Geneva〜Chamonix Mont-Blanc
(2000年1月6日〜9日 4日間)
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午前3時半起床、4時半出発…。さすがに眠いが、滅多にない「4連休」をフルに楽しむために・・・今日から初の「海外旅行」。家からヘルシンキ・ヴァンター空港までは車で1時間半。5時50分に空港に着き、7時5分発の飛行機に乗り込みました。安いチケットとったので、KLMのオランダ・アムステルダム経由で、約5時間かけてやっとスイス・ジュネーブ空港に到着・・・。 |
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ジュネーブ空港、「通関」っていうてもフィンランドからだと「EU圏内」だからなのか、パスポートを確認するだけで、スタンプも無し。空港でとりあえず \20,000ずつ、スイス・フランとフランス・フランに両替することに。「1chf(スイス・フラン)」が
\69で「1frf(フランス・フラン)」が \19くらいでした。そして、両替してもらうときは必ず「硬貨」も手にいれておくことです。空港から街中まで、路線バス(トロリー)で行くには、停留所に設置されてる自販機で切符を購入するので、そのときに硬貨が必要なのです。ちなみに2000年1月現在、空港から街中(コルナバン駅やモンブラン通り)までは2.20chf、約20分程でした。 |
ジュネーブ・オールドタウン(旧市街) |
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ジュネーブ・オールドタウン(旧市街) |
モンブラン通りでバスを降り、スキーブーツ2足の入った重たいリュックを何とかコルナバン駅のコインロッカーに放り込んだ。シャモニー行きのバスは2時間後。「とりあえず『レマン湖の大噴水』でしょう?」ということで、ジュネーブの市内観光に出掛けた。しかし、季節外れのレマン湖は「小噴水」すら上がっておらず、われわれは旧市街(オールド・タウン)の散策に出かけた。こぎれいな街並みで「これぞヨーロッパ!」っていうような感じ。オシャレなカフェやギャラリー、パン屋さん、お菓子やさんが立ち並び、ゆっくりと時間が流れてるって感じ。“C”はすっかりお気に入りで、「2時間」ていうのはちょっとあっというまでした。時期的にも季節(観光の)はずれだったので人も少なく、雰囲気はほんとに良かったです。 |
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コルナバン駅まで戻り、コインロッカーの荷物を再びしょいこんで、レマン湖の手前、モンブラン通りのそばにある長距離バスの停留所まで歩く。シャモニーまでのバス代は1人往復70chf。前もって往復分を買ってバスに乗り込んだ。いよいよ「あの」シャモニーへ。スキーをする人は一度は憧れるでしょう?…。バスはハイウェイにのり、15分程でボーダー(国境)を越え、フランスに入る(パスポート、ノーチェック)。少しずつ山並みが迫り、半年以上ぶりの「山」を見て感動する(なんせフィンランドには山が無い)。比較的ごつごつした岩肌で、先も尖った山が多い。ハイウェイは途中から新しくつくられたような何十メートルかの陸橋でどんどん山を上って入っていく。約1時間半ほどでバスはハイウェイを降り、小さな街中に入ってきた。シャモニーの入り口、「Les
Houches」という街。気分もどんどん高まって、とうとうバスは終点「シャモニー国鉄駅」に着いた。 |
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降りしなに運転手さんに聞いてみる。「ポイント・イザベルていうホテル知ってる?」適当に教えてくれたのを手がかりに、とりあえず歩き始めた。が、思いリュックを背負いながら迷ったあげく、戻ってきてフッと上見たら目の前のホテルが「ポイント・イザベル」。バスを降りたコルナバン駅からほんの50m程。かなり便利なロケーションでした。ここはインターネットで探して、電話で予約したホテルで、1泊ダブル1部屋・朝食付き280frf=約
\5,500。2人で2泊して\11,000!リゾート地にしては目茶安です。そしてこの部屋がバス付き。フィンランドの家はシャワー+サウナなので「湯船」がない。日本を離れて約7ヶ月ぶりの「お風呂」に入りました。入浴後はアフタースキーの人達で賑わうシャモニーの街を散策。 |
