〜短歌〜
1年経って11月
人恋ひて ただ独りのみ 彷徨へど 我受け入るる 闇さへもなく
9月
生
紅に染む 腕に命の 証見る 狂いし心 持て余しつつ
8月
切ない想い
儚きを 美しとする 意趣在れど ただ知る愁思 ただ求む明日
6月
去りゆく友
君行きて 憶える痛み 悔う昨日 親友(とも)と呼ばねば 知らざる日々に
4月
哀しき想い
我を振る 言葉を探す 如きなる 君のまなざし 心に刺さる
桜花に心酔いて
散らば消ゆ 桜花の精を 恋ひぬれば 花咲く今は なほ君恋し
桜花咲き 望月昇る 一夜には 幻の夢 かき抱き寝る
月に酔い 桜に酔うる 髑髏(しゃれこうべ) 今宵は誰を 夢に誘う
桜花咲き 弦月照らす 一夜には 幻の夢 誰ぞ望みぬ
恋に落ちて
君恋て ただ君恋て 夢に堕ち 目覚めて哀し 一人寝の夜
3月
梅花咲き
香の無き 梅花に似たる 我が恋は 人知れぬまま 咲きて散りゆく
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