あの頃の僕は何所にいたのだろう
信じることも疑うことも知らなかったあの頃
陽射が穏やかで風が凪いでいたあの頃
夕焼けに寂しさを感じ、ふと名を呼ばれ
嬉しかったあの頃は何所に行ったのだろう
始まりがあって終わりがある
時の流れに生きる限り
心の流れ行く方向も知れてしまう
繋がりの先も知れてしまう
それに気づいたあの日から
僕は何所に向かったのだろう
信じることを繰返し疑うことを繰返す
それが人の姿なのだと言うのなら
僕はそこから外れよう
期待することも裏切られることも
人が強くなる為に必要だと言うのなら
僕はそこから外れよう
信じきることも疑い尽すことも叶わない
それが人の姿なのだと言うのなら
僕はそこには戻らない
期待されることも裏切ることも
人が強くなる為に必要だと言うのなら
僕はそこには戻れない
あの頃は信じることも疑うことも知らなかった
ただ陽射が穏やかで風が優しく凪いでいた