲラゲラ笑っていた。
    なぜか、相手役の女性の表情や声色が、ケスの好きな「笑う犬の冒険」や「ぐるナイ」でおなじみの、
    オセロの中島知子に見えてしまい、ケスと「なんか似てるね〜」と言って感心しながら(?)みた。
    ちなみに今回は、Hなシーンはほとんどなかった。(がくっ!)

    映画が終わったら2時。その後わたしは街で買い物、
    ケスは「3時にユズルが遊びに来るから」といって1人で先に家に帰った。
    マサル(小〜中学校時代の友だち)と弟のユズルと3人で野球をして遊んだらしい。
    夕方わたしが家に帰ると、ちょうど2人が帰るところだった。

    マサルに会ったのはすご〜〜くひさしぶり。
    ちょっとほっぺたが細くなって大人っぽい顔になっていたけれど、中身は全然かわらず
    わたしを見て「お〜〜っ!」と手をふって挨拶してくれた。

    明日は、また草野球チームの試合がある。(こないだと同じ相手と)
    なんと朝7時20分に集合するそうだ。
    スペシャルゲストは、ショウタくんの弟で日曜日にK中野球部を引退したばかりのエース、マサミ。
    高校生に混じってどんなプレイをするか、見ものだ。
    (なのにわたしはまた仕事なので見学に行けない‥‥ざんねん!)

    お盆以降、夏がすっかり終わったような気分でいるわたしをよそに、
    ケスはまだまだ、夏休み最後の1日まで遊びつくすつもりらしい。ほんとに楽しそうだ。
2002年08月28日 23時13分08秒

  • んがーー
    わたしが仕事にでかける時にはいつもぬいぐるみを引き連れて玄関で見送ってくれるケス。
    でも、きょうは補習も遊びも予定がないので、ぐっすり寝たまま、起きようともしなかった。
    そのまま、どうやら昼近くまで寝続けたらしい。

    ガンダムプラモの足りなかったバネパーツ一式が無事バンダイから届いたので
    さっそく午後からはずっとプラモ(ウイングゼロ)を組んでいたそうだ。

    夜、仕事から帰ったらベムが出張から戻っていた。ちょっと痩せていた。
    久しぶりに3人でごはんをたべた。なんとなく部屋が狭苦しかった。

    留守番中の(さみしかった)できごとをしゃべりたがるケスと、
    出張中の(さみしかった!)できごとをしゃべりたがるベムが、
    同時に話しかけてくるのでうるさかった。
    こっちもクタクタに疲れているのに。(T_T)

    ひとしきり話し終えたところで、なぜか夕食後は
    ケスと近所のコンビニへ散歩にいくことになった。(めんどくさーー)
    プリンやいちご牛乳やアイスなど、ささやかな「ぜいたく品」を買い、のんびり歩いて帰った。
    それだけのことなのに、じつにニコニコうれしそうなケスの顔をみたら
    「ちょっと忙しくしすぎたな。反省」という気分になった。

    明日はお休み。ケスと映画にいく。ちょっと楽しみだ。
2002年08月27日 23時21分50秒

  • メシも食わずに‥‥
    きょうは、地区の予選を突破したK中学野球部の後輩たちが、晴れて市総体の1回戦にのぞむ日だった。
    ケスは当然のように応援に行った。
    朝、Yくんを電話で無理矢理たたき起こし、
    「場所?わかる。オレが連れてってやるから大丈夫!」と自信満々で誘っていた。
    H商業で軟式野球をやっているショーくんもさそって、いざ、応援へ。

    試合会場は市街地から路線バスで40分、JRだと20分かかるという、かなり郊外の中学校。
    1度も行ったことのない場所なので、ゆうべ遅くまでかかって
    Map Fanの地図画面とにらめっこしたり、JRの時刻を調べたりした甲斐あって
    難なくたどりついたそうだ。
    一応バスに乗れるだけの交通費を渡していたけれど、ケスたちはどうやらJRで行ったらしい。
    (なにしろ運賃がバスの半分以下!そして浮いたお金はちゃっかりおこづかいに‥‥)

    試合は「敗退イコール引退」だけあって、3年生を中心にせいいっぱいがんばったけれど
    残念ながら負けてしまったそうだ。

    今年4月に移動になるまで、ずっとK中野球部の顧問だった「ささぽん監督」が、
    試合をみにきていたそうだ。(やっぱりいい人だ、ささぽん!)
    ケスたちは、久しぶりにささぽんに会えてとてもうれしかったようだ。
    はるばる遠くまで試合を見に行ってよかった‥‥

    健闘したエースのマサミの兄は、ケスとK中野球部で過ごし、今も草野球仲間のショウタくんだ。
    マサミの晴れ姿を観るために、お父さんとショウタくんが車で来ていた。
    試合が終わって、帰りはケスたちも一緒に車に乗せてもらったそうだ。
    家に帰ったケスはYくんと夕方までパワプロで遊んだ。(やはり野球ですかい)

    わたしが仕事から帰ったのは夜9時過ぎ。
    「遅くなるから先に食べといてね」とあれほど言ったのに、ケスは何も食べずに待っていた。
    しかもお昼ごはんも食べていないというから呆れた。アホか。
    「だって、いっしょに食べたかったから‥‥」と相変わらず甘えたことを言う。(-_-;)
    大急ぎで準備して、2人で遅い夕ご飯を食べた。
    (たしかに帰りが遅くなって悪かった。でもやっぱりごはんはちゃんと先に食べてくれ!)

    明日は、やっとベムが出張から帰ってくる‥‥
    メルヘンチックで甘えん坊でマイペースな、ケス王子の世界をブチ壊しに帰ってくる。
    やれやれ。助かった。あんまり長いことケスとわたしだけで過ごすのも、微妙にマズい。
2002年08月26日 23時11分00秒

  • 野球ざんまい
    ケスが野球部をやめてちょうど8ヶ月。きょうは待ちにまった草野球の練習試合だった。

    中学時代の野球部カバン(ボロボロ)に道具を詰めこみ、バットも持って出発。
    ショウタくん、チカくんと待ち合わせて、自転車で山のずっと上にあるグラウンドへ。
    道順を知っているのはケスだけだ。

    自転車で普通に走って1時間くらいかかりそうな、遠くのグラウンド。
    そこは、ケスが外遊び専門の幼稚園に通っていたころ、
    毎週のように遊びに連れていってもらった思い出の公園の一角にある。
    幼稚園に行きたくないといって泣いていた、折り紙やお絵かきのほうが好きだったおとなしいケスが、
    まさか自転車で坂道を登って野球をしにいくような高校生になるとは‥‥不思議な感じだ。

    わたしは、あさってからのイベントを前に仕事を休むことができなくて残念だった。
    草野球チームをみたかったのに‥‥
    夜6時をすぎ、残業になるのでごはんを炊いておいてもらおうと2度家に電話をしたのに、ケスは出なかった。
    そのうち7時半になってしまった。「明日がんばるから、きょうは帰ります」といって仕事を切り上げた。
    帰り道、買い物の途中でもう1度電話かけた時、やっとケスが出た。やれやれ。

