工夫している事、困った事

    

「電話」

加入電話を使うときは、「ハンズフリー」の機能を使い会話をします。
携帯電話は、テーブルがあれば、手をテーブルに乗せて電話を持ち顔をテーブルに近づけて
使います。

「歯磨き」

電動歯ブラシを使っていて、磨くときは手首をを洗面所の淵に押し付けるようにします。
歯ブラシのスイッチは入れてもらいます。OFFのボタンは自分でも押せます。
口をゆすぐときは、プラスチックのコップに水が半分だったら持てるので手のひらにのせて頭を
下げて口まで持っていきます。前歯でコップの淵を噛んで頭を上げて口の中に水を含みます。

「食器」

介護用の特別なものは使っていません。
箸がうまく使えないので、フォークやスプーンを使います。私の場合、すくう部分に角度がつき
すぎていると食べにくいです。100円ショップで売っている物がカーブがちょうど良くて利用して
います。
飲み物はマグカップに入れて、ストローを使って飲みます。
お茶、コーヒーなど熱い時はぬるくなるまで待つか、自宅だと氷を入れます。

「外食」  

お店にスロープがあればOK。入り口の段差は30cmほどであればOK。出掛ける時は家族が
介助をします。
階段があってもお店が混んでいない時間帯だと手伝っていただけるところもあります。事前に
連絡して聞いておけば入れなくて、がっかりする事もないと思います。
初めて行くお店だと、テーブルの高さが合わなくて食べにくいときもあります。だから食べたい
物より食べやすいものになってしまいます。スプーンとフォークを忘れるとサンドイッチかハンバ
ーガーを食べます。

「カメラ」  

写真は撮られるより撮る方が好き。
今のところ撮りたいものがあるときは、頼んで写してもらっています
自分の目線で撮りたいと思い、補助装置がないかなぁと考えOT(作業療法士)の方に相談して
みました。業者の方を紹介していただいて補助具を見せてもらいました。
車椅子のフレームにカメラを固定する装置を組み立てて取り付けるタイプの物です。
商品名は「どこでもカメラ」、説明を聞きましたが購入するほど心は動きませんでした。
それと比較できる商品が見つかったらもう一度検討するつもりです。

「転倒」 
障害を持ってから、今まで2度転倒しています。
1度目は1997年の9月、主人が会社に出かけたので朝食の後片付けをしていたら台所で転
んで起き上がれなくなってしまいました。
そんな自分が情けなくなって、涙があふれてきました。幸いテレビがつけっぱないになっていた
ので、時間がわかるしだんだん開き直ってもう少しガマンすれば起こしてもらえると思い自分を
励まして歌なんか唄っていました。結局主人が帰ってくるまで、12時間仰向けになったままでし
た。

2度目は2001年の1月、駅前から自宅に帰るのにタクシーに乗ろうとして、座り方が浅くて不
安定になるので座り直そうとした時、介助をしてくれていた主人とともにバランスを崩してアスフ
ァルトに顔面をぶつけてしまいました。
額が痛いなぁと思っていたら、血がポタポタと垂れてきて処置してもらわないとまずい状態だっ
たので、救急車を呼んでもらい救急病院へ。その時電話をしてくれた人、傷口は清潔なハンカ
チで押さえないと、バイ菌が入るからとハンカチを差し出してくれた人「ありがとう」。
額は血がたくさん出るので3針縫いました。3歳か4歳のときも同じところをケガをしています。
抜糸するまでの1週間は、表情を変えると皮膚が突っ張って違和感がありました。

「文字を書くこと」

指先の力は弱いけど少し太めのペンだったら握れます。
平日はヘルパーさんが来るので、今日やってもらいたい事と昼食と夕食のメニューを考えてメ
モを書いておきます。
ちょっとした事ですが手の機能が落ちるのを防ぐ為にゆっくりでも自分で書くようにしています。

「車椅子」  

1998年に作りました。
現在使用している電動車椅子はYAMAHAの「JW−1」という機種です。
このような手続きや認定が必要となります。
自治体によっては多少違いはありますが私の場合、市の障害者福祉課に行って電動車椅子
の認定を受けたいが、いつどこに行けばよいか聞き認定の予約をとりました。
東京の多摩地区は国立にある身体障害者福祉センターで認定を行っています。認定の日が
決まったら、福祉バスの予約と介助のボランティアさん探しを社会福祉協議会に依頼しました。

認定当日は、福祉センターの専門員の方に必要事項を聞かれ電動車椅子が実際操作できる
か、建物の周りや近くの交差点を担当の方に付き添ってもらい試乗をしました。その後、認定
医に書類を書いていただき、認定が終了するまで2時間近くかかりました。
その書類が市役所に送付され、OKが出たら車椅子の業者さんに訪問していただきサイズを
測り、自分の使いやすいような形になるように相談してオーダーしました。

購入金額の補助は上限があり、補助の範囲内でおさまるようにしました。完成までに2〜3ヶ月
ほどかかりました。
使っているうち、ここはこういう形にすれば良かったという所が出てきます。
耐用年数は6年なので次に作る時は「もっとカッコイイ」デザインにしたいです。
 
「ドライバーの方へのお願い」

     


駐車場を利用するとき、大きな車いすのマークのある駐車スペースを見かけます。
この駐車スペースは身体の不自由な人が、車を乗り降りのし易いように広さや駐車場への
出入りのし易さ、駐車場内での移動のし易さなどが配慮された駐車スペースです。 
 
残念なことに健常者の方々がこのマークのあるスペースに駐車している場面を見かけます。
そんな時、どこかで身体の不自由な人が不便な思いをしているかもしれません。 
その為、駐車スペースに赤いパイロン(カラーコーン)を置かなくてはなりません。
車を止めるときにこれを除けなければならないので障害者自身がドライバーの場合、車を
一度降りてパイロンを退かすのは容易なことではありません。
パイロンを置かなくても駐車しやすくなれば、利用するときとても楽になると思います。

それと斜線の部分も、運転席側や助手席側を大きくドアを開けなければ乗り降りが出来ない
方もいらっしゃるので車と車の距離を開けていてほしいのです。
このスペースの意義をより多くの人々に、ご理解いただくようお願い致します。


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