事故報告

 

 

 

 

 

平成14年12月21日16時ごろ、某交差点において追突事故発生。

そんな昔のことをいまさら…。とも思うが、他にネタがないのでUpしてみた。

何せ相手の態度が悪く、当時とにかく腹立たしく、丁寧に記録を残して内輪に配信までしていた。

いわゆる「オカマをほられた」というやつだが、車の損傷もほとんどなく、いまにして思えば、なぜこの時、これほどまでにムキになってしまったのか。

 

 

以下、被害者=私加害者=相手である。

こういった物損程度の交通事故で被害者、加害者という表現が適切かどうかよくわからないのだが、当時の私がそういう感情を持っていたことは確かである。

 

 

事故発生。

被害者、車から降りる。

加害者、車から降りる。

加害者「わしはいいけど、お宅はどんな?」

被害者(なにゆうとんじゃ、このおっさん。)

       (まず、こっちの乗員、車の状態を確認するのが先じゃろうが!)

   「そりゃあ、とりあえず車を見てみんとわからんな。」

加害者「………。」

被害者「ここじゃあ危ないから、どこか車を停めれるところへいかんと。」

加害者「そこのコーポの駐車場へ停めさしてもらおう。」

二台の車を駐車場へ移動する。

車の状況をお互いに確認する。

被害者の車には素人目には外傷はない。しかし、あの衝撃、かなりのものであった。

どこに異常が発生しているかわからない。そもそも、そんな事よりも同乗している我が子に何か怪我がないか、そっちのほうが心配である。

加害者「地図を見ようたから、わからんかったんです。」

おもむろに紙切れを取り出して、自分の住所と名前、電話番号を書き始める。

加害者「保険にちゃんと入っとるから。大丈夫だから。」

   「今日、晩、電話するから。」

   「お宅の電話番号教えてくれる?」

被害者「xxx-xxx-xxxx。」

加害者「今日、晩、電話するから。」

と、終わりにしようとする。

被害者(えっ?いっちゃうの?ダメダメ!ちゃんと事故処理しとかんと!)

   「と、とりあえず、110番しましょう。」と、携帯電話を取り出す。

加害者「これから配達があるんよ。行かにゃあ、いかんのです。」

   「事故証明は一人でも取れるから勝手にやっといて。」

と、さっさと切り上げようとする。

被害者(なんじゃそれ。逃げる気?)

   「そういう訳にはいかんでしょう。」

   「免許証は…?」

加害者、免許証をみせる。

被害者、すばやく免許証番号を書きとめる。

加害者「これから配達があるんよ。行かな、いかんのです。」

   「今日、晩、電話するから。」

と、いいながらも車に乗り込もうとする。

被害者(仕方がない。デリバリーの仕事って大変だからな。)

   「ほんま?一人でもええの?」

   「あなた、さっき地図を見ようてぶつかったっていうてたけど…。」

   「そういうことでいいの?」

加害者「ええから。配達があるんよ。」

被害者(まあ、いいか。免許証も見てるし、逃げる事はないだろう。)

そういって、両者分かれる。

被害者、車の中で相手のプレートナンバーをひかえる。

 

被害者、別の駐車場へ移動して車から110番通報を行う。

110番「はい。110番です。」

被害者「事故です。」

以下、事故報告を行う。

110番「・・・それじゃあ、車は2台とも動きますか?」

被害者「はい。」

110番「じゃあ、そこからだと目の前に交番があるはずですから。」

    「直接二人でそこへ行ってください。」

      「そのほうが、事が早いですから。」

被害者(えっ?そんなこといわれても、あのおっさん、もうおらんやんけ。)

   「いや、1人は忙しいって、行ってしまいました。」

110番「………。」

被害者「………。」

110番「事故証明は両者そろって話を聞かないと、つくれないんですよ。」

被害者(ば、ばかな。あのおっさん!ええかげんな事言いやがって!)