    急いで家に帰ったら、ケスは見慣れないグローブをはめていた。
    チームのメンバーからもらったという、イチローモデル。(なんか高そう)
    彼が、ゲームソフトと交換で友だちからゆずってもらったグローブだけど、
    手が大きい(指が太い)彼には小さかったそうだ。
    きょう、ケスが試合で外野を守ることになり、その時彼がそのグローブを貸してくれて、
    そのままケスにくれたという。(いいのかな?)
    ケスはそのグローブをさっそくピカピカに磨いていた。

    試合のほうは、打撃戦のすえ2試合とも勝ったという。(ケスも打った!)
    かなり楽しくてうれしかったようだ。
    特に、野球部をリタイヤしたメンバーたちは、みんな久しぶりの試合とあって興奮状態。
    夕方4時ごろ、用事があるといってチカくんが帰り、そのあとショウタくんも帰ったけれど、
    ケスたちは暗くなるまでずーーーーと野球をしていたそうだ。(照明施設もないのに‥‥)

    思うぞんぶん野球ができたし、グローブをもらえたし、きょうはケスにとって極上の1日だったようだ。
    明日は、母校K中学校が市総体に出場する日。
    ケスはもちろん応援に行くといってはりきっている。
    疲れをしらないケス。日焼けした顔をテカテカさせて、ごきげんだ。
2002年08月25日 23時36分26秒

  • 夢が2倍?!
    きょうは、模試の中でもダントツに難しい、河●塾の模試があった。
    この試験の結果、場合によっては志望校の大幅変更を余儀なくされることはもちろん
    「中学の先生になる」という夢も断念することになるかもしれない。
    (かわいそうだけど、挫折&進路変更するなら早いほうがいい気もするし‥‥)

    一方、進●ゼミの模試の結果は、きのうわかった。
    理系のケスは文系のUくんと成績表を見せあったそうだ。

    公立高校の受験に失敗してS高校にイヤイヤ入学したUくんは、ケスと同じように
    1年生の12月まで野球部で過ごし、4月から進学クラスに編入した。
    そして成績もケスとどっこいどっこいだ。
    似たもの同士、たまにケンカにもなるけど、なんだかんだ言っても仲がいい。
    なんと彼は小学校の先生をめざしているらしい。
    互いに教師を目指す者同士、将来を夢みて、ほんわかと語り合ったそうだ。

    「小学校の先生になったあいつと、
     『うちの学校にリトルリーグで活躍しているすごい子がいるから、オマエのとこで面倒みてくれんか』
     『よし、まかせとけ。ウチの野球部でビシビシ育ててやる!』
     みたいな会話ができたらいいなあ‥‥すっごい夢だなあ‥‥
     2人とも教師になれないと実現できない夢だけど、ほんとに夢がかなったらいいなあ〜」
    ケスはどんどん妄想をふくらませてうっとりしている。

    2人は将来の夢に向けて猛勉強!
    ‥‥どころか、明日は待ちにまった草野球チームの練習試合だ。
    いつも公園を転々として細々と練習してきたアウトローなケスたちだから、
    初めて正式なグラウンドを借りて試合ができる喜びをかくせないようだ。

    ショウタくんが、メールではなくわざわざ電話をかけてきた。
    「あした、例のところで待ち合わせて一緒に行こう」「わかった。なつかしいな〜!」
    中学時代、練習試合に行く時にいつも待ち合わせ場所にしていたコンビニ‥‥。
    別々の高校になってしまったショウタくんと待ち合わせて野球にいく、というのが
    ケスにはすごくうれしいようだ。

    ロマンチストのケスは、思い出も未来の夢も、大切に大切にしている感じだ。
    過去も未来もあまり考えないようにしている現実人間のわたしには、全然似ていない。
2002年08月24日 23時13分17秒

  • 中学をたずねて
    朝、テレビをみていたら「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」の予告をほんの一瞬やっていた。
    みていたケスが「わぁーおもしろそー!」というので
    「みにいこうか?」と聞いてみたら、「そうしようか!」と即答した。おお、珍しくえらい乗り気。

    「なんかウチにパンフレットなかったっけ?」とケスが言うのでドキッ!とした。
    わたしはシリーズ前作を映画館でこっそり観ていた。じつはかなり好きなんだけど、
    なにしろむちゃくちゃおバカだし、けっこうおげれつなシーンもあるので、
    わざわざビデオを借りてまでケスにみせてやるのもどうかと思っていた。(なんか叱られそうで)

    でも今回はケスも高校2年生。人生で一番おバカでエッチな年頃のはず!(普通なら!)
    ぜひみせてやりたい。堅物ケスが、これをきっかけに目覚めてくれたらいいけど‥‥明日にでも行きたい!

    あいかわらず硬派のケス、
    きょうは補習の帰りに母校K中学へ遊びにいったそうだ。
    野球部の後輩たちが練習していた。
    今年のK中野球部はけっこう強くて、地区の予選を突破し、市総体に出場するらしい。
    だから、3年生たちもまだ引退しないで練習に参加している。

    1、2年生たちはケスの卒業後に入学した子どもたちだから、
    今年の3年生がケスのK中学現役時代を知る最後の世代になる。
    ケスの思い入れも強く、きょうは先生が不在の間ずっと、外野にノックをしてやったそうだ。

    「何回も練習みにいったけど、そのたびにあいつらには色々ときびしいことを言ってきたよ。
     でも今までほんと、よくがんばった。すごい、いいチームだと思うよ」と感慨深げ。
    受験をひかえた3年生たちに、高校野球のきびしさを教えて帰ったそうだ。

    ケスは「あいつらには野球を続けてほしい」と願う半面、
    高校の部活が「野球が好き」という気持ちだけで続けられるほど甘くはないことを知っているので、
    後輩たちがどこの高校へ進むのか、気になってしかたがないのだった。
    (S高校だけはやめとけ!)

    明日は模試。話にならないどん底の成績だった前回より、少しはマシな 成績を残せるんだろうか。
    (パワプロしているようでは、ちょっと無理)
    「ほら!」とみせてくれた学習ノートの裏表紙には、ウイングガンダムのイラストが‥‥かなりの力作だった。
    うーーん。
2002年08月23日 23時27分12秒

  • ガンダム・ピカチュー・ぬいぐるみ
    ケスはきのう、秘蔵?のガンダムプラモをおもむろに組み立て始めた。
    これまで組んだことのあるプラモに比べ格段に可動部が多く、パーツの数がハンパじゃないので
    よほど時間の余裕がないとなかなか手をつけ難いシロモノで、購入後しばらく寝かせておいたのだ。
    今だって時間の余裕があるとはとても思えないけど、気分的にやってみたくなったのだろう。

