特別展 「京の匠展−伝統建築の技と歴史−」 を見に行った。
たまたまチケットが手に入ったからと行ったものの、
建築をかじっている者にとっては興味深いものであった。
寺社建築を取り上げていたので装飾的なものも多く、
塗りや彫りといった技も紹介されている。
鋸(のこ)・鉋(かんな)・墨壷といった道具や、
木・石・瓦などの材料の実物も数多く展示されており、
手に触れることもできるのでとてもわかりやすかった。
石の表面仕上げ方法にビシャン叩きというのがあるのだが、
それはビシャンという道具を使うからということを知った。
いや、たぶん何かの授業で出てきてるはず。
実物を見たのでもう忘れないだろう。
仕口と継手(材のジョイント方法)の紹介では、
技を競い合い複雑な加工になることにより
強度的には問題があるものも・・・と説明されてたので
ちょっと恐いよなーと思ってしまった。
昔は強度試験なんてのもなかっただろうしなぁ。
実演コーナーではこの日檜皮葺き (ひわだぶき:檜の皮で葺いた屋根)
をしていたが、昔の様子を再現すればもっとおもしろかったのに。
職人も着物姿で、電動ドリルなんかも使わずにやってほしかった。
ここで働く知人に聞いたのだが
「宮大工になりたいのですが、どうすればいいですか?」 と
真剣に聞かれたそうな。私に言われても・・・とこまったらしい。
この展覧会は、11月5日(日)まで行われている。
文博の向かいに、怪しげなアンティークショップを見つけた。
京都にはこのような怪しげな店が数多くあるような気がする。
木屋町には照明の卸問屋があり、前回紹介した
春日大社の釣燈篭
のようなものが置いてあった。
この後、せっかくここまで来たのだからと
京都のうまいもんを買いに四条通りまで出る。
八坂神社に向かって左手にある御菓子司 「鍵善良房」 では
菊壽糖を、和三盆のお味がとても上品。
清水・三年坂にお店がある 「七味家」 、そこまでは遠いので
高島屋の地下食料品売り場で七味を購入。
山椒がきいてうまいのだが、
辛いもの好きの人には少し物足りないか?