シャモニーの街の朝 |
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街の教会とブレバン(2525m) |
この日の気温は−5度くらいで、そんなに寒くはありませんでした。ひと通りぶらっとした後、ホテルの近所のレストランに入った(すみません、名前忘れました)。結構、リーズナブルな値段で、チーズの香り漂うカジュアルな雰囲気のレストラン。ちょっと「ミスタービーン」似のウェイターに、「ミート・フォンデュ」を注文した。別称「オイルフォンデュ」。とりあえずは食っとこう、て感じで注文したけど、要は「牛肉の油揚げ」まあまあ、「とりあえず経験」にしてはちょっと高かった(約360frf)。長旅の疲れ、ベッドに入ると即効で眠りに着きました。 |
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2日目、なんと「超快晴」。われながら日頃の行ないに自信が持てた。て、ことで「エギュイーユ・ディ・ミディ」展望台へ。ホテルから歩いてロープウェイ乗り場まで約15分。ロープウェイ(1人往復200frf=約3,800円)は朝8時から運行で、我々が行ったのが8時半頃でしたが、ガイドと一緒に氷河スキーに出掛ける人達で賑わってました。この時間帯だと「8:2」くらいでスキー客が多かったです。途中、中間点で乗り換え、ロープウェイはいよいよ「3842m」に到着します。それがなんと、ほとんど「直角」にちかい状態でロープウェイが到着する強烈な絶壁。「こんな所にようつくったなあ」って、誰もが思うようなところに展望台がある。おまけに岩をくり貫いてつくられてる。頂上の2つの岩にそれぞれ展望台があるんやけど、奥の大きな方は、残念ながら閉鎖されてました。それでも、まずその「2つの岩」を結ぶ「橋」の上に立つと、下は何十メートルもの絶壁、そして先の尖った岩山。また、建物の屋上につくられている展望台に登る階段が、鉄製の網状の「下が見える」階段。「足がすくむ」っていう感じ、初めて経験しました。めっちゃビビりまくって上に上がると・・・。「超」が何十個もつくような絶景!!! |
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エギュイーユ・ディ・ミディ(3842m)展望台 |
上に立つともう絶句。とにかく見たことのない青空。どの絵葉書よりも空は青く、山は白く、空気が済んでる。360度、雲一つなく、見渡す限りすばらしい景色。山の名前も良く知らんけど、とにかくその美しさ。なんせ「これが言葉で言い表されへん、ていうねんや」と思った。ほとんど子供みたいにはしゃぎまくって、写真やビデオを撮りまくり。ただ、やっぱ写真やビデオでも伝えられないのは、そこへ行って、その景色を見て欲しい、って思った。「いいなあ」って思った人は絶対に行くべきです!天気にも因るけど、ほんまに最高。めっちゃめちゃキレイでした。その後、いったん建物の中に入って、窓からの絶景を見ながらのカフェを楽しみました。 |
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モンブラン(4807m) |
ヴァレー・ブランシュ(氷河)へスキーに向かう人々 |
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こんなに天気が良ければ2時間くらいは眺めてられます。何がスゴイ、ってこんな場所にまでロープウェイを掛けたことがスゴい。日本の北アルプスも景色では負けてないと思う。でも槍とか穂高って足で登らないと見られへんけどここは山登りしない人でも来ることできる。降りるのがもったいなく思いながらもう一度上に上がって、しばし鑑賞した。右の写真の中央の山の右側にちょこっと見えてる三角の頂。あとで調べると、あの「マッターホルン」のようでした。日本から何十万円も旅費をかけて訪れても、天候が悪くて山を拝めなかった方々もたくさんいらっしゃると思いますが、申し訳ないくらい、ほんっまに天気良かったです。惜しみつつロープウェイに乗ってエギュイーユ・ディ・ミディから下り始めました。 |
グラン・コンバン(4314m)と遠方にマッターホルン(4478m) |