    コツコツと手足を組んだところで、バネのパーツが足りないことがわかった。
    念のためにと、箱の中から机や床までものすごく時間をかけて探したけど、やっぱりない。
    しかたがないので、メーカーの「お客さま相談室」に問い合わせることにしてプラモづくりは中断した。
    「ミニ四駆動でもSDガンダムでもパーツが足りなかったことなんか1度もないのに」と落胆するケスを
    「あした電話で聞いてみるから」となぐさめた。
    (そりゃ、ミニ四駆動やちっこいガンダムとは比べ物にならんくらい部品があるんだから、比べちゃだめでしょ〜)

    そしてきょう。
    わたしは昼休み、お客さま相談室へ電話をかけた。(受付は10時〜16時なので昼休みしかチャンスがない)
    ずーーーーーっと話し中。リダイヤル機能のない公衆電話から、根性で電話をかけ続けた。
    あと10分で仕事に戻らないと!という時にやっとのことで通じた。必死で事情を話すと
    親切な係の人が、すんなりと「すみません。すぐにパーツを送ります」と答えてくれてホッとした。
    家に帰って「来週にはバネが届くよ」と言うと、ケスはすごく喜んだ。内心かなり不安だったのだろう。

    夜はのんびりパワプロを観戦。「観戦モード」というのがあって
    自分で育成した選手を集めてつくったチームを他球団と自動対戦させて、それを観戦できるのだ。
    ケスがつくった「ニセ・西武ライオンズ」のピッチャーは、アサハラ。
    ぬいぐるみにも「アサハラ」と名付けたくらい、ケスのあこがれの元チームメイトだ。

    対戦相手は、Yくんが育てたチーム「ニセ・広島カープ」。(Yくんのデータをコピーしたらしい)
    昔からポケモンが大好きなYくんは、投手にも野手にも「ピカチュー」という名の選手を育てていた。
    その他、「イッペ」という選手はYくんが中学のとき修学旅行で買った
    イワトビペンギンのぬいぐるみの名前だし‥‥ (T▽T)

    Yくんの、どうしようもなくかわいいセンスにまいった。
    おくてのケスと違って中学時代からすでに筋肉質で毛深くて、とても大人っぽかったYくんにも
    こういう一面があるなんて。
    幼稚なのはケスだけではないようだ。高2でもまだまだこんなレベル‥‥ははは。
2002年08月22日 23時16分14秒

  • さようなら甲子園
    きょう、甲子園が終わった。これで夏が終わった。
    夜、ケスと甲子園のビデオを見返しながら、しばし余韻にひたった。

    ビデオをみながら、選手1人1人のフォームの特徴を一瞬でみきわめるケス‥‥
    グローブの角度、腕の振り方、バットの構え方など、見たままそっくりにマネするのが面白かった。
    でも、地元代表校のエースが、試合に負けて甲子園の土を持って帰るシーンをみた時にはジーンときた。

    ケスが野球部をやめて8ヶ月。相変わらず野球は好きだ。
    のんびりとグローブをみがき、パワプロで選手育成をし、友だちと草野球。
    こんどの日曜日はちゃんとしたグラウンドを借りて、草野球チーム同士で試合をするらしい。
    対戦相手は、なんと今年甲子園に行った、あの学校のチーム!
    ‥‥とは言っても、もちろん野球部員ではない、一般の生徒たちだ。(あたりまえ)

    「一般の生徒といっても、もしかして野球部をやめたヤツが大勢混じってるんじゃないの?強そう〜!」
    とわたしが言うと、ケスはムッとして、
    「こっちには硬式経験者が4人もいるよ!」と、勝つ気満々のようだ。

    ウッチーとケスが私立S高校野球部、ショウタくんが市立Mが丘高校で、それぞれ9ヶ月‥‥
    Yくんが、県立K高校で約1ヶ月、硬式野球部に所属した。
    「経験者」というにはあまりに短い気もするけれど、本人たちにしてみれば、
    「1年生の一番苦しい夏を耐えぬいた」という思いがあるから、立派に「経験者」のつもりなのだろう。

    ぜひ試合を観にいきたかったけど、その日は仕事の予定。惜しいっ!
    まだ1度も草野球チームを見学に行ってない。
2002年08月21日 23時54分19秒

  • 紅茶を待ちつづけるケス
    1日中かなり必死で仕事して、バタバタと帰宅してあわててごはんを作っている時、
    FAXで別の仕事が送られて来た。がーん。明日の朝までにやらないといけない。
    いつもわたしが帰ってくるのを待ちかねたようにあれこれと話しかけたり甘えたりするケスも、
    きょうはあまりのドタバタぶりに、さすがに近寄れないようすだった。

    夕ご飯がすんだら、そそくさと隣の部屋でMacに向かった。早くしないと夜中になってしまう。
    ケスは遠慮がちに、ときどきこちらのようすをうかがっていた。
    顔を向けて「えへっ!」などと声をかけると、うれしそうにニッコリした。

    そのうち辛抱できなくなったのか、わざとらしくカメのぬいぐるみに話しかけはじめた。
    「え?かめくん、どうしたの?待ち切れないの?」といいながら、そっとカメをMacのそばに置きに来た。
    どうやらケスは、わたしが紅茶をいれるのを待っているようだった。
    忙しいときぐらい紅茶は自分でいれろ!と言いたい。
    それがいやなら牛乳でも飲んどけ、と言いたい‥‥

    でもやっぱり、なんだかんだ言いながらも、今夜もケスに紅茶をいれてしまった。
    ケスは満足げに、
    「あのね〜紅茶なら何でもいいわけじゃないよ。わざわざいれてもらうことに意義があるの!」と
    わかったようなことを言う。
    ケスにとって紅茶は単に「のどがかわいたときに飲むもの」ではないらしい。
    紅茶をいれてもらうことが単純にうれしいケス‥‥ようするに甘えているのだ。(-_-;)
    (あと4ヶ月で17才だというのに何なんだ!)

    紅茶をのんだら気がすんだのか、以後は静かにパワプロに集中。
    いつものような怒濤のおしゃべりがなかったおかげで、仕事がはかどり無事完了した。
    明日にはもう仕事はないし、ベムが出張でいないから、いくらでも紅茶をいれるよ、ケス。
    とりあえず、きょうは忙し過ぎてすまんかった。
2002年08月21日 01時00分47秒

  • 引き続き補習
    きのうやっと勉強合宿が終わったとおもったら、きょうから5日間、第3期の補習。
    ケスは疲れもみせず、「甲子園ビデオとっといてね」と言って元気に出て行った。
    他の公立・私立高校でも、お盆が明けて一斉に補習が始まったようだ。
    昔は補習なんてほとんどなかったと思うけど、最近の高校では補習はあたりまえになっている。

    ケスが補習を受けているあいだに、甲子園の準々決勝で地元代表が戦っていた。
    13日に見に行ったとき、ほんとに強いチームだと感心したけれど、それでも負けてしまった。
    上には上がいるものだと思った。しょぼん‥‥。

    午後、ケスはいつもよりかなり早く帰って来た。
    島からフェリーで通学している双児の兄弟の1人が、「頭が痛い」と言い出したので、
    ごく少ないフェリーの便で帰宅させるために、授業が途中で打ち切りになったのだ。

