★京都・美山町

民宿もりしげの外観 京都府北桑田郡美山町をドライブしてきた。 茅葺の家が多い町、癒しスポットとしてよく紹介されているが、 んで、あとは何もないというのが私の感想。 前から行きたいと思ってた場所だけにちょっと期待外れかなぁ・・・  あっ、けどのんびりするにはいいとこかも。

大阪から車で約2時間、丁度昼時に着いたのでまずは腹ごしらえ。 事前にガイドブックなんかで調べておいたんだけど、 このあたり予約なしで食事できるところが少ない。 んで、そんなとこは高かったりする。 せっかく仕込みしても客が来なけりゃこまるもんね。 採算があうのかしらん?  田舎で店を出すのも大変だ!  などと余計な心配をしたりする。

そんな中、予約なしで食べられるとこが民宿 「もりしげ」 。 欲張ってそば定食と鮎の塩焼きをたのんだが、 おそば単品で十分かな。ちなみにここのは茶そば。 茅葺屋根の建物の中は、囲炉裏なんかもありイイ感じ。 不似合いなピアノが置いてあるのには笑えた。 この日はかなり暑い日であったが、 気温は都会よりも2・3度低いだろうし、 風が通ってほんと気持ちがいい。 このまま居据わって昼寝でもしたい気分・・・ なんて思ったりした。

民宿もりしげの囲炉裏 少し話がそれるが、鮎の塩焼きといえば 川床 のもまあまあだったけど、何といっても となりの京北町にある 「登里昭」 で食べたのが 今まででいちばんうまかった。 ここのおやじ (ちょっとかわった人だった) に 鮎は骨ごと頭・背・腹と三口で食べるものだと教えられた。 骨がのどにひっかかるのではないかとおそるおそる食べたが、 鮎がいいのか、焼き方がいいのか、ぜんぜんだいじょうぶだった。 塩加減も絶妙であった。 それに比べると、今回のは頭から丸ごととはいけなかったし、 ちょっと塩辛かったか。

3・4年経った今、あのおやじさんの味が健在かどうかは不明である。

唐戸渓谷 話を美山町へ戻そう。 茅葺の里は、茅葺屋根の民家が建ち並ぶ保存地区。 人の家をジロジロ見て歩いても仕方ないので (それに暑いし)散歩するのはやめた。 駐車場にはちょっとしたみやげもの屋と食事処 「きたむら」 がある。

次に唐戸渓谷へ向かった。 駐車場から川を見下ろすと、3組くらいが水遊びをしていた。 どこへ行ってもちょっとだけ人がいる。 いっぱいいるとうっとうしいし、全くいないのもさびしい気がするしね。 犬も暑いのか水につかってた。 私もせっかくなんでと足を水につけてみたが、 コケが生えていて滑りそうなのでほどほどにして退散した。(それに暑いし)

特にここだけが美しい場所なのかというとそういうわけでもない。 由良川沿いには川遊びやバーベキューができそうなスポットがいくらでもある。 そういうのを目的に来ると楽しいかも。

美山かやぶき美術館 この後、美山かやぶき美術館・郷土資料館を見学。 展示されているものより、茅葺の家の内部を見るのが楽しかった。 建物の保存・再生っていうコンセプトに惹かれてしまう。 古い建物、例えば 蔵や町屋なんかを飲み屋やカフェに改造する っていう仕事したらおもしろそうだな。

最後に特産品がズラリという 「美山ふるさと館」 に立ち寄ったが、 私の購買力をそそるものはなかった。 やっぱり何もない!?

2001年9月号