   「えっー!でも、相手は一人でできるって言ってましたけど。」

110番「出来ません。話が一方的になるでしょう。」

     「それじゃあ、警察署の電話番号を教えます。」

    「そこへ電話をかけて相談してください。」

被害者「はい。」

   (こまったなあ。なんか、ややこしいことになりそうな。)

 

被害者、いつまでも人の敷地に居る訳にはいかないので、警察署への電話は後回しにして、とりあえず目の前の交番まで行くことにする。

交番の駐車場に停めて、中に入る。

被害者(こんなそばに交番があったとは!)

   「こんにちは」

交番「どうされました?」

被害者、事の次第を簡単に説明する。

交番「それはいかんな。2人で来てもらわんと。」

  「そのおっさんもいいかげん無茶じゃなあ。」

と、呆れ顔である。

被害者「そうなんですか。うかつでした。」

   「こまったなあ。警察署に電話しないとダメですね。」

交番「それはこっちでしてあげるよ。ちょっと待ってて。」

警察署となにやらやり取りをする交番。

交番「やっぱり、なんとかその人と連絡をつけて、」

  「二人で本署までいってもらわないといけないですね。」

    「その、おっさんに連絡つかんの?携帯電話は?」

被害者「いえ、自宅の電話番号しか聞いてません」

   「まあ、じゃあ、とりあえず、今、自宅に電話してみます。」

   (で、でない!まあ、家の者もいるとは限らないな。)

   (すぐには連絡はつかないかもな。)

   「出ません」

交番「…………。」

  「まあ、とりあえず、ここで一応事故の話だけでも聞いときましょう。」

被害者「はい。」

と、説明する。

 

外にでて、車の状況を警察と確認する。

交番「どこ。」

被害者「ここへ(後のバンパーを指して)ドスンと、まっすぐ。」

交番「よおわからんなぁ。」

被害者「確かにそうですね。衝撃だけは凄かったですけど。わかりませんね。」

交番「普通はキズとかあるんだけどな。」

被害者「そうですね。」

   (べつにキズなんかどうでもいいんじゃ。)

   (このあと、もし万が一に妻や子供に何かあったらいかんじゃろ。)

   (だから、こうやって報告しているだけなんじゃ。)

交番「ここらへんがそうかな?」

被害者「いえ、これは私が荷物の積み下ろしする際につけていたものです。」

正直に報告する。どっちみち車屋がみれば事故での異常個所はわかるはずだ。

交番「ようわからんな。」

被害者「そうですね。まあ、ぶつかったって言う事は事実です。」

交番「はい。」

警察官と被害者、交番の中に戻る。

交番「なんにしろ、2人で本署まで行って話をしてもらわないといけません。」

  「あれ?あんた、首をさすりょうるが?痛いンかな?」

被害者「いえ、ちょっと気になっているだけかもしれません。」

      (無意識のうちに首をさすっていたとは!)

交番「早ければ早いほどいいです。できれば今日中。」

  「24時間事故担当は受け付けてますから。」

  「ただ、今日は雨で事故が多いんで、お待たせする事になるかもしれません。」

被害者「わかりました。」

   (失敗したなぁ。ほんとに面倒なことになってきたなぁ。)

 

被害者、とりあえず、交番から去り、車屋へ向かう。

被害者「こんにちは」

ディーラー「?」

被害者「後から追突されて、僕が見た目じゃあわからないんだけど…。」

   「ちょっと見てもらえる?」

ディーラー「それはたいへんですね。はい。見ます。」

 

被害者、その間に保険屋に電話する。

被害者「事故です」

保険屋「そうですか。怪我は?状況は?」

被害者、事の次第を説明する。

被害者「と、いうことで、相手に連絡つかんから事故証明が取れないんです。」

保険屋「………」

保険屋「今、事故証明なんてどうでもいいんですよ。」

被害者「?」

保険屋「今考えないといけないのは、いかに相手から修理代を払ってもらえるか。」

   「でしょう?」

被害者「………。」

保険屋「明らかに100%相手が悪いんだから、」

   「私たちが出て行って、どうのこうのとはいいません。」

   「車の修理代、代車代、怪我をしてたら治療費。」

   「これらをはらうように、あなたが、相手に言わなければなりません。」

   「いいですか。よく聞いください。…………………………………。」

と、相手に対する対応の仕方を指導される。

保険屋「話を聞くと、それ、相手逃げたんじゃないですかね?」

被害者(なんですとー!ほんまか?)