    さすがに合宿で疲れたのかもしれない。
    きょうAクラスでは、補習を休んだ(サボった?)やつがかなりいたらしい。
    そのうち2人の姿を、補習の帰りに見かけたけれど、私服で完全に「遊びモード」だったそうだ。

    きのうはせっかく合宿から帰ってもベムがいたのでイマイチだった。(何が?)
    きょうのケスは思う存分、ぬいぐるみをかわいがり、わたしに向かってしゃべり続け、
    紅茶を飲み、甘え、ゲームをして、完全にくつろいでいた。

    夏休みも終盤、2学期はもうすぐだ。2学期には志望校を具体的に決めなくてはいけない。
    のんびりできるのも今のうちだ。
2002年08月19日 21時34分54秒

  • 合宿3日目
    勉強合宿3日目、連日のマラソンテスト(全部できた者から就寝)で
    ケスたちの疲れもそろそろ限界なのでは?
    ベムはベムで、きょうは胃カメラ&大腸ファイバー検査で大ピンチ。

    元気なわたしは1人、東京へオフ会に行って遊びたおしてきた。
    ネット上で知り合い、何年もつきあいのある大切な人たちなので
    一緒に遊んでいると楽しすぎて、もうハラホロヒレハレ。
    みんなに「ケスくんは‥‥」とつっこまれる時以外、
    ケスのことなどすっかり忘れている。

    あやうく「自分のことしか考えていない不良主婦のひとり旅」になるところだったけど、
    後半、秋葉原のコスチューム屋さんではケスの好きなGガンダムのTシャツを購入、
    がちゃぽんではマジンガ−Zをゲット、
    さらに電車に乗って有名なおもちゃ屋さんまで案内してもらい、
    ケスが4匹揃えているももんが(むささび?)シリーズの、一番巨大なやつを発見、購入。
    さらに友だちが「ケスくんに」とかわいいカメをプレゼントしてくれたので
    ケスへのおみやげは完璧となった。う〜ん、すばらしい!
    明日帰ってきたケスにおみやげを渡すのがたのしみだ。

    ちなみに、ベムへのおみやげは、
    キオスクで買った「とっとこハム太郎人形焼き」。(安っ!)
    ベムはファイバー検査であやしい組織を採取され、検査結果は1週間後らしい。
    わたしとベム、天国と地獄のような1日だった。
    はたしてきょうのケスは天国だったのか地獄だったのか??
    明日どんなカオをして帰ってくるかな。
2002年08月18日 00時57分12秒

  • 合宿2日目
    合宿2日目。
    わたしは仕事、ベムが1人留守番をしていた。

    夕方、ケスから電話がかかってきた。
    「あんねぇ、きょうグルナイある?」「うん、ビデオ予約してあるよ」「ふーん。じゃ!」
    たったそれだけで電話は切れたそうだ。

    ゆうべはマラソンテストで遅く寝たはず。きょうも勉強漬けのはず。
    それなのにまだテレビ番組が気にしているとは、たいした余裕だ‥‥(意外!)

    これなら心配ないか。
    明日わたしは心おきなく、東京へ日帰りで遊びにいく。きゃっほ〜!!

    一方、ベムは‥‥
    腸の調子が悪いので今朝むりやり病院に行かせたら、
    いきなり明日、大腸内視鏡と胃カメラで精密検査を受けるハメに!(^_^;)
    (最悪、入院に至る場合もあるらしい)
    検査用と治療用、あわせて10種類のクスリをもらって帰っていた。

    ケスに意地悪ばかりしているからバチがあたったのか、それとも
    わたしがイジメすぎて、ストレスで病気になったのか‥‥
    何にせよ、かわいそうなベムの運命やいかに?!
2002年08月16日 23時13分43秒

  • 勉強合宿1日目
    合宿初日。
    ケスは結局ゆうべは何ひとつ準備をせず、今朝起きてからやっとゴソゴソと荷物を整えていた。

    今朝は、ももんがたちが妙にうるさかった。
    洗面所で忙しく仕度をしているわたしのところに、
    ケスが何度も何度もももんがを抱いてじゃましに来た。

    ももんがたちが寂しがって泣いてるそうだ。(ケスにはそう見える)
    自分は別にさみしくないけれど、ぬいぐるみたちがケスが合宿に行くのをいやがっていると言う。
    (なるほど‥‥面白い甘え方だ。)

    こないだ腹痛で補習を2日休んだケスは、他のみんなより2時間早く学校に行って特別補習。
    なので、仕事に行くわたしといっしょに9時ごろ家を出て、「じゃあね!」と握手して別れた。

    職場に着いてリュックをあけたら、一番小さいももんがのぬいぐるみがちょこんと入っていた。
    ケスがこっそり入れたのだった。
    甘えん坊のももんがはケスの分身か‥‥ほんとは自分が隠れたかったんだろうな。

    いま11時半。夜食の時間。このあと12時頃からマラソンテストが始まる。
    ケスたちの夜はこれからだ。
2002年08月15日 23時36分54秒

  • 合宿前夜
    わたしは仕事、ベムとケスは家にいた。
    ケスは朝11時半まで寝ていたそうだ。夕方わたしが帰った時、パジャマ姿のままだった。
    なかなか最悪の自堕落ぶりだ。

    それにしても明日から勉強合宿だというのに、ケスは夜になってもぜんぜん準備をしない。
    わたしはわたしで、「合宿中、保護者は食事作りの手伝い等がある」と聞いていたのに
    学校からも役員さんからも連絡もない。こんなんで大丈夫なんだろうか。

    不安になったので、Uくんのお母さんに電話して、「どうなんでしょうね〜?」と相談、
    とりあえず「連絡がないのだから、お手伝いはしなくてもいいのだろう」という結論に達した。

    勉強道具、洗面用具、着替え、常備薬。持って行くのはたったこれだけ。
    去年の野球部の合宿と違って、たった3泊4日だし、とりあえず心配ないだろう。
    ケスは、カバンに荷物を積めることよりもゲームで忙しい。
    明日からしばらくパワプロが出来ないとなると、なごり惜しいのかもしれない。
2002年08月14日 23時52分33秒

  • とうとう甲子園へ
    ケスとついに甲子園に行ってきた。ひたすら楽しかった。
    新幹線と阪神電車を乗り継いで、あこがれの甲子園球場に着いたらもう試合開始直前だった。
    (わたしがボケてうっかり大阪(梅田)と新大阪を間違えたり、各駅停車の電車に乗ってしまったせいだ)

    入場券売場にいくと「中央特別自由席、もうまもなく売り切れまーす!」という声がしたので
    大あわてで券を買って、ケスの希望どおりにバックネット裏の席に座った。ラッキー!
    屋根などなくて、ようしゃなく太陽が照りつけている。座席がとても熱くなっていた。
    甲子園球場は明るく広く、圧倒的に輝いていた。まさに「聖地」という感じだった。
    なんだかそこに座ってグラウンドをながめているだけでパワーがみなぎってくるような気がした。

