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2000年2月号

☆武庫女会の街案内☆


ご近所探索レポートの最終回は、 奈良県奈良市 です。

キャラ

近鉄奈良駅周辺 を探索しました。

奈良は言わずと知れた観光地。 世界遺産に指定されている東大寺・興福寺・春日大社・ 春日山原始林・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡のうち、 1つくらいは訪れたことがあるのではないでしょうか?  今回は一味違った古都奈良をご紹介します。

*人力車に初乗車!
まさかこんな所で乗ってしまうとは... この日は朝から雨がしとしと。 にもかかわらず、人力車のお兄ちゃん達は頑張っておりました。 ハッキリ言ってお兄ちゃんのトークに負けた! でも初めての人力車は結構視線が高くて気持ちいい! 引いてくれたお兄ちゃんも話が上手くてほんの15分程でしたが ちょっぴり「はいからさん気分」を味わいました。

*志賀直哉旧居
そうか、志賀直哉って奈良に住んでいたのか... 今さらながらにそれを知りました。 有名文学者だけあってお家もりっぱ。でかい! 昭和初期の面影もそのままで時代の流れを感じさせる建物でした。 今見てもただ古いだけの造りですが、直哉の時代ではきっと先進の 家だったんだろうなぁ。 今ではそぅ珍しくないハッチキャビネットや出窓があったりして。 建築をかじった私達にとっては直哉の生涯を振り返るよりも その時代を写し出す家そのものに興味を覚えました。 いつの時代もそれぞれの良さがあり、古さが今では逆に新鮮に写っ たりして建築の奥深さを感じます。 残念ながら外は雨でしたがサンルームで庭を眺めつつ、 ちょっと文学者気取りで物思いにふけってしまいました。

*今西家書院
ここは重要文化財だけあってさすがに格式ありげな建物。 室町・江戸時代からの建物を解体・改修しながら現在まで保存され ているらしく、京都のお寺さんを見ているのと同じ感覚ですな。 居間?で枯山水の庭を眺めながらお抹茶と御菓子を一服。 あぁ、日本人...やっぱりお抹茶は和の心です。 忙しない日々の物音から離れてゆっくりと過ごせる空間です。 しかし、寒かった。広い空間で庭を眺めるために戸は開けっ放し。 小さいストーブに足を当てつつ、日本を堪能したのでした。

*格子の家
昔ながらの町家(土間があって細長く、鰻の寝床と呼ばれる造り) で、これまた微妙に懐かしい。 無料で見学できて、お茶ももらえて何て良心的。 この日は「町家に学ぶ住まいづくり」パネル展をしていて、建築事 務所の方々が親切に説明をしてくれた。 結局どこを見ても行き着くところは「建築」で歴史探索よりも建物 見学メインになっちゃいました。 だから建築関係に興味のある方は奈良にいらっしゃい!! 色んな時代の様々な建物が見れて結構面白いです。 (今時なら黒川紀章設計の美術館もあります)

奈良の夜は早いです。 また、春・秋の観光シーズンには駐車場が すぐに満車となります。 ぜひ、早起きしてお出掛けください。

お世話になった奈良人力車 「えびす屋」 のS君
高畑町にある 志賀直哉旧居
昼食は、天ぷら飛鳥の夢殿弁当
今西家書院でいただいたお抹茶
奈良町の象徴、庚申さん