   「それは違うとおもいますけど。免許証も見てるし。」

保険屋「とりあえず、今日晩8時過ぎても相手から連絡がなかったら、」

   「あなたの方からプッシュしていきましょう。」

   「大丈夫ですか?」

被害者「はあ。」

   (はぁ。あんたら、保険屋はこういう場合、なんも手伝ってくれんのか?)

   (とほほ。)

保険屋「じゃあ、がんばってください。いいですか。確約を取るんですよ!」

被害者「…はい」(しょうがないな)

 

その間にも車はピットへと入っている。すでにサービスマンは車から離れている。

被害者「どんな感じですか?」

ディーラー「うーん。ちょっと外から見たんじゃわからないですね。」

     「普通はバンパーにキズとかつくんですけどね。」

     「まあ、中のビームとつなぎ部分くらいはやられてるでしょうね。」

     「バンパーと、ビームとかで、10万円弱(修理代)くらいでしょう。」

被害者「やっぱりわからないですか?衝撃は結構あったんですけどね。」

   「この車、強いのかな。」

ディーラー「・・・いや、そんなには強くないです。」

     「多分相手の方はやられてると思います。」

     「軽四で、多分相手もウレタンバンパーなんだと思いますよ。」

     「・・・ここのキズなんかそうですかね…?」

被害者「いや、それは僕が荷物の積み下ろしする時につけてたやつですよ。」

ディーラー「あぁ、そうですか。」

     「普通はこのあたりとか、まがってたりするんですけど…。」

     「まあ、ビームとかは、やられてるはずだから。」

     「相手が悪いんだから、バンパーも替えればいいと思いますよ。」

被害者「そうですね。」

   「まあ、今相手と連絡つかないし、直すときになったらまた連絡します。」

ディーラー「そうしてください。」

 

被害者、家に帰る。

ちょうど電話が入る。相手からか?

保険屋だった。

保険屋「ファックスあります?」

被害者「はい。

保険屋「じゃあ、これからの対応方法を書いたものを送ります。」

   「よく読んで理解してください。」

被害者「はい。ありがとうございます。」

ファックスが入る。次に電話がかかる。

保険屋「届きました?」

被害者「はい。」

保険屋「じゃあ、それでやってください。何かあったら電話ください。」

被害者「どうもありがとうございます。」

   (なんだ。世話してくれるんじゃないの。もったいぶるなっつうんじゃ。)

 

被害者、とたんに不安になる。

まだ、18時くらいだが、加害者に電話をしてみる事にする。

電話「トゥルルルルルルルルル。」「トゥルルルルルルルルル。」

出ない。

まだ、18時30分くらいだが、再度電話する。

電話」「トゥルルルルルルルルル。」「トゥルルルルルルルルル。」

出ない。

まだ、19時0分くらいだが、再再度電話する。

電話「トゥルルルルルルルルル。」「トゥルルルルルルルルル。」

被害者(逃げられたのけ?)

出ない。15分おきに電話する。

電話「トゥルルルルルルルルル。」「トゥルルルルルルルルル。」

出ない。

教えられた住所を元に、104に電話番号を照会する。

番号案内「その住所、お名前での登録はございません。」

被害者「えっ?」(なんですとー!)

番号案内「電話帳に記帳拒否されている方の場合、ご案内できない事があります。」

被害者「そうですか。わかりました。」

その後、24時過ぎまで電話を続けるが、まったくもって出ない。

 

一夜明け、朝6時過ぎから再度電話攻勢をかける。

出ない。

8時30分。警察署に相談する事にする。

警察「本来、2人できてもらわないといけないんでけどね。」

警察「まあ、もうすこしがんばってみてダメだったら、一人できていただいて、」

  「名前とかがわかるんでしたら、こちらから連絡してみましょうか」

被害者「多分だめなような気がするんです。」

   「今日(警察署へ)伺ってもいいですか?」

警察「じゃあ、まあ、今日でもいいですよ。」

被害者「はい。」

 