    そして目の前で繰り広げられた試合は、ドキドキするような大激戦だった。
    お互い一歩も譲らないまま緊迫した試合が続き、最後の最後まで戦い抜いた。
    アルプススタンドの応援団の声援が「うぉぉぉぉぉ」と地鳴りのように響いて、すごい迫力だった。
    結局1点差で勝負が決まっただけれど、どちらが勝ってもおかしくない、すばらしい試合だった。

    ナマの試合はテレビと違って、アナウンサーや解説者の声は聞こえないし、
    選手の顔がアップになったりしないし、「いまのプレイをもう一度‥」なんてこともない。
    スローモーションも何の演出もない。
    選手や応援団と一緒に、灼熱の太陽の下、ただひたすらじっと、目の前の試合を見るだけだ。
    なのに、テレビで見るよりもずーーっと感激した。

    ケスは試合開始直後はいろいろわたしに解説してくれていたのに
    試合が進むにつれて無口になった。
    昼ご飯を食べていないのに、甲子園名物カレーどころか、かき氷すら食べたがらない。飲み物も欲しがらない。
    まるで選手と一緒に戦っているかのように、真剣だったから、そっとしておいた。
    試合が終わると、ケスはやっと笑顔になった。

    草野球チームへのおみやげにと甲子園カレーを買い、
    「いい試合だったね〜」と感動をかみしめながら大阪ゆきの電車にのった。

    以前からケスが行きたがっていたガンダム専門店に立ち寄り、プラモを2つ買った。
    めくらめっぽう歩いたあげく駅の場所がわからなくなり、道ゆくOLらしきお姉さんに声をかけて
    駅まで一緒に歩いて案内してもらったりとか、ちょっとしたアクシデントもあったりして
    とにかく楽しい1日だった。
    ほんとうに、甲子園に行けてよかった。
    きょうのことは、ケスにとって(わたしにとっても)一生の思い出になると思う。
    ありがとう甲子園。
2002年08月13日 23時56分19秒

  • あしたは甲子園
    きょう仕事から帰ったら、ケスが買ったばかりの「パワプロ9」をやっていた。
    Yくんといっしょにゲーム屋さんに行って購入、午後ずっと遊んでいたようだ。

    インターネットで探しあつめた「パワプロ」裏技関係の情報を
    15枚くらいプリントアウトしたものをホチキスで綴じて表紙をつけてオリジナル攻略本をつくっていた。
    このところ、見るテレビは甲子園の中継だし、ゲームは「パワプロ」だ。
    やっぱり夏は野球の季節!

    さて、明日はいよいよ甲子園行き。
    列車も予約し、帽子も日焼け止めも準備した。
    帰りに時間があれば、大阪のガンダム専門店にも連れていってやりたい。
    「せっかくだから、甲子園球場のツタの外壁をバックに写真とろうね」と言うと、ケスは
    「ほんとはユニフォーム姿でとりたかったな〜」といって笑った。

    ピッチャーはアサハラ、キャッチャーは○○、ファーストは‥‥、と
    ケスは自分が思い描く「S高校野球部」の理想のメンバーの名前をすらすらと挙げた。
    アサハラくんは、ケスのあこがれ。すったもんだのすえ部をやめてしまったけれど
    ケスは今でも「エースにふさわしい、カッコいいピッチャー!」といって絶賛している。
    「アサハラを甲子園のマウンドに立たせたかった‥‥」
    ケスはそんな思いでいっぱいなのだった。

    15日からはハードな勉強合宿。受験に向けてスタートダッシュだ。
    「勉強したいので、やめます」といって野球部を去ったケスにとって、正念場。
    明日、甲子園をみたあとは、わたしもしっかり気持ちを切り替えよう。
2002年08月13日 00時21分05秒

  • ゴーサイン?
    きのうに引き続き草野球チームが集まって練習試合をやる予定で、ケスは張り切って出かけていった。

    テレビの甲子園中継を見ているベムを置いて、わたしは自転車で街へ出かけた。まず、制服屋さんへ。
    これまで、夏の制服のズボンを1つしか持っていなくて毎晩洗濯していたけど
    合宿のあいだ、授業を受ける時はちゃんと制服を着るらしいので、どうしても替えのズボンが必要になるのだ。
    やれやれ、いちいちお金がかかる。

    旅行代理店の前を通りかかった時、「●●高校、甲子園応援バスツアー」の貼紙を発見。
    なんと1人7000円。ケスと2人で14000円、しかも入場券は高校の同窓会からいただけるらしい。
    ラッキー。
    甲子園に連れていってやりたいけど、新幹線利用で行くと4万円以上かかってしまう‥‥
    バスツアー14000円だなんて激安!(ただ、朝7時出発というあたりに一抹の不安がある)

    やけくそになったわたしは、暑いし、家に帰っても面白くないのでパチンコ屋に行った。
    店内には大きなテレビが吊るしてあって、甲子園の中継を観ることができた。
    高校球児のみなさんが暑い中、真剣勝負をしているのだ。わたしも真剣に‥‥一球入魂?で打ってみた。
    すると、甲子園への往復新幹線の切符を買ってもまだあまるくらいに勝てた。

    夕方帰宅したらとっくにケスは帰っていた。公園が使えなくて、練習試合はできなかったという。
    家でずっとベムと甲子園をみながら、Macで遊んでいたそうだ。(すまん)

    ケスに「応援バスツアー」のことを言ったら、「いや、新幹線のほうがいい」と予想通りの答えだった。
    パチンコに勝ったことだし、これは「新幹線で甲子園に連れていってやりなさい」という神様のお告げだろう。
    さっそく新幹線の切符を予約しようと調べている時、職場の相棒から「仕事休んでもいいよ」とメールもきた。

    これで、ケスとわたしの行く手を阻むものはなくなった。天気予報はずっと晴れだ。
    「よし、行くか、ケス!」「うん!」
    ‥‥と相談しているわたしたちをよそに、ベムはきょうもさっさと寝てしまった。
    まだわたしたちの作戦など全く知らない。(どうせ13日は仕事だし)
    さて、いつ言おう?
2002年08月12日 00時02分44秒

  • あこがれの・・・
    仕事から帰ったら、ケスがエアコンもつけないで、
    汗だくになって、真剣にテレビの甲子園をみていた。
    きょうは草野球チームの練習があったので、腕や顔が赤く日焼けしている。
    こんな時のケスは、ちょっとだけ男らしい。

    ケスは以前から、1度は甲子園を見にいきたいと言っていたけれど、
    毎日テレビをみているうちに本気で行きたくなって来たようだ。
    テレビでみる甲子園球場は、ケスが県大会のボールボーイをしていた地元の県営球場とは比べ物にならない。
    黒土も芝もきれいに整備された広いグラウンド、立派なスタンドは応援団でいっぱい。
    そして全国からよりすぐりのチームが集まり、レベルの高いすばらしいプレイ。
    そりゃ、見たいのはあたりまえだろう。