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その日の午後は結局シャモニーの街の散策。リゾート地であっても、昼間は「昼メシ休憩」で12時から2時頃まで店は閉まってます。思ったよりも街が大きく、ゆっくり半日かけて1周しました。夕食は前の日よりももうちょっとおしゃれそうなレストラン「Le Monchu」に入って、もう一つの郷土料理「ラクレット」を食べた。チーズをあぶってその溶けたチーズを数種類のハム、サラミ、ジャガイモ、パンにのせて食べる料理で、またチーズがうまい。茹でただけなんやけどジャガイモが甘い。やたらと“C”はジャガイモを気に入ってはりました。ここはオススメ。結構、遅い時間まで客が途絶えず、次々と入ってきてました。(ラクレット2人前340frr)。 |
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さて、いよいよ3日目。エギュイーユ・ディ・ミディやモン・ブランのある「南側」は曇り空。しかし、我々の行こうとする「Le Brevent」はなんと快晴。ありがとうございました。とにかく天気に関してはほんまにThank Godでした。シャモニーの街中を循環してるその名も「シャモニー・バス」はホテル宿泊者がもらえる「Carte
D’Hote」という優待カードで無料で乗れます。ホテルの前にバス停があったので、前の日に借りておいたスキー(2組で1日約250frf。)を持って、いざ「ブレバン」へ。リフト券は、全山共通の1日券や1週間券などがインフォメーションで販売されてますが、我々はブレバンだけでのスキーなので、ブレバンとフレジェールというスキー場で滑走可能なローカルエリアのリフト券を買いました(1人1日券142frf)。 |
ブレバン(2525m)からのモンブラン |
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雄大な「ブレバン」スキーエリア |
ブレバンへは麓からまずゴンドラで「プランプラッツ」(標高約2000m)まで上がる。そしてそこからロープウェイでもう一つの頂まで渡って、そこが標高2525mのブレバン山頂。そこから山の向こう側を氷河を見ながら滑り、表側に戻ってきた時に真正面にモンブランが現れる。ブレバンというスキーエリアは正面から見て左側に山頂に掛かるロープウェイ、右側にもう一ゲレンデあって、プランプラッツまでもどり、そのまま滑っていくと「Col
Cornu」に向かうリフトが掛かってる。そのリフトが長い。もちろんリフト待ちなんてなくて、4人乗り高速リフトで15分登ります。 |
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反対側に下りると「Flegere(フレジェール)」という別のスキー場につながっているので要注意。モンブランを正面に滑って戻り、もう一度ブレバン山頂に上がって「お茶」しました。オーストリアから来たという「SWANS」というメーカーのスキーチームが、来年のカタログ用の撮影をしてました。すごく明るく、楽しい奴らで、自分も「SWANS」贔屓なので仲良くなりました。その後はまたプラン・プラッツまで滑ってまたお茶して・・・天気がいいってことが何倍、何十倍も気持ちを優雅にしてくれます。せかせかすることもなく、のんびりと半日スキーを堪能してシャモニーの街に戻りました。 |
モンブランに向かって滑る! |
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バスは16時30分発。ホテルに戻って着替えさせてもらい、シャモニーでの最後の散歩。こじゃれたケーキ屋さんでお土産のチョコレートなんかを買って、最後は「世界中でもかなりゴウジャスな立地」のマクドナルドでお茶。シャモニーだけあって(?)メニューが「フレンチ」。カプチーノ、カフェオレ、チーズバーガーの種類が違う、てな感じ…。もちろん窓からは「エギュイーユ・ディ・ミディ」の勇姿が見える…。 惜しみつつもバスに乗り込み、一路ジュネーブへ…。帰路はほとんど寝てました。3日ぶりにジュネーブのバス停に戻ってきました。旅行会社に勤める後輩に頼んで予約してもらった「Hotel
De Berne」にチェックイン(1泊ダブル約\8,500朝食付)。晩メシは「疲れたときはやっぱり」ってことで「中華」。「Han-Lung」という、ジュネーブではリーズナブルな中華料理屋で約110chfでした。もちろんその日の夜も「お風呂」をいただいて…。 |