と、いいつつ、10時半までは加害者に電話連絡をつける努力をする。

が、結局ダメ。警察署へむかう。

被害者、事の次第を話す。

警察「電話でそんな事(一人で警察に来てもOK)をいいました?」

被害者「はあ。」

警察「うーん。2人できてもらわないといけないんですよ。」

被害者「まあ、そうなんでしょうね。わたしがうかつでした。」

   「今回はいい勉強をさせてもらいました。」

   「こういった場合、私が相手をひっ捕まえて、」

   「ここへ連れて来なければ、それで終わりってことですか?」

警察「うーん。」

  「お宅が家まで行って警察に届け出るように話すくらいしかないですわね。」

  「お宅が電話して出ないんなら私がしても出ないでしょうからね。」

と、いいつつ加害者に電話をする担当者。

警察「やっぱり出ないな。まあ、おらんわな。」

被害者「そうですね。仕事でしょうね。」

   「まあ、逃げてるわけじゃないとは思いますよ。忙しいんでしょ。」

警察「そうでしょうね。」

  「携帯電話の番号を聞いとけば良かったですね。」

  「とりあえず、お宅からだけでも話を聞いときましょうか?」

被害者「ハイ」(結局は聞くんかいな。はぁ。)

被害者、事故の状況を説明する。

警察「物損の具合は?」

被害者「見た目はわかりません。車屋がわからないっていうくらいだから。」

   「中のビームはやられてるだろうって。」

   「(車のキズなんて)そんな事は問題じゃあないんですよ。」

   「相手の対応に腹が立つんですよ。」

警察「ようわかる」

被害者「事故しといて知らん顔、そんな人間に車で仕事をする資格ないですよ。」

警察「…」

担当者と被害者、車の状況を確認する。

警察「ようわからんなぁ。まあ、車屋がわからないっていうくらいだからねぇ」

被害者「ばらしてみないとわからないって。」

警察「ココのキズがそうかな?」

被害者「いや、それは僕が荷物の積み下ろしする時につけたやつですよ!」

   (もう3回目じゃ)

署内に戻る。

警察「あいての名前と、免許書番号と、車のナンバーとか、解る?」

被害者「これです。岡XXXX」

警察「ああ、これ、宅配車じゃ。」

  「で、『岡』じゃなくて『岡山』じゃろう。『岡』なら相当古いからな。」

被害者「そうだったかもしれませんね。」

警察「じゃあ、相手と連絡取れたら警察署まで来るように言っといて。」

  「お宅がまた来るわけにはいかんじゃろ。状況が状況(追突)じゃから。」

  「話がややこしくなる事もないじゃろ。」

  「もし、何か話が食い違うようなら2人できてもらうし。」

  「相手からウチに連絡があったら、こちらからあなたにも連絡しますわ。」

被害者「はい。」

警察「お気をつけて。」

 

 

夜。加害者に電話してみる。やっと連絡が取れる。

被害者「こんばんわ」

加害者「ああ、すみませんでした。いやあ、あの後配達がたいへんでした。」

   「あのまま事故証明に時間とられてたら私はクビでした。ははは!」

被害者(なにゆうとんじゃオヤジ。こっちはクビが痛いわ!)

   (あれから今まで、ずっと大変じゃ。)

   「まあ、私も最近会社でデリバリーの担当とかはじめてて大変ですからね。」

   「気持ちはわかります。」

加害者「車はどうですか?ははは!」

被害者「ええ。見た目はわからないですよ。」

   「車屋もわからないって言ってますから。」

   「まあ、内部のビームとかがイカレてるでしょうって。」

   「10万くらいらしいですよ。」

   「それより、保険屋には連絡されました?」

加害者「いやあ、へへ。だからあれから忙しくて…ははは!」

被害者(ちばけな一番最初にせな、いかんことがあろうが!)

   「まあ、とりあえず、保険屋に連絡してください。」

   「そうして、私のところに連絡をよこすように言ってください。」

   「それから○○警察署に行って事故報告してください。明日にでもすぐ。」

加害者「明日は無理!木曜日が休み!」

被害者(なにボケとんじゃクソジジイ!ええかげんにせー。)

   (まあ、ええわ。連絡遅くなって怒られるのはあんたの勝手じゃ!)