    15日から恐怖の勉強合宿なので、(前日の14日も無理として)
    チャンスは13日までの限られた日だけ。ケスは、できれば地元代表の試合がある日に行きたいという。
    しかし問題はわたしの仕事だ。なんとかゲリラ的に休めたらいいけど。
    お金は、先月交通事故にあったわたしに保険会社からお金が少々入るから、ギリギリまかなえる‥‥(かも?)
    あれこれいろんなことを考え、甲子園への行き方を調べたりして忙しい。(おいおい、本気か?)
    うーー。
    わたしは正直、テレビで甲子園をみるのもつらい。
    ケスと同い年の高校生、というだけでドキドキする。
    「この子たちがここまでくるまでにどんな厳しい毎日があったのだろう」と想像するだけでつらいし
    試合に負けて泣く子どもを見ると、こっちまで泣きそうになるからいやだ。
    ましてや実際の甲子園なんか行ってしまったら‥‥(^_^;)

    とにかく、えらいことになった。
2002年08月11日 00時47分12秒

  • 地獄の予感
    わたしは仕事、ベムは出張、そしてケスは学校へ。
    ケスはすっかり快復し、きょうはごく普通の生活に戻れた。
    よかった。もしもケスが盲腸=入院だったりしたら、今ごろたいへんだった。平凡な日のありがたさよ‥‥

    帰宅したら、ベムが出張から帰っていてケスと甲子園をみていた。
    ベムに紅茶をいれてもらい、おみやげのシュークリームを食べたらしい。(めずらしく仲良し)

    ケスがきょう1日を無事にすごせたことを喜んだのもつかのま、
    「はい、これ」と渡されたお知らせのプリントをみてアゴがはずれた。
    15日〜18日に行われる「勉強合宿」のスケジュール。それはわたしの想像をはるかに越えていた。

    7時起床で朝食をすませたら、1コマ1時間30分の授業を午前2コマ、午後3コマ受ける。
    理系のケスは、数学と物理と英語の3教科だけを徹底的にたたきこまれる。
    夕食のあとは入浴、そして代ゼミ講師や卒業生を招いての講演会、(これはかなり眠そうだ)
    そのあとまた1コマ授業。これでもう夜の11時になる。

    それから夜食を食べて11時50分からいよいよ、夜を徹して
    「マラソンテスト」!!
    プリントの時間割りには「23:00〜 ∞ 」と書いてある。なんじゃこりゃ〜!?
    「無限大」って何なんだっ‥‥こわすぎる。
    いったい何時になったら寝られるんだ?

    とにかく・・・かなりの地獄になりそうだ。
    ようするに、食事と入浴以外、ずっとt勉強し続ける毎日。なんて楽しくなさそうなんだ!
    こんなん、わたしだったら「100万円あげるから」と言われてもイヤだ‥‥(T_T)

    眉間にシワをよせ、プリントを持ったまま固まっているわたしに、ケスは
    「ま、野球部の合宿よりはマシよ〜!」とえらそうに言い放った。フン!
    本当かどうか、せいぜいがんばってもらいましょうかね。
    (ぬいぐるみに会いたいといってメソメソするなよ!)
2002年08月09日 22時18分58秒

  • 快復
    朝起きて、「もうほとんどおなか痛くないよ」と言って、ケスは笑顔だった。
    だけどきのうのあの苦しみようを思うと、無理をさせてまたぶり返しても‥‥と、結局補習は休ませた。
    担任のハマー先生※に欠席の電話をすませると、ケスは安心したのか一段と元気になった。
     ※いつもケスが担任の先生のことを「ハマー」と呼んでいるせいで、
      電話をかけたとき、とっさに先生の名前が思い出せなかった。
      「ハマモト?ハマサキ?ハマムラ?」‥‥あれこれ思い浮かべたけどどうしてもわからず。
      あとでクラスの名簿で確かめたら「浜●●」ではなく「●●浜」だった!くそー

    念のためきょうも仕事を休みにしてもらったので、きょうは1日、2人でのんびりできる。
    「仕事にいかないよ」と言うと、ケスはうれしそうだった。(オマエは小学生かい!)

    きょうから甲子園が開幕なので、テレビをみた。
    食欲があまりないだけで、あとはほとんどいつものケスだ。べらべらとよくしゃべる。
    ピッチャーのフォームが、応援の曲が、チアガールが、グローブが‥‥と、いちいちうるさい。
    きのうお腹が痛くて苦しんでいた間、ほとんどしゃべれなかったので、それを取り戻すようにしゃべっていた。

    午後はいっしょに昼寝した。2時間くらい寝たところで「ピンポーーン!」の音で起こされた。
    写真部のSくんとFくんが来た。3人で夜7時ごろまでゲームをして遊んだ。
    ケスの毒舌も全開で、完全復活したもよう。
    ゲームで負けたSくんをイビるケスの目が悪魔のようにイキイキしていた。

    2日も補習を休んでしまった。数学の提出物も出していない。
    休んだうめあわせに土曜日学校にいって、(補習は休みだけど、先生はいつでも学校で待ちかまえている)
    ハマーに数学を習おうかな、などとしおらしいことをいっていたケスだけど、
    Uくんから、「土曜日、野球しよう!」というメールがきたとたん、
    「うわぁ、土曜日は野球だ〜」と困りながらも喜んでいた。(もちろん野球を優先するらしい)
    まあ何でもいいけど、元気になってなによりでした。
2002年08月08日 22時08分54秒

  • ケス、病気!?
    朝、寝坊をして布団でぐずぐずしていたわたしのとなりに、ケスがごろんと横になった。
    いったい何を甘えているんだ!と思ったら、どうもようすがおかしい。
    小さな声で「おなかが痛い」とつぶやいて、じっとしていた。ベムには知られたくないようだった。

    ベムが出張に行ってしまうと、誰はばかることなく「痛い、痛い」と言い始めた。
    みぞおちや右腹部が断続的にキリキリ痛いというので困った。お腹に手をあてて丸くなっている。
    とても動けそうにないので、補習は欠席することにして、学校に連絡した。
    9時前、じっちゃんに頼んで車で病院に連れていってもらった。
    ケスは痛みをこらえてじっとしているばかりで、ほとんど口もきけない。

    病院では、先生(小学校の時同じクラスだったWくんのお父さん)に、
    レントゲン、エコー、血液検査と、ひととおりていねいに調べてもらった。
    胆石、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、虫垂炎‥‥
    おなかが痛くなる病気はたくさんあるけれど、ケスの場合
    下痢も吐き気も熱もなく、ただおなかが痛いだけなのでいまいちはっきりしなかった。

    痛みがはっきりと右下腹部に集中し、さらに熱が出るほどになれば、虫垂炎だと確定するけれど
    今のところはっきりしないらしい。点滴を打ってもらってクスリを3種類もらって帰った。

    それから夜6時頃まで、ケスはずっと寝ていた。
    徐々にクスリが効いてきたようで、時間がたつにつれ少しずつ笑顔がもどった。
    夜はあったかいソバを食べ、常温のほうじ茶(冷たい飲み物禁止!)を飲んでちょっと落ち着き、
    しまいにはテレビの野球中継を見るまでになった。

    あ〜びっくりした。
    中学1年からずっと無遅刻無欠席で病気と縁がなかったケスに、突然おとずれた試練だった。
    今はひとまず元気になった。(クスリで一時的に痛みがおさまっているだけなのかもしれないけど)

    仕事が忙しいというのに、きょうは無理を言って休んでしまった。
    わたしが「子どもが病気で」という主婦らしい理由で仕事を休むことはきわめてマレだ。(記憶にない)
    今の職場で丸7年働いて来たけど、今まで仕事を続けてこられたのは自分ががんばったからじゃなく、
    ケスが病気をしない丈夫な子どもでいてくれたおかげなんだ、とあらためて思った。

    このまま、ひどい病気にならずに治まってほしい‥‥ちょっとドキドキしているわたしに向かって、
    ケスが「紅茶がのみたい〜ミルクティーがのみたい〜」とうるさいくわめいている。(※紅茶も禁止)
    はやく治って紅茶を飲もうね、ケス。
2002年08月07日 20時58分38秒

  • それぞれの夏休み
    ケスはきょうも補習。数学が長引いて、いつもより遅く帰って来た。
    自分で好きなように勉強する、「学習ノート」は4月から数えてとうとう10册めに突入。
    先生に「一番のり」と言われたそうだ。いつ勉強しているんだろう?
    (学習ノートは一番やっているのに成績はクラスの後ろのほう、というのがケスらしくていい)

    ケスが留守中の午後2時頃、Yくんが電話してきた。
    きょうは近所のビリヤード場が割引きになる日なので、ケスを誘って行くつもりだったようだ。

    夕方、補習から帰って来たケスとスポーツ用品店に行った。
    途中、マサル&ユズル兄弟の家の前を通ったら、ユズル(中学3年)がサッカーボールで遊んでいた。
    「あ〜っ、げんきぃ〜?」と、あいかわらず小学生みたいに無邪気なユズルだけど、しっかり声変わりしていた。
    「おまえ、高校どこ行くつもりなん?」とケスにきかれて「え〜っ、まだわからんよぉぉ〜」と答えていた。

    スポーツ用品店で、ケスは注文していた帽子を受け取った。
    しょっちゅう通っているのでレジのお姉さんとすっかり顔なじみらしく、親しげに声をかけられていた。
    (ケスが女性と話すのは、ここへ来た時くらいだろう。ありがたいことだ‥‥)

    家に帰る途中で、チカくんを発見。チカくんは背中にエレキギターを背負って自転車をこいでいた。
    お父さんに渋い顔をされながらも、まだバンドを続けているようだ。
    後ろから「ピ〜ポ〜ピ〜ポ〜」と言いながら近付いて追い越したら、びっくりしていた。

    コンビニに寄る途中では、制服姿の写真部のSくん(釣り師)&Fくん(挙動不振)とすれ違った。
    きょうは原爆の日なので、各地で行事がめじろおし。写真部も忙しかっただろう。

    コンビニといえば、高校入学以来コンビニでバイトしていたTくんは、今月一杯でバイトをやめるらしい。
    今まで自分でバイトして学費を払っていたけれど、こんどから親が払ってくれるそうだ。
    工業高校建築家に通う彼は、じつはクラスでトップクラスの成績。
    どうやら就職ではなく、大学進学を考えているようだ。

    みんなそれぞれ、思い思いに夏休みを過ごしている。高2の夏は短かすぎて、暑がっているヒマはない。
2002年08月07日 00時24分59秒

  • 補習帰りに野球
    朝、補習にしてはすごい荷物を持って行くなあ、と思ったけれど、
    きょうは草野球チームの練習があって、補習の帰りに参加したらしい。なーんだ。

    きのう、ケスにたのまれて、野球用のTシャツの袖のところにアイロンプリントをした。
    幻想水滸伝3に出てくる「火の紋章」だそうだ。(けっこうめんどくさかった、アイロンが暑いし!)
    さっそくきょうは、はりきってそのTシャツを着て練習したらしい。

    はりきっているのは他のメンバーも同じだ。
    きょうはメンバーのひとりが、バッティング練習のときにボールを割ったそうだ。
    (軟式の野球ボールは、ゴム製なのにぱっくり割れるらしい。初めて知った!)

    甲子園も近い。野球の季節。みんなもっと野球がしたくてたまらない。
    だけど、なかなか場所がない。
    きちんと公園の使用許可をとろうと、練習のあとで区役所にいって申請したけれど、
    うっかり「軟式野球をします」と言ったために許可がでなかったそうだ。
    ソフトボールならOKだけど、野球はだめだという。

    「ソフトボールって言えばよかったのに!」とケスは残念がっている。
    (まあでもウソの申請をして事故でもおこしたら大変だし‥‥)
    しかたがないので今までどおり、ゲリラ的に空いている公園をさがしてさまようしかない。

    きょうは野球ができてうれしかったらしく、夜もベムとけんかをせずに機嫌良くテレビをみていた。
    わたしが「きょうは夜中まで仕事するから先に寝てね」というと
    いつもとちがって「紅茶が飲みたい」「にきびが‥‥」とジャマはせず、静かに1時半まで起きていた。
    ケスは今週いっぱい補習、そして15日から勉強合宿だ。
2002年08月06日 03時02分03秒

  • 哀愁のみかん
    ベムは休日出勤だったので、ケスと2人でまったりとすごした。
    暑かったけど、エアコンはつけないでがんばった。

    夕方、近所のコンビニに遊びにいった。「もと酒屋のおかみさん」がレジのカウンターにいた。
    コンビニのオープンから一ヶ月をすぎ、おかみさんも薄化粧&コンビニの制服姿がサマになり、
    「ありがとうございます。またお越しくださいませ」が、マニュアル通りにキビキビ言えるようになっていた。

    だけど、ケスをみつけたおかみさんは、とたんに「素」に戻ってしまって
    「あ〜っ、ケスくんこんちわ〜ぁ!どしたん、また大きくなったね〜!!」とデカい声で呼びかけて来た。
    さらにおばあちゃん(おかみさんの姑)までどこからか現われて、2人でケスをみあげて
    「んまぁー、大きいねー、すごいねー」と口々に言いまくった。
    (ケスが小さい頃からおなじみの2人なので、会うたびにデカくなるケスのことを面白がっている)
    酒屋の時とちがって、あまりレジのところで長話もできなかったけど、
    声をかけてもらったケスは、うれしそうだった。

    コンビニのデザートのコーナーにあったフルーツカップというのを、突然ケスが欲しがった。
    大きめのゼリーの器みたいなのに入っていたけれど、ゼリーじゃなくて
    シロップ漬けのみかんだった。(みかんの缶詰めみたいなやつ)

    「去年の夏、県営グラウンドでボールボーイやった時、
     プラスチックのコップにどっさり、缶詰めのみかんを入れたやつを配ってもらったことがあるよ。
     あれがすごくおいしかったぁ‥‥」といって、ケスは遠い目をした。

    このごろ、野球部時代の話をよくする。
    当時はあまりにくたびれ果てていたので、しゃべるのを忘れていた事柄がけっこうあるようだ。
    今になってふと思い出しては、「そういや〜、あの時ね‥‥」といって話してくれる。