加害者「○○警察署ってどこ?」

被害者(アホか!あんたほんまに宅配業者か?)

加害者「まあ、場所は調べれば解るか。」

被害者「あのね、私は自分の感情を抑えてこうやって話をしてるんですよ。」

加害者「…いやあ。」

   「そういえばお宅の名前とか聞いてなかったなあ。ははは!」

被害者(あんたがそのまえにさっさと逃げていったんじゃろうが!)

   「そうですね、慌てられてましたからね。」

   「じゃあ、そういうことで、連絡お願いします。」

加害者「…はい。」

 

風呂へ入りながら考える。

被害者(警察への届出、明日は無理、木曜日とか言ってたな?バカか!)

   (まさか、保険屋へも木曜日に連絡するつもりじゃあなかろうな?)

   (……いや、あいつならヤリかねん!!!)

体も洗わずに風呂からあがり、再度電話する。

 

被害者「先ほどはどうも。たびたびすみません。」

加害者「はい?」

被害者「あのー、保険屋には連絡されました?」

加害者「いいえ、今日はもう遅いから」

被害者(やっぱりー!)

   「あのね、今すぐ電話してください。」

加害者「そんな、無茶苦茶な!」

被害者「無茶苦茶してるのはあなたの方でしょ!」

加害者「……そうじゃけど…。」

被害者「保険屋は24時間受け付けてますから」。

   「いいですか、確認しますよ。私の名前は…、住所は…、電話番号は…、」

   「いいですか?保険屋に連絡してください。」

   「連絡がつかなければ私に連絡してください。」

加害者「…解りました。」

 

待つ事数分。

加害者より電話がはいる。

加害者「こんばんわ」

被害者「こんばんわ」

加害者「じゃあ、電話番号言いますから、そこへ電話してください。」

   「あいおい損保です。0120-………。」

害者「はい、解りました。うちの保険屋と一緒ですね。」

   「ところでちょっと気になったんですけど。」

加害者「え?」

被害者「あなた、宅配業ですって?サラリーマン?オーナー社長?」

加害者「オーナーって言うほどのものじゃないですけど…へへ。」

   「いちおう看板上げさせてもらってます。へへへ。」

被害者「そうですか、じゃあ良かった。」

   「サラリーマンなら会社にばれて即クビなんてこともありえますからね。」

   「じゃあ、保険屋さん、ここへ電話させてもらいます。」

加害者「うん、でもたぶんダメだと思うよ。」

被害者「は?」

   (なに言ってんの?この人?)

   「ダメって、さっき連絡されたんでしょ?」

加害者「いいえ!」

被害者「は???」

   (ホントになに言ってんの?この人?わからん。)

加害者「いやあ、あんたが連絡しろっていうから、電話番号を調べたんじゃ。」

   「もう遅いからだめでしょ。」

被害者(な!こ、この大あんごう!)

   (こ、こいつはほんとにバカに違いない!哀れみをかけて損した!)

   「あ、あのね、…。」

   「あなたが連絡してください!今すぐに!」

   「保険屋は24時間受け付けてますから!」

   「そうして、こちらに連絡するように言って下さい」

加害者「………。あなた、一杯やってますね?」

被害者「な!」

   『プツン』

被害者(堪忍袋の緒が切れた!仏の顔も3度まで!)

   (こいつには教えてやらんといけん!)

   「飲んでません!」

   「あのね、あなた、状況から見て、逃げているんですよ!」

   「あなた、車を使って仕事をしてるんでしょ!」

   「そんなことじゃいけないはずでしょ? お願いしますよ。」

加害者「………」

   「はい」

 

待つ事数分。

加害者より再び電話がはいる。

加害者「連絡しました。」

被害者「ハイ」

加害者「連休中で代理店が休みなので、24日に保険屋から連絡するそうです」

被害者「ハイ」

加害者「ほかに何か不信(不審?)な事がありますか?」

被害者「いいえ」

加害者「それじゃあ、また何かあったら連絡ください。」

被害者「はい、おつかれさまでした」

     (あんたの存在、人生すべてが不信じゃっつーの!)

 

 おわり

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