    野球部は今、合宿中らしい。
    去年歯を食いしばってがんばった一年生たちが今は先輩だ。
    部室のまわりに一年生たちが洗濯したユニフォームが干してあるのをみて
    ケスは去年のできごとをあれこれを思い出しているようだった。

    みかんを食べたケスは、「あ〜なつかしい味!」と、とてもしあわせそうな顔をした。
    苦しかった野球部だけど、甘くて楽しいひとときもあったというのが救いだ。
    ケスはきっと、大人になってもみかんを食べるたびに野球部のことを思い出すのだろう。
2002年08月04日 22時24分12秒

  • 恐怖のサヨリ
    魚屋でひさしぶりにサヨリを見かけたので思わず買った。(大きいの15匹で298円)
    家に帰ってすぐ、台所でおろしていたら、
    ゲームをしていたケスが背中を向けたまま「あっ、このニオイはもしかして‥‥!?」と言った。
    わたしが「あ、わかった?サヨリよー。きょう安かったん」と答えると
    ケスは何ともいえないフクザツな声で「うわぁ〜」といった。

    別にケスは、サヨリがきらいなわけではない。
    ずっと以前、サヨリをおろしながら「ほらケス、サヨリのハラワタってこんなんよ」といって見せたことがある。
    サヨリの真っ白な身はとても美味しくて、外観もすんなり細身で銀色に輝いて、とても美しい。
    だけどそんな外観に似合わず、お腹の中はギョッとするくらい真っ黒で、ハラワタは鉛のような臭いがする。
    「こういうふうに、外見は美しいけど中身は腹黒い女性のことを『サヨリのような女』っていうらしいよ」
    と教えてやったことをケスは強烈に覚えていて、「もう、たまらんなあ〜!」という反応をするのだった。

    「学校では教わらないこと」を教えるのが親のつとめ、と思うわたしは
    昔からよけいなことばかりケスに教えている気がする。
    ケスが小学校3年になり、「そろそろ女子のことをしっかり教えておかねば」と思ったわたしは、
    濡らした生理用ナプキンを張り付けたパンツをケスにはかせ、小1時間過ごさせたことがある。
    立っても座ってもナプキンが気になって遊びもうわのそら、気持ち悪がっていたケスに
    「女の子はこれから毎月こんな目にあいながら、男子と同じように勉強や体育をやらないといけないわけだから
     とーーっても大変なんだよ!でもこれも将来おかあさんになるためには必要なことなんだから‥‥
     とにかく、ケスは男の子だから、むやみに女子をいじめたりしないで、しっかりいたわるように!」
    と言いきかせた。今おもえば、かなり乱暴すぎるやり方だった。(T_T)

    ナプキンパンツといい、サヨリ女といい‥‥コドモには少々刺激が強過ぎたかもしれない。
    ケスが必要以上に女の子を警戒し、近寄りたがらないのは、もしかしたらわたしのせいなのかもしれない。
    でも、きっともうしばらくすればケスも大人になって
    「サヨリのような女」の魅力がわかる時がくるかも‥‥(と、信じたい)
2002年08月03日 23時30分41秒

  • 暑くて眠くて
    仕事から帰ったら、玄関のドアをあけるとム〜っと臭かった。しかも異常に暑かった。
    リビングで、ケスたち3人が制服姿でゲームをしていた。
    エアコンもつけず、汗だらだらのまま、必死で遊んでいる。とても近寄れない。
    お風呂場では、出張から帰ったベムがひっそりと汗を流していた。
    どうやらケスたちの熱気に圧倒されて居場所がなく、しかたがないのでお風呂に避難したもようだ。

    遊びに来ているのは、こないだ釣りに連れていってくれたSくんと、写真部の仲良しFくんだった。
    腺病質でエキセントリックな感じのFくんも、ウチの雰囲気にだいぶ慣れてきたらしく、
    きょうはゲームをしながら少し居眠りしたそうだ。(なかなかイイな)
    Fくんたちは夜7時ごろまで遊んで、帰っていった。

    ケスはきょう学校の帰りにスポーツ用品店に行き、野球用の無地のTシャツを買っていた。
    最近よく「オリジナルTシャツをつくりたい」と言っていたけれど、まさか本気とは。
    インターネットで手に入れた紋章(幻想水滸伝に出てくる、かっこいいマーク)を
    アイロンプリントの用紙に出力して、それをTシャツの袖にくっつけるつもりらしい。

    夜、ケスは熱心にMacに向かっていた。
    ダウンロードした複雑な形の紋章を、アイロンプリントに適するrように、なめらかな形に整えていた。
    しきりにニコニコと愛想をふりまいてこちらを見るので、どうしたんだろうと思った。
    どうやら「用紙に出力」→「アイロンプリント」の作業を、わたしにやらせようとしている模様。
    「忙しいし疲れているからまた明日」といって逃げたら、
    ケスは気が抜けたようになり、床に寝転がって本を読みながらすやすや寝てしまった。

    第一期の補習がきようで終わった。暑いのにご苦労さん。
    疲れているのか、何度起こしてもケスは起きない。
2002年08月02日 23時50分14秒

  • ノーヒットノーランに感動
    ベムが出張なので、だらけきった夜。ケスとわたしは野球中継を観ながら出前のピザをのんびり食べた。
    ベムがいる時はピリピリとんがっているケスだけど、きょうはまったくの「素」になっている。

    なにげなく中日対巨人をみていたら、何やらようすがおかしい。
    ピッチャー川上が着々と巨人の打者を倒し、ノーヒットノーランを達成しようとしているのだった。
    これはめったにない事件!ピザを食べ終えたら幻想水滸伝3をやろうと思っていたケスも、
    「うわぁ、こりゃぁ最後まで見ないと!」と言い出し、2人でかたずをのんで見守った。

    7回、8回と進むにつれ、テレビに映る巨人の強打者陣も、解説の江川も、みんなが緊張していた。
    「あぁーっ!ピッチャーやってたから、こういうの見るとやっぱし緊張するよ!」とケスは言う。
    目がきらきらして、ほっぺたが紅潮している。
    ケスは、ふだんベムがいる時には、わくわく、どきどきする気持ちをあまり表に出さない。
    まるでベムと感動を共有するのを拒否しているみたいに、クールにふるまっている。でも今夜は違う。

    川上投手がついにノーヒット・ノーランを達成した瞬間、ケスとわたしは立ち上がってばんざいした。
    「すごいね〜」「やったね〜」「ざまーみろ」と口々に言い合って、喜んだ。
    (※ケスは、清原と工藤が西武にいた頃からのファン。だけど、巨人軍は嫌いなのだ)

    ケスとわたしは、こんなふうに「喜びを倍にし、かなしみを半分にする」といった感じの関係だから
    何をやっていても楽しい。
    ケスがベムともこんなふうに打ち解けてくれればいいのに‥‥
    明日の夜には「喜びを半減し、かなしみを怒りにかえる」、ベムおとうさまが帰ってくる。むむ‥‥
2002年08月02日 00時00分30秒

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